MELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステム導入

2024年04月26日

当院にMELTz(メルツ)手指運動リハビリテーションシステムが導入されました。

MELTzとは脳卒中などによる手指の運動麻痺に対し、脳神経科学に基づいたリハビリテーションの手法として、手指運動のトレーニングをサポートしてくれる医療機器です。現在、大阪府下では当院が一番目の導入施設となります。

前腕部に取り付けたセンサーを介して患者さんの筋肉の動きを測定します。測定したデータを瞬時にAIが解析し、手に装着した外骨格ロボットが患者さんの意図に連動するように運動をサポートします。先進的な見た目のデザインに加え、500gと比較的軽量であり、微弱な筋肉の動きも読み取ることができる事も大きな特徴です。

 

 

実際に MELTzを装着して、手指の運動を行っている様子。ロボットのアシストにより、ペグを掴む・離す動きができています。