NICDによる患者さんの変化がご家族の喜びに

2019年08月09日

当病棟におけるNICD活動をご紹介します。 A氏の病名は、認知症と両側性硬膜下血腫で難聴があり、明確な意思疎通は困難な状態の患者さんです。ご家族と相談しながら進め、NICD開始するまでは、終始目を閉じていることが多い状態でした。

 

下肢のバランスボール運動や背面解放座位を実施するなかでA氏の覚醒状態はよくなり、追視を認めることが多くなりました。A氏の些細な変化に気づくことで、職員は看護の喜びを日々感じています。 ご家族の理解を得ながら実施するためコミュニケーションの機会も増え、A氏の変化が周囲に喜びを感じさせてくれています。

<看護部>