わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ 2018年一覧

手指衛生ポスターコンテスト受賞作品発表!

2018年12月06日

手指衛生は、正しい方法で、かつ適切な場面での実施を徹底する必要があります。しかし遵守率の向上を図ることは容易ではありません。そのため法人全体でも重要課題として継続して取り組んでいます。

 

今年度は手指衛生への意識を高め、啓発をするために法人全体でポスターコンテストが開催されました。わかくさ竜間リハビリテーション病院では12作品の応募があり、最優秀賞1作品、優秀賞2作品が選出されましたので、ご紹介させていただきます。

 

竜間最優秀作品(1作品)

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入室前はエタプラス

 

 

竜間優秀作品(2作品)

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きれいな手でつくろう みんなの笑顔を

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手指衛生で感染予防

<わかくさ竜間リハビリテーション病院>

平成30年度院内看護研究発表会開催

2018年12月04日

1117日に平成30年度看護研究発表会を開催しました。11演題の発表があり、テーマは、NICDに関連する発表が6演題、終末期に関連する発表が2演題、看護必要度、身体拘束廃止、褥瘡予防に関連する発表がそれぞれ1演題ずつでした。今年度末にNICD実践発表会を予定していることもあり多くの病棟がNICDをテーマとした発表でした。

 

各病棟が患者さんやご家族に対して様々な取り組みを行った成果が発表され、「看護」についてあらためて考えさせられる発表会でした。1120日には表彰式を行い1位から3位までの病棟は表彰状を渡されました。

 

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<看護部>

季節を少しでも感じていただけるように

2018年11月22日

若草棟3階病棟は医療療養病棟です。ベッドで過ごされる患者さんが多いですが、少しでも季節を感じていただけるように、病棟の壁をデコレーションしています。

 

今の季節は秋! 食欲の秋…栗にきのこ、葡萄や柿と秋の味覚いっぱいのデコレーションにしあげました。病院での療養生活において、季節を感じることは、難しいですが、このデコレーションで季節の変化を感じてもらえれば嬉しいです。

 

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<看護部>

第14回日本ヒューマン・ナーシング(NICD)研究学会で発表

2018年11月12日

1027日、京都看護大学で「第14回日本ヒューマン・ナーシング研究学会」が開催されました。

NICDに取り組んでいる全国の病院の発表があり、当院は2演題の発表を行いました。

今回の学会参加を通して、急性期病院から回復期、慢性期病院、在宅へと「NICDをつなぐ」重要性を感じることができました。

私たち看護師の関わりによる遷延性意識障害や廃用症候群等の患者さんの変化だけでなく、地域へとつなぐことができるように、これからも一人でも多くの患者さんに取り組み、患者さんの良い変化が御家族の喜びにも繋がるように活動していきたいと思いを新たにしました。

 

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<看護部>

患者・家族教室を開催しました(2018.10.19)

2018年11月09日

平成30年10月19日に回復期患者家族教室を開催しました。患者さんと御家族を含め総勢90名の参加がありました。

 

今回の講義では社会福祉士から、介護が必要になった高齢者を社会全体で支える仕組みである「介護保険制度について」の話がありました。皆さん興味を持って聞いてくださっていました。

 

続いて、回復期リハビリテーション病棟看護師のピアノコンサートを行いました。1曲目は「愛燦燦」そして、「瀬戸の花嫁」「津軽海峡冬景色」と昭和の名曲が演奏されました。患者さんからは「楽しかった」「音楽を聴くイベントをまた開催して欲しい」との声もあり、日頃と違ったひと時を過ごしていただきました。

 

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<看護部>

手指衛生遵守率向上に向けて

2018年11月02日

感染予防の基本的かつ重要な対策の一つは手指衛生です

毎年、寒さや空気の乾燥が厳しくなるにつれ、ウイルスが活発になり、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行する季節となります。当院では冬季の感染症の流行前から、手洗いチェックと目視調査を実施。手指衛生の正しい手順と技術を身に付けることで全職員が「安全な手」で援助できるように取り組んでいます。

 

手洗いチェック と 手指衛生

・・・微生物は目にみえないので

●蛍光塗料で汚れを可視化

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●石鹸と流水で丁寧に手洗い

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●アルコール製剤を正しい方法で使用して手指衛生

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<医療安全部>

療養病棟集団リハビリについて

2018年10月19日

 療養リハビリチームでは、毎月1回、第4水曜日の午後2時間、集団リハビリを実施しています。患者さんにいくつかのメニュー(足や腕の運動、塗り絵、オセロ、将棋など)の中から、行いたいものを選んでいただきます。また、4~5名での体操や歌唱、ゲームなどのレクリエーションメニューもあります。

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 昨年秋から開始し、1年が経過しました。毎回15名程度の患者さんが参加され、患者さん同士での交流の機会が増えることで会話も弾み、笑顔もいつもより多くみられます。リハビリ職員だけでなく、介護士やご家族も加わってにぎやかで楽しい時間となっています。
 月1回の短い時間ですが、笑顔が増え、明日への元気につなげられるよう、今後も続けていきます。

<療法部>

第30回敬老の日 たつフェス 開催

2018年10月05日

平成30年9月17日(月・祝)、敬老の日たつフェスを開催しました。

 

今年は、徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域医療福祉分野教授 白山靖彦先生をお招きし、ご講演「退院後の生活を一病息災で楽しむ」では、患者さんやご家族の方に、これからの生活を考えるきっかけになるお話を聞かせて頂きました。

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午後からの音楽フェスでは、楽しく、懐かしく、癒される音楽を聴き、楽しい時間でした。

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それぞれの病棟では、患者さんと職員が音楽やゲームなどを、一緒に楽しみました。

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「おいしく!楽しく!元気に!」 病院玄関前の模擬店もおいしいと好評でした。

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<わかくさ竜間リハビリテーション病院 敬老の日プロジェクト委員>

河内音頭で盆踊り!

2018年09月13日

8月17日に行われた家族教室「河内音頭で盆踊り」

今回の家族教室は、歯科衛生士による「生涯自分の歯で食べるために」というテーマの講義と盆踊りでした。一生、自分の歯を守って、美味しく食べることは誰もが望むことで、皆さん真剣な表情で聴いていました。盆踊りでは、患者さんとご家族を中心に浴衣や法被(はっぴ)を着た職員も一緒に踊りました。河内音頭に合わせて体を動かしているみんなが笑顔でした。

 

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<看護部>

リハビリテーション病院合同研修会開催

2018年09月01日

818日に和歌山市で角谷リハビリテーション病院との合同研修会を開催しました。

当院からは、錦見院長とともに、若手から役職者まで幅広い年代の療法士が参加しました。

 

研修会では、回復期リハビリ病棟を中心とした業務改善や成果報告、研究発表をもとにした意見交換と、河﨑リハビリテーション大学学長の亀井一郎先生による認知症の理解や対応に関するご講演がありました。

 

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他病院と合同で行う研修会の開催は初めてでしたが、リハビリへの考え方や研究活動の実際を聞くことで、新たな刺激を受けました。「もっと積極的にリハビリを進めていこう」「もっと活発に成果を発信しよう」「若手でも疑問を掘り下げて、新しい知見を探していこう」という、患者さんやリハビリに向き合う姿勢に良い変化が出来ました。今後も定期的にこういった機会を設けて、より良いリハビリに繋げていきたいと思います。

 

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<療法部>

献立掲示板

2018年08月23日

栄養課では1週間の献立表を毎週月曜日に掲示しています。病棟にも常食の献立は掲示していますが、栄養課前には全粥軟菜食・超極小とろみ食・ミキサーとろみ食の献立もそれぞれ掲示していますので、ぜひご覧ください。なるべく嚥下食の方でも常食と同様の栄養を取っていただきたいと思っていますので、常食に準じた献立となっているのがわかって頂けると思います。

 

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また、当院は入院期間の長い患者さんが多いため、29日のサイクルメニューの他に季節によってメニューを変更したり、旬の食材を使用する事で患者さんに喜んで頂けるように献立を考えています。行事食が年間を通して多く取り入れていたり、お誕生日には祝膳の提供をしているのも当院の特徴です。栄養課スタッフ一同でお食事を入院中の楽しみにして頂けるように、日々努力しています。

 

<栄養課>

和太鼓「晴嵐」コンサート

2018年08月10日

昨年に引き続き、南河内を中心に活動されている「晴嵐」さんの和太鼓コンサート開催しました。
心と体に響くリズムと和のパフォーマンスに全員が引き込まれました。一打一打が放つ音は、聞いている人に感動を与えました。感動の涙を流す人、無表情だった患者さんの顔がくしゃくしゃに。その姿を見た私たちをとても嬉しかったです。

 

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<看護部>

食べやすく、飲み込みやすく! ソフト食『七夕そうめん』

2018年07月18日

77日、当院では七夕の行事食として、昼食に「そうめん」を提供しました。他にも、焼きナス・冬瓜の煮物・スイカと夏ならではの食材を用い、入院患者さんに食事からでも季節を感じていただけるよう取り組んでいます。

 

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また、患者さん1人1人の食形態に合わせ、調理方法を工夫しています。当院で提供している嚥下食の1つに、「ソフト食」があります。ソフト食とは、食材を細かく刻み、トロミをつけた食事です。嚥下食でも見た目から楽しんでいただけるよう努めています。

 

今回はソフト食のそうめんの作り方をご紹介します。

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細かくしたそうめんとトロミをつけた麺つゆを混ぜ合わせます。

 

 

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ハムや錦糸卵、きゅうりなどの具材を盛りつけます。

 

 

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最後にトロミをつけた麺つゆを再びかけます。

 

 

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適した食形態を提供することで、噛む力や飲み込む力が弱くなってきた方にも楽しんで食事をしていただけるよう心がけています。

 

<栄養課>

7月のイベント『七夕』

2018年07月12日

7月のイベントといえば七夕です。

この時期になると商店街や駅の中にも笹飾りをよく見かけるのではないでしょうか?

当院でも季節に合わせたイベントを行っており、リハビリ室にも笹を飾っています。

 

【 飾り付けの様子。楽しんでもらえるよう頑張ります。】

 

 

笹には患者さん、家族さんそれぞれの願いが書かれた短冊を飾っています。

家族の幸せを願うものや、宝くじの当選を祈願する短冊もありあますが、やはり「リハビリで体を良くしたい」「良くなってほしい」という短冊が多いです。

その願いが一日でも早く叶えられるよう、私たちリハビリスタッフは持てる力を十分に発揮し、患者さんの回復にむけて日々励んでいきます。

 

【 皆さんの短冊です。願いが叶いますように。】

 

<療法部>

患者家族教室『ホームエクササイズ』

2018年06月26日

今回の患者・家族教室は、理学療法士からの「ホームエクササイズ」についての話とカラオケ大会を開催しました。

ホームエクササイズでは「筋肉はいつまでも成長し続ける」という話に驚かれていました。

カラオケは、数名の患者さんが歌われ盛大に盛り上がりました。

カラオケの効果は、日頃のストレスを解消するだけでなく、血圧を安定させる効果や首や顔の筋肉を鍛える効果、さらに音程やリズムをとることで脳が活性化する等の効果があります。

参加されている患者さんの大きな声や笑顔がとても印象的でした。

 

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<看護部>

新人看護職員研修 ― 口腔ケア ―

2018年06月11日

5月の看護部新人職員研修は、歯科衛生士の講師で「口腔ケア研修」を開催しました。

 

講義では日頃のケアを振り返りながら知識を深め、実践研修では病棟の患者さんへの口腔ケアで学んだことをしっかり踏まえて指導を受けました。新人職員からは「口腔ケアの大切さ、技術を得ることができた。」「唾液腺の刺激ポイントや口を開きやすくするポイント等知りたかったことを学べた。」と意見がありました。

 

今回の研修で口腔ケアの大切さを再確認し、学びを活かして患者さん一人ひとりに合わせた口腔ケアを実践していきます。

 

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<看護部>

医療安全研修

2018年06月06日

今年度の医療安全研修をご紹介します。

昨年度の研修での意見や実際の事故報告書から必要な知識や技術を提供し、皆さんの安全を守り安心して療養頂けるように活動しています。

 

医療安全研修

研修会名 テーマ 対象者 開催日
安全と感染 医療安全・感染予防 新入職 3/26
安全の基礎 セーフティマネジメント 全職種
+業者
5/15
安全確認 お名前教えて下さい 全職種
業者
6/5
輸液ポンプ 輸液ポンプの使用方法と注意 看護 7/3
BLS+AED ハビリ訓練中に患者が倒れた! 全職種 7/31
11/20
医療ガス 医療ガスの安全な取り扱い 全職種 8/7
人工呼吸器1 人工呼吸器の設定 医師/看護 8/21
誤薬防止 その薬、間違いないですか? 医師/看護 9/4
9/18
人工呼吸器2 人工呼吸器のアラーム対応 看護 10/2
患者相談 相談対応の方法と実際 全職種 12/4
転倒予防 転倒リスクアセスメントと環境 全職種 1/15

 

感染対策研修

研修会名 テーマ 対象者 開催日
基礎 毎日の感染対策 全職種
(業者向け7/17)

5/29
2/12

病原体別 結核感染防止対策の実際
CD感染防止対策の実際
病棟職員 6/19
1/29
ノロウイルス/インフルエンザ 顧客も自分も感染から守りましょう 全職種
(業者向け11/13)
10/16
10/30

<医療安全部>

「看護の日」イベント開催しました

2018年06月01日

今年も「看護の心をみんなの心に」をテーマに看護の日を開催しました。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師による「予防しよう!誤嚥性肺炎」の講演から始まり、顔や首の緊張を和らげたり鍛えたりする嚥下体操を行いました。

 

骨密度測定と血管年齢測定は大人気で、長い行列ができ90名程来ていただき、嚥下食やのトロミジュースの試食も楽しそうに参加されていました。看護職員によるピアノ演奏では、「愛燦燦」、「みかんの花咲く丘」、「ふるさと」を合唱しました。ふるさとの演奏の時には60名以上の方による大合唱となりました。

 

当院の看護の日のイベントにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

たくさんの笑顔に私たちも元気をいただきました。感謝いたします。

 

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<看護部>

就職フェアに参加しました

2018年05月28日

リハビリ部門の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の新入職員を募集するため、5月14日大阪城ホールで行われた、就職フェアに参加させて頂きました。

 

今回は、法人全体で他職種(看護師、社会福祉士、臨床検査技師、臨床工学技士、事務職)と共に参加しました。限られた時間ではありましたが、ブースにお越しいただいた方に、それぞれの仕事の紹介を、精一杯行うことができました。

 

今回ブースでお話を聞いて頂いた方、これから就職先をお探しの方、ぜひ一度当院の見学にお越しください。職員一同、心を込めてご案内いたします。

 

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病院見学会・採用情報はこちら

 

<療法部>

患者・家族教室 ― 骨を強くする食事 ―

2018年05月25日

今回は、管理栄養士が「骨を強くする食事」をテーマに勉強会を行いました。

 

なぜ、年を取ると骨が弱くなるのか。メカニズムから予防方法、どのような食べ物の組み合わせが良いのかなどを解説しました。食事の説明でお話した内容からクイズを出題、○×の札を挙げてあげていただきました。積極的に参加していただき、大変盛り上がりました。

 

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また、ケーキ・ムース・ゼリーなど6種類の中から3品で100kcalになるようにカロリーを調整、嚥下障害がある患者さんも同様に楽しんでいただけるよう、嚥下調整デザートもご用意しました。患者さんは病院内でデザートを食べる機会が少ないと思いますので、デザートを食べる楽しみと、選ぶ楽しみを味わっていただけるようメニューを考えました。

 

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デザートの山に声を出して驚かれ、好きなデザートを楽しみながら試食されていました。

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勉強会のあとは、お楽しみショータイム!
理学療法士による芸人ブルゾンちえみのリズム体操を歌いながら熱演! 患者さんからは、「体を動かす事が好きなので車椅子でも出来るものをたくさんしたい」、「またこんな集まりがあれば嬉しい」という声が聞かれました。

 

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回復期リハビリテーション病棟の研修報告会

2018年05月23日

平成303月に、回復期リハビリテーション病棟協会主催の全職種研修が大阪で開催され、当院から、理学療法士2名、看護師2名が参加しました。その後510日に、参加者による研修報告会が行われました。

 

今回の研修では、「カンファレンス」のありかたについてのグループワークが行われました。参加者の報告からは、カンファレンスの方法や職種の役割など、他の病院の取り組みについて、生の声として聴けたことが、とても良い刺激となったことが伝わってきました。日頃の自分たちのカンファレンスについて見直すことができ、もっと実りあるカンファレンスにするにはどうすれば良いか考えていきたいと、伝えてくれました。

 

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<療法部>

新人看護職員研修 ― 基礎看護技術とNICD看護技術 ―

2018年05月16日

採血では、お互いに汗をかきながらのスタートでしたが、最後は成功体験で終えることができました。みんな真剣な表情です。

 

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昨年から導入したNICD看護技術を今年の新人研修にも取り入れました。

NICD看護技術を初めて聞く新人職員がほとんどで、バランスボールを用いて下肢、腰臀部、体幹への運動ができることに驚いていましたが、興味を持ち取り組んでくれていました。

 

<看護部>

新人看護職員研修 ― コミュニケーションスキル ―

2018年05月11日

平成30年度新人看護職員研修の様子を紹介します。

「コミュニケーション能力を高める」をテーマとした研修ではグループワークを行いました。

利き手を使って言葉をかけながら作業をしてもらった後に、言葉を使わずに利き手とは反対の手で一つの作業をしてもらいました。

 

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言葉が使えないことで始めはうまく意思を伝えられず時間がかかったり、利き手が使えないもどかしさを感じている様子でしたが、グループで協力し作業していくことで、相手の動きを見て思いを確認しながら進める行動へと変化していました。

コミュニケーションの難しさと共に相手の行動を見て考えや思いを感じることの大切さを学んでもらいました。

 

<看護部>

私たちにご相談ください!

2018年05月07日

地域連携部のご紹介

今年度より地域連携課、健康相談課の2課で地域連携部としてスタートしました。以前に増して、一人一人の患者さんが希望する生活に少しでも近づき、そして満足できるように、精一杯努力して参ります。また地域のさまざまな関係機関の方々とも、密に連携がとれるように、私たちから出向いていきたと思います。ご用命の際はお気軽に声をかけて下さい。

 

地域連携部の体制

 入院のご相談、患者さんのお問い合わせ等は下記までご連絡下さい。

 

【地域連携課】

 主に入院相談の窓口を担当しています。今年度、1名の新入院職員を迎えています。どうぞよろしくお願い致します。

 

【健康相談課】

 主に入院中の患者さんの支援を担当しています(社会福祉士の有資格者を病棟ごとに配置しています)。

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<地域連携部>

NICDワーキンググループ活動2

2018年04月26日

平成2910月からNICD(生活行動回復看護技術)ワーキンググループを結成し活動しています。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師をリーダーとし、メンバーは回復期リハビリテーション病棟から2名、医療療養病棟から2名、看護部から3名の計8名で構成しています。

 

4月は、新年度がスタートし、新たに仲間となった看護部新人職員を対象に研修を実施しました。下肢関節に対するバランスボール運動やスライディングシートを使用した移動方法などの体験を行ってもらいました。今後、職員一人ひとりが学びを深め、より多くの患者さんにNICD看護を提供できるように取り組んでいきます。

 

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<看護部>

NICDワーキンググループ活動1

2018年04月24日

NICD(生活行動回復看護技術)看護モデルの導入

意識障害が長期化した患者さんの治療法や看護の方法は、いろいろな試みはされていますが、まだ国際的にも確立されていないのが現状です。日本では、意識障害者に対する基本的な看護プログラムが廃用症候群で介護を受けている方の身体機能を改善する事にも着目し、長期意識障害者のみならず、疾病・加齢による廃用性障害のために生活機能(行動)に障害のある人々に対する生活の再構築に向けた看護技術の開発と方法を体系化し「NICDプログラム」として再編・構築されました。

 

当社団看護部では、平成298月と10月にNICD看護技術の研究に長年取り組んでこられている紙屋 克子氏(筑波大学名誉教授)、林裕子氏(北海道科学大学保健医療学部 看護学科)、日高紀久江氏(筑波大学医学医療系)を講師にお招きしNICD研修を企画、実施しました。

 

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私たち看護師は、目の前の患者さんと向き合って諦めないこと、患者さんの小さなサインを見逃すことなく観察すること、その人が持てる能力や残された機能を見つけ日常生活動作に取り入れた援助を行わなければなりません。指1本でも動かせるのなら、その機能を活かした働きかけをすることで生活行動の回復に繋がるのだと学びました。

 

研修終了後の10月からワーキンググループを結成し活動を行っています。患者さんの状態に合わせたNICDプログラムを実践し、少しずつですが成果を確認することができています。

 

<看護部>

患者・家族教室年間プログラム

2018年04月23日

平成30年度患者・家族教室年間プログラムが完成しました。

在宅で健康的な生活をおくる為に必要な知識などを学んでいただきます。回復期リハビリテーション病棟以外の患者さんやご家族など、多くの方に参加していただけたらと考えています。また、季節に合わせたいろいろな催しも企画しています。

 

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年間プログラム【PDF】

 

療法部PT・OT・ST 新人18名入職

2018年04月16日

新年度がスタートしました。国家試験の合格発表も終わり、今年は療法部に18名の新人(PT11名、OT3名、ST4名)が入職となりました。

 

入職の喜びも束の間、さっそく新人集合研修が始まっています。組織の体制、各職種の役割等の座学では、必死にメモを取るなど新社会人として意識の高まりが伝わってきました。また学生の時の実習以来しばらく間が空いた移乗などの実技では、緊張した面持ちで取り組んでいました。

 

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4月末までは新人研修が組み込まれています。研修を通し、新社会人・新医療人として自覚を持ち、プロとして日々の成長と、今後の臨床での頑張りを楽しみにしています。

 

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<療法部>

院内デイ

2018年04月13日

当院療養病棟では、月一回「院内デイ」を行っています。
普段はPT・OT・STの個別リハビリを提供していますが、毎月第4水曜日の午後2時間、PT・OT・STが時間と場所を共有してリハビリを実施しています。

 

「なじみの喫茶店に来たような雰囲気で楽しくリハビリしてもらいたい」
「患者さんが自分でリハビリメニューを選んでもらう日があるといいな」
「スタッフも患者さんもみんなで前向きに楽しくすごせる時間にしたい」
など色んな想いから取り組みはじめました。

 

「いらっしゃいませ。今日はどんなリハビリをしますか?」
リハビリスタッフが笑顔でお出迎えをすると、患者さんもみんな笑顔になります。

 

「今日はこれをがんばろうかな」

「スゴイですねー!」
普段のリハビリよりも会話も多く飛びかいにぎやかになります。
患者さん同士の交流もうまれます。
笑顔で取り組んでいると、あっという間に時間が過ぎます。

月一回の取り組みですが、明日からもまたリハビリがんばろう!と思ってもらえる時間になればいいなと思っています。

 

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<療法部>

看護部新人研修スタート!

2018年04月05日

平成30年度社団全体の全職種宿泊研修が322日~24日に終了し、327日から看護部研修を開始しました。

 

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初日から生き生きとした表情で真面目に取り組んでいました。今年は暖かく桜の花も満開です。

 

 【 研修計画(PDF)はこちら 】

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<看護部>

回復期リハビリテーション病棟協会研究大会

2018年03月09日

さる22日から3日にかけ、岩手県盛岡市で行われた回復期リハビリテーション病棟協会の研究大会で療法部から6名発表してきました。

日々の回復期病棟での活動を全国区の発表の場で発信できたことは、セラピスト各個人の自信につながっただけでなく、今後の成長にも繋がったと思います。これからも各自自己研鑚を重ね、来年も発表に繋げられるよう頑張っていきたいと思います。

 

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学びとともに参加者全員、初めての東北の地に降り立ったこともあり、盛岡の食もしっかり堪能してきました。積雪はそれほどでもなかったですが、風が冷たく東北の寒さを肌でしっかり感じることが出来ました。

写真の岩手山のように療法部の発展のためにこれからも大きく雄大に進んでいきたいと思います。

 

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<療法部>

北河内ブロック症例発表大会

2018年03月07日

さる128日に北河内ブロック症例発表大会にて、当院の12年目13名が日頃の成果を発表してきました。準備もさることながら、理学療法士になって初めての発表とあって、緊張した面持ちで参加しました。

 

参加者の感想

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今回の発表を通して、不十分であったことや反省することもありましたが、気づけたことや勉強になることもたくさんありました。今回の機会を活かせるよう今後もしっかりと日々臨床に取り組んでいきたいです。

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今回の発表と質疑応答を通して、症例に対する考え方の幅が広がりました。また、外部での発表は初めてでしたが、とてもいい経験になりました。

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今回の発表会に参加したことで、日々のリハビリを顧みることが出来たこと、また、他院のアプローチの仕方などとても勉強になりました。今回学んだ点を活かしてより良いリハビリテーションを提供していきたいと思います。

 

発表者はそれぞれ多くの刺激を受け、以前にも増して臨床現場で頑張っています。今回の機会をステップにして、患者さんの笑顔の為にこれからも日々臨床に励んでいきたいと思います。先輩たちも、ともに成長できるよう研鑚を続けていきます。

 

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<療法部 理学療法士>

放射線課のご紹介

2018年03月06日

安全管理の徹底と安定した画像情報の提供

一般撮影・CT・嚥下造影検査(VF検査)をオーダーリングシステム・PACS画像保存システムにて運用し、安定した診断画像の提供と保管管理の効率化を目指し実践しています。

 

以前より当院では食のリハビリテーションと題し、患者さんの「食べる」という機能回復に努めてまいりました。平成11年より開始したVF検査は「飲み込む」という嚥下機能の現状評価やリハビリ後の成果確認には欠かせない検査です。

 

長年の経験と実績により、安心して検査を受けていただくとともに、患者さんに「食べる喜び」を再認識していただきたく、様々な職種がこれに関わり継続しています。当課ではVF検査に関わる他職種(歯科医師、言語聴覚士、歯科衛生士、栄養士、看護師等)との連携を強化しVF検査に更に力を入れていきます。

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<医療技術部診療放射線係>

平成29年度第3回 大東・四條畷医療・介護連携研修会

2018年02月23日

平成30年2月10日(土)14:00~16:30より大東市立市民会館キラリエホールにおいて、平成29年度第3回大東・四條畷医療・介護研修会が開催されました。第3回の研修会においても、第1回・2回の研修会と同様、多くの専門職の方たちが参加されており、当院からも作業療法士、管理栄養士、社会福祉士の多職種で参加致しました。

 

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(写真 : 研修会には当法人の在宅事業部門の看護師、ケアマネジャー、介護老人保健施設の作業療法士も参加しました。)

第3回の研修会は、第1回・2回の研修会を踏まえて、大東市・四條畷市における在宅医療と介護の現状、またこれから必要とされる取り組み等について、グループワークやディスカッション等を通して意見交換を行いました。それに先駆けて脊髄損傷がどのような疾患で、何に対して生活のしづらさがあるのか等について、当院作業療法士より講演を行いました。

 

我が国においては、これからの社会情勢を踏まえて、住み慣れた場所(在宅)で最期まで生活できるために、地域包括ケアシステムの構築に向けて動きはじめています。当院においても、地域にある一医療機関として地域に対してどのように貢献できるのか、研修会等の参加を通して、考えていきたいと思います。

 

<健康情報部地域連携課>

【介護士募集】介護係長からのメッセージ Vol.2

2018年02月15日

現在、介護職員を募集しています!

当院で活躍中の介護係長からのメッセージをご紹介します。介護の仕事に、ご興味のある方、仕事内容をもっと知りたいと思われている方、などぜひご覧ください。

 

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私は、介護とは全く違う職種に就いていたので、当初は介護士として働いていけるだろうかと不安もありました。入職当時は、ただ漠然と介護士は患者さんのケアを行う仕事だとそれだけを思い仕事をしていました。患者さん個々に合わせたケアを行うというのは、そんなに簡単なことではないですが、患者さんを知ろうとする意識で関わることが必要だと感じました。

 

介護職を行う上で、自分なりの介護観を持つこと、個々の患者さんに合わせた援助方法を見出す能力をもつことを大切にしています。社会背景や医療の進歩などを踏まえて様々な知識や技術を向上させたいと考えており、まだまだ勉強の毎日です。今は係長として責任ある立場にあり、私が今まで経験してきた事や学んだこと、基本的な介護技術は当然大事ですが思いやりや気付きの大切さも後輩に伝えていきたいと考えています。

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介護の仕事に誇りをもって責任ある行動をしたいです。相手を尊重する気持ち、そして、患者さんの自己決定を最大限尊重し、自立に向けたケアを他の職種と協力して、私自身もこれからも成長していきたいと思っています。

介護係長からのメッセージ

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【介護士募集】介護係長からのメッセージ Vol.1

2018年02月08日

現在、介護職員を募集しています!

当院で活躍中の介護係長からのメッセージをご紹介します。介護の仕事に、ご興味のある方、仕事内容をもっと知りたいと思われている方、などぜひご覧ください。

 

わかくさ竜間リハビリテーション病院には、介護職が110名以上在籍し、4名の介護係長がいます。介護係長は、介護職の新卒入職者や中途入職者を対象に集合教育を企画・運営し、配属後も病棟での指導や個別の教育を病棟横断的に行っています。

 

介護の仕事が大好き!!

 

私は、当院で10年勤務し一度退職し、2011(平成23)年に再入職しました。
『介護の仕事が大好き!』確かに、介護職の仕事は大変な仕事ですが、患者さんの回復された姿や笑顔を見ることができる素晴らしい仕事だと思います。そして今は、院内の介護職員に対する教育などを介護係長4名で担当しています。悩むこともありますが、介護職員の成長を実感することがとても嬉しいです。介護について語り合うことで自らも成長できていると実感でき、介護という職業にやりがいを感じてもらえるよう、介護係長4名で、これからも力を合わせて頑張っていきたいと考えています。

 

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介護係長からのメッセージ

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第41回日本高次脳機能障害学会学術総会に参加しました

2018年01月19日

当院では高次脳機能障害に対するリハビリテーションに力を入れており、失語症や様々な高次脳機能障害への機能訓練に加え、自動車運転に関する評価や就労支援にも取り組んでいます。

 

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失語症の訓練場面

 

去る12月15~16日、埼玉県大宮市で第41回日本高次脳機能障害学会学術総会が開催され、本年も言語聴覚士2名、作業療法士1名が発表者として参加してきました。今回発表者として新たにデビューした言語聴覚士からの感想です。

 

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今後も高次脳機能障害を有する患者さんにより良いリハビリテーションが提供できるよう頑張っていきたいと思います。

 

<療法部 言語聴覚士>

季節を感じる ― 行事食 ―

2018年01月17日

栄養課では、入院患者さんに「食事が楽しみ!」と感じていただけるよう、四季折々の旬の食材をとり入れた行事食を提供しています。料理とともに、患者さんが一日も早く回復されますようにという願いを込めて、メッセージカードを添えてお届けしています。

写真は常食ですが、嚥下障害のある方についても見た目を考慮し、季節を感じていただけるようにしております。

 

冬の献立一例

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お正月

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七草

 

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節分

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クリスマス

 

<医療技術部栄養課>

輸液ポンプ

2018年01月11日

今日では病院の中で様々な医療機器が使用されております。よく見かけるけどどういった目的で使うのだろうと疑問に思っている方も多いと思われます。

 

そこで本日は病院内で活躍する医療機器の一つ、「輸液ポンプ」についてご紹介したいと思います。

 

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輸液ポンプとは、お薬や輸液などを「正確」に患者さんに投与することを目的で使用します。

 

どのような時に使うかというと抗不整脈薬や昇圧剤など確実に指定した量で投与しないと重大な副作用が出てしまうものもあるため、こういった医療機器を使用する必要があるわけです。

便利な医療機器ではありますが、取扱いを間違えると薬剤が思わぬ速度で入ってしまったりと医療事故につながる危険性は残っています。

 

そのため、当院では輸液ポンプの使用方法や注意点などについて定期的に勉強会を行っています。

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適切な扱い方を勉強することでより安全な医療を提供できるよう努力していきたいと思います。

 

<医療技術部 臨床工学技師>