VF装置(外科用X線装置)が新しくなりました
2023年05月08日
VF装置:OPESCOPE ACTENO(島津製作所製)
今回、VF装置を入れ替えたことにより、
画質の向上
被ばくの低減
透視画像・音声の連動
装置のコンパクト化
等が可能になりました。
VF検査(嚥下造影検査)とは
X線透視下で造影剤を含んだ食品を食べて飲み込む一連の流れを専門的に検査します。病気等で生じた摂食嚥下障害の評価を行い、リハビリテーションの効果の確認や生活機能における「食べる」ことへの改善に繋げていきます。歯科医師を含んだチームにて、食品の性状や食べる姿勢、食べ方を確認し、安全な食生活を送っていただけるよう対応しています。また、嚥下状態により胃瘻造設の必要性の有無等も検査しています。
この新しいVF装置を活用し、これからも患者さんの口から食べる喜び・楽しみ、生活の質(QOL)の向上に努めてまいりたいと思います。
医療技術部 診療放射線係