人工呼吸器の勉強会

2019年10月04日

今回は、人工呼吸器についてです。これまでのイメージでは「人工呼吸器をつけるともう一生外せなくなる」とか「すごい苦痛がありそう」などあまり良い印象は無いかも知れません。しかし、医療機器の進歩は目覚ましいもので、人工呼吸器も一昔前に比べて著しく進歩しています。そのおかげで多くの患者さんが、人工呼吸器を装着した後、回復して無事に退院されています。

 

 

臨床工学技士は、医療機器の保守・管理をしており、院内で稼働している9台の人工呼吸器の日常安全点検やメンテナンスを行なっています。今回、私たち臨床工学技士が、その人工呼吸器の勉強会を、院内で看護師向けに行ないました。病棟で実際に回路を組み立てたり、機器操作を個別に説明し、今まで以上に理解を深めてもらいました。勉強会後の感想では「実際に回路に触れながら説明を聞いて日頃の疑問が解けた」や「人工呼吸器がどうやって作動しているかよくわかった」という声がありました。これからも医療機器の安全使用を徹底できるよう、定期的に勉強会を行なっていきたいです。

blogme_191004

<医療技術部 臨床工学技士>