わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ
噛む力や咀嚼能力を簡単に検査する機器を導入しました!
2024年08月08日
むし歯や歯周病の進行により歯の数が減少したり、義歯の不具合があっても歯科受診をしないと口腔の機能が低下します。野菜や肉を避け、食べやすい物ばかりを選んで食べると、その結果、栄養の隔たりやエネルギー不足になり、全身の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。このように口の機能が低下した状態を「口腔機能低下症」と言い、歯科の専門的な対応が必要になります。
当院歯科では、咬合圧(噛む力)検査を行う「デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」と、咀嚼能力(食べ物を嚙み砕いて飲み込みやすくする力)検査を行う「グルコセンサー/株式会社GC」を導入し、より詳しく口腔機能の評価が出来るようになりました。噛む力や咀嚼が上手くいかず飲み込みにくくなってきたと不安な方は歯科受診をしてください。何でも食べられる口腔環境をつくり口の健康を保ちましょう。
<咬合圧(噛む力)検査>
①デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」
(厚さ1mm以下の薄いシート)
②歯列全体がフィルムに納まるように
デンタルプレスケールを口腔内へ挿入、
3秒間しっかり噛んでいただきます。
③咬合力(噛む力)が数値化されて表示されます。
上下の歯列全体の噛む力や、
歯面の接触している部分などが表示されます。
500N(ニュートン)未満で
「咬合力低下」と診断されます。
<咀嚼能力検査>
①検査に必要な物品
「グルコセンサー/株式会社GC」です。
②グルコース含有グミ(1.5cm大)を20秒間咀嚼した後に10ml水を口にふくみ、メッシュの上に吐き出した後、グルコース濃度を測定します。100mg/dl未満で「咀嚼能力低下」と診断されます。
歯科
第25回日本言語聴覚学会 IN 兵庫・神戸
2024年07月29日
神戸国際会議場にて第25回日本言語聴覚学会が開催されました。あいにくの雨模様で、蒸し暑い日でしたが、全国から多くの言語聴覚士(ST)が集まり大盛況でした。 当院からはST1名が発表、法人内から8名のSTが参加し、普段の業務とはまた違った雰囲気のなか、たくさん刺激を受けてきました。 発表したSTは 「患者さんを通して得た知見を発表し、院外のSTと意見交換することで、新しい視点にきづくことができ、日頃のリハビリテーションへの意欲向上につながりました。」 と、話していました。 初めて学会参加したSTは 「あちらこちらから聞こえてくる専門的な談義。その雰囲気と熱意に圧倒されました。 企業ブースではSTのリハビリテーションに関わる新製品を試したり、失語症友の会や就労継続支援施設、放課後デイを運営されている方々と様々な交流もできました。 あの熱気を思い出しながら、頑張っていこうと思います。」 と、興奮冷めやらぬ様子でした。
コミュニケーションや食べることを通して患者さんと向き合うSTの仕事は、やりがいを感じることや嬉しいことがたくさんあります。しかし、思うようにリハビリテーションが進まないことや、うまく出来ずに悔しい思いをすることも、たくさんあります。その時に、学会で感じた気持ちを思い出して、さらに前に進めるSTであってほしいと思います。
小山先生を講師に迎え、摂食嚥下研修を開催しました
2024年07月29日
2024年7月6日、「口から食べることが困難な方に対する口から食べるための包括的スキルを習得する」、「自信をもって口から食べ続けられることを支援できる看護師を育成する」ことを目的として摂食嚥下研修を開催しました。
2016年5月にNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でもその活動を取り上げられた、NPO法人 口から食べる幸せを守る会の理事長である小山珠美氏を講師に迎え、摂食嚥下のメカニズムについて学んだほか、経口摂取をされる患者さんの姿勢、介助する看護師の姿勢など、実際に適切な方法、適切ではない方法で自身の嚥下動作を意識しながら飲み込むなどハンズオン(体験学習)を通して理解を深める機会を持ちました。”KTバランスチャート” は、摂食嚥下における対象者の不足部分を補いながら可能性や強みを引き出すため、身体的に患者さんを看るだけでなく包括的に評価し支援するツールです。今回はスマートフォンを使って、事例を展開し摂食嚥下に必要な視点を学びました。 看護部ではこれからも、継続的な研修や自己研鑽を通して、患者さんを包括的に評価しながら段階的に関わり、誰にでも平等にもたらされるべき”食べる幸せ”を支える看護師を育成していきたいと思います。
リハビリテーション部の新人教育
2024年06月07日
2024リハビリテーション部新人教育紹介
当院リハビリテーション部の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)新人教育にはプリセプターシップを採用しており、先輩療法士がマンツーマンで指導できる体制を整えています。リハビリ場面にも同行し、その場で直接指導の機会を設けることで、臨床に則した知識や技術、患者対応など、学びを深めることができます。また、書類等の間接業務や悩み相談も行いやすいので、不安を払拭しつつ自信を持って業務に就くことができます。
6月を迎え、新人療法士は職場の雰囲気にも慣れ、研修や実技練習、訓練同行を重ね、独り立ちに向けて着実に力を付けています。現在の新人療法士の声をご紹介します。
理学療法士
社会人としての基礎から専門的な領域まで幅広く学ぶことができました。研修で学んだことを基に、プリセプターを初めとする先輩方にアドバイスを頂きながら自己研鑽を進めていこうと思います。
作業療法士
作業療法士間では集団研修とは別に専門研修があり、評価の解説、演習など各1時間かけてじっくり指導していただけます。ある程度知識を身につけた状態で患者さんと関われるため、とてもありがたいです。
言語聴覚士
入職までは不安でしたが、研修制度や専門職教育が充実しており安心です。また、先輩方がたくさん在職されているので、困った時はすぐに相談でき、アドバイスをいただけるので非常にありがたく思います。
2024年度「看護の日」
2024年06月05日
~2024年度「看護の日」ポスター作成しました~
近代看護の発展に力を尽くしたフローレンス・ナイチンゲールの生誕の日である5月12日を「看護の日」とし、その日を含む7日間を看護週間として、それぞれの病棟がイベントを行いました。病棟には作製したポスターが飾られ、患者さんやご家族に楽しんでいただきました。
~2024年度「看護の日」のメッセージカードを届けました~
回復期リハビリテーション病棟である4階西病棟では、看護の日に患者さんと一緒に音楽に合わせて体操を行い全身運動を行いました。みなさん、元気いっぱいです。 ご家族に向けてのメッセージカードに笑顔の写真を添えて送りました。
看護部新人職員研修を開催しました!
2024年05月29日
2024年春、今年も看護部に新しい仲間が増えました。看護技術や感染予防対策、BLSやNICD看護技術など、盛りだくさんの内容で6日間の看護部研修を開催しました。緊張した雰囲気で始まった研修も、日に日に笑顔と活気が増していきました。
初めて社会人として働く者、介護から看護に職種を変えて働く者、母国のために日本の介護技術を学ぶ者、一人ひとりの胸をいっぱいにする期待や不安は異なりますが、入職時の研修は学びだけでなく仲間づくりの機会となり、心強い同期の存在を得ることができました。患者さん、御家族に寄り添って、笑顔に貢献できる関わりができるように共に成長していきます!
看護部
MELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステム導入
2024年04月26日
当院にMELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステムが導入されました。
MELTzとは脳卒中などによる手指の運動麻痺に対し、脳神経科学に基づいたリハビリテーションの手法として、手指運動のトレーニングをサポートしてくれる医療機器です。現在、大阪府下では当院が一番目の導入施設となります。
前腕部に取り付けたセンサーを介して患者さんの筋肉の動きを測定します。測定したデータを瞬時にAIが解析し、手に装着した外骨格ロボットが患者さんの意図に連動するように運動をサポートします。先進的な見た目のデザインに加え、500gと比較的軽量であり、微弱な筋肉の動きも読み取ることができる事も大きな特徴です。
実際に MELTzを装着して、手指の運動を行っている様子。ロボットのアシストにより、ペグを掴む・離す動きができています。
新人療法士紹介
2024年04月25日
2024年度を迎え、若弘会リハビリテーション部に12名の新しい療法士が加わりました。
社団研修では社会人・組織人における規律、接遇、患者対応を学び、実技練習では技術を磨くなど、学びの多さに慌しくも充実した日々を過ごしております。
4月初旬には先輩療法士と共にリハビリ場面に同行しており、緊張した面持ちで一生懸命取り組む姿に、先輩療法士も触発され共に切磋琢磨できております。
患者さんの想いに寄り添い、笑顔に貢献できるよう、知識・技術の研鑽に努めていきます!
理学療法士(PT)
作業療法士(OT)
言語聴覚士(ST)
リハビリテーション部
自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピー)」導入
2024年03月28日
薬剤課から病棟まで、薬剤等を自動で搬送してくれるロボット「HOSPI(ホスピー)」が2024年3月22日に納品されました。
職員が運ぶ手間を省き、業務効率向上に努めて参ります。
看護部
回復期リハビリテーション病棟協会 第43回 研究大会 IN 熊本
2024年03月21日
3月8日から9日まで熊本県の熊本城ホールにて、回復期リハビリテーション病棟協会主催の研究大会が開かれました。当院のリハビリテーション部からは理学療法士(PT)3名、作業療法士(OT)3名、言語聴覚士(ST)2名、計8名が発表してきました。各自日頃の回復期病棟での成果を発信し、質疑応答でのやり取りもしっかり行うことが出来、充実した2日間を送ることが出来ました。
リハビリテーション部では今年度様々な学会で合計43件の発表を行うことが出来ました。毎日の臨床での経過をまとめて学会などで発表を行うことは苦労も多々ありますが、それ以上に発表後は達成感に満たされ、さらに明日からも頑張ろうという活力になります。
来年度も部内全員が研鑚を重ね、学会などの場で当院リハビリテーション部の成果を発信できるように頑張っていきたいと思います。
リハビリテーション部
看護師の負担を軽減する!? 救世主が導入されました
2024年03月14日
わかくさ竜間リハビリテーション病院に医療機器データ通信サポートシステム「NIPRO HN LINE」が導入されました。
―“データ通信サポートシステム”とは、いったい何?―
アプリを利用し専用の機械で普段通りに体温、脈拍、血圧、酸素飽和濃度といったバイタルサインを測定するだけで、測定結果を無線通信によって電子カルテに反映することができるシステムです。このシステムを使用することにより、測定結果を電子カルテに直接入力する時間と手間を省き、転記による記載ミス・忘れを防止することが可能になります。看護記録時間を短縮化することで、これまで以上に患者さんのために時間を使うことが可能となります。また、記載ミスや忘れなどのリスク軽減を可能にすることで看護師の安全を守ることができる画期的なシステムです。
システム導入後間もないため課題もありますが、一刻も早く便利なこのシステムを使いこなし、患者さんに寄り添う時間を増やせるようになりたいと考えています。
看護部
脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」優秀賞受賞
2024年02月29日
みなさんは公益社団法人日本脳卒中協会をご存知でしょうか。
日本脳卒中協会では、患者さんやご家族の励みとしていただくこと、また社会的関心を高めるために、ご自身またはご家族が脳卒中になられた体験を持つ方の体験記を募集していました。
この度、第25回(令和4・5年度)脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」に、当院で外来リハビリテーションを実施されている谷井真澄さんの応募された「お母さんの気持ち」が優秀賞に選ばれました!
谷井さんは、3人のお子さんがいらっしゃいます。お子さんがまだ小さかったときに脳梗塞を発症し、右手右足の麻痺と、言葉の障害である失語症が後遺症として残りました。
入院でのリハビリテーションを終えたあとも、外来で失語症リハビリテーションを継続しています。リハビリテーションだけでなく、ご家族と協力しながら、家事や育児を頑張っておられる姿は、とても頼もしいお母さんです。
今回の体験記は、谷井さんのお気持ちを担当言語聴覚士が聞き取り、文章にしました。脳梗塞発症直後のことから、これからの生活のことなど、素直なお気持ちをお話してくださいました。
また、谷井さんの夫である健児さんも応募し、「障害理解の大切さを実感して」が佳作として入選しました。
これまでの経過や、大変だったこと嬉しかったことを、ご家族の視点から見つめられています。
体験記は、日本脳卒中協会ホームページ「特別企画 聴く脳卒中体験記」に掲載されています。
ぜひ、ご覧ください。
公益社団法人 日本脳卒中協会 https://www.jsa-web.org/citizen/90.html#kiku
大阪府理学療法士会 第4回東支部 新人症例発表会
2024年02月07日
さる1月14日、阪奈中央リハビリテーション専門学校において大阪府理学療法士会 東支部 新人症例発表会があり、当院の1年目理学療法士8人が日頃の成果を発表してきました。準備を含め、理学療法士になって初めての院外での発表ということもあり、全員緊張した面持ちで参加しました。
【 発表者の感想 】
初めての外部での症例報告発表だったので、とても緊張しましたが、先輩方のアドバイスをいただきながら無事やり遂げることが出来てよかったです。いろいろな人の発表を聞いて刺激にもなりました。今日の経験を糧に今後の臨床も頑張ります。
今回の発表を通して、発表の場の雰囲気や緊張感を感じられて良かったと思います。また、発表準備や質疑応答、他の人の発表を聞くことで新たな知識や、わかりやすい伝え方など学ぶこともできました。それらを今後の訓練や発表の際に活かしていきたいです。
新人症例発表会を通し、問題点の捉え方や他の人の考え方を知ることが出来ました。臨床においても自分の考えだけでなく、他職種の意見を取り入れて考えることが改めて重要であると感じました。
発表会では、全員が入職時よりも大きく成長した姿を見せてくれました。臨床でも日々頑張って1年目を締めくくろうとしています。指導に当たった先輩たちも含め、これからも研鑚を続けながら共に成長をしていきたいと思います。
リハビリテーション部
虫歯予防のためのフッ素塗布を行っています
2024年01月17日
皆さんは、『根面う蝕(こんめんうしょく)』についてご存じですか?
根面う蝕とは、加齢や歯周病の進行によって歯茎(はぐき)が下がり、歯の根元が露出した部分にできる虫歯の事です。歯の根元は酸に弱く、虫歯になりやすいと言われています。
当院の歯科では、『根面う蝕』に対し、フッ素塗布を行っています。初期段階であれば、虫歯治療をせずとも進行を抑えることができます。その方法がフッ素塗布です。最近では市販の歯磨き粉や洗口剤にも配合されているフッ素ですが、歯科医院で扱われるフッ素は高濃度となっています。この高濃度のフッ素を局所的に塗布することで根面う蝕の進行抑制につながるのです。
しかし、フッ素塗布を行うだけで、虫歯に絶対にならないというわけではありません。みなさんの日々の歯磨きが大切です。フッ素塗布に合わせ歯磨き指導等も行っていますので、お気軽に当院の歯科衛生士にお声がけください。日常の歯磨きとフッ素塗布で健康なお口を維持していきましょう!!!
歯科
新年のご挨拶
2024年01月01日
今年の抱負を四字熟語で
新年明けましておめでとうございます。
今年の四字熟語は「雲外蒼天」にしました。雲の外には青空が広がっている、という意味から転じ、どんな試練でも努力して乗り越えれば青空が望める、という意味です。
新型コロナウイルス感染症で当院も2020年冬に最初のクラスターが発生しました。当時は死亡率も高く、治療法も確立されていない状況の中で、数名の職員と毎日症例カンファレンスを行い、こまめに患者さんの病状に対応し、乗り越えることができました。以降もクラスターが何度か発生しましたが、ワクチンや治療薬の開発で対応が確立されていきました。
今後も病院を取り巻く様々な艱難辛苦が予想されますが、職員と力を合わせて乗り越えれば、明るい未来があることを信じて、地域の皆様から信頼される病院運営を行っていく所存です。
VR医療機器を使ったリハビリテーション治療を開始しました
2023年11月28日
2023年11月、仮想現実(VR: バーチャルリアリティー)を利用したリハビリテーション用医療機器「medi VRカグラ」を導入しました。
カグラは安全で楽しく行え、様々な疾患に対応することができます。また、歩く速度が速くなる、手足の動かし方がスムーズになる等の機能回復が報告されています。これは、神経科学に基づく訓練によって「脳の再プログラミング」がおこることによる治療効果です。
当院でもmedi VRカグラを使用することで、患者さんの歩く姿勢が良くなった、呼吸機能が向上した、肩関節の可動範囲が拡大した、などの効果が見られており、使用された患者さんからも腕の動きがスムーズになった、などの感想を頂いております。
今後もより良いリハビリテーション医療の提供を目指していきます。
【 リハビリテーション用医療機器「medi VRカグラ(測定機能付自力運動訓練装置)」】
【リハビリテーションの様子。セラピストは患者さんの動作を確認しながら目標物の出現位置を調整し、患者さんはVR空間に表示された目標物に触れるよう、左右にリーチ動作を繰り返し行います。】
リハビリテーション部
咀嚼能力を客観的に評価できるようになりました
2023年11月27日
歯科では、口腔機能の維持・向上のため口腔機能訓練を実施しています。その中でも咀嚼(食物を細かくなるまでよく噛むこと)の評価を行う目的で、「咀嚼チェックガム」を使用しています。
「咀嚼チェックガム」とは、普段と同じように60回ガムを噛んでいただき、ガムの色の変化で咀嚼能力を確認するものです。目視による評価では評価者の主観が影響するため、機器による客観的な評価が可能なアプリが開発されました。Webアプリケーションを使用し、噛んだ後のガムを測定用台紙にのせてスマートフォンやタブレットのカメラで撮影することで、1から10の数値で判定結果が出るようになっています。咀嚼能力を数値であらわすことで、現在の咀嚼能力を確認でき、目標を明確にすることができます。
よく噛めることは楽しく食事をするために大切なことです。最近噛みにくくなったと感じる方や噛めているか不安な方、いつでもお気軽にご相談ください。
歯科
リハビリテーション・ケア合同研究大会2023広島に参加して
2023年11月15日
さる10月26・27両日にリハビリテーション・ケア合同研究大会で7名の療法士が発表をしてきました。各発表者とも事前準備をしっかり行い、無事に発表を終えることができました。
また、2日間にわたり、シンポジウムや他施設・多職種の演題聴講などを通して、今後の臨床に役立てるべく様々な学びを得て帰ってきました。
今後も日々の活動を発信していけるように頑張ります!!
リハビリテーション部
第35回敬老の日「竜間健やか祭」を開催しました
2023年10月11日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、敬老の日「竜間(たつま) 健(すこ)やか祭(まつり)」を開催しました。今年は「人と繋がり、楽しむことで健やかに」をテーマに様々な催しを実施しました。
~第1部 講演会~
第1部講演会では、大阪教育大学名誉教授 大阪医科薬科大学LDセンター顧問 竹田契一先生より、「豊かなコミュニケーションをめざして」をテーマにお話ししていただきました。様々な年代に対するコミュニケーションについて、動画などのわかりやすい例を用いてご講演していただき、日常の何気ない声掛けについても考えさせられる内容でした。
~第2部 音楽フェス~
第2部音楽フェスでは、晴嵐(せいらん)さんによる和太鼓の演奏をしていただきました。迫力ある音とパフォーマンスに涙される患者さんもいており、心に響く演奏でした。
~第2部 ハンドマッサージ(別会場)~
第2部音楽フェスと同時開催で別会場ではハンドマッサージブースを設置しました。患者さんだけでなく職員もリラックスすることができ、喜びの声がありました。
【オンデマンド配信】
今年度も昨年度と同様に、患者様・ご家族様にも講演会や音楽フェスをご覧いただけますよう、オンデマンド配信も行っております。10月2日(月)から10月31日(火)までの配信期間となっておりますのでぜひご覧下さい。(QRコードは下記に掲載しています。)
今年の「敬老の日」も患者さんの笑顔が見られた1日でした
2023年10月11日
酷暑も過ぎ去り秋の足音が聞こえてきた9月18日、「第35回敬老の日 竜間(たつま)健(すこ)やか祭(まつり)」が開催されました。今年度の講演は、大阪教育大学名誉教授・大阪医科薬科大学LDセンター顧問 竹田契一先生に「豊かなコミュニケーションをめざして」という演題でお話をしていただきました。講演後には「晴嵐(せいらん)」の皆さんによる和太鼓演奏を聴き、力強い和太鼓の音とリズムを患者さんと共に感じ、気持ちがワクワク、元気にさせていただきました。
和太鼓の後には、病棟で音楽をかけ、患者さんと一緒にハロウィンの作品を作製し、病棟に飾ることができました。患者さんの笑顔がたくさん見られた楽しい1日になりました。
看護部
当病棟の新しい仲間を紹介します
2023年10月10日
当病棟の看護師のダイアンさんを紹介します。
出身は、フィリピンのダバオで、フィリピンでは、看護師として数年働いていました。
日本の看護師資格取得を目的にEPA(経済連携協定)看護師候補者として来日し、九州の病院で勤務しながら看護師免許を取得しました。今年1月に当院に入職し、来日5年目になります。
入職後1ヶ月頃より夜勤勤務にも入り、上司、先輩看護師の指導、助言のもと仕事を続けてはや8ヶ月が経過しました
いつも笑顔と優しい声掛けとで患者さんに安心感を持たせ笑顔にします。私たち職員も彼女の愛嬌のある笑顔で心がほっとし、自然と笑顔になります。
彼女に当病棟に勤務して良かったことを尋ねると「看護技術、知識を学べてスキルアップ出来る環境にあり、上司、スタッフの方々に恵まれて良かった。」と答えてくれました。これからも私たちは、全力で彼女を応援していきます。
看護部
口腔機能低下症の検査を実施しています
2023年09月05日
口腔は、口唇、頬、舌、歯等が複合的に作用し、「食べる」、「話す」、「呼吸する」、「表情をつくる」といった機能を担っています。加齢や疾患に伴い口腔の機能が低下すると、食べこぼしや食べにくさ、食事中にむせることが多くなったり、話しづらくなる、口が乾く、口臭がするなどの症状がでてきます。いつまでもおいしく食事を食べるためには口腔機能の低下に気づき、早期に対応することが大切です。
当院では口腔機能の低下が疑われる方に機器等を使用し検査を行い、口腔機能低下症の診断、管理・指導を行っています。
以下の7つのチェック項目のうち、3項目以上に該当する場合、口腔機能低下症と診断されます。
- 口腔衛生状態不良(舌苔の付着)
- 口腔乾燥(口の中がカラカラに渇く等)
- 咬合力低下(物を噛み締める力の低下)
- 舌口唇運動機能低下(滑舌の低下)
- 低舌圧(舌の筋力の低下)
- 咀嚼機能低下(歯、口唇、頬、舌、顎を使って食物を噛み柔らかく小さく飲み込みやすくすることができない)
- 嚥下機能低下(飲み込む力の低下)
これらの兆候が心配な方は、いつでも歯科医師又は歯科衛生士にご相談ください。
歯科スタッフ一同、みなさんがいつまでもおいしく食事ができることを願っています。
歯科
新人介護士研修
2023年08月03日
看護部では毎月、新人介護士研修を開催しています。7月のテーマは「廃用症候群」です。廃用症候群について理解し、予防と改善のためにできる介護ケアについて学び、考える機会となりました。講義の後は、病棟で介護福祉士が取り組んでいるNICD(生活行動回復看護)の実践を見学しました。患者さんのできることを引き出すことができるように先輩や看護師の指導を受けながら、患者さんのQOL向上について考え、関わることができる介護士を目指していきます。
看護部
第35回大阪府理学療法学術大会
2023年08月01日
さる7月2日に第35回大阪府理学療法学術大会にて、当院の2~5年目8名が日頃の成果を発表してきました。発表した全員が、理学療法士になって初めての学会発表とあって、緊張した面持ちで参加しました。
参加者の感想
- ・学会に参加することで、日々の業務におけるモチベーションの向上につながりました。
- ・最近の知見や他の施設のセラピストの考え方を聞くことで、視野を広げることが出来ました。
- ・準備が大変でしたが、他の発表を聞くことで良い刺激になりました。
- ・自身の考え方や詰めの甘さが課題として上がり、今後改善のために日々努力していきたいと思います。
- ・自身にとって新たな課題や違った視点での考え方を知ることが出来ました。
- ・今回の経験を臨床現場に活かしていけるようにしていきたいと思います。
発表者の中でも、特に2年目のセラピストはそれぞれ多くの刺激を受け、表情を見ていても活き活きしており、以前にも増して臨床現場で頑張っています。
今回の機会をステップにして、患者さんの笑顔の為に、これからもリハビリを行っていきます!
リハビリテーション部
リハビリテーション部の新人教育
2023年07月28日
当院では現場教育に力を入れており、先輩療法士が新人のリハビリ場面に同行し、直接指導を行う機会を設けています。新人療法士達は実践を重ねる中で着実に知識と技術を身に付け、自信を持ちながら活躍の場を広げています。
入職して4カ月の感想を、新入職員の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)3名に振り返ってもらいました。
入職してからの感想
理学療法士(PT)
先輩方と距離が近く、分からない事があればすぐに教えてくれます。入職して4ヶ月が経過し少しずつ仕事にも慣れてきましたが、社会人としての責任感を感じています。患者やスタッフから信用されるよう努力していきたいです。
作業療法士(OT)
コロナ情勢により臨地での実習経験が少ない中で入職したため不安でしたが、とても温かい職場で知識や技術を先輩から丁寧に教わるため一つひとつ出来ることが増え、やりがいを感じています。これからも自己研鑽し、患者様のニーズに添ったリハビリを提供していきたいです。
言語聴覚士(ST)
過去に社会人経験のある私ですが、現在は新人言語聴覚士として日々、刺激的な毎日を送らせて頂いています。他職種との密なコミュニケーションもとりやすく、患者さんに対して真正面から向き合える環境です。また同期との絆に支えられています。
リハビリテーション部
病棟のアートをお楽しみください(竜間棟3階東)
2023年07月14日
病棟では季節やイベントに合わせて様々な作品が掲示されています。その多くは職員が手作りで準備したものですが、竜間棟3階東病棟では装飾や絵だけでなく、多くの切り絵を鑑賞していただけます。
病棟の入り口に新しく設けられた展示スペースでは現在、切り絵の動物たちが患者さんやご家族を出迎えています。患者さんが療養される空間で、癒しを感じて頂けるよう、これからも、見る人にそっと寄り添う作品を、心を込めて制作していきたいと思います。
看護部
病棟のアートをお楽しみください(竜間棟4階東)
2023年07月12日
梅雨に入り、雨が続いています。憂鬱な毎日ですが、気持ちだけでも爽やかに過ごしたい今日この頃です。
竜間棟4階東病棟には、梅雨のジメジメを吹き飛ばすような素敵な影飾りがたくさんあります。絵や工作が得意な職員が患者さんと協力して、楽しみながら作製しています。この時期は、色とりどりの紫陽花や花火がきれいに花を咲かせています。入院中の患者さんに少しでも季節を感じていただけると嬉しいです。
看護部
Mixed Reality(複合現実)で新リハビリ!「リハまる」導入
2023年06月23日
2023年6月、新しい先進機器『リハまる』が加わりました!
リハまるはMR(Mixed Reality)を用いた機器であり、MRはゴーグル(ヘッドマウントディスプレイといいます)を通して、実際の空間に、仮想映像が目の前にあるかのように浮かび上がらせる技術です。表示された仮想映像に手を伸ばし触れることで、バランス訓練や応用歩行リハビリが、また映像に触れる順番や条件を変えることで、認知機能のリハビリができます。
▲ ゴーグルを装着した様子です。
▲ ゴーグル越しに見える景色です。①から番号順に『手を伸ばしてバランスを取る訓練』など、様々な課題があります。また、見落とさないよう注意深く歩く練習などもできます。
▲ ゴーグル越しに表示された、『計算をする』『お花を摘む』という2つの課題を同時に行っています。考え事をしながら活動することは、脳の活性化が期待できます。
リハビリテーション部
「看護の日」イベント開催しました
2023年05月31日
毎年5月12日は「看護の日」です。国民の間に看護の心、助け合いの心が育つように・・・と『看護の心をみんなの心に』をメインテーマにそれぞれの病棟でイベントを開催しました。回復期リハビリテーション病棟では、病棟の談話室で、昔懐かしい映像を観賞したり、音楽を聴き、歌って、皆さん一緒に楽しい時間を過ごしていただきました。素敵な笑顔の写真を撮ってメッセージカードを作り、患者さん本人やご家族に渡し喜んでいただきました。「いのちをまもるプロとして」看護師の思いや魅力が皆さんに伝わると嬉しいです。
看護部
VF装置(外科用X線装置)が新しくなりました
2023年05月08日
VF装置:OPESCOPE ACTENO(島津製作所製)
今回、VF装置を入れ替えたことにより、
画質の向上
被ばくの低減
透視画像・音声の連動
装置のコンパクト化
等が可能になりました。
VF検査(嚥下造影検査)とは
X線透視下で造影剤を含んだ食品を食べて飲み込む一連の流れを専門的に検査します。病気等で生じた摂食嚥下障害の評価を行い、リハビリテーションの効果の確認や生活機能における「食べる」ことへの改善に繋げていきます。歯科医師を含んだチームにて、食品の性状や食べる姿勢、食べ方を確認し、安全な食生活を送っていただけるよう対応しています。また、嚥下状態により胃瘻造設の必要性の有無等も検査しています。
この新しいVF装置を活用し、これからも患者さんの口から食べる喜び・楽しみ、生活の質(QOL)の向上に努めてまいりたいと思います。
医療技術部 診療放射線係
新人療法士、奮闘中です!
2023年05月05日
2023年度も、たくさんの新人療法士が若弘会に入職し、期待に胸を膨らませ、社会人の一歩を踏み出し始めました。緊張した面持ちで研修に臨み、先輩と実技練習を通じ交流を図る中で、新しい出来事の連続に戸惑いつつも目を輝かせながら、充実した日々を過ごしています。現在は、社会人・組織人としての規律、接遇、患者対応の基礎等の座学研修を終了し、臨床現場に出て指導者の下、実践を重ねています。リハビリ場面では現場教育として先輩が同行し、見学・模倣・実施過程を通じて臨床思考過程の学びを深めています。リハビリテーション専門職として「患者さんの笑顔に貢献する」ために、日々努力を怠らず知識・技術の研鑽に励んでいきます。
リハビリテーション部
新人看護師 研修スタート!
2023年05月02日
今年、看護部では10名の職員が新人看護師としての人生をスタートさせました。入職時に開催した新人研修では、初めて実施する手技や学びに緊張しながらも懸命に取り組み、臨床での実践の準備を行いました。看護師のユニフォームに袖を通して臨む研修では、自然と学生の頃とは異なる顔つきになり、新人職員の気合いが指導者にも伝わります。同期という心強い存在を支えとして、一人ひとりが一歩ずつ成長できるよう看護部全体で教育に取り組んでいきます。
看護部
私たち歯科衛生士も2023年度「看護の日」のポスターを作製しました!
2023年04月27日
毎年5月12日は「看護の日」です。国民の間に看護の心、助け合いの心が育つようにと1990年に近代看護を築き上げたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ5月12日に制定されました。12日を含む週の日曜日から土曜日までを「看護週間」と定められていますが、今年度、当院では、5月8日~14日までとしています。各都道府県においてさまざまなイベントが開催される予定であり、当院でも各病棟にてイベントを企画しています。そのイベント開催に際し、「看護の日」のポスターを作製しました。製作期間は、約1ヶ月、掲載内容をみんなで話し合いながら、毎日コツコツと仕上げました。現在、当院のエレベーターホールや掲示板等に掲示していますので、お通りの際は是非ご覧ください。
看護部 歯科衛生士
地域活動報告「大東市ケアマネジャー研究会との合同事例検討会」
2023年04月24日
当院の地域でのリハビリテーション支援活動の一環として、当院職員が参加している北河内圏域地域リハビリテーション関係者会と、大東市ケアマネジャー研究会との合同事例検討会を、2023年3月15日(水)に開催しました。
当院の作業療法士が企画運営スタッフとして、当法人のわかくさ大東訪問看護ステーションの理学療法士が講師(テーマ「在宅リハビリテーションの事例報告」として参加しました。
当日は、大東市に勤務するリハビリテーションスタッフと介護支援専門員約60名が参加し、グループディスカッションなど活発な意見交換が行われました。COVID-19の影響により対面で集まる機会が少なくなっていますが、3年ぶりの対面開催により、地域の医療介護関連のスタッフ間の連携を強める機会となりました。
リハビリテーション部
「ドライブシュミレーター体験」大学ゼミ生受け入れ
2023年04月21日
2023年3月13日(月)に、大阪人間科学大学作業療法学科より、大学ゼミの研究活動「半側空間無視を持つ人の自動車運転」のためのドライブシュミレーターの見学体験を受け入れました。研究にあたり、文献検索だけでは実際のイメージをしにくいため、当院における自動車運転再開の支援の実際や、半側空間無視(半側を認知できない→見落としてしまう)症状に関しての実際の対応、研究活動への助言を依頼されました。
ドライブシュミレーターは、難易度や昼夜など設定ができ、その人に合わせた評価ができるのが特徴です。運転に関するレクチャー以外にも、机上の神経学的評価の体験も行いました。見学体験を通じて、学生さんの成長、これからのドライブシミュレーターの活用につながることを願っております。
リハビリテーション部
『風船バレー』療養病棟での集団リハビリ
2023年02月24日
若草棟4階病棟では定期的に集団リハビリが行われています。今回は風船を使ったリハビリ『風船バレー』が実施されました。動作により自然に背筋を伸ばし胸を開いた姿勢になることや、風船の行方を目で追いかけるため動体視力や空間認知能力の訓練にもなり、楽しみながらリハビリができます。参加された患者さんは風船を落とさないようにお互いに声をかけながら頑張られていました。次回は、チーム戦や個人戦などの対戦形式にしても更に盛り上がりそうだなと楽しみにしています。
患者さんは皆さん笑顔になり、「久しぶりに風船を触った」「童心に返った」などの感想が聞かれました。コロナ禍で自由な面会もままならない日々ではありますが、感染予防に努めながら今後も多職種が連携し患者さんに喜んでいただける企画を考えていきたいと思います。
看護部
角谷リハビリテーション病院と合同勉強会を開催しました
2023年01月25日
2022年11月26日(土)に、和歌山県にある角谷リハビリテーション病院と合同勉強会を開催しました。角谷リハビリテーション病院との勉強会は2017年から毎年開催しており、今回は5回目の開催でした。今回の勉強会で発表された演題は専門性が高く、臨床で役立つ内容も多かったです。
これからも合同勉強会を継続し、より良いリハビリテーション治療を提供できるよう切磋琢磨していきたいと思います。
感染症対策としてWEB開催となりましたが、次回は対面開催で意見交換ができればと思います。
リハビリテーション部
新人歯科衛生士、技術向上に向け頑張っています!
2023年01月20日
私たち新人歯科衛生士は、口腔の専門職としての技術向上を図るため、先輩方からその都度アドバイスやご指導をいただきながら、日々勉強し頑張っています。
私たちの学生時代は、新型コロナウイルス感染症の影響で相互での実習があまり行えていなかったこともあり、入職当初は不安なこともたくさんありました。しかし、相互で練習を行いながら、知識や技術を増やしていき、実際に患者様と接していく中で、入職から9ヶ月経った現在、少しずつ技術の向上を感じられることが多くなってきました。また、現在の自身の技術習得状況をフィードバックすることで、現状の課題を明確にし、日々的確に技術の習得を行えていると感じています。
今後も歯科衛生士としての経験を積み、医療チームの一員として患者様の口から始まる健康づくりに貢献できるよう2年目に向けて日々邁進していきます。
看護部 歯科
新年のご挨拶
2023年01月01日
今年の抱負を漢字一字で
新年明けましておめでとうございます。
本年も皆様のご健勝をお祈り申し上げます。わかくさ竜間リハビリテーション病院では個々の患者さんの病状や障害に応じた最適な医療などの提供を行っています。
今年の漢字は『優』にしました。「すぐれる、まさる」という意味に加えて「やさしい」、「上品、しとやか、みやびやか」という意味も持っています。患者さんには優しく、また医療者として己を厳しく律し、優れた医療・看護・介護・リハビリテーションを提供できるように、今年も職員一同で取り組み、地域の皆様からさらに信頼される病院となるべく努めてまいります。
社会医療法人 若弘会 わかくさ竜間リハビリテーション病院
院長 錦見 俊雄
大東市スマイルミネーション2022 当院のクリスマスツリー展示!
2022年12月13日
JR学研都市線住道駅北側・駅前デッキで開催されている、大東市スマイルミネーション2022に当院のネームプレート付きクリスマスツリーが展示されています。
当社団マスコットキャラククターの「わこちゃん」もクリスマスツリーで大活躍してくれていますので、是非一度ご覧ください。
点灯期間は2022年11月26日(土)~2022年12月25日(日)、点灯時間は17時~23時となっています。
歯科衛生士は「歯科スタッフバッジ」をつけています!
2022年11月02日
当院の歯科衛生士は、看護部に所属しており、看護師と同じユニフォームを着用しています。そのため、看護師と歯科衛生士の見分けがつきにくいとの声が上がり、「歯科スタッフバッジ」をつくりました。
バッジデザインは、歯科で話し合い、名札に付けてよく目立ち、歯科のスタッフらしい歯をモチーフにしたキャラクターが描かれたデザインを選びました。名札にバッチをつけてからは、患者さんから歯の相談を受けることが増え、たいへん嬉しく思っています。
歯科外来では、歯科医師とともに一般的な歯科治療に加え、口腔ケア、口腔リハビリテーションを行っており、患者さんの口から始まる健康づくりに貢献できるように日々取り組んでいます。各病棟に担当の歯科衛生士を配置しておりますので、口腔のお悩みがあれば、このバッジを付けた歯科スタッフにお気軽にお声かけください。
看護部 歯科
ディスプレイで季節を届けます!
2022年10月05日
9月19日に予定されていた毎年恒例の「竜間祭」は台風の影響で中止となってしましましたが、病棟では予定を縮小し、音楽を楽しんでいただける時間を作って患者さんに普段とは異なるひと時を過ごしていただきました。
そして、酷暑も過ぎ去り季節はもう秋・・・ということで病棟の廊下壁にハロウィーンの装飾を施しました!!職員がビニールテープを活用し、かわいいお化けを作りました。ゴーストとジャック・オーラ・ランタンが病棟の秋をにぎやかにしてくれています。患者さんが季節を感じ、笑顔になっていただける機会を今後も企画していきたいと思います。
看護部
新人歯科衛生士 元気で頑張っています!
2022年09月12日
今年度、3名の元気な歯科衛生士が入職してくれました。5ケ月が経過し、覚える事もたくさんありますが、3人で協力して頑張ってくれています。先輩や他職種職員、患者さんからたくさんの事を教えてもらいながら今後ますます成長していってくれることと思います。患者さんの口から食べる楽しみのために歯科衛生士一同これからも頑張りますので、よろしくお願いします。
入職して4カ月が経ちました!!
2022年08月10日
患者さんに少しでも季節を感じていただけるよう、毎月季節感のある絵を廊下に提示しています。
7月は七夕!!みなさんの願いが叶いますよう短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るしました。
また、竜間棟1階東病棟では新人看護師が配属され、4ヶ月が経ちました。ようやく業務になれてきたところ、若さと明るさでキラキラして頑張っています。
新人看護師からコメント
A看護師
入職して4ヶ月が経過し毎日勉強の日々ですが少しずつできることが増えてやりがいを感じています。まだまだ分からないことがたくさんあるので、先輩に教えていただきながら頑張っていきたいと思います!
B看護師
出来ないこともまだまだ沢山ありますが困った時には周りの先輩方が親身になってくださるので日々少しずつ知識・技術も習得し成長を実感しています。上手くいかないこともありますが、とてもやりがいを感じています。
看護部
七夕の日、患者さんの願いが叶いますように
2022年07月14日
七夕の日にむけて患者さんと一緒にお願い事を書いた短冊の飾り付けをしました。
「♪笹の葉、さらさら・・・♬」みんなで歌を歌いながら七夕祭り。コロナの影響でなかなかイベントはできませんが、リハビリ職員が自慢のギターを弾いて、患者さんと一緒にみんなで歌を歌ったり、盛り上がって楽しむことができました。患者さんの嬉しそうな笑顔が見れて私たち職員も元気になりました。素敵な時間をありがとうございました。
患者さんの願いが叶いますように・・・。
看護部
歯科衛生士会議
2022年07月13日
わかくさ竜間リハビリテーション病院の歯科では、月1回、30分の歯科衛生士会議を開催しています。この会議では、病院全体や看護部内に関する情報共有や現状の業務内で問題となっている事、各歯科衛生士が業務上で困っている事等を話し合い、業務改善に向けた取り組みを行っています。
毎日の業務内では、話し合う機会を十分に確保することが出来ないため、充実した会議になるよう、各自話し合いたい内容を会議開始前までに提出し会議を開催します。内容は議事録を作成し、会議後に見返すことが出来るようにしています。この会議を通して、何でも話し合える風土作りを目指しています。
歯科
行事食 七夕そうめん ― 嚥下食 ―
2022年07月12日
今年は嚥下食でも七夕そうめんを作ってみました☆
栄養課では行事食を嚥下障害のある方にも楽しんでいただけるように毎回工夫をして調理しています。当院ではこれまで嚥下障害がある方には麺類を提供していませんでした。それは、麺類をミキサーにかけると、ペースト状になり、とろみ剤でとろみをつけても見た目も悪くなるため、麺の形を再現できなかったからです。今回、新しくゲル化剤を用いることで、試作を重ねて嚥下食の七夕そうめんを提供することができました。
患者さんからも「キレイ!」「おいしい」と嬉しい感想をいただきました。
また、天の川をイメージしたゼリーも手作りしました。こちらのゼリーは普通食から嚥下食の方皆さんに同じものを食べていただけるように硬さを調整して作りました。
デザートを通して涼を感じていただけたと思います。 今後も試行錯誤を重ねながら、行事食だけでなく、毎日の食事も患者さんに楽しんでいただけるように栄養課一同取り組んでいきたいと思います。
医療技術部栄養課
日本リハビリテーション医学会学術集会に参加しました
2022年07月06日
2022年6月23日から25日に横浜で第59回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催されました。当院からは全12題の演題発表があり、リハビリテーション部からも7演題(理学療法士4演題、作業療法士2演題、言語聴覚士1演題)発表してきました。今回は現地発表だったこともあり、参加者も多く、いずれの発表も活発な質疑応答ができました。
また、医師の発表をはじめ他職種の発表を聴講することや、企業展示で最新のリハビリテーション機器にも触れることができ、多くのことを学んでくることができました。
本学会で得られたことを日々のリハビリテーション治療に活かし、今後もさらに質の高いリハビリテーション医療が提供できるよう頑張っていきます。
リハビリテーション部
患者さんが楽しめる手品とリハビリ体操を行いました
2022年06月27日
竜間棟3階西病棟は、回復期リハビリテーション病棟で、他職種と共に患者さんに喜んでいただけるような催しを定期的に行っています。
今回は、手品とリハビリ体操を行いました。はじめに病棟看護師による手品を行いました。参加されている患者さんは、次から次に行う手品にみなさん驚いておられ、いい反応!次に、リハビリスタッフによる「上を向いて歩こう」を歌いながらのリハビリ体操。患者さんに寄り添いみなさん楽しそうにされていました。
コロナ禍により、制限はありますが今後もみなさんが楽しめるイベントができたらと思います。
看護部
「正しい紙おむつの使い方」について学びました!
2022年06月22日
2回にわたり、看護職員、介護職員を対象に大王製紙株式会社から講師を招いてオムツについて研修会を開催しました。普段から患者さんに使っている紙おむつや尿取りパッドについて素材や構造から学ぶことで、あらためて日ごろのケアを振り返り、理解を深めることができました。関節拘縮など個々の患者さんの身体状態に合わせた応用方法など、困っていることや疑問に思っていることについても知ることができたので、より快適なケアを提供できるように、学んだ知識や技術を活かしていきたいと思います。
看護部
2022年「看護の日」イベントを行いました
2022年06月02日
2022年度日本看護協会の「看護の日」のテーマ『いのち、暮らしを、まもる人』に基づき、各病棟でイベントを実施しました。患者さんと一緒に折り紙を使った紫陽花作りや手品、リハ体操、音楽など様々な取り組みを行いました。全病棟共通での取り組みはコロナウィルス感染症の影響による面会制限が続くなかでご家族に患者さんの笑顔を届けたいとメッセージカードを送りました。少しでも患者さんに楽しんでいただける時間をつくり、ご家族にも安心していただくことができたらという思いで行いました。
看護部
看護部新人職員がんばっています!
2022年05月30日
わかくさ竜間リハビリテーション病院の看護部では配属部署での勤務に先駆けて集合研修を開催しています。不安と期待をいだきながら緊張の表情で開始した研修も、時間が進むにつれて和気藹々とした雰囲気に包まれました。職種を超えて同期の仲間と共に、新しい技術や知識を身に付けること、また、グループワークで意見交換をする機会を持つことは、患者さんの立場に立つことや多職種で患者さんに関わることの大切さを学ぶ第一歩になりました。病棟での勤務が始まってからも、同期の仲間の絆を感じながら、お互いに刺激を与え合って毎日頑張っています!
看護部
新しい上肢訓練機器が加わりました
2022年05月12日
当院では、今まではポータブルスプリングバランサー(PSB)という上肢用補助具を2014年より設置しており脳疾患、脊髄損傷や神経筋疾患の方の作業療法で活用していました。
【 ポータブルスプリングバランサー 】
今回、新たに導入したのは、筋力低下などにより腕を持ち上げたり動かしたりすることが困難な方に対して、日常生活で使用することを目的とした補助器具【上肢サポートMOMO】です。
【 上肢サポートMOMO 】
補助器具であるため、適応に関しては医師や作業療法士に相談して目標を決めていきます。食事以外にもタブレットやパソコン操作が楽にできる場合があります。
リハビリテーション部
上肢用ロボット型運動訓練装置を導入
2022年02月22日
2022年2月、リハビリテーション室に上肢用ロボット型運動訓練装置(ReoGo-J)を導入しました。
当院では、下肢に麻痺がある方を対象とした歩行訓練のための「リハビリテーション支援ロボット(ウェルウォーク)」を2020年度より運用しており、今回の上肢の運動麻痺がある方へのロボット型運動訓練装置の導入により、2台のロボットを活用したリハビリテーションが提供できる体制となりました。
このロボット型訓練装置は、患者さんの上肢機能に応じて訓練プログラムが調節され、主に肩関節、肘関節などの運動機能が向上すると報告されています。これから積極的に活用していきたいと考えています。
リハビリテーション部
歯科衛生士として入職してから1年を振り返って
2022年02月18日
歯科衛生士として入職してから約1年が経ち、課題となること、成長したことを振り返ってみました。入職当初は、患者さんとのコミュニケーションの取り方で悩むこともありましたが、先輩から声かけの方法や信頼関係の構築方法のアドバイスをいただき、徐々にコミュニケーションの取り方を学んでいきました。今後、患者さんのコミュニケーションをとる際に活かしていけるよう、自分なりのコミュニケーションの取り方をみつけていこうと思います。
また、学生時代に学んでいた口腔ケアや診療補助等の業務は、実際の臨床現場では困難なことも多かったですが、教育ガイドである「Smile DH」を活用して先輩からのフィードバックをいただく事により、自身の課題を的確に示すことができ、少しずつ技術を習得できています。
現在は、口腔ケア、口腔機能訓練等を通じて患者さんのリハビリテーションの一助となれていることにやりがいを感じています。今後も患者さんのQOL向上に貢献できるよう他職種と連携し、情報共有を行いながら日々精進していきます。
わかくさ竜間リハビリテーション病院 歯科衛生士
季節感が感じられる療養環境
2022年01月27日
今、コロナ禍において面会禁止が続いています。入院されている患者さんは、ご家族に会えず辛い思いを感じていらっしゃいます。
竜間棟1階東病棟(回復期リハビリテーション病棟)では、病棟の廊下や食堂に季節感が感じられるように作成した壁紙を飾っています。患者さんからは「季節が感じられる」、「手伝おうか」などの声があり、1月は寅やしめ縄、そして、羽子板などの壁紙を患者さんと一緒に作成しました。
1月1日には、栄養課からおせち料理が振る舞われ、お正月を迎えました。また、感染対策を行いながら、週1回、患者さんの脳活性化を目的とした季節に関するクイズやリズム体操、折り紙、塗り絵などの集団レクリエーションを行っています。患者さんの普段みられない一面を見ると嬉しくなったりもします。
看護部(竜間棟1階東病棟)
第21回大阪病院学会 優秀演題受賞!
2022年01月17日
先日開催された第21回大阪病院学会で「他職種での段階的支援‐役割の再獲得を目指した症例‐」の演題で発表をしました。
高次脳機能障害を呈し、外出練習を繰り返して病識の向上を促し、社会復帰が可能となった症例で、発表に際してはその方の状態に対して深く考え、課題や考察を先行研究や文献などを通して、幅広い視点から振り返る機会となりました。
これからも一人一人の患者さんに合った作業療法を提供していきたいと思います。
8年目 作業療法士
共同演者 作業療法士課長より>>
今回の学会発表は優秀演題を受賞することができました。患者さんの状態を丁寧に評価し、作業療法士らしく退院後の患者さんの役割に焦点を当てた、良いアプローチと発表を行えていたと思います。今後の活躍にも期待しています。
リハビリテーション部
おせち料理
2022年01月05日
新年あけましておめでとうございます。
わかくさ竜間リハビリテーション病院では患者さんに新年の訪れを感じていただけるよう、毎年1月1日から3日までお節料理を提供しています。
お節料理とは、新たな1年の健康と幸せを願って用意する縁起物です。
今年は、普通食~嚥下食を食べている全ての患者さんにお雑煮を食べていただきたく、嚥下食のおもちを手作りしました。
安全性が高いうえ見た目も味も良く、患者さんも喜んで召し上がっていました。
また今年は年末年始を家族と過ごすことが難しかった患者さんに、少しでも温かい気持ちになってもらえるよう、行事食カードに折り鶴を添えました。
1/1朝
年賀はがき風の行事食カードと折り鶴を添えて
1/1昼
昨年に引き続き、ミキサー食とソフト食の方にも食形態の違いを感じさせないよう味はそのままで見た目を普通食に近づける工夫を今年もしています。
軟菜食
ミキサー食
軟菜食
ソフト食
普通食
ミキサー食
黄金いか・酢レンコンなど、見た目も鮮やかでおいしくできました!
来年も今回の経験を踏まえて楽しんでいただけるお節を提供できるよう、栄養課一同試行錯誤を重ねていきます。
医療技術部栄養課
院長 錦見俊雄 新年のご挨拶
2022年01月01日
今年の抱負を表す漢字と新年のご挨拶を申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。
今年は『歩』にしました。病院を少しずつ良い方向に進めていきたい、という意味を込めています。病院の機能・実力は急にはよくなりません。日頃から一歩、一歩、地道に努力を続けていくことが重要です。『歩』は上の冠が「止」で、下の脚が「少」から構成されています。止まることが少ないという意味です。今年のわかくさ竜間リハビリテーション病院も止まることなく、一歩一歩前進し、地域の皆様からさらに信頼される病院となるべく努めて参ります。
社会医療法人 若弘会
わかくさ竜間リハビリテーション病院
院長 錦見 俊雄
リハビリテーション・ケア合同研究大会2021兵庫に参加して
2021年12月29日
さる11月18・19両日にリハビリテーション・ケア合同研究大会で4名の療法士が発表をしてきました。2年ぶりの現地発表ということもあり事前準備をしっかり行い、無事に発表を終えることができました。発表を終えて各療法士の感想を聞いてみました。
今回初めて学会発表をする機会を得ました。同職種や他職種の方から質問を受けたことで、違った視点からの見方・考え方を学ぶことができ、さらに臨床での経験や自己研鑽が必要であると感じました。今回の経験を今後の臨床に活かせるように努めていきたいと思います。
臨床経験3年目 言語聴覚士
コロナ感染症関連の発表を通じて他病院の対応や臨床での工夫を学ぶことができたことと、興味ある脳卒中分野でのVR治療などの知識を得ることができました。今後も引き続き成長できるよう日々努力していきたいと思います。
臨床経験6年目 理学療法士
今回の学会発表では、普段の業務とは違った視点や考え方に触れ、理学療法士としてのスキルアップにつながるものとなりました。また、他施設・他職種の工夫や取り組みを聞けたことで、今後の患者さんとの関わりで活かせることができるように日々精進していきたいと思います。
臨床経験5年目 理学療法士
疼痛に関連する発表を準備する中で、他職種と協力してリハビリテーションを実施したできたことは改めて勉強になりました。また発表を通して、多くの方から質問や意見をいただき、新たな視点や知識を深めることができました。今回得た経験を患者さんや臨床現場、スタッフへの還元として活かしていけるように今後も努力していきたいと思います。
臨床経験7年目 理学療法士
リハビリテーション部
職業講和 ―理学療法士―
2021年12月20日
先日、某中学校から職業講和の依頼を受け、中学2年生を対象に理学療法士について話をしてきました。私自身、普段は自分の仕事について話す機会は滅多にないですし、中学生にとって理学療法士という職業はあまり知られていないのでは?という思いから理学療法士の仕事についてと当院の紹介を時間の許す限り話をしてきました。
学生さん達はみな真剣に話を聞いてくれており、患者さんとのかかわりで一番大切なことは何かなどたくさんの質問をしてもらい、理学療法士という仕事に興味を持ってもらえたことにとても嬉しく思いました。
今回の職業講和をきっかけに、私も改めて患者さんとしっかり向き合えているか見つめ直す時間にもなりましたし、理学療法士はほんとにやりがいのある仕事だと再確認できました。これからも患者さんの笑顔のために頑張ります!!
<後日お礼状とともに、講和を聞いた中学生の方が作成された職業新聞が届きました>
理学療法士 居垣絵梨加
歯科では入院時に歯科回診を行っています
2021年12月11日
当院では、御入院された患者さん全員に対し新入院時に1度、歯科医師と歯科衛生士による歯科回診を行っています。患者さんの口腔内状況を評価・診断し、必要に応じて歯科受診をお勧めしています。全入院患者さんの口腔内を専門職種が評価する事で、口腔管理を行っています。患者さんの中には、う蝕の長期放置、歯肉の腫れ、唾液の分泌量減少による口腔内の乾燥、喀痰の付着による衛生状態不良、義歯の不適合による潰瘍など、様々なお口のトラブルを抱える方が多くおられます。トラブルを早期発見する事により、スムーズに歯科治療を開始し、患者さんの苦痛を取り除く事ができます。歯科衛生士として専門的な立場から、看護・介護職に対し、患者さんの口腔内状況の情報提供、ケア方法などの助言を行い、早期から医科歯科連携を図ることで、口腔ケアの質の向上へと繋がります。
<歯科>
特定技能介護のヒエンさんを紹介します!
2021年12月08日
今年10月21日より療養病棟に配属となった特定技能介護を取得しているヒエンさんを紹介します。
出身はベトナムのタンホアです。技能実習生として四国の食品製造会社に勤めていましたが、介護士の仕事に憧れ、介護福祉士資格取得を目標に当院に入職しました。技術の習得は日々大変ですが、職員全員でサポートしています。日本語は勉強中で、分からない言葉は理解できるまで何度も聞くなど、少しでも覚えられるように努力しています。 また、日本語をたくさん話したいという強い思いがあり、職員や患者さんとコミュニケーションを積極的にとることを楽しんでいます。
「言葉や文化など違う国で「介護」の仕事に戸惑いや不安もあると思いますが、いつも笑顔で一生懸命頑張っている姿が好感もてます。入職して1ヶ月ですが、日に日に出来ることが増えて、教えている私たちも楽しさを感じています。これからも一緒に頑張っていきましょうね 。」(教育担当者コメント)
<看護部>
看護研究発表に向けて取り組んでいます
2021年11月01日
当院では看護研究発表会を毎年11月に開催しています。各病棟が独自の研究に取り組み実践で得られた成果を共有できる貴重な時間であり、学ぶ事がたくさんあります。
看護研究では、業務改善や実践している看護の評価と新たな看護の創造を通して、看護の質の向上を図ることが、患者さんの安全・安楽を守り、QOLを更に高めることに繋がると思います。
若草棟1階病棟は研究の一環として病棟職員を対象に勉強会を開催しました。臨床における看護研究は、看護の発展と質の向上を目指した活動であり、より良い看護の実践に繋げていくものです。看護研究の成果を患者さんだけでなく、ご家族や看護者にとっても有意義なものにしていきたいと考えています。
<看護部>
新人歯科衛生士は教育ガイドにそって 一歩ずつ前に進んでいます!
2021年10月06日
社会医療法人若弘会 わかくさ竜間リハビリテーション病院の看護部では、職員それぞれの能力に応じた研修や教育を実施しています。新人歯科衛生士にも、現場で広く活用でき、かつ到達目標を示した新人歯科衛生士教育ガイド「smile DH」を用いて、教育内容の標準化を行っています。
smile DH とは?
s : 輝く shining
m : 心、精神 mind
i : 想像力 invention
l : 忠誠心 loyalty
e : 進化 evolution
D : 献身する dedicate
H : 希望 hope
の意味をもち、知識・技術を身につけ、創造力をもって、自己の目指す歯科衛生士像に向けて探求していくことを目的に構成しています。手順に沿って一つひとつ、課題をクリアしていくことで、歯科衛生士として成長していることが実感できる仕組みになっており、今年度入職した2名の新人歯科衛生士も「smile DH」に沿って日々教育を受け成長しています。一年後の成長した姿を楽しみにしていてください。
<看護部歯科>
第33回敬老の日「竜間祭」開催しました
2021年09月29日
2021年9月20日(月・祝)に、第33回敬老の日「竜間祭」を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため各病棟でのビデオ上映と、音楽を通じた催しとなりました。
ビデオによる講演では、大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 副専攻長 統合保健看護科学分野 総合ヘルスプロモーション科学講座 教授 神出 計先生に、「高齢期に健康で長く過ごすための方法について」、わかりやすくお話いただきました。またBORA QUARTETさんによるバンド演奏も上映し、どちらも好評でした。
【神出先生のご講演】
【バンド演奏】
病棟での催しは、それぞれの病棟職員が、少しでも患者さんにお楽しみいただければと考え、音楽鑑賞やゲームなどを行いました。患者さんにも笑顔で参加していただくことができました。
尚、WEBオンデマンド配信は引き続きご視聴いただけますので、ぜひご覧ください。
【フルートとピアノ演奏】
【風船バレー】
【マジックショー】
【音楽に合わせて】
敬老の日委員会
NICD事例発表会を開催
2021年08月20日
看護部ではNICD(生活行動回復看護技術)を2017年度から導入し毎年成果発表会を行っています。今年は、7月31日に開催し、10事例の発表がありました。
表情が現れ、発語が認められるようになった患者さんや経口摂取が実現して退院された患者さんなど様々な介入が紹介されました。初めてリーダーとして介入した職員による発表やリハビリ職員と協力して取り組んだ病棟の発表もあり、参加者にとって大変興味深い時間になりました。また、今回は、看護職員だけでなく、介護職員が介入した事例も増えており、多くの職員が患者さんのQOL向上に向けて実践し、実感した成果を事例発表会の場で共有することができました。
発表の後には意見交換や情報交換も行われ、悩みや疑問を解決するヒントを得た病棟もありました。これからも、今回受けた刺激を活かし、自分たちのケアで患者さんに変化をもたらすことができるように頑張っていきたいと思います。
<看護部>
未来のチカラ 新人療法士
2021年07月30日
今年のリハビリテーション部には、28名の新人が入職しました。
● 理学療法士(PT) 16名
● 作業療法士(OT) 7名
● 言語聴覚士(ST) 5名
組織の体制、各職種の役割等の最初の集合研修も終了して、新社会人・新医療人としてのスタートを切りました。新人はそれぞれ、日々臨床現場で知識・技術の向上に励み、療法士としての自己研鑽を積んでいます。また新人療法士に一人ずつ付いて指導を担当する先輩の療法士も、日常業務から現場での行動まで丁寧に指導を行っています。
まだまだ緊張した面持ちで患者さんと接することは多いですが、日々経験を積んでプロとして成長し、臨床でしっかりと患者さんの思いを受け止めながら行動できる療法士を、育成していきたいと思います。
<リハビリテーション部>
安心できる歯科診療を行っています!
2021年07月21日
近年、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい、皆さん不安な日々を過ごされているかと思います。その中で、わかくさ竜間リハビリテーション病院の歯科外来では、患者さんがコロナ禍でも安心して歯科診療を受けていただけるよう、感染予防対策を徹底し行っています。
具体的には・・・ ・
具体的には・・・
- ・患者さんの予約時間を調整し、診療室内が密にならないように配慮
- ・患者さん同士の十分な距離の確保
- ・診療室内の喚起、環境整備の徹底
- ・口腔外バキューム使用による粉塵の飛沫防止
- ・歯科職員の防護衣着用や手指衛生等の標準予防対策の徹底
- 等です。
まだまだ、コロナ終息には時間を要すると思われますが、今後も患者さんが安心して歯科診療を受けていただけるよう感染予防対策を継続していきます。
<歯科>
笑顔あふれる「看護の日」
2021年06月04日
今年も「看護の日」がやってきました。今年は新型コロナウィルスの影響もあり、職員が病棟を横断的に訪れるイベントは出来ませんでしたが、演奏会や記念撮影、メッセージカード作成など、それぞれの病棟で患者さんに楽しんでいただける時間を企画しました。演奏に合わせて手拍子をする方、カメラを向けると笑顔を見せ、職員のリクエストに応えてVサインもして下さる方など、ささやかな催しものですが、たくさんの患者さんに笑顔になっていただくことができました。面会禁止で患者さんに会えないご家族には患者さんの写真にメッセージを添えてお送りしました。
<看護部>
看護部新人研修を開催しました!
2021年05月21日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、看護部新人職員として春を迎えた職員が所属部署で勤務を始めるのに先立ち、毎年研修を開催しています。
今年もまた、看護師、介護士、歯科衛生士が教育担当の看護師や介護係長から経験を活かした具体的な内容を含む知識や技術を学び、同期の仲間と共に貴重な時間を過ごすことができました。学校での学びを患者さんとの関わりにつなげようと取り組む者や初めて介護技術や看護の知識に触れる者、NICD看護技術などの新しい学びする者など、それぞれが同じ研修を受けることで職種を超えたつながりを深める機会になりました。
<看護部>
3月の行事食
2021年03月30日
今年のひな祭りには、ひし餅を手作りし、提供させていただきました。ひし餅の鮮やかな3色には、厄除け・子孫繫栄などの意味が込められています。さらに色彩にも意味があり、赤は「桃の花」、白は「純白の雪」、緑は「新緑」を連想させ、「春の情景」を表現しています。
病院には嚥下機能が低下している患者さんが多く入院しているため、お餅を提供する事が難しい現状にあります。当院では、どの患者さんに対しても安全に美味しくひし餅を提供するために、試作を重ねました。おかゆとゲル化剤を使用する事で、見た目はお餅ですが、べた付きを抑えてムースのような食感に仕上がりました。
新型ウイルス感染症の影響で、ご家族様との面会や外出が制限されています。入院されている患者さんにも行事食を通して、季節の変化や旬の食材などで楽しんでいただけるように、2021年は、デザート改革を目標に取り組んでいきます。
初の試みとして、ホワイトデーにココアムースを手作りしました。絹ごし豆腐を使用することで、滑らかな食感にこだわりました。
患者さんからは、おいしかった!可愛い❣など、喜びの声が上がっていました。
今後の予定
<医療技術部 栄養課>
診療放射線係のご紹介
2021年03月29日
診療放射線係のモットー
安定した画像情報の提供と安全管理の徹底
スタッフ
診療放射線技師3名
撮影装置
- ・般撮影装置(東芝製)
- ・ポータブル撮影装置(日立製 2020年入替)
- ・16列マルチヘリカルCT装置(Canon製 2019年入替)
- ・X線外科用イメージ(東芝製) ≪ 主に検査専用いすを利用しVF検査で使用 ≫
当院でのVF検査
嚥下造影検査(VF検査)は摂食嚥下障害の方に対して、X線透視下にて「嚥下(飲み込み)」の評価やリハビリ後の成果確認を行う検査です。当院では長年にわたり、食のリハビリテーションに努めてまいりました。患者さんに「食べる喜び」を再度、感じていただけるよう主治医・歯科医師・言語聴覚士・看護師・歯科衛生士・栄養士等が連携の強化を図りながら取り組んでいます。
VF検査装置(X線外科用イメージ装置・専用いす)
嚥下造影検査食
<医療技術部 診療放射線係>
EPA看護師候補者の看護技術勉強会
2021年02月25日
わかくさ竜間リハビリテーション病院には、看護師を目指すEPA看護師候補者が在籍しています。日本の国家試験合格を目指し、実際の看護技術をイメージすることができるように、教育担当者による勉強会を開催しています。本や講義だけでは理解しにくい看護技術や患者支援などについて説明を受けながら見学し、質疑応答を通して学びを深めています。
<看護部>
フェイスシールドの効果について研究しました
2021年02月23日
世界中で新型コロナウィルスが猛威を振るう中、病院で患者さんにケアを提供する職員も感染予防対策に対して更に意識を高めて取り組む日々が続いています。若草棟3階病棟では、新型コロナウィルスを機に使用が普及したフェイスシールドに着目し、その効果をテーマとして看護研究に取り組みました。喀痰吸引や口腔ケア、気管切開の管理など日常ケアの際にフェイスシールドに付着する飛沫物のデータをとることで、その有効性を確認することが出来ました。今年度は恒例の社団の看護研究合同発表会は中止となりましたが、3位という評価を頂き、引き続き、感染対策に努めながら、患者さんが安全に入院して頂けるようスタッフ皆で取り組んでいきたいと思います。
<看護部>
新型コロナウイルス感染対策研修
2021年01月31日
2021年1月15日「新型コロナウイルス感染対策」についての研修を行いました。
講師はICD(インフェクション・コントロール・ドクター)の実体験を交えた講義でした。
講義の内容は、COVID-19ウイルス感染症、及び発生状況について、当院の事例、老健の事例、感染対策、(手指衛生、ゾーニング、防護用具)、感染症発生時に対応したBCP(業務継続ガイドライン作成と周知)です。COVID-19ウイルス感染は、終息の目途が立っていないため今後の対策に向けて、受講者は医師及び課長にとしました。府下では緊急事態宣言が発出され、来月にはワクチン接種がはじまるなど、これからも多くの経験を通して学び困難を乗り越えていきたいと思います。
<医療安全部>
幼稚園の歯科検診に行ってきます!
2021年01月30日
当院の歯科では、1年に1度近隣の幼稚園や保育園へ歯科検診に伺っています。
当院の歯科診療ではあまり関わることの少ない0歳から5歳の可愛い子供たちに会えるのを毎年楽しみにしています。例年は、春に行う歯科検診ですが、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、とても寒い1月に実施することになりました。寒くても子供たちは元気いっぱいです!!初めは、白衣の私たちに緊張している子も、上手に大きなお口を開けて見せて頑張ってくれていました。時には泣いてしまう子もいますが、帰りには、みんな「バイバーイヽ(^o^)丿☆」と手を振ってくれます。検診の後は、教員の先生方が熱心に質問などをしてくださり、お互いに意見交換を行うことができ、とても充実した時間を過ごせました。
<歯科>
お正月 おせち料理
2021年01月08日
新年明けましておめでとうございます。
昨年より、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっており、患者さん、ご家族におかれましては不安な気持ちで新年を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、患者さんに新年の訪れを感じていただけるよう、毎年1月1日から3日までお節料理を提供しております。
お節料理とは、新たな1年の健康と幸せを願って用意する縁起物です。願いが込められた料理をすべての患者さんに食べていただけるように、味・見た目・安全性を重視しております。
昨年の課題をふまえ、嚥下障害をお持ちの患者さんに見た目でも楽しんでいただけるように工夫しました
鶏の照り焼きをバーナーで炙ることで、よりリアルに香ばしく仕上げました
より本来の見た目に近づけるように穴を開け、華やかに仕上がるよう周りを食紅で縁取りました
果物を1つ1つミキサーにかけ、固めることによって安全に食べることができ、見た目はより普通食に近づけることができました
来年も今回の経験を踏まえて楽しんでいただけるお節を提供できるよう、栄養課一同試行錯誤を重ねていきます。
<医療技術部栄養課>
メリークリスマス!
2021年01月07日
コロナの厳しい状況でも、病棟ではクリスマスを楽しみました。
歌を歌ったり、ちょっとだけ仮装をしたり、賑やかになりました。
久しぶりに、みんなの笑顔が見えて幸せ・・・
素敵なクリスマスを迎えることができました。
コロナに負けず、リハビリをがんばります。
<看護部>
患者サポートチームの活動
2020年12月11日
「患者相談」研修を開催しました
11月17日、全職種を対象とし、患者サポートチームの3名が自分の活動を通した「患者援助技術」についてそれぞれの立場から窓口の役割や、担当者の心構え、具体的な対応、その後の取り扱い等についての説明を行いました。説明の中で共通する考えは、患者「相談窓口」の活用が大切だということです。窓口を通して患者さんの療養を全力で応援します。
患者「相談窓口」について
当院の「相談窓口」は、設置場所柄、竜間棟1階の患者さんの訪問が多く、一度来られた患者さんは、何度も来られますが、他病棟の相談が少ない傾向にあります。また、「相談窓口に行くほど大げさなことではない」と言われる方もおいでのようですが、些細と思われる疑問などでも一緒に考えて解決できるようサポートするのが窓口の役割です。
新型コロナウイルス感染予防のため、面会禁止となっていますが、相談窓口へのご案内は行っておりますので、玄関担当者にご気軽にお声をおかけください。
目指せ! 経口摂取!
2020年12月01日
看護部では毎年、患者さんの「口から食べる」を支援する看護師を育成するために、言語聴覚士を講師とした研修会を開催しています。今年度は、看護師と歯科衛生士の課長で形成された摂食嚥下推進チームも講師を務め、摂食嚥下における看護師の役割や看護師による嚥下評価の実際について学びを深めました。
今回参加した13名の病棟看護師が中心となり、入院時からの関わりを進め、経口摂取の中止を余儀なくされている患者さんが一人でも多く、「口から食べる」ことが出来るように関わっていきます。
<看護部>
個人防護具「切るだけ簡単エプロン」作り方!
2020年11月30日
新型コロナウイルス感染症の影響で、個人防護具の必要量を確保することが困難になったことは記憶に新しいと思います。当院においてもマスクやエプロン、ガウンなどの個人防護具の供給が不安定となったため、ゴミ袋で個人防護具を作成しました。医療従事者にとって個人防護具は感染症を防ぐための欠かすことのできないものです。今回は短時間で作成できる「切るだけ簡単エプロン」の作成法を掲載します。皆様のご参考になれば幸いです。
必要なもの:45Lゴミ袋、はさみ
<作り方>
45Lのゴミ袋を用意する
❶ ゴミ袋の側面と底面を切る
Ⅴ
❷ 上側1枚の両端から5㎝の部分を約半分まで切り込みを入れる
Ⅴ
Ⅴ
Ⅴ
❸ 上側1枚の中心から15㎝の所に35㎝の切り込みを入れる
Ⅴ
❹ 35㎝の穴に頭部を通し、両端の5㎝のひもを後ろで結ぶ
出来上がり!!
<医療安全部>
入職して半年の声
2020年11月06日
新入職員が入職して半年が過ぎようとしています。専門職としてスタートを切った約半年間の感想を、新入職員 理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)を代表して3人に振り返ってもらいました。
入職して半年間、社会人として専門職種として働き始めてどうでしたか?
理学療法士
仕事にもようやく慣れてきて、少しずつ患者さんを担当するにつれて、わからないことや不安、責任の重さを感じています。
作業療法士
入職して最初のうちは、右も左もわからず不安でしたが、プリセプターの先輩や他の先輩方に業務を教えていただくうちに不安がなくなりました。
言語聴覚士
最初は不安がありましたが、新人1人に先輩療法士1人がつき、一から業務を丁寧に教えてくれるので安心して働くことが出来ました。
職場の雰囲気はどうですか?
理学療法士
先輩方から、仕事内容でわからないことや、治療内容のアドバイスなどを一つ一つ丁寧に教えていただいています。
作業療法士
業務後に同期で集まり介助の練習をしたり、先輩方に指導してもらうことが出来たりと勉強できる機会が多いと感じています。
言語聴覚士
療法士同士のコミュニケーションも多く、温かい職場だと感じています。学生の時とは違い、患者さんの退院した後の生活も見越して訓練内容を考えなければならないので、悩むことも多々ありますが、やりがいを持って働けています。
今後の目標はありますか?
理学療法士
今は不慣れな部分もあり自分のことで精一杯ですが、余裕をもって更に仕事を任せてもらえるようになりたいです。常にスタッフと患者さんに感謝と尊敬の気持ちを忘れず、今後も仕事に励んでいきたいと思います。
作業療法士
ただ学ぶだけでなく、学んだ技術を患者さんの訓練に活かしたり、教えていけるように頑張っていきます。
言語聴覚士
これからも患者さん一人一人に寄り添ったリハビリテーションを提供できるように心がけていきます。
今年は療法部19名の新入職員が日々研鑚を重ね業務に就いています。新入職員だけでなく、彼らに関わる先輩・指導者全員を含めた療法部141名が一つになって、これからも患者さんの笑顔を支援できるよう頑張っていきたいと思います。
音楽で患者さんに笑顔を、メッセージカードでご家族に安心を
2020年10月22日
敬老の日、病棟では、ハンドベルやギターなど楽器を使った演奏会や職員による歌で音楽を楽しむ時間が設けられました。「音楽で笑顔に」をテーマに各病棟職員が患者さんと一緒にソーシャルディスタンスをとりながら穏やかで楽しい時間を過ごしました。また、面会禁止のなか患者さんの様子を入れて少しでも安心していただけるようにご家族へのメッセージカードを送りました。ご家族からは、「素敵な写真をありがとうございます」と手紙をいただきました。
<看護部>
患者さんへ笑顔を届けるイベントに
2020年10月22日
当院のイベント『たつまつり』は、新型コロナウイルスの影響で、中止せざるを得ませんでした。しかし、入院されている患者さんに何かお届けすることが出来ないかを各病棟が考えて、今年は「~笑顔が広がる思い出を届けよう!~」をテーマに、音楽を取り入れたミニイベントを行いました。
30分ほどの短い時間ではありましたが、患者さんへ笑顔を届けることが出来ました。
当病棟では、ギターとフルートを演奏し、患者さんの馴染みの曲を演奏し、楽しんでいただくことが出来ました。
ご家族の面会が出来ないなか、少しでも患者さんに笑顔を届けられ、楽しい時間づくりを行っていきたいと思います。
<看護部>
歯科衛生士と看護師で連携して口腔ケアを実践しています
2020年10月09日
当院の歯科衛生士は看護部所属になっています。看護職・介護職と連携し、入院患者さんの口腔内の管理を行っています。看護師は、患者さんが入院されると一週間以内に標準化された評価ツールを用いて口腔アセスメントを行います。アセスメント後、清掃状態を定量的に評価し、口腔ケアの介入頻度、方法を決定します。口腔の問題点が多い患者さんに対しては、歯科衛生士と共に、再度、口腔ケア方法を検討し実施しています。
口腔の問題に対し、早期から医科歯科連携を図ることで、口腔ケアの質の向上に繋がり、食べる為の口腔環境を整える事ができ、患者さんのQOLの向上に繋がります。歯科衛生士として、専門的な立場からの助言を行うことで、責任感が生まれ、やりがいを感じる事ができる職場です。
【病院歯科に興味のある方 歯科衛生士 募集中です!】
今年も音楽ライブを開催しました!
2020年08月19日
毎年恒例となっている音楽イベントを開催しました。
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、ソーシャルディスタンスを保ってシート越しで参加していただくなど、感染対策をいつも以上に投じた開催となりました。
限られた時間の中ではありましたが、公演回数を増やして披露されたBORA!QUARTETのステージは、自然と体でリズムを刻む患者さんの姿も見られるなど、心地よい生演奏と歌声で参加された方を優しく包み込んでくれました。
<看護部>
介護老人保健施設に出向き口腔ケアの指導を行っています!
2020年08月06日
当院の歯科衛生士は、月1回、社団内の介護老人保健施設竜間之郷へ口腔ケア指導に伺っています。
施設職員から口腔ケアで困っている事の相談を受け、アドバイスをしながら実際に一緒に口腔ケアを行い指導しています。
私たちが訪問すると、普段の生活のなかでは話されていないお口の悩みを打ち明けてくださる入所者の方もおられ、お話を伺いながら悩みを解決出来るようお手伝いします。
施設入所中の口腔内のトラブルをお持ちの方は多く、施設間で連携を図りながら口腔の健康を保持できるよう務めており、口腔に問題があれば当院歯科を受診していただけるシステムとなっています。
<歯科>
ウェルウォークを導入しました!
2020年07月21日
2020年7月8日に、歩行訓練のための《リハビリテーション支援ロボット 「TOYOTAウェルウォーク WW-2000」》を導入しました。
ウェルウォークは、脳卒中など片側の下肢に麻痺がある方の歩行訓練に用いることで、従来の装具療法よりもより自然な歩行を可能とし、歩行改善率も大きいことが報告されています。
機器を用いるスタッフへの研修会では、ロボット脚や機器の操作方法、またウェルウォークを用いた歩行訓練を、どのような方に、どのようなプログラムで行うと効果的なのか、といったノウハウを学びました。これからより一層歩行能力の向上を図るために、ウェルウォークをフル活用して参りますので、よろしくお願いします。
<療法部>
コロナに負けない! 笑顔溢れる誕生日に
2020年07月07日
現在、新型コロナウィルスの影響により患者さんはご家族や知人との面会が制限されています。このような状況のなかでも、少しでも患者さんに笑顔になっていただけるよう心がけています。
患者さんのお誕生日の日、職員が「Happy Birthday♪」を歌い、豪華な食事を楽しんで頂きました。入院生活を辛い思い出にならないように患者さんの心のケアも大事にしています。
<看護部>
看護部新人研修 ~ボディメカニクスの知識・技術を用いた援助~
2020年06月20日
今年も介護係長が講師となり、看護部新人研修を開催しました。
研修では、ボディメカニクスの知識・技術を用いた援助について学んだ後、実際に患者役を体験しながら実技練習しました。新型コロナウイルス対策のため例年行われている宿泊研修は中止でしたが、介護の現場で活用できるよう真剣に取り組んでいました。
<看護部>
歯科衛生士による「口腔ケア新人研修」
2020年06月15日
2020年5月22日(金)、看護・介護の新入職員向けに口腔ケア研修を行いました。講義にて口腔ケアの基礎知識を学び、実技で実際の口腔ケアの方法を学びます。その後、日常業務内で、実際の患者さんの口腔ケアを行う中で起こる問題点や疑問点について再度確認できるよう、研修受講3ヶ月後、再度フォローアップ研修として、実技演習を行います。
歯科衛生士は、看護部所属で、看護職と介護職と協働し、患者さんの口腔内保清を行っています。日常の口腔ケアは主に看護・介護が主体となり行っており、歯科衛生士は口腔に何等かの問題点がある方を中心に介入します。チームでより良い口腔内環境を整え、患者さんに少しでも口から食べる幸せを感じていただけることを目指しています。
<歯科>
栄養課ユニフォーム 一新!
2020年06月10日
栄養課のユニフォームを5月から一新しました。
調理用のユニフォームは、「清潔感」と「動きやすさ」を重視して選びました。
快適に業務をこなし、安心でおいしい食事の提供に努めていきます。
栄養士は長袖の白衣から半袖のユニフォームになり動きやすくなりました。当院では平日は管理栄養士が病棟に上がり、それぞれの患者さんにあわせた栄養管理を行っています。食事内容の調整や栄養指導はもちろん、褥瘡回診やモニタリング等チーム活動にも積極的に参加し、円滑にリハビリをすすめていけるよう努力しています。近年栄養士の病棟での活動を期待されることが多くなっているため、動きやすいユニフォームでより一層活躍していきたいです。
また、当院では病棟ごとに担当の管理栄養士を配置していますので、食事についてのお悩みがあれば、濃いピンク色のユニフォームを着た栄養士に気軽にお声かけください。
<医療技術部栄養課>
看護の日~看護の力でみんなを笑顔に~
2020年05月29日
2020年5月16日(土)「看護の日イベント」を開催しました。
現在、新型コロナウィルスの影響により、ご家族の面会が禁止されているため、寂しい思いをされており、患者さんに少しでも笑顔になっていただきたいと願い、看護の日メインテーマ「看護の心をみんなの心に」、当院のテーマを「看護の力でみんなを笑顔に」として企画しました。
3密にならないよう環境を整え、患者さん、職員ともにマスク着用、手指衛生、換気を徹底しました。ギターやフルート、ピアノを演奏する職員による音楽隊が各病棟に出向きました。各病棟を回り、患者さんは終始笑顔で演奏を聴いておられ、楽しそうに手拍子をされている方や一緒に歌っておられる方、中には涙ぐみながら聞いておられる方もおられました。
演奏終了後には、「ありがとう!」「アンコール!」等、職員側も嬉しいお言葉をたくさんいただきました。今回のイベントで、患者さんに短い時間ではありましたが、楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと思います。また、私たち職員も患者さんの笑顔を見ることができて元気をいただけた有意義な時間となりました。
<看護部>
皆様との出会いを楽しみにしています!!~地域連携部~
2020年05月20日
地域連携課:4名、健康相談課:2名、計6名の新入職員を迎えました。
感染症対策のため面談を控えさせていただいていますが、皆様にお会いできるその日を目標に頑張っています!!
今後も地域連携部職員一丸となって、1つ1つの出会いを大切に患者さんの支援と地域の方々との連携に努めて参ります。
地域連携課
入院のご相談
例えば・・・
- ・入院中の病院から退院を言われた
- ・入院してリハビリをしたい
- ・自宅介護をしているが介護に疲れた
- ・どんな状態だと入院できるの?
健康相談課
入院後は、入院~退院後のご相談に対応し、病棟毎に社会福祉士を配置しています。
例えば・・・
- ・退院後の生活に不安がある
- ・介護保険や福祉サービスなどの制度を知りたい
- ・医療費の支払いに不安がある
- ・とにかく、話を聞いて欲しい!
わからないことやご心配なことがあれば、一度お問い合わせ下さい。
【受付時間】9:00~16:30
【場 所】 管理棟1階総合受付
【連絡先】 電話 072-869-0116
※予約の方を優先させていただきます。
ご希望の際には事前にご連絡お願いいたします。
<地域連携部>
看護部に新しい仲間が増えました
2020年05月15日
今年も看護部に新人職員が入職しました。この春から看護職員となり新しいスタートをきった職員と共に、緊張のなか社会人としての生活が始まりました。
研修では学生時代の学びを復習しながら、教育担当の先輩看護師や介護係長から経験を活かした知識や技術を学びました。第1歩を踏み出したばかりですが、知識や技術を深めて患者さんに関わり、看護師、介護士として成長できるよう仲間と共に頑張ります。
<看護部>
お花見週間2020
2020年04月17日
「お花見週間2020」がはじまり、入院されている患者さんにご家族と一緒にお花見を楽しんでいただきました。短い時間でしたが少しでも季節を感じていただきました。日差しが暖かく風もここちよい春を感じれるひとときでした。
<看護部>
VF検査とは?
2020年03月21日
嚥下造影検査(VF検査)は摂食嚥下障害の方に対して、X線透視下にて「嚥下(飲み込み)」の評価やリハビリ後の成果確認を行う検査です。当院では長年にわたり、食のリハビリテーションに努めてまいりました。患者さんに「食べる喜び」を再度、感じていただけるよう主治医・歯科医師・言語聴覚士・看護師・歯科衛生士・栄養士等が連携の強化を図りながら取り組んでいます。
VF検査装置(X線外科用イメージ装置・専用いす)
嚥下造影検査食
<医療技術部 放射線課>
電子カルテ 看護支援ソフトが導入されました
2020年03月16日
電子カルテの試行期間を経て、わかくさ竜間リハビリテーション病院でも3月より電子カルテ(看護支援ソフト)の本稼働が始まりました。パソコンに不慣れな職員や苦手意識がある職員も、熟練看護師から若手看護師まで一丸となり、皆で声掛け確認しながら取り組んでいます。新しい事へのチャレンジが業務の円滑化だけでなく、職員間の仲間意識の向上の機会にもなっています。
<看護部>
ノロウイルス感染対策実技研修
2020年02月25日
昨年末当院のリハビリ職員を対象にノロウイルス感染対策実技研修を実施しました。
患者さんは訓練のため病棟を離れ、階段や廊下、リハビリ室など多くの人と接触する機会を持つようになります。いつ、どこで、どんな場面でも感染を拡大せずに終息させるために手順を確認します。今年は2病棟で4人の患者さんにノロウイルスが検出されましたが、拡大せずに終息できました。
今後も手洗い、マスク着用を実施し感染の拡大を防いでいきたいと思います。
蛍光塗料 + 小麦粉を混ぜた物を吐物にみたて、床にまきます。
嘔吐物をペーパーで覆い、1000ppmの次亜塩素酸を散布します。
嘔吐物を覆ったペーパーを、端から中心に向かって拭き取り除去します。その後、10分間床を消毒します。
最後に手や衣服に塗料が付着していないか確認します。
<医療安全部>
病院改修工事 着々と進行中です!
2020年02月18日
2019年12月下旬、当院専用道路のアスファルト全面舗装工事を行いました。
Before
ひび割れや陥没があり、バスに乗っていると結構な揺れがありました。
After
綺麗な道路になり、バスの揺れも軽減されました。
送迎バスの揺れも減り、お車でお越しの方も運転しやすくなったのではないでしょうか。
また、2018年は若草棟と管理棟、2019年は竜間棟の外壁塗装工事も行い、建物の外観はとても綺麗になりました。今後は、少しずつ内装も綺麗にしていきたいと思っております。
入院中の患者さんはもちろん、お見舞いに来られるご家族様が快適に過ごせる病院になるよう、日々努めて参りたいと思います。
<施設総務課>
生理検査室 紹介
2020年02月01日
わかくさ竜間リハビリテーション病院の生理検査室では、主に心電図検査、24時間ホルター心電図検査、呼吸機能検査、超音波検査を行っています。
今回は心電図と24時間ホルター心電図検査について簡単に説明します。
心電図検査
不整脈や心肥大などがないかを調べる検査です。
両手、両足、胸に電極を付けて検査します。
(写真:心電計)
24時間ホルター心電図検査
お風呂・シャワーなどは控えてもらって、あとは普段通りの生活をしてもらいます。
(写真:24時間ホルター心電計)
当院の検査室では、どのようにすれば患者さんが不安なく安心して検査を受けてもらうことができるかを考え丁寧に対応することを心がけています。
<臨床検査係>
医療安全研修-相談対応の方法と実際-
2020年01月27日
安心して入院生活を送って頂けるように、毎年「相談対応の方法と実際」について
医療安全研修を実施しています。
今回はグループに分かれて、実際にロールプレイを行いました。
苦情になった場面を設定し、患者・家族、医師、看護師、社会福祉士など役割を分担し苦情の場面を再現します。これまでの経験を生かしそれぞれの役に当たった職員は、上手に演技をします。
それが実際にやってみるとなかなか難しいのです。
何故そのような対応をしたのか?
批判をすることは簡単ですが、実際にその人になってみると思った以上に悩みます。
どぎまぎしながら答えたりつっこまれたり…
しかし、実際の場面はこの数倍も困難な状況だと思われます。
「ありのままを受け止め、心に寄り添う看護を実践するために」
ONE TEAM !!
<医療安全部>
竹田契一先生 来院
2020年01月24日
2020年1月9日(木)に竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授、大阪医科大学LDセンター顧問)が、当院のリハビリテーション、言語聴覚療法の視察や言語聴覚士(以下、ST)へのご指導のために、わかくさ竜間リハビリテーション病院へ来院されました。
竹田先生は日本の言語障害学の基礎を築かれ、STの育成や発展にも多大な影響を与えておられます。現在のSTは、竹田先生なしには存在しないといっても過言ではありません。そのような高名な先生に来ていただき、失語症の患者さんの訓練指導や失語症検査作成時の苦労話などを聞く貴重な機会となりました。
また、竹田先生は当院の言語療法室の立ち上げにも関わっておられ、約20年ぶりの来院を懐かしみ、20名以上のSTが勤務していることにも感動されていました。
今回、私たちは竹田先生からのエネルギッシュなご指導から、大きな刺激を受けました。これからもリハビリテーションを通して、患者さんの生活をサポートしていきたいと改めて決意を固くしました。
わかくさ竜間リハビリテーション病院
言語聴覚士一同
入院判定会議
2020年01月22日
当院では、急性期病院や開業医、患者さんのご家族から入院の相談を受けると、多職種(医師・看護師・療法部・薬剤課・地域連携課・医療情報課)の職員によって診療情報提供書・看護要約・検査データー・薬剤情報等を確認し、入院判定を行っています。早期に紹介元やご家族に判定結果を返答することで、スムーズに安心して入院していただけるようにしています。
<看護部>
第23回看護研究合同発表会で表彰されました
2020年01月16日
社団全体での看護研究合同発表会が12月21日に開催され、当院から1位と2位に2演題入賞しました。
1演題は、「用手微振動療法による関節可動域拡大の検証」というテーマで肩関節、肘関節に関節拘縮のある患者さんに対し、両上肢に直径20㎝のバランスボールを用いた用手微振動療法を行い、関節の可動域拡大と関節の緩みを促す効果を検証することができました。
もう1演題は、「教育病棟が担うEPA看護師への日本語教育を考える」というテーマで発表しました。
今後も看護部職員が“ONE TEAM”となって患者さんへの看護サービスの質向上に向けて取り組んでいきたいと考えています。
<看護部>
新年のご挨拶
2020年01月01日
新年あけましておめでとうございます。今年の抱負を表す漢字と新年のご挨拶を申し上げます。今年も わかくさ竜間リハビリテーション病院をよろしくお願いいたします。
今年のテーマは「結束」にしました。昨年、ラグビー日本代表はベスト8に進出し、日本中にブームを引き起こしました。外国出身者も多く、多様な文化を背景に持つ選手たちがワンチームに「結束」することで、体格に勝る世界の強豪と、互角以上に渡り合えることを示しました。病院職員の職種も多様で、年齢層も幅広く、それぞれの考え・行動がまとまらないと、患者さんに良い医療は提供できません。個々の力をあげることはもちろんですが、他の職員の考え・行動をよく理解し、協調し、多職種のチームをワンチームに「結束」し、さらに充実した医療の提供を目指します。
わかくさ竜間リハビリテーション病院
院長 錦見 俊雄
「若草の会(失語症などの友の会)」クリスマス会
2019年12月24日
12月14日、わかくさ竜間リハビリテーション病院で「若草の会 クリスマス会」がおこなわれました。
若草の会とは、脳梗塞や脳出血、交通事故などが原因で、失語症や高次脳機能障害などのコミュニケーションが難しい方たちが集まった自主グループです。夏には七夕祭りが開催され、今回はクリスマス会を企画、開催しました。
当日は、入院患者さんだけでなくご家族も参加していただき、クリスマスツリーの飾りつけやビンゴ大会がおこなわれ、最後にクリスマスの歌をうたいました。普段は見られない笑顔や言葉も多くかわされ、楽しい時間を過ごすことができました。
来年も若草の会の活動を継続し、コミュニケーションに悩みをかかえておられる方たちの交流の場となるよう楽しい内容を企画していきたいと思います。
<療法部>
リハビリと薬剤師の関わり
2019年12月12日
お薬についての疑問や不安はありませんか?
当院では療養病棟だけでなく、回復期病棟にも薬剤師を配置しております。入院時には、新入院カンファレンスへ参加し、お薬の服薬状況の確認や、アレルギーの確認などを行わせていただいています。入院中は、薬の効果や副作用等の確認を行い、入院から退院まで継続した患者さんへのサポートを行っています。
また、他職種と連携し、チーム医療の一員として活躍しています。学会発表にも積極的に参加し、先日は医師、療法士と連携し、リハビリテーション・ケア合同研究大会金沢にて発表を行いました。
今後も研鑽を重ね、それぞれの患者さんに合った薬物治療の提供を行っていきます。
<医療技術部薬剤課>
介護の仕事を経験して
2019年12月06日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では高校生や大学生のアルバイト募集を行いました。介護の仕事は、重労働で大変な仕事ではありますが、実際に体験することで介護をするやりがいを感じていただけるのではないかと考えています。
今後、高齢者は増え、働く年代の人口は減っていきますが、これから介護を仕事として選択してもらえる人材を増やしていくことは私たちの役割と考えています。介護の仕事に興味のある方も無い方もインターシップの機会としても体験していただきたいと思います。
私は大学4年間、ちゃんとしたアルバイトをしたことがありませんでした。就職が決まってから時間に余裕ができたのでアルバイトをしようと考えました。アルバイトをするのであれば、人の為に人の役に立つ職業を選ぼうと決めていたので、介護の仕事を選びました。
仕事の内容すべてが初めてのことで、本当に衝撃的なことばかりで正直キツイなと思いましたが、終わったあとに患者さんや職員の方から「ありがとう」、「助かります」と声をかけてもらって本当に嬉しかったです。介護の仕事を通して、人の役に立ち、誰かを助けることができて良かったです。介護の仕事は素晴らしいと思いました。
<看護部>
2019年度 院内看護研究発表会
2019年12月03日
11月2日に2019年度看護研究発表会を開催しました。今年度は入退院コントロール看護師も発表を行い、合計12演題の研究発表となりました。
NICD、退院支援、超高齢社会や外国人職員を対象にしたものなど、社会や時代の特徴を感じされるテーマがならび、参加者の学びにもつながりました。
今回の研究を通して得られた成果を日々の看護に活かしながら、患者さんに関わっていきたいと思います。表彰された上位3演題は社団全体の発表会に参加します。
<看護部>
病院歯科における歯科衛生士のお仕事
2019年11月30日
私たち歯科衛生士は、患者さんを中心としたチームの一員として活動しています。
病棟担当制で各病棟に1名ずつ配置。多職種で行う新入院評価やカンファレンス等に参加し、担当者が不在時は、情報を共有しながら他の歯科衛生士がフォローします。
1日のタイムスケジュールは各自で管理しており、患者さんのリハビリの時間や歯科医師の予定と診察室の診療チェアーの空きを確認して予約を取り、一般診療、口腔ケア、口腔リハビリテーションを実践しています。
診療室にはベッドを入れる事ができるので、患者さんの状態に合わせて車椅子に乗る事が困難な患者さんでも治療が可能です。病院歯科で働く歯科衛生士として患者さんの口から始まる健康づくりに貢献できるようにと日々取り組んでいます。
<歯科>
ハロウィンを満喫できた回復期患者会
2019年11月29日
10月の回復期患者会のテーマは「ハロウィン」。飾り付けは患者さんにもお手伝い頂きながら作製し、当日、スタッフはかぼちゃに仮装して盛り上げました。
内容はハロウィンクイズ、体操、歌で構成しました。ハロウィンクイズに答えた方にプレゼントした手作りのペーパーフラワーはとても喜んで頂き、患者会終了後には車椅子や病室に飾られていました。体操では「365歩のマーチ」に合わせて座りながらできる体操を行いました。皆さん馴染みの曲ということもあり体を動かしながら笑顔がたくさんこぼれていました。歌では、「幸せなら手をたたこう」を皆さんで合唱しました。
「子供の頃を思い出して楽しかった。」「毎日やりたいくらい楽しかった。」「かぼちゃが可愛かった。」など患者会を楽しめたという意見が寄せられました。患者さんと共にハロウィンを満喫し、普段は見ることのないような笑顔があふれる時間となり、患者さんから「時間が短すぎる。」という声が聞かれました。まさに楽しい時間はあっという間を体感した行事でした。
職員表彰を行いました
2019年11月01日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では年2回の職員表彰を行っています。
今回は、10月7日の職員昼礼において、今年4月~9月の間に、模範となるような業務に取り組んだ職員10名(看護師、介護士、薬剤師、作業療法士、言語聴覚士、事務職)と、明るく季節感のあるディスプレイを行った1部署(竜間棟2階東病棟)が受賞しました。
患者さんに少しでも安心して治療、ケア、リハビリなどを受けて頂けるように、このような受賞もひとつの励みとして、職員一同これからも頑張っていきます。
- ●わかくさ竜間賞 受賞職員の表彰
- ●ディスプレイ賞 受賞病棟(竜間棟2階東病棟)の季節ごとの作品
栄養士に嚥下食の相談をしよう!回復期家族教室
2019年10月24日
9月28(土)に回復期家族教室を開催しました!
今回は、嚥下食というテーマに絞り、講義や試食を交えて体験型の教室を開きました。
参加された方から、「試食をすることで、実際に退院後の食事のプランを組むことができた。」や、「歯で噛んで食べる素晴らしさを再認識した。」「栄養士の方が患者さんのために一生懸命努力している事に感謝する。」などの感想がありました。
今後も食事や栄養に関する内容を発信していける場を作っていきたいと思います。
- ●スライドを使って、嚥下食の各段階の違いや、栄養補助食品と間食の違いについて説明しました。
- ●実際に病院で提供している嚥下食、市販の嚥下食、栄養補助食品を試食しながら、調理方法の指導をし、ご家族からの質疑応答タイムを設けました。
歯科衛生士と患者さんとのかかわり
2019年10月15日
今回は、当院の歯科衛生士だからこそ出来る患者さんとの関わりについてご紹介します。
歯科受診の患者さんは、半数以上が御入院されている方です。患者さんがお口の痛みや違和感を訴えられた際、歯科衛生士は、出来るだけ早期に病棟へ行き、直接状況をお伺いすることで、迅速な対応ができるように心がけています。
新しく義歯を作製した場合には、しっかりお食事が食べられているかを評価し、必要に応じて咀嚼練習を行います。同時に痛みの有無を確認し、安全に食事摂取が出来るよう歯科医師と連携しています。今までの食生活の中で固い物が噛めず、食べたい物を諦めていた患者さんが何でも美味しく食べている姿を見ると、とてもやりがいを感じます。
<歯科>
NICDナーシングバイオメカニクスに基づく生活支援中級セミナー受講
2019年10月11日
2019年6月の初級セミナーに続いて9月14日15日と中級セミナーを受講してきました。ナーシングバイオメカニクスとは生活行動の獲得と自立に焦点を当て、解剖学、生理学、病態学、運動力学、発達理論などを基礎に文化や心理に関する学際的な知見を統合して生活支援技術の確立をめざすこととされています。
セミナーは、講義と演習で構成され、上肢・上肢帯へのリラクセーションハンドケア、バランスボール小を使用した用手微振動、体位変換、移乗、ムーブメント、筋膜リリースなどを学びました。看護技術も研究され変化してきており、常に新しい技術を習得していかなければなりません。
ケア提供それ自体を日常生活の自立に連動させる「ワンケア(ケアの提供)・ワンギフト(快の提供)・ワンリハビリ(機能の向上)」を実践できるように取り組んでいきたいと考えています。
<看護部>
第31回 敬老の日 たつフェス 開催しました
2019年10月05日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、9月16日(祝)に「敬老の日 たつフェス 令和元年 あなたの笑顔をみたい ~おいしく!たのしく!元気よく!~」を開催しました。
今年度の講演会では、高血圧病学において日本を牽引されているリーダーの1人である、堀尾 武史 医学博士をお招きし、「高血圧との上手な付き合い方-元気で長生きするために-」についてお話いただきました。
高血圧はなぜ起こるのか? また予防や治療、血圧チェックのポイントなど、とてもわかりやすく教えていただき、皆さんうなずきながら真剣に聞き入っていました。今年は多くの患者さんやご家族の方々がご参加下さり、盛況な講演会となりました。
音楽フェスは、大迫力の和太鼓から始まりました。会場から溢れるほど、たくさんの方に参加していただきました。それぞれの病棟も「音楽を通して笑顔に!」を掲げ、ゲームや手品に加え、特技のギターでイベントを盛り上げたり、ピアノとフルートで楽器演奏を披露したりと、患者さんやご家族と一緒に笑顔があふれる時間を楽しみました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
人工呼吸器の勉強会
2019年10月04日
今回は、人工呼吸器についてです。これまでのイメージでは「人工呼吸器をつけるともう一生外せなくなる」とか「すごい苦痛がありそう」などあまり良い印象は無いかも知れません。しかし、医療機器の進歩は目覚ましいもので、人工呼吸器も一昔前に比べて著しく進歩しています。そのおかげで多くの患者さんが、人工呼吸器を装着した後、回復して無事に退院されています。
臨床工学技士は、医療機器の保守・管理をしており、院内で稼働している9台の人工呼吸器の日常安全点検やメンテナンスを行なっています。今回、私たち臨床工学技士が、その人工呼吸器の勉強会を、院内で看護師向けに行ないました。病棟で実際に回路を組み立てたり、機器操作を個別に説明し、今まで以上に理解を深めてもらいました。勉強会後の感想では「実際に回路に触れながら説明を聞いて日頃の疑問が解けた」や「人工呼吸器がどうやって作動しているかよくわかった」という声がありました。これからも医療機器の安全使用を徹底できるよう、定期的に勉強会を行なっていきたいです。
<医療技術部 臨床工学技士>
回復期病棟合同イベント報告~リハビリ体操で元気に!~
2019年09月12日
当院の回復期病棟では合同のイベントを2ヶ月に一度開催しています。8月は、理学療法士による「リハビリ体操」を行いました。
30分の時間だけではありましたが、理学療法士の動きをまねて、体幹をひねったり、手足の運動など普段のリハビリ訓練とは違う体操を楽しそうにされていました。総勢50名ほどの患者さんが参加され、「もっと頻繁に開催して欲しい」「次回もぜひ参加したい」など楽しく参加できたという声がたくさん聞かれました。
私たちも患者さんの笑顔や熱心に体操を行われている姿に心を打たれました。これからも、もっともっと笑顔を増やせるイベントを開催していきたいと強く思えたイベントとなりました。
<看護部>
歯科衛生士は摂食嚥下リハビリテーションの一員です
2019年09月02日
当院の摂食嚥下リハビリテーションは、歯科医師と歯科衛生士もチームの一員として参画し、患者さんに少しでも口から食べる喜びを感じていただけるよう日々取り組んでいます。
摂食嚥下リハビリテーションは嚥下機能だけではなく、意識状態、全身状態、認知機能など総合的な訓練が必要であるため、多くの職種が関わります。
そのなかで歯科衛生士は、口腔の専門職として口腔内の評価を行い各々の患者さんに対応したアプローチを行い、安全に食べられるよう口腔環境づくりを行っています。
実際に、患者さんが美味しそうに食事を食べる姿を目にすると、とても感動します!!
摂食嚥下リハビリテーションに携わりたい方、私たちと一緒に、患者さんの「口から食べる幸せ」の支援をしませんか?
<歯科>
介護のお仕事 体験してみませんか?
2019年08月30日
今回、わかくさ竜間リハビリテーション病院では高校生や大学生のアルバイト募集を行いました。介護の仕事は、重労働で大変な仕事ではありますが、実際に体験することで介護をするやりがいを感じていただけるのではないかと考えています。
今後、高齢者は増え、働く年代の人口は減っていきますが、これから介護を仕事として選択してもらえる人材を増やしていくことは私たちの役割と考えています。介護の仕事に興味のある方も無い方もインターシップの機会としても体験していただきたいと思います。
私はまだ高校生なので直接患者さんに触れることはできなかったけど、看護師さんや介護士さんが普段からしているお仕事を間近で見ることができ、良い経験になりました。
私と同じアルバイトで年齢が近い人が何人かいて仲良くなることができました。お仕事では、病棟の職員の人が助けてくれるのでとても楽しく自分でもできることを精一杯できました。
高齢者に関わって働くことは初めての経験でしたが、少しずつ慣れてきて楽しく働くことができました。患者さんと関わる楽しさだけでなく、介護士さんや看護師さんと一緒に働く楽しさを感じられた夏休みになりました。優しく丁寧に指導して下さり、ありがとうございました。
寝たきりの患者さんが多く最初はめっちゃ不安でした。でも、病棟職員の人たちが優しく教えてくれて、楽しく仕事をすることができました。私は、高校2年生になったら介護科を選択しようと考えていたので、とてもいい経験ができました。またバイトができる機会があるのなら、是非やりたいと思いました。
私は看護学生です。わかくさ竜間リハビリテーション病院で介護の仕事を経験して、とても勉強になりました。患者さんとのたずさわり方、排泄介助などを教わり、今後の臨地実習の際にはこちらで教わった事を思い出し、頑張っていきたいと思います。
<看護部>
音楽ライブを開催しました
2019年08月23日
7月27日(土)に、BORA!QUARTET(ボーラ!カルテット)さんによる、音楽ライブを開催しました。当日は、患者さん、ご家族あわせて約110名の方にお集まりいただきました。
演奏曲は「いのちの歌(竹内まりや)」、「wish(井上鑑)」といった優しい曲が多く、サックス、ギター、パーカッション、そして心に染み渡るような素敵な歌声に、皆で聴き入りました。患者さんはリズムを打ったり、中には感動の涙を流されたりと、それぞれに楽しまれていました。いつもとは一味違う表情や、いつもよりも活発な動きから、改めて音楽の力を感じたひとときでした。
当院ではこれからも、少しでも患者さんの元気に繋げられるように、演奏会などのイベントを開催していきます。
NICDによる患者さんの変化がご家族の喜びに
2019年08月09日
当病棟におけるNICD活動をご紹介します。 A氏の病名は、認知症と両側性硬膜下血腫で難聴があり、明確な意思疎通は困難な状態の患者さんです。ご家族と相談しながら進め、NICD開始するまでは、終始目を閉じていることが多い状態でした。
下肢のバランスボール運動や背面解放座位を実施するなかでA氏の覚醒状態はよくなり、追視を認めることが多くなりました。A氏の些細な変化に気づくことで、職員は看護の喜びを日々感じています。 ご家族の理解を得ながら実施するためコミュニケーションの機会も増え、A氏の変化が周囲に喜びを感じさせてくれています。
<看護部>
回復期家族教室 「良く噛んで食べる」 開催しました
2019年08月05日
7月の回復期家族教室は歯科衛生士が担当して行いました。
今回のテーマは、『良く噛んで食べる』で、ご自身の歯で良く噛むことが身体にどのような良い効果が得られるのか、また、良く噛むための食事の作り方の工夫等をお話しました。
最後に実際にご自身の歯でどの程度噛めているのかをみる簡単な検査を体験していただき、各々の検査結果をみながら、終始和やかに会話されていました。参加された方は、大変熱心に耳を傾けてくださっていました。今回、ご参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました。
<歯科>
「若草の会(失語症などの友の会)」七夕祭り
2019年07月31日
7月6日、わかくさ竜間リハビリテーション病院で「若草の会 七夕祭り」が行われました。
若草の会とは、脳出血や脳梗塞、交通事故などが原因で、失語症などの言葉やコミュニケーションの障害がある方たちが、有志で集まった友の会です。
言葉に障害があると、「どうせわかってもらえないから、話しても仕方ない」とあきらめてしまったり、ご家族もどのように対処すればわからない、といったことが多くあります。
そのような方たちや、ご家族が集まって、お互いに相談したり、楽しくお話しをする機会をつくったのがきっかけでした。
“冬を越し、春になって萌えるような若草”にちなんで、『若草の会』と名付けられました。
残念ながら、参加する方たちの生活の変化などから、しばらくお休みが続いていましたが、ぜひ復活したいという若草の会の方たちのご意向と、入院患者さんたちの交流の場を作るというきっかけで、久しぶりの若草の会が催されることになったのです。
当日は、みんなで、自己紹介をした後、七夕の飾りを作ったり、思い思いに短冊に願い事を書き、みんなで笹に飾りつけました。
七夕の歌を一緒に歌い、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
次回は、クリスマス会を予定しています。
言葉やコミュニケーションに難しさを感じている方たちが、楽しく過ごせる会を続けていきたいと思っています。
行事食 七夕そうめん
2019年07月23日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、年間を通して行事食に取り組んでいます。7月7日に七夕メニューを提供しましたのでご紹介します。
今回は普通食の方だけでなく、キザミ食や嚥下食の方にも見た目で季節を感じていただけるように、「ソフティアG」というゼリー剤を使用して作りました。
七夕 メニュー
そうめん(具材にソフティアGを使用)
焼きナス
冬瓜の煮物
スイカ
嚥下食を食べている患者さんは、形があるものが食べたいけれど嚥下障害があり食べられないというケースが少なくありません。そのような方にも安全に形あるものを食べていただきたいと思い、形のある嚥下食を行事食に取り入れました。食材それぞれで形を作る事でハム、卵、キュウリがそうめんにかかっているのが目に見えてわかるため、食事を目でも楽しむことができ、またスプーンで簡単に押しつぶせる硬さのため安全に提供できたのではないかと思います。
作り方が気になる方は栄養課にてリーフレットを作成していますので、栄養士までお気軽にお声かけください。 今後も入院中の患者さんの楽しみである食事を安全に、季節を感じて食べていただけるように、栄養課職員一同日々努力してまいります。
<栄養課>
第11回 日本静脈経腸栄養学会 近畿支部学術集会へ参加しました
2019年07月17日
大阪国際交流センターで行われた第11回日本静脈経腸栄養学会近畿支部学術集会へ参加しました。
当院は、NSTチームから4名参加し、そのうち2名が発表しました。
貴島歯科医師が要望演題【高齢者の栄養サポート】にて「医療療養病床NST介入患者における栄養状態改善に関する検討」という内容で発表をしました。
改發は、要望演題【サルコペニア・リハビリテーション栄養】にて「回復期病棟における脳出血患者の入院時の栄養関連指数GNRIはADL改善と関連する」にて発表の機会をいただきました。
栄養管理はどの患者さんに対しても行う必要がある治療の基盤です。当院NSTは歯科、言語聴覚士もNSTに参入し、患者さんの口から食べたい!をサポートできるよう活動しています。もちろん経口摂取は大切な栄養方法ですが、正しい知識に基づいた静脈栄養や経腸栄養も大切な栄養管理です。今後も、各患者さんにあった栄養管理を行えるように、チームで取り組みたいと思います。
若草第一病院の山中院長が本学会の当番会長を務められ、若草第一病院からも多くの栄養管理に携わる職員が参加していました。今後も、わかくさ竜間リハビリテーション病院NSTの取り組みを発信していきたいと思っています。
わかくさ竜間リハビリテーション病院
安全部 栄養サポート課
NST専門療法士
改發 明子(管理栄養士)
角谷リハビリテーション病院・わかくさ竜間リハビリテーション病院合同研修会2019開催
2019年07月12日
さる6月22日、若弘会本部において、角谷リハビリテーション病院との第2回合同研修会を開催しました。この研修会は、両病院ともにリハビリテーション病院として、それぞれの活動や研究成果を発表し、相互の質向上を図るために、昨年より開始されました。
当院からは錦見院長をはじめ、若手療法士から役職者まで幅広い年代から20名参加し、総勢約30名での開催となりました。当日は回復期リハビリ病棟に関わることだけでなく、幅広い疾患に対するリハビリの方法や、歩行補助機器を用いたリハビリ効果など、今後の参考になるものばかりで、非常に有意義な時間を過ごすことが出来たと思います。
研修会の後は交流を深めるため懇親会を行いました。色々な話題で盛り上がり、あっという間に楽しい時間が過ぎました。業務以外での交流の大切さも感じたひとときでした。
今回で2回目となった研修会の開催でしたが、前回にも増して質疑応答内容は中身も濃く、参加者は新たな刺激を受けることが出来ました。今後も定期的に研修会の機会を設けてリハビリテーションの質の向上につなげていきたいと思います。
<療法部>
チームでのスキルアップを目指しています!
2019年07月04日
今日は、歯科医師による「栄養について」の勉強会です。実習生も一緒に参加します。
「病院歯科ってなんだか難しそう・・・。」そんな声をよく耳にしますが、歯科では、分からない事や知りたい事を一緒に考え、みんなで解決していきます。個人のスキルアップと共にチームでのスキルアップを目指しています。
多職種で行われる研修では、歯の事だけではなく医療や介護の事など今まで触れることが少なかった新しい学びがたくさんあります。歯科衛生士として何が求められているか、何ができるかを考えさせられます。
病院歯科で働きたい方は不安に思う事なんてありません!!
私たちと一緒に歯科衛生士のスキルアップを目指しませんか?
<歯科>
リハビリテーション医学会学術集会に参加しました
2019年06月28日
「第56回日本リハビリテーション医学会学術集会」が、2019年6月12日~16日までの5日間、神戸コンベンションセンターで開催され、当院のリハビリテーションの成果について、「被殻出血患者において回復期リハビリテーション病棟入院時の握力はADL改善の予知因子である」という演題で発表をしました。
発表セッションでは他施設の医師やリハ職種とディスカッションができ、そこで学んだ知識を院内に還元していきたいと思います。
また、今回の学会は国際リハビリテーション医学会との合同開催でした。海外からの参加者も多く、「世界のリハビリテーションのこれから」という講演を聞くことができ、今後のリハビリテーションを幅広い視点で捉える良い機会となりました。
終わってみればあっという間の5日間でしたが、今回の経験で得たことを活かして、これからも病院全体のレベルアップに貢献していきたいと思います。
療法部 課長 玉村悠介(理学療法士)
こんな時にはご相談ください! ― 地域連携部のご紹介 ―
2019年06月24日
地域連携部は、入院前のご相談、入院中~退院後のご相談に対応している窓口です
今年度、1名の新入職員を迎えました。毎日緊張しながらも、早く業務に慣れるように明るく元気に頑張っています!! 今後も1つ1つの出会いを大切に、患者さんの支援と地域の方々との連携に努めて参ります。
地域連携課
●入院のご相談
例えば…こんなご相談
- ・入院中の病院から退院を言われた
- ・入院してリハビリをしたい
- ・自宅での介護をしているが、数日間の短期入院をしたい
- ・どんな状態だと入院できるの?
健康相談課
●入院後は、病棟毎に社会福祉士を配置しています
例えば…こんなご相談
- ・退院後の生活に不安がある
- ・介護保険や福祉サービスなどの制度について知りたい
- ・医療費の支払いに不安がある
- ・とにかく、話を聞いて欲しい!
わからないことやご心配な事があれば、一度お問い合わせ下さい
お問い合わせ先
【受付時間】 9:00~16:30(祝日除く)
【場 所】 管理棟1階 総合受付
【電 話】 072-869-0116
- ※ご予約の方を優先させていただきます。
- ご希望の際には、事前にご連絡お願いいたします。
<地域連携部>
日本でも看護師として頑張ります!
2019年06月12日
EPA看護師候補者(経済連携協定に基づく外国人看護師候補者)として当院に入職したフィリピン出身の2名の職員が、今年の春から看護職として働くことになりました。
フィリピンで看護師として活躍してきたふたりは、日本では3年間余り介護士として勤務してきました。今後は知識や技術をさらに高め、日本でも看護職として成長し続けていけるよう支援したいと思います。
<看護部>
【2019看護の日】~看護の心をみんなの心に~
2019年05月22日
5月11日(土)に「看護の日」イベントを開催しました。
今年は2017年度から導入しているNICD看護について、多くの方に少しでも知っていただきたいと、NICDの原点となっている「あなたの声が聴きたい~植物人間生還へのチャレンジ」DVDの視聴、NICD看護技術である表情筋マッサージの実演指導、これまで取り組んだNICDの成果を患者さんの変化を写真などで紹介しました。
参加された方は皆さん真剣に聴いていただきました。
[※NICD(生活行動回復看護技術)について…詳しくはこちら]
職員によるピアノコンサートでは「見上げてごらん夜の星を」、「ふるさと」、「糸」など7曲を聴いて参加者全員で歌っていただきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
<看護部>
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の2020年度採用活動開始!
2019年05月09日
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の、2020年度新入職員採用活動が始まりました。
本年度初めの活動として、先日、兵庫医療大学で行われた合同病院説明会と、梅田スカイビルで行われたマイナビ就職説明会に参加しました。
多くの病院や施設がある中、若弘会のブースにお越しいただいた方々には、心より御礼申し上げます。少しでも興味を持って頂けましたら、お気軽に病院まで見学にお越しください。
<療法部>
新しい仲間が加わり、リハビリ職員100名になりました!
2019年05月02日
今年は、理学療法士14名、作業療法士1名、言語聴覚士2名、合計17名の新入職と、中途入職の理学療法士1名と仲間が増え、総勢100名になりました。
新入職者は、少しでも早く仕事を覚えて、しっかりリハビリテーションを行えるよう、新人研修にも真剣に取り組んでいます。どうぞよろしくお願い致します。
<療法部>
看護部新人研修
2019年04月23日
新年度が始まり、3月27日から看護部新人研修を開催しました。4月からは新しくなったユニフォームに身を包み、仲間と共に講義やグループワークを通して学びを深めました。実技研修では緊張した表情も見られましたが、肌寒さを感じながらやっと開花し始めた桜より一足お先に、満面の笑顔を咲かせて5日間の研修を終えることができました。
<看護部>
お花見週間2019
2019年04月18日
今年も桜の季節がやってきました。病院全体で「お花見週間2019」として全病棟の職員が患者さんと一緒に散歩へ行き、温かい日差しのなかで、満開の桜の花を見ていただきました。吹く風が冷たい日もありましたが桜を長く見ることができました。
<看護部>
NICD事例発表会
2019年04月15日
3月22日、2018年度NICD事例発表会を開催しました。
NICDのワーキンググループのメンバーが協力し、病棟職員もNICDを実践する機会が増えています。それと共に、患者さんの変化を実感し、刺激を受け、あらためて自分たちの看護について考える職員も増えました。各病棟から発表されたNICDの事例を共有し、また、そこで交換された意見や思いを今後の取組みに活かしていきたいと思います。
<看護部>
平成30年度 新人看護師修了式
2019年03月18日
平成31年3月1日、1年間を締めくくる平成30年度新人看護師の修了式を開催しました。
終了式では、共に学び、考え、看護を提供してきた仲間の前で一人ひとりのナラティブ発表も行いました。看護師として過ごす初めての1年間は2度と経験できない貴重な時間です。自身の印象に残ったエピソードを振り返りながら、仲間が経験したこと、感じたこと、学んだことを共有し、看護師として成長していくことを改めて誓う機会となりました。
<看護部>
摂食嚥下障害評価者研修
2019年03月14日
平成31年3月1日、看護師を対象とした摂食嚥下障害評価者研修3日コースの最終日を迎えました。
当院ではNICDの導入を始め、患者さんのQOL向上を目指した関わりを心がけています。言語聴覚士が多数在籍する当院は、日頃から食事のお手伝いをしている看護師にとっても、摂食嚥下機能について専門職に相談しやすい環境にあります。今回の研修も言語聴覚士を講師としてシリーズで開催しました。
患者さんの「口から食べたい」という思いに対応できる看護師育成を目指して、今後も職種を超えて取り組んでいきたいと思います。
<看護部>
お口のトラブルは歯科衛生士にご相談ください!
2019年03月07日
わかくさ竜間リハビリテーション病院には歯科外来があり、一般的な歯科治療と共に口腔ケアや口腔リハビリテーションなどを行っています。月1回は、新入院された患者さんの病棟回診も行っています。
歯科衛生士は、口腔内をきれいにする口腔ケアや口から食べにくい患者さんに対して口腔機能を高める訓練を行っています。口腔のトラブルを感じたら、是非ご相談ください。
「院内デイ」取り組みの紹介
2019年03月01日
当院では、ほとんどの時間ベッド臥床されている患者さんが少しの時間でも目的をもって座位時間がとれるように、他の患者さんと一緒に行う事で個々の患者さんの能力を引き出せたらと「院内デイ」を実施しています。
「院内デイ」の目的は…
- ・個別訓練では引き出せない患者さんの反応を引き出す
- ・患者さんの相互作用の効果
- ・認知機能の改善
- ・筋力・関節可動域、立ち上がり動作、立位訓練などの機能面の改善
- ・楽しみ時間の提供
などです。
月に1回、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が介入している患者さんと各病棟から患者さんの変化に繋げたいという方が一緒に参加されます。看護職、介護職と療法士と協力し、ボール運動、お手玉、輪投げ、体操、歌など20分間程のメニューを繰り返し行い、患者さんの状態に合わせて参加していただいています。今回も職員の声かけにしっかりと体を動かされ、大きな声で歌われるなど活気ある様子がみられました。
<看護部>
入退院コントロール看護師とは?
2019年02月06日
わかくさ竜間リハビリテーション病院には、入退院コントロール看護師が2名おり、地域連携課など他職種と連携しながら入退院支援活動を行っています。
地域の在宅サービスとの連携を図ると共に社団内の若草第一病院の脳卒中センターのミーティングにも週1回参加しています。ミーティングには、療法士や相談員と一緒に参加し、患者さんの治療経過や身体状況の情報収集や患者さんと直接お話するなど、安心して転院していただけるようにしています。
入院された後は、病棟職員と協力しながら患者さんとご家族が希望される生活に向け、ニーズに応じた社会復帰、在宅復帰を目指すことができるように取り組んでいます。
<看護部>
特定行為研修実習
2019年02月01日
わかくさ竜間リハビリテーション病院は、特定行為である気管カニューレ交換の臨地実習施設となっており、平成27年度から受入を行っています。研修生は、手順書に基づき1人5件以上の気管カニューレ交換の実習を必要としますが患者さんやご家族の協力もあり1日で終了しています。平成30年度特定行為研修秋期入学コースの研修生は、平成31年1月23日指導医に指導を受けながら実習を行いました。
<看護部>
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の臨床実習生
2019年01月23日
今年度も、毎年臨床実習を受け入れている養成校から、多くの学生さんが実習に来られました。
特に最終学年(大学は4年、専門学校は3~4年)の臨床実習の多くは8週間で、スタッフと一緒にリハビリの一部を経験し、学んでいます。
4月~12月の間に、PT12名(7校)、OT8名(8校)、ST7名(6校)の学生さんが、当院で長期の臨床実習を行いました。
快くご協力いただいた患者さんからは、活動する時間が増えたと喜ばれたり(リハビリ以外の休憩時間は減っているのですが・・)、実習終了時や患者さんの退院時には涙のお別れ、またその後も懐かしく思っている、という声を頂いたりしています。
ご協力頂いた方々には、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
<療法部>
NICDで諦めない看護の大切さを痛感
2019年01月17日
若草棟2階病棟は医療療養病棟であり、入院患者さんのほとんどが意思表示やコミュニケーション困難な状態です。ご家族の「少しでも良くなって欲しい」「声掛けに反応して欲しい」という言葉が聞かれるなかNICD看護技術である表情筋と口腔内のマッサージを実施した看護研究に取り組みました。
今回の研究では、その人が持てる能力を見つけ可能性を信じて援助を行なう事で諦めない看護の大切さを痛感しました。NICDによる患者さんの変化は、ご家族だけでなく、私たち看護師の喜びにも繋がりました。これからもNICD活動に取り組み、少しでも良くなって頂けるように取り組んでいきます。
<看護部>
おせち料理
2019年01月05日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では入院中の患者さんにもお正月を感じていただけるよう、1月1日から3日までおせち料理をお出ししています。
普通食の方はもちろん、嚥下(えんげ)食の方にも目で見て楽しんでいただけるように、安全で形のあるものを提供したいと毎年試行錯誤と改良を重ねています。
今年は例年より軟らかく作るために「ソフティアG」というゼリー剤を使用して嚥下食おせちを作成しました。嚥下障害の方が増えている中で、ゼリー剤やとろみ剤も様々なものが販売されるようになっています。
当院でも患者さんに喜んでいただけるような食事を提供できるよう、新しいものを取り入れていきたいと思います。栄養課スタッフ一同で今後もお食事を入院中の楽しみにして頂けるように、努力してまいります。
ふつう食
嚥下食
(写真はお節の一例です)
穴子の照り焼き
みぞれ和え
煮物
だし巻卵
ほうれん草のお浸し
かまぼこ
漬物
<医療技術部 栄養課>
2019年 新年のご挨拶
2019年01月04日
新年あけましておめでとうございます。
今年の漢字は「挑」にしました。難しい仕事などをやり遂げようと立ち向かう、挑戦する、という意味があります。
昨年、わかくさ竜間リハビリテーション病院は開設30周年を迎え、社会医療法人若弘会も法人設立40周年を迎えました。
私自身も医師になり30年以上が経過し、ややもすれば安全に、無難に、保守的になりがちです。しかしそれでは進歩がないし、世の中の動きに立ち遅れるでしょう。医学の進歩も日進月歩です。
新しい論文を読み、データをまとめて学会に参加し、論文も書き、医学の進歩に貢献し、患者さんにも還元する。このような姿勢で今年も「挑」んでいきたいと思います。
わかくさ竜間リハビリテーション病院
院長 錦見 俊雄
手指衛生ポスターコンテスト受賞作品発表!
2018年12月06日
手指衛生は、正しい方法で、かつ適切な場面での実施を徹底する必要があります。しかし遵守率の向上を図ることは容易ではありません。そのため法人全体でも重要課題として継続して取り組んでいます。
今年度は手指衛生への意識を高め、啓発をするために法人全体でポスターコンテストが開催されました。わかくさ竜間リハビリテーション病院では12作品の応募があり、最優秀賞1作品、優秀賞2作品が選出されましたので、ご紹介させていただきます。
竜間最優秀作品(1作品)
入室前はエタプラス
竜間優秀作品(2作品)
きれいな手でつくろう みんなの笑顔を
手指衛生で感染予防
<わかくさ竜間リハビリテーション病院>
平成30年度院内看護研究発表会開催
2018年12月04日
11月17日に平成30年度看護研究発表会を開催しました。11演題の発表があり、テーマは、NICDに関連する発表が6演題、終末期に関連する発表が2演題、看護必要度、身体拘束廃止、褥瘡予防に関連する発表がそれぞれ1演題ずつでした。今年度末にNICD実践発表会を予定していることもあり多くの病棟がNICDをテーマとした発表でした。
各病棟が患者さんやご家族に対して様々な取り組みを行った成果が発表され、「看護」についてあらためて考えさせられる発表会でした。11月20日には表彰式を行い1位から3位までの病棟は表彰状を渡されました。
<看護部>
季節を少しでも感じていただけるように
2018年11月22日
若草棟3階病棟は医療療養病棟です。ベッドで過ごされる患者さんが多いですが、少しでも季節を感じていただけるように、病棟の壁をデコレーションしています。
今の季節は秋! 食欲の秋…栗にきのこ、葡萄や柿と秋の味覚いっぱいのデコレーションにしあげました。病院での療養生活において、季節を感じることは、難しいですが、このデコレーションで季節の変化を感じてもらえれば嬉しいです。
<看護部>
第14回日本ヒューマン・ナーシング(NICD)研究学会で発表
2018年11月12日
10月27日、京都看護大学で「第14回日本ヒューマン・ナーシング研究学会」が開催されました。
NICDに取り組んでいる全国の病院の発表があり、当院は2演題の発表を行いました。
今回の学会参加を通して、急性期病院から回復期、慢性期病院、在宅へと「NICDをつなぐ」重要性を感じることができました。
私たち看護師の関わりによる遷延性意識障害や廃用症候群等の患者さんの変化だけでなく、地域へとつなぐことができるように、これからも一人でも多くの患者さんに取り組み、患者さんの良い変化が御家族の喜びにも繋がるように活動していきたいと思いを新たにしました。
<看護部>
患者・家族教室を開催しました(2018.10.19)
2018年11月09日
平成30年10月19日に回復期患者家族教室を開催しました。患者さんと御家族を含め総勢90名の参加がありました。
今回の講義では社会福祉士から、介護が必要になった高齢者を社会全体で支える仕組みである「介護保険制度について」の話がありました。皆さん興味を持って聞いてくださっていました。
続いて、回復期リハビリテーション病棟看護師のピアノコンサートを行いました。1曲目は「愛燦燦」そして、「瀬戸の花嫁」「津軽海峡冬景色」と昭和の名曲が演奏されました。患者さんからは「楽しかった」「音楽を聴くイベントをまた開催して欲しい」との声もあり、日頃と違ったひと時を過ごしていただきました。
<看護部>
手指衛生遵守率向上に向けて
2018年11月02日
感染予防の基本的かつ重要な対策の一つは手指衛生です
毎年、寒さや空気の乾燥が厳しくなるにつれ、ウイルスが活発になり、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行する季節となります。当院では冬季の感染症の流行前から、手洗いチェックと目視調査を実施。手指衛生の正しい手順と技術を身に付けることで全職員が「安全な手」で援助できるように取り組んでいます。
手洗いチェック と 手指衛生
・・・微生物は目にみえないので
●蛍光塗料で汚れを可視化
●石鹸と流水で丁寧に手洗い
●アルコール製剤を正しい方法で使用して手指衛生
<医療安全部>
療養病棟集団リハビリについて
2018年10月19日
療養リハビリチームでは、毎月1回、第4水曜日の午後2時間、集団リハビリを実施しています。患者さんにいくつかのメニュー(足や腕の運動、塗り絵、オセロ、将棋など)の中から、行いたいものを選んでいただきます。また、4~5名での体操や歌唱、ゲームなどのレクリエーションメニューもあります。
昨年秋から開始し、1年が経過しました。毎回15名程度の患者さんが参加され、患者さん同士での交流の機会が増えることで会話も弾み、笑顔もいつもより多くみられます。リハビリ職員だけでなく、介護士やご家族も加わってにぎやかで楽しい時間となっています。
月1回の短い時間ですが、笑顔が増え、明日への元気につなげられるよう、今後も続けていきます。
<療法部>
第30回敬老の日 たつフェス 開催
2018年10月05日
平成30年9月17日(月・祝)、敬老の日たつフェスを開催しました。
今年は、徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域医療福祉分野教授 白山靖彦先生をお招きし、ご講演「退院後の生活を一病息災で楽しむ」では、患者さんやご家族の方に、これからの生活を考えるきっかけになるお話を聞かせて頂きました。
午後からの音楽フェスでは、楽しく、懐かしく、癒される音楽を聴き、楽しい時間でした。
それぞれの病棟では、患者さんと職員が音楽やゲームなどを、一緒に楽しみました。
「おいしく!楽しく!元気に!」 病院玄関前の模擬店もおいしいと好評でした。
<わかくさ竜間リハビリテーション病院 敬老の日プロジェクト委員>
河内音頭で盆踊り!
2018年09月13日
8月17日に行われた家族教室「河内音頭で盆踊り」
今回の家族教室は、歯科衛生士による「生涯自分の歯で食べるために」というテーマの講義と盆踊りでした。一生、自分の歯を守って、美味しく食べることは誰もが望むことで、皆さん真剣な表情で聴いていました。盆踊りでは、患者さんとご家族を中心に浴衣や法被(はっぴ)を着た職員も一緒に踊りました。河内音頭に合わせて体を動かしているみんなが笑顔でした。
<看護部>
リハビリテーション病院合同研修会開催
2018年09月01日
8月18日に和歌山市で角谷リハビリテーション病院との合同研修会を開催しました。
当院からは、錦見院長とともに、若手から役職者まで幅広い年代の療法士が参加しました。
研修会では、回復期リハビリ病棟を中心とした業務改善や成果報告、研究発表をもとにした意見交換と、河﨑リハビリテーション大学学長の亀井一郎先生による認知症の理解や対応に関するご講演がありました。
他病院と合同で行う研修会の開催は初めてでしたが、リハビリへの考え方や研究活動の実際を聞くことで、新たな刺激を受けました。「もっと積極的にリハビリを進めていこう」「もっと活発に成果を発信しよう」「若手でも疑問を掘り下げて、新しい知見を探していこう」という、患者さんやリハビリに向き合う姿勢に良い変化が出来ました。今後も定期的にこういった機会を設けて、より良いリハビリに繋げていきたいと思います。
<療法部>
献立掲示板
2018年08月23日
栄養課では1週間の献立表を毎週月曜日に掲示しています。病棟にも常食の献立は掲示していますが、栄養課前には全粥軟菜食・超極小とろみ食・ミキサーとろみ食の献立もそれぞれ掲示していますので、ぜひご覧ください。なるべく嚥下食の方でも常食と同様の栄養を取っていただきたいと思っていますので、常食に準じた献立となっているのがわかって頂けると思います。
また、当院は入院期間の長い患者さんが多いため、29日のサイクルメニューの他に季節によってメニューを変更したり、旬の食材を使用する事で患者さんに喜んで頂けるように献立を考えています。行事食が年間を通して多く取り入れていたり、お誕生日には祝膳の提供をしているのも当院の特徴です。栄養課スタッフ一同でお食事を入院中の楽しみにして頂けるように、日々努力しています。
<栄養課>
和太鼓「晴嵐」コンサート
2018年08月10日
昨年に引き続き、南河内を中心に活動されている「晴嵐」さんの和太鼓コンサート開催しました。
心と体に響くリズムと和のパフォーマンスに全員が引き込まれました。一打一打が放つ音は、聞いている人に感動を与えました。感動の涙を流す人、無表情だった患者さんの顔がくしゃくしゃに。その姿を見た私たちをとても嬉しかったです。
<看護部>
食べやすく、飲み込みやすく! ソフト食『七夕そうめん』
2018年07月18日
7月7日、当院では七夕の行事食として、昼食に「そうめん」を提供しました。他にも、焼きナス・冬瓜の煮物・スイカと夏ならではの食材を用い、入院患者さんに食事からでも季節を感じていただけるよう取り組んでいます。
また、患者さん1人1人の食形態に合わせ、調理方法を工夫しています。当院で提供している嚥下食の1つに、「ソフト食」があります。ソフト食とは、食材を細かく刻み、トロミをつけた食事です。嚥下食でも見た目から楽しんでいただけるよう努めています。
今回はソフト食のそうめんの作り方をご紹介します。
細かくしたそうめんとトロミをつけた麺つゆを混ぜ合わせます。
ハムや錦糸卵、きゅうりなどの具材を盛りつけます。
最後にトロミをつけた麺つゆを再びかけます。
適した食形態を提供することで、噛む力や飲み込む力が弱くなってきた方にも楽しんで食事をしていただけるよう心がけています。
<栄養課>
7月のイベント『七夕』
2018年07月12日
7月のイベントといえば七夕です。
この時期になると商店街や駅の中にも笹飾りをよく見かけるのではないでしょうか?
当院でも季節に合わせたイベントを行っており、リハビリ室にも笹を飾っています。
【 飾り付けの様子。楽しんでもらえるよう頑張ります。】
笹には患者さん、家族さんそれぞれの願いが書かれた短冊を飾っています。
家族の幸せを願うものや、宝くじの当選を祈願する短冊もありあますが、やはり「リハビリで体を良くしたい」「良くなってほしい」という短冊が多いです。
その願いが一日でも早く叶えられるよう、私たちリハビリスタッフは持てる力を十分に発揮し、患者さんの回復にむけて日々励んでいきます。
【 皆さんの短冊です。願いが叶いますように。】
<療法部>
患者家族教室『ホームエクササイズ』
2018年06月26日
今回の患者・家族教室は、理学療法士からの「ホームエクササイズ」についての話とカラオケ大会を開催しました。
ホームエクササイズでは「筋肉はいつまでも成長し続ける」という話に驚かれていました。
カラオケは、数名の患者さんが歌われ盛大に盛り上がりました。
カラオケの効果は、日頃のストレスを解消するだけでなく、血圧を安定させる効果や首や顔の筋肉を鍛える効果、さらに音程やリズムをとることで脳が活性化する等の効果があります。
参加されている患者さんの大きな声や笑顔がとても印象的でした。
<看護部>
新人看護職員研修 ― 口腔ケア ―
2018年06月11日
5月の看護部新人職員研修は、歯科衛生士の講師で「口腔ケア研修」を開催しました。
講義では日頃のケアを振り返りながら知識を深め、実践研修では病棟の患者さんへの口腔ケアで学んだことをしっかり踏まえて指導を受けました。新人職員からは「口腔ケアの大切さ、技術を得ることができた。」「唾液腺の刺激ポイントや口を開きやすくするポイント等知りたかったことを学べた。」と意見がありました。
今回の研修で口腔ケアの大切さを再確認し、学びを活かして患者さん一人ひとりに合わせた口腔ケアを実践していきます。
<看護部>
医療安全研修
2018年06月06日
今年度の医療安全研修をご紹介します。
昨年度の研修での意見や実際の事故報告書から必要な知識や技術を提供し、皆さんの安全を守り安心して療養頂けるように活動しています。
医療安全研修
研修会名 | テーマ | 対象者 | 開催日 |
---|---|---|---|
安全と感染 | 医療安全・感染予防 | 新入職 | 3/26 |
安全の基礎 | セーフティマネジメント | 全職種 +業者 |
5/15 |
安全確認 | お名前教えて下さい | 全職種 +業者 |
6/5 |
輸液ポンプ | 輸液ポンプの使用方法と注意 | 看護 | 7/3 |
BLS+AED | ハビリ訓練中に患者が倒れた! | 全職種 | 7/31 11/20 |
医療ガス | 医療ガスの安全な取り扱い | 全職種 | 8/7 |
人工呼吸器1 | 人工呼吸器の設定 | 医師/看護 | 8/21 |
誤薬防止 | その薬、間違いないですか? | 医師/看護 | 9/4 9/18 |
人工呼吸器2 | 人工呼吸器のアラーム対応 | 看護 | 10/2 |
患者相談 | 相談対応の方法と実際 | 全職種 | 12/4 |
転倒予防 | 転倒リスクアセスメントと環境 | 全職種 | 1/15 |
感染対策研修
研修会名 | テーマ | 対象者 | 開催日 |
---|---|---|---|
基礎 | 毎日の感染対策 | 全職種 (業者向け7/17) |
5/29 |
病原体別 | 結核感染防止対策の実際 CD感染防止対策の実際 |
病棟職員 | 6/19 1/29 |
ノロウイルス/インフルエンザ | 顧客も自分も感染から守りましょう | 全職種 (業者向け11/13) |
10/16 10/30 |
<医療安全部>
「看護の日」イベント開催しました
2018年06月01日
今年も「看護の心をみんなの心に」をテーマに看護の日を開催しました。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師による「予防しよう!誤嚥性肺炎」の講演から始まり、顔や首の緊張を和らげたり鍛えたりする嚥下体操を行いました。
骨密度測定と血管年齢測定は大人気で、長い行列ができ90名程来ていただき、嚥下食やのトロミジュースの試食も楽しそうに参加されていました。看護職員によるピアノ演奏では、「愛燦燦」、「みかんの花咲く丘」、「ふるさと」を合唱しました。ふるさとの演奏の時には60名以上の方による大合唱となりました。
当院の看護の日のイベントにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの笑顔に私たちも元気をいただきました。感謝いたします。
<看護部>
就職フェアに参加しました
2018年05月28日
リハビリ部門の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の新入職員を募集するため、5月14日大阪城ホールで行われた、就職フェアに参加させて頂きました。
今回は、法人全体で他職種(看護師、社会福祉士、臨床検査技師、臨床工学技士、事務職)と共に参加しました。限られた時間ではありましたが、ブースにお越しいただいた方に、それぞれの仕事の紹介を、精一杯行うことができました。
今回ブースでお話を聞いて頂いた方、これから就職先をお探しの方、ぜひ一度当院の見学にお越しください。職員一同、心を込めてご案内いたします。
<療法部>
患者・家族教室 ― 骨を強くする食事 ―
2018年05月25日
今回は、管理栄養士が「骨を強くする食事」をテーマに勉強会を行いました。
なぜ、年を取ると骨が弱くなるのか。メカニズムから予防方法、どのような食べ物の組み合わせが良いのかなどを解説しました。食事の説明でお話した内容からクイズを出題、○×の札を挙げてあげていただきました。積極的に参加していただき、大変盛り上がりました。
また、ケーキ・ムース・ゼリーなど6種類の中から3品で100kcalになるようにカロリーを調整、嚥下障害がある患者さんも同様に楽しんでいただけるよう、嚥下調整デザートもご用意しました。患者さんは病院内でデザートを食べる機会が少ないと思いますので、デザートを食べる楽しみと、選ぶ楽しみを味わっていただけるようメニューを考えました。
デザートの山に声を出して驚かれ、好きなデザートを楽しみながら試食されていました。
勉強会のあとは、お楽しみショータイム!
理学療法士による芸人ブルゾンちえみのリズム体操を歌いながら熱演! 患者さんからは、「体を動かす事が好きなので車椅子でも出来るものをたくさんしたい」、「またこんな集まりがあれば嬉しい」という声が聞かれました。
回復期リハビリテーション病棟の研修報告会
2018年05月23日
平成30年3月に、回復期リハビリテーション病棟協会主催の全職種研修が大阪で開催され、当院から、理学療法士2名、看護師2名が参加しました。その後5月10日に、参加者による研修報告会が行われました。
今回の研修では、「カンファレンス」のありかたについてのグループワークが行われました。参加者の報告からは、カンファレンスの方法や職種の役割など、他の病院の取り組みについて、生の声として聴けたことが、とても良い刺激となったことが伝わってきました。日頃の自分たちのカンファレンスについて見直すことができ、もっと実りあるカンファレンスにするにはどうすれば良いか考えていきたいと、伝えてくれました。
<療法部>
新人看護職員研修 ― 基礎看護技術とNICD看護技術 ―
2018年05月16日
採血では、お互いに汗をかきながらのスタートでしたが、最後は成功体験で終えることができました。みんな真剣な表情です。
昨年から導入したNICD看護技術を今年の新人研修にも取り入れました。
NICD看護技術を初めて聞く新人職員がほとんどで、バランスボールを用いて下肢、腰臀部、体幹への運動ができることに驚いていましたが、興味を持ち取り組んでくれていました。
<看護部>
新人看護職員研修 ― コミュニケーションスキル ―
2018年05月11日
平成30年度新人看護職員研修の様子を紹介します。
「コミュニケーション能力を高める」をテーマとした研修ではグループワークを行いました。
利き手を使って言葉をかけながら作業をしてもらった後に、言葉を使わずに利き手とは反対の手で一つの作業をしてもらいました。
言葉が使えないことで始めはうまく意思を伝えられず時間がかかったり、利き手が使えないもどかしさを感じている様子でしたが、グループで協力し作業していくことで、相手の動きを見て思いを確認しながら進める行動へと変化していました。
コミュニケーションの難しさと共に相手の行動を見て考えや思いを感じることの大切さを学んでもらいました。
<看護部>
私たちにご相談ください!
2018年05月07日
地域連携部のご紹介
今年度より地域連携課、健康相談課の2課で地域連携部としてスタートしました。以前に増して、一人一人の患者さんが希望する生活に少しでも近づき、そして満足できるように、精一杯努力して参ります。また地域のさまざまな関係機関の方々とも、密に連携がとれるように、私たちから出向いていきたと思います。ご用命の際はお気軽に声をかけて下さい。
地域連携部の体制
入院のご相談、患者さんのお問い合わせ等は下記までご連絡下さい。
【地域連携課】
主に入院相談の窓口を担当しています。今年度、1名の新入院職員を迎えています。どうぞよろしくお願い致します。
【健康相談課】
主に入院中の患者さんの支援を担当しています(社会福祉士の有資格者を病棟ごとに配置しています)。
<地域連携部>
NICDワーキンググループ活動2
2018年04月26日
平成29年10月からNICD(生活行動回復看護技術)ワーキンググループを結成し活動しています。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師をリーダーとし、メンバーは回復期リハビリテーション病棟から2名、医療療養病棟から2名、看護部から3名の計8名で構成しています。
4月は、新年度がスタートし、新たに仲間となった看護部新人職員を対象に研修を実施しました。下肢関節に対するバランスボール運動やスライディングシートを使用した移動方法などの体験を行ってもらいました。今後、職員一人ひとりが学びを深め、より多くの患者さんにNICD看護を提供できるように取り組んでいきます。
<看護部>
NICDワーキンググループ活動1
2018年04月24日
NICD(生活行動回復看護技術)看護モデルの導入
意識障害が長期化した患者さんの治療法や看護の方法は、いろいろな試みはされていますが、まだ国際的にも確立されていないのが現状です。日本では、意識障害者に対する基本的な看護プログラムが廃用症候群で介護を受けている方の身体機能を改善する事にも着目し、長期意識障害者のみならず、疾病・加齢による廃用性障害のために生活機能(行動)に障害のある人々に対する生活の再構築に向けた看護技術の開発と方法を体系化し「NICDプログラム」として再編・構築されました。
当社団看護部では、平成29年8月と10月にNICD看護技術の研究に長年取り組んでこられている紙屋 克子氏(筑波大学名誉教授)、林裕子氏(北海道科学大学保健医療学部 看護学科)、日高紀久江氏(筑波大学医学医療系)を講師にお招きしNICD研修を企画、実施しました。
私たち看護師は、目の前の患者さんと向き合って諦めないこと、患者さんの小さなサインを見逃すことなく観察すること、その人が持てる能力や残された機能を見つけ日常生活動作に取り入れた援助を行わなければなりません。指1本でも動かせるのなら、その機能を活かした働きかけをすることで生活行動の回復に繋がるのだと学びました。
研修終了後の10月からワーキンググループを結成し活動を行っています。患者さんの状態に合わせたNICDプログラムを実践し、少しずつですが成果を確認することができています。
<看護部>
患者・家族教室年間プログラム
2018年04月23日
平成30年度患者・家族教室年間プログラムが完成しました。
在宅で健康的な生活をおくる為に必要な知識などを学んでいただきます。回復期リハビリテーション病棟以外の患者さんやご家族など、多くの方に参加していただけたらと考えています。また、季節に合わせたいろいろな催しも企画しています。
療法部PT・OT・ST 新人18名入職
2018年04月16日
新年度がスタートしました。国家試験の合格発表も終わり、今年は療法部に18名の新人(PT11名、OT3名、ST4名)が入職となりました。
入職の喜びも束の間、さっそく新人集合研修が始まっています。組織の体制、各職種の役割等の座学では、必死にメモを取るなど新社会人として意識の高まりが伝わってきました。また学生の時の実習以来しばらく間が空いた移乗などの実技では、緊張した面持ちで取り組んでいました。
4月末までは新人研修が組み込まれています。研修を通し、新社会人・新医療人として自覚を持ち、プロとして日々の成長と、今後の臨床での頑張りを楽しみにしています。
<療法部>
院内デイ
2018年04月13日
当院療養病棟では、月一回「院内デイ」を行っています。
普段はPT・OT・STの個別リハビリを提供していますが、毎月第4水曜日の午後2時間、PT・OT・STが時間と場所を共有してリハビリを実施しています。
「なじみの喫茶店に来たような雰囲気で楽しくリハビリしてもらいたい」
「患者さんが自分でリハビリメニューを選んでもらう日があるといいな」
「スタッフも患者さんもみんなで前向きに楽しくすごせる時間にしたい」
など色んな想いから取り組みはじめました。
「いらっしゃいませ。今日はどんなリハビリをしますか?」
リハビリスタッフが笑顔でお出迎えをすると、患者さんもみんな笑顔になります。
「今日はこれをがんばろうかな」
「スゴイですねー!」
普段のリハビリよりも会話も多く飛びかいにぎやかになります。
患者さん同士の交流もうまれます。
笑顔で取り組んでいると、あっという間に時間が過ぎます。
月一回の取り組みですが、明日からもまたリハビリがんばろう!と思ってもらえる時間になればいいなと思っています。
<療法部>
看護部新人研修スタート!
2018年04月05日
平成30年度社団全体の全職種宿泊研修が3月22日~24日に終了し、3月27日から看護部研修を開始しました。
初日から生き生きとした表情で真面目に取り組んでいました。今年は暖かく桜の花も満開です。
【 研修計画(PDF)はこちら 】
<看護部>
回復期リハビリテーション病棟協会研究大会
2018年03月09日
さる2月2日から3日にかけ、岩手県盛岡市で行われた回復期リハビリテーション病棟協会の研究大会で療法部から6名発表してきました。
日々の回復期病棟での活動を全国区の発表の場で発信できたことは、セラピスト各個人の自信につながっただけでなく、今後の成長にも繋がったと思います。これからも各自自己研鑚を重ね、来年も発表に繋げられるよう頑張っていきたいと思います。
学びとともに参加者全員、初めての東北の地に降り立ったこともあり、盛岡の食もしっかり堪能してきました。積雪はそれほどでもなかったですが、風が冷たく東北の寒さを肌でしっかり感じることが出来ました。
写真の岩手山のように療法部の発展のためにこれからも大きく雄大に進んでいきたいと思います。
<療法部>
北河内ブロック症例発表大会
2018年03月07日
さる1月28日に北河内ブロック症例発表大会にて、当院の1・2年目13名が日頃の成果を発表してきました。準備もさることながら、理学療法士になって初めての発表とあって、緊張した面持ちで参加しました。
参加者の感想
今回の発表を通して、不十分であったことや反省することもありましたが、気づけたことや勉強になることもたくさんありました。今回の機会を活かせるよう今後もしっかりと日々臨床に取り組んでいきたいです。
今回の発表と質疑応答を通して、症例に対する考え方の幅が広がりました。また、外部での発表は初めてでしたが、とてもいい経験になりました。
今回の発表会に参加したことで、日々のリハビリを顧みることが出来たこと、また、他院のアプローチの仕方などとても勉強になりました。今回学んだ点を活かしてより良いリハビリテーションを提供していきたいと思います。
発表者はそれぞれ多くの刺激を受け、以前にも増して臨床現場で頑張っています。今回の機会をステップにして、患者さんの笑顔の為にこれからも日々臨床に励んでいきたいと思います。先輩たちも、ともに成長できるよう研鑚を続けていきます。
<療法部 理学療法士>
放射線課のご紹介
2018年03月06日
安全管理の徹底と安定した画像情報の提供
一般撮影・CT・嚥下造影検査(VF検査)をオーダーリングシステム・PACS画像保存システムにて運用し、安定した診断画像の提供と保管管理の効率化を目指し実践しています。
以前より当院では食のリハビリテーションと題し、患者さんの「食べる」という機能回復に努めてまいりました。平成11年より開始したVF検査は「飲み込む」という嚥下機能の現状評価やリハビリ後の成果確認には欠かせない検査です。
長年の経験と実績により、安心して検査を受けていただくとともに、患者さんに「食べる喜び」を再認識していただきたく、様々な職種がこれに関わり継続しています。当課ではVF検査に関わる他職種(歯科医師、言語聴覚士、歯科衛生士、栄養士、看護師等)との連携を強化しVF検査に更に力を入れていきます。
<医療技術部診療放射線係>
平成29年度第3回 大東・四條畷医療・介護連携研修会
2018年02月23日
平成30年2月10日(土)14:00~16:30より大東市立市民会館キラリエホールにおいて、平成29年度第3回大東・四條畷医療・介護研修会が開催されました。第3回の研修会においても、第1回・2回の研修会と同様、多くの専門職の方たちが参加されており、当院からも作業療法士、管理栄養士、社会福祉士の多職種で参加致しました。
(写真 : 研修会には当法人の在宅事業部門の看護師、ケアマネジャー、介護老人保健施設の作業療法士も参加しました。)
第3回の研修会は、第1回・2回の研修会を踏まえて、大東市・四條畷市における在宅医療と介護の現状、またこれから必要とされる取り組み等について、グループワークやディスカッション等を通して意見交換を行いました。それに先駆けて脊髄損傷がどのような疾患で、何に対して生活のしづらさがあるのか等について、当院作業療法士より講演を行いました。
我が国においては、これからの社会情勢を踏まえて、住み慣れた場所(在宅)で最期まで生活できるために、地域包括ケアシステムの構築に向けて動きはじめています。当院においても、地域にある一医療機関として地域に対してどのように貢献できるのか、研修会等の参加を通して、考えていきたいと思います。
<健康情報部地域連携課>
【介護士募集】介護係長からのメッセージ Vol.2
2018年02月15日
現在、介護職員を募集しています!
当院で活躍中の介護係長からのメッセージをご紹介します。介護の仕事に、ご興味のある方、仕事内容をもっと知りたいと思われている方、などぜひご覧ください。
私は、介護とは全く違う職種に就いていたので、当初は介護士として働いていけるだろうかと不安もありました。入職当時は、ただ漠然と介護士は患者さんのケアを行う仕事だとそれだけを思い仕事をしていました。患者さん個々に合わせたケアを行うというのは、そんなに簡単なことではないですが、患者さんを知ろうとする意識で関わることが必要だと感じました。
介護の仕事に誇りをもって責任ある行動をしたいです。相手を尊重する気持ち、そして、患者さんの自己決定を最大限尊重し、自立に向けたケアを他の職種と協力して、私自身もこれからも成長していきたいと思っています。
介護係長からのメッセージ
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【介護士募集】介護係長からのメッセージ Vol.1
2018年02月08日
現在、介護職員を募集しています!
当院で活躍中の介護係長からのメッセージをご紹介します。介護の仕事に、ご興味のある方、仕事内容をもっと知りたいと思われている方、などぜひご覧ください。
わかくさ竜間リハビリテーション病院には、介護職が110名以上在籍し、4名の介護係長がいます。介護係長は、介護職の新卒入職者や中途入職者を対象に集合教育を企画・運営し、配属後も病棟での指導や個別の教育を病棟横断的に行っています。
介護の仕事が大好き!!
私は、当院で10年勤務し一度退職し、2011(平成23)年に再入職しました。
『介護の仕事が大好き!』確かに、介護職の仕事は大変な仕事ですが、患者さんの回復された姿や笑顔を見ることができる素晴らしい仕事だと思います。そして今は、院内の介護職員に対する教育などを介護係長4名で担当しています。悩むこともありますが、介護職員の成長を実感することがとても嬉しいです。介護について語り合うことで自らも成長できていると実感でき、介護という職業にやりがいを感じてもらえるよう、介護係長4名で、これからも力を合わせて頑張っていきたいと考えています。
介護係長からのメッセージ
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第41回日本高次脳機能障害学会学術総会に参加しました
2018年01月19日
当院では高次脳機能障害に対するリハビリテーションに力を入れており、失語症や様々な高次脳機能障害への機能訓練に加え、自動車運転に関する評価や就労支援にも取り組んでいます。
失語症の訓練場面
去る12月15~16日、埼玉県大宮市で第41回日本高次脳機能障害学会学術総会が開催され、本年も言語聴覚士2名、作業療法士1名が発表者として参加してきました。今回発表者として新たにデビューした言語聴覚士からの感想です。
今後も高次脳機能障害を有する患者さんにより良いリハビリテーションが提供できるよう頑張っていきたいと思います。
<療法部 言語聴覚士>
季節を感じる ― 行事食 ―
2018年01月17日
栄養課では、入院患者さんに「食事が楽しみ!」と感じていただけるよう、四季折々の旬の食材をとり入れた行事食を提供しています。料理とともに、患者さんが一日も早く回復されますようにという願いを込めて、メッセージカードを添えてお届けしています。
写真は常食ですが、嚥下障害のある方についても見た目を考慮し、季節を感じていただけるようにしております。
冬の献立一例
お正月
七草
節分
クリスマス
<医療技術部栄養課>
輸液ポンプ
2018年01月11日
今日では病院の中で様々な医療機器が使用されております。よく見かけるけどどういった目的で使うのだろうと疑問に思っている方も多いと思われます。
そこで本日は病院内で活躍する医療機器の一つ、「輸液ポンプ」についてご紹介したいと思います。
輸液ポンプとは、お薬や輸液などを「正確」に患者さんに投与することを目的で使用します。
どのような時に使うかというと抗不整脈薬や昇圧剤など確実に指定した量で投与しないと重大な副作用が出てしまうものもあるため、こういった医療機器を使用する必要があるわけです。
便利な医療機器ではありますが、取扱いを間違えると薬剤が思わぬ速度で入ってしまったりと医療事故につながる危険性は残っています。
そのため、当院では輸液ポンプの使用方法や注意点などについて定期的に勉強会を行っています。
適切な扱い方を勉強することでより安全な医療を提供できるよう努力していきたいと思います。
<医療技術部 臨床工学技師>
褥瘡回診チーム
2017年12月27日
わかくさ竜間リハビリテーション病院の褥瘡回診チームは、認定褥瘡医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、看護部の事務職員で構成されています。褥瘡を有する患者さんに対する評価、治療、悪化予防および病棟看護師への実践指導を行っています。
回診では、DESIGN-R®で褥瘡評価し、使用薬剤や褥瘡処置内容を含めたモニタリングを継続して行っています。急性期からの重症な患者さん、栄養状態が不良な患者さん等褥瘡のリスクの高い患者さんが多く、入院当日に回診依頼を受けることもあります。
褥瘡状態評価スケール DESIGN-R®
D | Depth |
深さ |
E | Exudate |
浸出液 |
S | Size |
サイズ |
I | Inflammation/Infection |
炎症/感染 |
G | Granulation tissue |
肉芽組織 |
N | Necrotic tissue |
壊死組織 |
P |
ポケット |
回診の頻度は、全病棟合わせて月平均約60名の患者さんを対象にして1人の患者さん月1回から3回診察を行うために毎週火曜日と金曜日に訪問し、1日8~15名回診します。また、定期回診以外では、空洞形成部位の治癒促進の為に小手術を行い、年間教育プログラムを計画し、全職員対象の勉強会の実施も行っています。
これからも褥瘡回診チームは、最良の治療・看護が行えるよう頑張っていきます。
<看護部>
夜間想定総合消防訓練
2017年12月25日
11月29日(水)14時より大東消防署員立ち会いの元、夜間想定総合消防訓練を実施しました。
今回は、若草棟3階病棟の病室からの出火を想定し、通報訓練(発生場所から事務所への連絡、事務所から消防署への通報)、初期消火訓練や避難訓練(シーツや毛布を使用した患者さんの移送)を行いました。
訓練の様子
訓練終了後は、大東消防署の方より「リーダーの指示が的確であり、全員で迅速に避難誘導が出来ていた。緊急時、今のようにすぐ対応できるよう、普段から意識して業務にあたってほしい」との講評を頂くことができました。
これからも患者さん、家族さんの安全を守る為活動してまいります。
<防火防災委員会>
実践で学ぶ! ノロウイルス対策研修 嘔吐物処理
2017年12月20日
今回は、療法部職員のノロウイルス対策研修【実技編】をご紹介します。
“リハビリ中に嘔吐が発生しました。
防護具を付けて、
嘔吐物の処理を行って下さい”
嘔吐物(てんぷら粉+水+蛍光塗料 とてもリアル!)を床に敷いた黒いビニールの上にまき散らし作業開始。大胆にまき散らし過ぎて吐物処理をする職員は悪戦苦闘。
処理を終えて防護具を外しブラックライトで吐物での汚染を可視化。
グローブのみ
グローブ+通常のビニールエプロン
二重グローブ+袖付エプロン+ゴーグル+マスク+シューズカバー のフル装備
それぞれの汚染を比較すると……
やはりフル装備は汚染されていないことを確認!
この体験研修を通してノロウイルスの早期発見・二次感染の防止に努めます。
<医療安全部>
ハロウィンパーティー!
2017年11月17日
10月30日に「ハロウィンパーティー」というイベントを作業療法で開催しました。作業療法では年間スケジュールで、季節を感じられるイベントを定期的に企画し提供しています。
今回はハロウィンをテーマに、イベントの日に向けて希望された患者さんにかぼちゃのおばけの塗り絵をしていただきました。完成した作品はそれぞれに塗り方や色使いがあり個性豊かなものばかりでした。
当日は、グループで作成した塗り絵を切り抜いてお面を作成し、ひげやマントを羽織るなど、全員で仮装をしました。そしてハロウィンについての歴史話や季節の歌をみんなで歌って、記念撮影をして、笑顔いっぱいで大盛況となりました。
日本では近年広まってきた行事のハロウィンですが、このような新しい事を知って季節を感じることはとても脳には良い刺激です。普段は各々でリハビリを頑張っている患者さんにとっても良いリフレッシュになり、また、同じ集団の中で他者と過ごす事は社会性を取り戻す上でも大切になります。
作業療法では、今後も季節ごとのイベントを企画し、患者さんが楽しみながら集団での関わりを持てる場を提供していきたいと思います。
<療法部 作業療法士>
平成29年度第2回 大東・四條畷医療・介護連携研修会に多職種で参加しました
2017年11月09日
平成29年10月28日(土)14:00~16:40大東市立市民会館キラリエホールにおいて、平成29年度第2回大東・四條畷医療・介護連携研修会が開催されました。
今年度の研修会は、「わが街の在宅医療と介護の現状」と題し、大東市・四條畷市における在宅医療と介護の現状について、3回シリーズで開催予定です。
7月に開催された第1回目に引き続き、当院からも管理栄養士や社会福祉士等、多職種で参加致しました。
第1回目は医療編、そして今回は介護編としてヘルパーや管理栄養士等、様々な専門職の方たちより在宅での実践報告を聞くことができ、大変勉強となりました。
また講演では、当法人の介護老人保健施設・竜間之郷・大河内施設長より、竜間之郷の実践を交えながら、介護老人保健施設の過去、現在、未来における役割等の話しを聞くことができ、当院の役割を考えつつ、これからの地域医療について考える機会ともなりました。
今後とも地域で開催される研修会への参加を通して、多くの専門職の方たちと学びや交流を深めていき、地域医療に貢献していきたいと思います。
<健康情報部地域連携課>
リハビリテーション・ケア合同研究大会 久留米2017に参加しました
2017年11月07日
10月19日~21日開催「リハビリテーション・ケア合同研究大会 久留米2017」にて、当院の管理栄養士2名が症例発表を行いました。
今回の学会を通して、回復期リハ病棟には低栄養患者さんが多く、それを改善しながらリハビリを十分に行うためには栄養の量はもちろん、栄養素の質も重要であるということを学びました。
患者さんご本人やご家族が望まれていた口から食べることを継続するために代替栄養法を選択した結果、十分な栄養確保ができ、栄養・身体機能の改善へ繋がり肺炎を起こすことなく栄養管理ができた症例を経験することができました。
管理栄養士 江里口
慢性腎不全を有する患者さんに身体機能向上、栄養状態改善を目的とする栄養介入を行った結果、腎機能の悪化なく身体機能、栄養状態の改善につながった症例を経験することができました。初めての学会発表で、とても緊張しましたが、先輩に指導していただき、練習を重ね、発表することができました。
管理栄養士 星野
また、今回の学会では、リハ栄養についてのセミナーや、平成30年医療・介護診療報酬同時改定の講演を傾聴しました。このような学会に参加することは、栄養のことだけでなく、医療においていろんな知識を得る良い機会だなと実感しました。
今後も積極的に知識を身につけ、患者さんに貢献できる栄養管理を行っていきたいと思います。
<医療技術部栄養課>
中途入職者対象の「感染対策基礎研修」を開催!
2017年11月02日
中途入職者対象に感染管理認定看護師による「感染対策基礎研修」を行いました。8月に入職した介護職員3名と看護職員4名が参加し、正しいマスクの装着方法や手洗い方法を学びました。
マスクの装着では、空気感染対策で用いるN95マスクを装着後しばらくすると「息苦しいなぁ」の声が参加者から上がり、正しく装着したことを体感できていました。
次に、蛍光塗料を手に馴染ませた後に手洗いチェックを体験。普段以上に入念に手洗いを実施していましたが・・・ 指の関節や手首などに蛍光塗料が落とせていない部分があり、参加者からは「しっかり洗ったつもりだったのに・・・。」の声があがっていました。
自分の手洗いの傾向を知り、臨床現場で広めない、うつさないための手洗いを習得してもらいました。
<看護部>
栄養サポートチーム活動のご紹介
2017年10月20日
栄養サポートチームは、患者さんの栄養状態の改善、合併症の予防などを目指し、医師、看護師、薬剤師、栄養管理士などが、それぞれの知識や技術を生かして最善の方法で栄養支援を行う専門チームです。
当院は「口から食べられる喜び」を大切に考え、しっかり噛んで安全に飲み込むことができるよう歯科医師と、言語聴覚士を加え総合的な栄養支援を行っております。
チーム活動は、入院時の栄養評価を基にカンファレンスを行います。
(写真:栄養サポートカンファレンス)
その後ベッドサイドで、上下肢周囲の計測、筋力測定、口腔内環境やかみ合わせ、飲み込みの状況、血液データー等を基に、個人にあった食事や、口腔内環境の調整を行っています。
<医療安全部>
学会発表・症例発表に向けて大詰め!!
2017年10月04日
療法部では、今、秋頃に開催される各種学会等の発表前の準備に取り掛かるピークを迎えています。
新人セラピストは各ブロックの症例発表、中堅セラピストはリハケア学会、病院学会等の発表に向けて準備に取り掛かっています。指導者共々限られた時間の中で集中力を高めて取り組んでいます。
日々、忙しい合間を縫ってのこの活動や経験が、今後の成長に必ず繋がっていくはずです。
これから先の日々の臨床につなげていく為に、しっかりと準備をして発表につなげていく予定です。
つい5.6年前まではこんな風景はあまり見られませんでしたが、春、秋、冬と学会の季節前には定番となり、療法部も活気づいてきています。
これからも療法部での成果を外部発信して、さらに知識・技術を高め、患者さんの笑顔に貢献していきたいと思います!!!
<療法部>
『患者家族教室』生涯自分の歯で咬むために~歯ブラシ編~
2017年09月26日
回復期リハビリテーション病棟主催 平成29年度第3回「患者家族教室」を開催し、76名の患者さんとご家族に参加していただきました。
今回の歯科衛生士による勉強会のテーマは、「生涯自分の歯で咬むために~歯ブラシ編~」でした。
口腔内の状態が全身に与える影響をはじめ、口腔内衛生の重要性、歯ブラシの効果については口腔内の清掃だけでなく歯肉マッサージで歯肉を強くする効果もあるということ、交換時期の目安では1ケ月経過するまでに毛先が開く場合は磨く力が強いので優しく磨くのがポイントということなど、イラストや実際の写真を用いて分かりやすく説明して、参加された方達は興味深く聞かれていました。
勉強会の後は、患者さんご家族、病院職員全員で、大きな輪をつくり河内音頭の歌に合わせた盆踊りをしました。
看護職員と理学療法士の女性職員数名は浴衣姿に、その他の療法部職員はハッピ姿に変身して大盛り上がり、患者さんやご家族の笑顔にあふれた楽しい家族会となりました。
<看護部>
薬剤師の研修システムをご紹介します!
2017年09月19日
薬剤課では、系列病院の若草第一病院に新入職した薬剤師が、当院での4週間研修を行っています。この1年目研修は平成25年度から行っており、今回で5回目となります。
この研修で、急性期病院から転院されてきた患者さんが、リハビリに励んだり療養されたのち、自宅又は施設に移られるまでに、急性期病院とは異なる薬剤師としての関わり方を経験し、考えてもらうことができます。
研修を終えた職員からは…
といった感想をもらっています。
この研修で得たものを、今後の薬剤師業務に活かしてくれることを願っています。
ちなみに2~3年目には、より深く回復期・療養病棟での薬剤師業務に携われるように6か月間の研修を行っています。
<医療技術部薬剤課>
敷地内清掃を実施しました!!
2017年09月14日
9月18日に行われる敬老の日たつま祭に向けて、竜間病院・在宅医療の職員が合同で敷地内清掃を行いました。職員のみなさんが頑張ってくれたので、とてもきれいになりました!
当日は11時より講演会、午後からはリハ訓練の一環として大運動会を予定しております。職員一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。
<事務>