わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ 2024年一覧
第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会・第58回日本作業療法学会
2024年12月06日
日頃の成果を発表する場として、当院では沢山の職員が専門職学会やリハ関連学会に参加・発表しています。11月1日~3日には岡山県で開催された第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会に3名の職員が発表、11月9・10両日には第58回日本作業療法学会が北海道札幌市で開催され4名の職員が発表しました。 全国規模の学会では、最新の知見に触れることができ、沢山の学びや刺激を受け、充実した濃密な日を過ごすことができました。 もちろん、学会後には名産のおいしい食事に観光と、職員同士の交流を深めることもでき、より強固なチームの絆が深まりました!学会で得た知見を日々の臨床に活かし、患者さんの笑顔に貢献して参ります!
ウクレレ演奏会を行いました
2024年10月23日
2024年10月13日(日)に、もんレレウクレレサークルさまにお越しいただき、ウクレレ演奏とフラダンスをご披露いただきました。
ハワイアン調の懐かしいメロディーに癒されたり、患者さんも一緒に手を動かしてフラダンスも踊ったりと、とても楽しいひとときでした。ありがとうございました!
リハビリテーション・ケア合同研究大会山梨2024 に参加して
2024年10月23日
毎年この季節は各学会が多く開催される時期です。当院も日ごろの成果を専門職学会やリハ関連学会に参加・発表を行っています。
8月末には摂食嚥下リハ学会が福岡県で開催され3名の療法士が発表、10月3・4両日には、リハビリテーション・ケア合同研究大会が山梨県甲府市で開催され6名の療法士が発表をしてきました。リハ・ケアの6名の発表者は、全国レベルの発表の場は初めてとあって、緊張した面持ちで会場に入り発表に臨んでいました。発表・質疑応答とも自分の言葉でしっかりと伝え日頃の成果をしっかりと伝えることが出来、また、学びも多く実りが多い2日間だったと思います。
今後も日々の臨床にしっかりと向き合い頑張っていきたいと思います。
リハビリテーション部
第36回敬老の日 竜間祭開催しました
2024年10月21日
わかくさ竜間リハビリテーション病院では、第36回敬老の日 竜間健やか祭「楽しく笑顔あふれる1日に」を開催いたしました。
今年度は新型コロナウイルス感染症流行後、初のご家族様をお招きしての開催となりました。健やかな秋晴れの気持ちのいい季節を迎え、皆様をお迎えできたことを心から嬉しく思います。
講演会
講演会では、吉本興業株式会社所属のフランポネ様より、「健康とお笑い ~明日から使える笑いの技術~」についてご講演いただきました。国際色豊かな漫才を披露され、笑い声の絶えないステージでした。また、おもしろい話の作り方について講話いただいた後、参加された方々に1分間のスピーチを発表する場面もあり、実りあるステージであった様に思います。
ボッチャ大会
ボッチャ大会では、病棟対抗でボッチャをおこないました。大きな歓声が上がるほど患者様もご家族様も盛り上がって競技をおこなっていました。
病棟での催し
病棟での催しは、それぞれの病棟職員が、少しでも患者さんにお楽しみいただければと思い、音楽鑑賞を行いました。患者さんにも笑顔で参加していただくことができました。 また、ハンドマッサージや在宅ブースには患者様やご家族様が足を運んでいただき、充実した時間を過ごしておりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
噛む力や咀嚼能力を簡単に検査する機器を導入しました!
2024年08月08日
むし歯や歯周病の進行により歯の数が減少したり、義歯の不具合があっても歯科受診をしないと口腔の機能が低下します。野菜や肉を避け、食べやすい物ばかりを選んで食べると、その結果、栄養の隔たりやエネルギー不足になり、全身の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。このように口の機能が低下した状態を「口腔機能低下症」と言い、歯科の専門的な対応が必要になります。
当院歯科では、咬合圧(噛む力)検査を行う「デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」と、咀嚼能力(食べ物を嚙み砕いて飲み込みやすくする力)検査を行う「グルコセンサー/株式会社GC」を導入し、より詳しく口腔機能の評価が出来るようになりました。噛む力や咀嚼が上手くいかず飲み込みにくくなってきたと不安な方は歯科受診をしてください。何でも食べられる口腔環境をつくり口の健康を保ちましょう。
<咬合圧(噛む力)検査>
①デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」
(厚さ1mm以下の薄いシート)
②歯列全体がフィルムに納まるように
デンタルプレスケールを口腔内へ挿入、
3秒間しっかり噛んでいただきます。
③咬合力(噛む力)が数値化されて表示されます。
上下の歯列全体の噛む力や、
歯面の接触している部分などが表示されます。
500N(ニュートン)未満で
「咬合力低下」と診断されます。
<咀嚼能力検査>
①検査に必要な物品
「グルコセンサー/株式会社GC」です。
②グルコース含有グミ(1.5cm大)を20秒間咀嚼した後に10ml水を口にふくみ、メッシュの上に吐き出した後、グルコース濃度を測定します。100mg/dl未満で「咀嚼能力低下」と診断されます。
歯科
第25回日本言語聴覚学会 IN 兵庫・神戸
2024年07月29日
神戸国際会議場にて第25回日本言語聴覚学会が開催されました。あいにくの雨模様で、蒸し暑い日でしたが、全国から多くの言語聴覚士(ST)が集まり大盛況でした。 当院からはST1名が発表、法人内から8名のSTが参加し、普段の業務とはまた違った雰囲気のなか、たくさん刺激を受けてきました。 発表したSTは 「患者さんを通して得た知見を発表し、院外のSTと意見交換することで、新しい視点にきづくことができ、日頃のリハビリテーションへの意欲向上につながりました。」 と、話していました。 初めて学会参加したSTは 「あちらこちらから聞こえてくる専門的な談義。その雰囲気と熱意に圧倒されました。 企業ブースではSTのリハビリテーションに関わる新製品を試したり、失語症友の会や就労継続支援施設、放課後デイを運営されている方々と様々な交流もできました。 あの熱気を思い出しながら、頑張っていこうと思います。」 と、興奮冷めやらぬ様子でした。
コミュニケーションや食べることを通して患者さんと向き合うSTの仕事は、やりがいを感じることや嬉しいことがたくさんあります。しかし、思うようにリハビリテーションが進まないことや、うまく出来ずに悔しい思いをすることも、たくさんあります。その時に、学会で感じた気持ちを思い出して、さらに前に進めるSTであってほしいと思います。
小山先生を講師に迎え、摂食嚥下研修を開催しました
2024年07月29日
2024年7月6日、「口から食べることが困難な方に対する口から食べるための包括的スキルを習得する」、「自信をもって口から食べ続けられることを支援できる看護師を育成する」ことを目的として摂食嚥下研修を開催しました。
2016年5月にNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でもその活動を取り上げられた、NPO法人 口から食べる幸せを守る会の理事長である小山珠美氏を講師に迎え、摂食嚥下のメカニズムについて学んだほか、経口摂取をされる患者さんの姿勢、介助する看護師の姿勢など、実際に適切な方法、適切ではない方法で自身の嚥下動作を意識しながら飲み込むなどハンズオン(体験学習)を通して理解を深める機会を持ちました。”KTバランスチャート” は、摂食嚥下における対象者の不足部分を補いながら可能性や強みを引き出すため、身体的に患者さんを看るだけでなく包括的に評価し支援するツールです。今回はスマートフォンを使って、事例を展開し摂食嚥下に必要な視点を学びました。 看護部ではこれからも、継続的な研修や自己研鑽を通して、患者さんを包括的に評価しながら段階的に関わり、誰にでも平等にもたらされるべき”食べる幸せ”を支える看護師を育成していきたいと思います。
リハビリテーション部の新人教育
2024年06月07日
2024リハビリテーション部新人教育紹介
当院リハビリテーション部の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)新人教育にはプリセプターシップを採用しており、先輩療法士がマンツーマンで指導できる体制を整えています。リハビリ場面にも同行し、その場で直接指導の機会を設けることで、臨床に則した知識や技術、患者対応など、学びを深めることができます。また、書類等の間接業務や悩み相談も行いやすいので、不安を払拭しつつ自信を持って業務に就くことができます。
6月を迎え、新人療法士は職場の雰囲気にも慣れ、研修や実技練習、訓練同行を重ね、独り立ちに向けて着実に力を付けています。現在の新人療法士の声をご紹介します。
理学療法士
社会人としての基礎から専門的な領域まで幅広く学ぶことができました。研修で学んだことを基に、プリセプターを初めとする先輩方にアドバイスを頂きながら自己研鑽を進めていこうと思います。
作業療法士
作業療法士間では集団研修とは別に専門研修があり、評価の解説、演習など各1時間かけてじっくり指導していただけます。ある程度知識を身につけた状態で患者さんと関われるため、とてもありがたいです。
言語聴覚士
入職までは不安でしたが、研修制度や専門職教育が充実しており安心です。また、先輩方がたくさん在職されているので、困った時はすぐに相談でき、アドバイスをいただけるので非常にありがたく思います。
2024年度「看護の日」
2024年06月05日
~2024年度「看護の日」ポスター作成しました~
近代看護の発展に力を尽くしたフローレンス・ナイチンゲールの生誕の日である5月12日を「看護の日」とし、その日を含む7日間を看護週間として、それぞれの病棟がイベントを行いました。病棟には作製したポスターが飾られ、患者さんやご家族に楽しんでいただきました。
~2024年度「看護の日」のメッセージカードを届けました~
回復期リハビリテーション病棟である4階西病棟では、看護の日に患者さんと一緒に音楽に合わせて体操を行い全身運動を行いました。みなさん、元気いっぱいです。 ご家族に向けてのメッセージカードに笑顔の写真を添えて送りました。
看護部新人職員研修を開催しました!
2024年05月29日
2024年春、今年も看護部に新しい仲間が増えました。看護技術や感染予防対策、BLSやNICD看護技術など、盛りだくさんの内容で6日間の看護部研修を開催しました。緊張した雰囲気で始まった研修も、日に日に笑顔と活気が増していきました。
初めて社会人として働く者、介護から看護に職種を変えて働く者、母国のために日本の介護技術を学ぶ者、一人ひとりの胸をいっぱいにする期待や不安は異なりますが、入職時の研修は学びだけでなく仲間づくりの機会となり、心強い同期の存在を得ることができました。患者さん、御家族に寄り添って、笑顔に貢献できる関わりができるように共に成長していきます!
看護部
MELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステム導入
2024年04月26日
当院にMELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステムが導入されました。
MELTzとは脳卒中などによる手指の運動麻痺に対し、脳神経科学に基づいたリハビリテーションの手法として、手指運動のトレーニングをサポートしてくれる医療機器です。現在、大阪府下では当院が一番目の導入施設となります。
前腕部に取り付けたセンサーを介して患者さんの筋肉の動きを測定します。測定したデータを瞬時にAIが解析し、手に装着した外骨格ロボットが患者さんの意図に連動するように運動をサポートします。先進的な見た目のデザインに加え、500gと比較的軽量であり、微弱な筋肉の動きも読み取ることができる事も大きな特徴です。
実際に MELTzを装着して、手指の運動を行っている様子。ロボットのアシストにより、ペグを掴む・離す動きができています。
新人療法士紹介
2024年04月25日
2024年度を迎え、若弘会リハビリテーション部に12名の新しい療法士が加わりました。
社団研修では社会人・組織人における規律、接遇、患者対応を学び、実技練習では技術を磨くなど、学びの多さに慌しくも充実した日々を過ごしております。
4月初旬には先輩療法士と共にリハビリ場面に同行しており、緊張した面持ちで一生懸命取り組む姿に、先輩療法士も触発され共に切磋琢磨できております。
患者さんの想いに寄り添い、笑顔に貢献できるよう、知識・技術の研鑽に努めていきます!
理学療法士(PT)
作業療法士(OT)
言語聴覚士(ST)
リハビリテーション部
自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピー)」導入
2024年03月28日
薬剤課から病棟まで、薬剤等を自動で搬送してくれるロボット「HOSPI(ホスピー)」が2024年3月22日に納品されました。
職員が運ぶ手間を省き、業務効率向上に努めて参ります。
看護部
回復期リハビリテーション病棟協会 第43回 研究大会 IN 熊本
2024年03月21日
3月8日から9日まで熊本県の熊本城ホールにて、回復期リハビリテーション病棟協会主催の研究大会が開かれました。当院のリハビリテーション部からは理学療法士(PT)3名、作業療法士(OT)3名、言語聴覚士(ST)2名、計8名が発表してきました。各自日頃の回復期病棟での成果を発信し、質疑応答でのやり取りもしっかり行うことが出来、充実した2日間を送ることが出来ました。
リハビリテーション部では今年度様々な学会で合計43件の発表を行うことが出来ました。毎日の臨床での経過をまとめて学会などで発表を行うことは苦労も多々ありますが、それ以上に発表後は達成感に満たされ、さらに明日からも頑張ろうという活力になります。
来年度も部内全員が研鑚を重ね、学会などの場で当院リハビリテーション部の成果を発信できるように頑張っていきたいと思います。
リハビリテーション部
看護師の負担を軽減する!? 救世主が導入されました
2024年03月14日
わかくさ竜間リハビリテーション病院に医療機器データ通信サポートシステム「NIPRO HN LINE」が導入されました。
―“データ通信サポートシステム”とは、いったい何?―
アプリを利用し専用の機械で普段通りに体温、脈拍、血圧、酸素飽和濃度といったバイタルサインを測定するだけで、測定結果を無線通信によって電子カルテに反映することができるシステムです。このシステムを使用することにより、測定結果を電子カルテに直接入力する時間と手間を省き、転記による記載ミス・忘れを防止することが可能になります。看護記録時間を短縮化することで、これまで以上に患者さんのために時間を使うことが可能となります。また、記載ミスや忘れなどのリスク軽減を可能にすることで看護師の安全を守ることができる画期的なシステムです。
システム導入後間もないため課題もありますが、一刻も早く便利なこのシステムを使いこなし、患者さんに寄り添う時間を増やせるようになりたいと考えています。
看護部
脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」優秀賞受賞
2024年02月29日
みなさんは公益社団法人日本脳卒中協会をご存知でしょうか。
日本脳卒中協会では、患者さんやご家族の励みとしていただくこと、また社会的関心を高めるために、ご自身またはご家族が脳卒中になられた体験を持つ方の体験記を募集していました。
この度、第25回(令和4・5年度)脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」に、当院で外来リハビリテーションを実施されている谷井真澄さんの応募された「お母さんの気持ち」が優秀賞に選ばれました!
谷井さんは、3人のお子さんがいらっしゃいます。お子さんがまだ小さかったときに脳梗塞を発症し、右手右足の麻痺と、言葉の障害である失語症が後遺症として残りました。
入院でのリハビリテーションを終えたあとも、外来で失語症リハビリテーションを継続しています。リハビリテーションだけでなく、ご家族と協力しながら、家事や育児を頑張っておられる姿は、とても頼もしいお母さんです。
今回の体験記は、谷井さんのお気持ちを担当言語聴覚士が聞き取り、文章にしました。脳梗塞発症直後のことから、これからの生活のことなど、素直なお気持ちをお話してくださいました。
また、谷井さんの夫である健児さんも応募し、「障害理解の大切さを実感して」が佳作として入選しました。
これまでの経過や、大変だったこと嬉しかったことを、ご家族の視点から見つめられています。
体験記は、日本脳卒中協会ホームページ「特別企画 聴く脳卒中体験記」に掲載されています。
ぜひ、ご覧ください。
公益社団法人 日本脳卒中協会 https://www.jsa-web.org/citizen/90.html#kiku
大阪府理学療法士会 第4回東支部 新人症例発表会
2024年02月07日
さる1月14日、阪奈中央リハビリテーション専門学校において大阪府理学療法士会 東支部 新人症例発表会があり、当院の1年目理学療法士8人が日頃の成果を発表してきました。準備を含め、理学療法士になって初めての院外での発表ということもあり、全員緊張した面持ちで参加しました。
【 発表者の感想 】
初めての外部での症例報告発表だったので、とても緊張しましたが、先輩方のアドバイスをいただきながら無事やり遂げることが出来てよかったです。いろいろな人の発表を聞いて刺激にもなりました。今日の経験を糧に今後の臨床も頑張ります。
今回の発表を通して、発表の場の雰囲気や緊張感を感じられて良かったと思います。また、発表準備や質疑応答、他の人の発表を聞くことで新たな知識や、わかりやすい伝え方など学ぶこともできました。それらを今後の訓練や発表の際に活かしていきたいです。
新人症例発表会を通し、問題点の捉え方や他の人の考え方を知ることが出来ました。臨床においても自分の考えだけでなく、他職種の意見を取り入れて考えることが改めて重要であると感じました。
発表会では、全員が入職時よりも大きく成長した姿を見せてくれました。臨床でも日々頑張って1年目を締めくくろうとしています。指導に当たった先輩たちも含め、これからも研鑚を続けながら共に成長をしていきたいと思います。
リハビリテーション部
虫歯予防のためのフッ素塗布を行っています
2024年01月17日
皆さんは、『根面う蝕(こんめんうしょく)』についてご存じですか?
根面う蝕とは、加齢や歯周病の進行によって歯茎(はぐき)が下がり、歯の根元が露出した部分にできる虫歯の事です。歯の根元は酸に弱く、虫歯になりやすいと言われています。
当院の歯科では、『根面う蝕』に対し、フッ素塗布を行っています。初期段階であれば、虫歯治療をせずとも進行を抑えることができます。その方法がフッ素塗布です。最近では市販の歯磨き粉や洗口剤にも配合されているフッ素ですが、歯科医院で扱われるフッ素は高濃度となっています。この高濃度のフッ素を局所的に塗布することで根面う蝕の進行抑制につながるのです。
しかし、フッ素塗布を行うだけで、虫歯に絶対にならないというわけではありません。みなさんの日々の歯磨きが大切です。フッ素塗布に合わせ歯磨き指導等も行っていますので、お気軽に当院の歯科衛生士にお声がけください。日常の歯磨きとフッ素塗布で健康なお口を維持していきましょう!!!
歯科
新年のご挨拶
2024年01月01日
今年の抱負を四字熟語で
新年明けましておめでとうございます。
今年の四字熟語は「雲外蒼天」にしました。雲の外には青空が広がっている、という意味から転じ、どんな試練でも努力して乗り越えれば青空が望める、という意味です。
新型コロナウイルス感染症で当院も2020年冬に最初のクラスターが発生しました。当時は死亡率も高く、治療法も確立されていない状況の中で、数名の職員と毎日症例カンファレンスを行い、こまめに患者さんの病状に対応し、乗り越えることができました。以降もクラスターが何度か発生しましたが、ワクチンや治療薬の開発で対応が確立されていきました。
今後も病院を取り巻く様々な艱難辛苦が予想されますが、職員と力を合わせて乗り越えれば、明るい未来があることを信じて、地域の皆様から信頼される病院運営を行っていく所存です。