「院内デイ」取り組みの紹介

2019年03月01日

当院では、ほとんどの時間ベッド臥床されている患者さんが少しの時間でも目的をもって座位時間がとれるように、他の患者さんと一緒に行う事で個々の患者さんの能力を引き出せたらと「院内デイ」を実施しています。

 

「院内デイ」の目的は…

 

  • ・個別訓練では引き出せない患者さんの反応を引き出す
  • ・患者さんの相互作用の効果
  • ・認知機能の改善
  • ・筋力・関節可動域、立ち上がり動作、立位訓練などの機能面の改善
  • ・楽しみ時間の提供

などです。

月に1回、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が介入している患者さんと各病棟から患者さんの変化に繋げたいという方が一緒に参加されます。看護職、介護職と療法士と協力し、ボール運動、お手玉、輪投げ、体操、歌など20分間程のメニューを繰り返し行い、患者さんの状態に合わせて参加していただいています。今回も職員の声かけにしっかりと体を動かされ、大きな声で歌われるなど活気ある様子がみられました。

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<看護部>