歯科では入院時に歯科回診を行っています

2021年12月11日

当院では、御入院された患者さん全員に対し新入院時に1度、歯科医師と歯科衛生士による歯科回診を行っています。患者さんの口腔内状況を評価・診断し、必要に応じて歯科受診をお勧めしています。全入院患者さんの口腔内を専門職種が評価する事で、口腔管理を行っています。患者さんの中には、う蝕の長期放置、歯肉の腫れ、唾液の分泌量減少による口腔内の乾燥、喀痰の付着による衛生状態不良、義歯の不適合による潰瘍など、様々なお口のトラブルを抱える方が多くおられます。トラブルを早期発見する事により、スムーズに歯科治療を開始し、患者さんの苦痛を取り除く事ができます。歯科衛生士として専門的な立場から、看護・介護職に対し、患者さんの口腔内状況の情報提供、ケア方法などの助言を行い、早期から医科歯科連携を図ることで、口腔ケアの質の向上へと繋がります。

 

 

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