わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ 2017年一覧

褥瘡回診チーム

2017年12月27日

わかくさ竜間リハビリテーション病院の褥瘡回診チームは、認定褥瘡医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、看護部の事務職員で構成されています。褥瘡を有する患者さんに対する評価、治療、悪化予防および病棟看護師への実践指導を行っています。

 

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回診では、DESIGN-R®で褥瘡評価し、使用薬剤や褥瘡処置内容を含めたモニタリングを継続して行っています。急性期からの重症な患者さん、栄養状態が不良な患者さん等褥瘡のリスクの高い患者さんが多く、入院当日に回診依頼を受けることもあります。

 

褥瘡状態評価スケール DESIGN-R® 

D Depth

深さ

E Exudate

浸出液

S Size

サイズ

I Inflammation/Infection

炎症/感染

G Granulation tissue

肉芽組織

N Necrotic tissue

壊死組織

P Pocket

ポケット

回診の頻度は、全病棟合わせて月平均約60名の患者さんを対象にして1人の患者さん月1回から3回診察を行うために毎週火曜日と金曜日に訪問し、1日8~15名回診します。また、定期回診以外では、空洞形成部位の治癒促進の為に小手術を行い、年間教育プログラムを計画し、全職員対象の勉強会の実施も行っています。

 

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これからも褥瘡回診チームは、最良の治療・看護が行えるよう頑張っていきます。

 

<看護部>

夜間想定総合消防訓練

2017年12月25日

11月29日(水)14時より大東消防署員立ち会いの元、夜間想定総合消防訓練を実施しました。

今回は、若草棟3階病棟の病室からの出火を想定し、通報訓練(発生場所から事務所への連絡、事務所から消防署への通報)、初期消火訓練や避難訓練(シーツや毛布を使用した患者さんの移送)を行いました。

 

訓練の様子

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訓練終了後は、大東消防署の方より「リーダーの指示が的確であり、全員で迅速に避難誘導が出来ていた。緊急時、今のようにすぐ対応できるよう、普段から意識して業務にあたってほしい」との講評を頂くことができました。

これからも患者さん、家族さんの安全を守る為活動してまいります。

<防火防災委員会>

実践で学ぶ! ノロウイルス対策研修 嘔吐物処理

2017年12月20日

今回は、療法部職員のノロウイルス対策研修【実技編】をご紹介します。

 

  “リハビリ中に嘔吐が発生しました。

   防護具を付けて、

   嘔吐物の処理を行って下さい”

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嘔吐物(てんぷら粉+水+蛍光塗料 とてもリアル!)を床に敷いた黒いビニールの上にまき散らし作業開始。大胆にまき散らし過ぎて吐物処理をする職員は悪戦苦闘。

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処理を終えて防護具を外しブラックライトで吐物での汚染を可視化。

 

グローブのみ

グローブ+通常のビニールエプロン

二重グローブ+袖付エプロン+ゴーグル+マスク+シューズカバー のフル装備

 

それぞれの汚染を比較すると……

 

やはりフル装備は汚染されていないことを確認!

 

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この体験研修を通してノロウイルスの早期発見・二次感染の防止に努めます。

<医療安全部>

ハロウィンパーティー!

2017年11月17日

10月30日に「ハロウィンパーティー」というイベントを作業療法で開催しました。作業療法では年間スケジュールで、季節を感じられるイベントを定期的に企画し提供しています。

 

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今回はハロウィンをテーマに、イベントの日に向けて希望された患者さんにかぼちゃのおばけの塗り絵をしていただきました。完成した作品はそれぞれに塗り方や色使いがあり個性豊かなものばかりでした。

当日は、グループで作成した塗り絵を切り抜いてお面を作成し、ひげやマントを羽織るなど、全員で仮装をしました。そしてハロウィンについての歴史話や季節の歌をみんなで歌って、記念撮影をして、笑顔いっぱいで大盛況となりました。

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日本では近年広まってきた行事のハロウィンですが、このような新しい事を知って季節を感じることはとても脳には良い刺激です。普段は各々でリハビリを頑張っている患者さんにとっても良いリフレッシュになり、また、同じ集団の中で他者と過ごす事は社会性を取り戻す上でも大切になります。

 

作業療法では、今後も季節ごとのイベントを企画し、患者さんが楽しみながら集団での関わりを持てる場を提供していきたいと思います。

<療法部 作業療法士>

 

平成29年度第2回 大東・四條畷医療・介護連携研修会に多職種で参加しました

2017年11月09日

平成291028日(土)14:0016:40大東市立市民会館キラリエホールにおいて、平成29年度第2回大東・四條畷医療・介護連携研修会が開催されました。

 

今年度の研修会は、「わが街の在宅医療と介護の現状」と題し、大東市・四條畷市における在宅医療と介護の現状について、3回シリーズで開催予定です。

 

7月に開催された第1回目に引き続き、当院からも管理栄養士や社会福祉士等、多職種で参加致しました。

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1回目は医療編、そして今回は介護編としてヘルパーや管理栄養士等、様々な専門職の方たちより在宅での実践報告を聞くことができ、大変勉強となりました。

 

また講演では、当法人の介護老人保健施設・竜間之郷・大河内施設長より、竜間之郷の実践を交えながら、介護老人保健施設の過去、現在、未来における役割等の話しを聞くことができ、当院の役割を考えつつ、これからの地域医療について考える機会ともなりました。

 

今後とも地域で開催される研修会への参加を通して、多くの専門職の方たちと学びや交流を深めていき、地域医療に貢献していきたいと思います。

<健康情報部地域連携課>

リハビリテーション・ケア合同研究大会 久留米2017に参加しました

2017年11月07日

10月19日~21日開催「リハビリテーション・ケア合同研究大会 久留米2017」にて、当院の管理栄養士2名が症例発表を行いました。

 

今回の学会を通して、回復期リハ病棟には低栄養患者さんが多く、それを改善しながらリハビリを十分に行うためには栄養の量はもちろん、栄養素の質も重要であるということを学びました。

 

胃瘻造設後、喫食量の増加と栄養状態・筋力・覚醒の改善がみられた超高齢患者の一症例

 

患者さんご本人やご家族が望まれていた口から食べることを継続するために代替栄養法を選択した結果、十分な栄養確保ができ、栄養・身体機能の改善へ繋がり肺炎を起こすことなく栄養管理ができた症例を経験することができました。

管理栄養士 江里口

高たんぱくの栄養介入が腎機能の悪化なく栄養状態と筋力の改善をもたらした慢性腎不全を有する脳幹部出血の一例

 

慢性腎不全を有する患者さんに身体機能向上、栄養状態改善を目的とする栄養介入を行った結果、腎機能の悪化なく身体機能、栄養状態の改善につながった症例を経験することができました。初めての学会発表で、とても緊張しましたが、先輩に指導していただき、練習を重ね、発表することができました。

管理栄養士 星野

また、今回の学会では、リハ栄養についてのセミナーや、平成30年医療・介護診療報酬同時改定の講演を傾聴しました。このような学会に参加することは、栄養のことだけでなく、医療においていろんな知識を得る良い機会だなと実感しました。

 

今後も積極的に知識を身につけ、患者さんに貢献できる栄養管理を行っていきたいと思います。

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<医療技術部栄養課>

中途入職者対象の「感染対策基礎研修」を開催!

2017年11月02日

中途入職者対象に感染管理認定看護師による「感染対策基礎研修」を行いました。8月に入職した介護職員3名と看護職員4名が参加し、正しいマスクの装着方法や手洗い方法を学びました。

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マスクの装着では、空気感染対策で用いるN95マスクを装着後しばらくすると「息苦しいなぁ」の声が参加者から上がり、正しく装着したことを体感できていました。

 

次に、蛍光塗料を手に馴染ませた後に手洗いチェックを体験。普段以上に入念に手洗いを実施していましたが・・・ 指の関節や手首などに蛍光塗料が落とせていない部分があり、参加者からは「しっかり洗ったつもりだったのに・・・。」の声があがっていました。

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自分の手洗いの傾向を知り、臨床現場で広めない、うつさないための手洗いを習得してもらいました。

<看護部>

 

栄養サポートチーム活動のご紹介

2017年10月20日

栄養サポートチームは、患者さんの栄養状態の改善、合併症の予防などを目指し、医師、看護師、薬剤師、栄養管理士などが、それぞれの知識や技術を生かして最善の方法で栄養支援を行う専門チームです。

当院は「口から食べられる喜び」を大切に考え、しっかり噛んで安全に飲み込むことができるよう歯科医師と、言語聴覚士を加え総合的な栄養支援を行っております。

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チーム活動は、入院時の栄養評価を基にカンファレンスを行います。

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(写真:栄養サポートカンファレンス)

 

その後ベッドサイドで、上下肢周囲の計測、筋力測定、口腔内環境やかみ合わせ、飲み込みの状況、血液データー等を基に、個人にあった食事や、口腔内環境の調整を行っています。

 

<医療安全部>

 

学会発表・症例発表に向けて大詰め!!

2017年10月04日

療法部では、今、秋頃に開催される各種学会等の発表前の準備に取り掛かるピークを迎えています。

 

新人セラピストは各ブロックの症例発表、中堅セラピストはリハケア学会、病院学会等の発表に向けて準備に取り掛かっています。指導者共々限られた時間の中で集中力を高めて取り組んでいます。

 

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日々、忙しい合間を縫ってのこの活動や経験が、今後の成長に必ず繋がっていくはずです。

これから先の日々の臨床につなげていく為に、しっかりと準備をして発表につなげていく予定です。

 

つい5.6年前まではこんな風景はあまり見られませんでしたが、春、秋、冬と学会の季節前には定番となり、療法部も活気づいてきています。

これからも療法部での成果を外部発信して、さらに知識・技術を高め、患者さんの笑顔に貢献していきたいと思います!!!

<療法部>

 

『患者家族教室』生涯自分の歯で咬むために~歯ブラシ編~

2017年09月26日

回復期リハビリテーション病棟主催 平成29年度第3回「患者家族教室」を開催し、76名の患者さんとご家族に参加していただきました。

 

今回の歯科衛生士による勉強会のテーマは、「生涯自分の歯で咬むために~歯ブラシ編~」でした。

 

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口腔内の状態が全身に与える影響をはじめ、口腔内衛生の重要性、歯ブラシの効果については口腔内の清掃だけでなく歯肉マッサージで歯肉を強くする効果もあるということ、交換時期の目安では1ケ月経過するまでに毛先が開く場合は磨く力が強いので優しく磨くのがポイントということなど、イラストや実際の写真を用いて分かりやすく説明して、参加された方達は興味深く聞かれていました。

 

勉強会の後は、患者さんご家族、病院職員全員で、大きな輪をつくり河内音頭の歌に合わせた盆踊りをしました。

 

看護職員と理学療法士の女性職員数名は浴衣姿に、その他の療法部職員はハッピ姿に変身して大盛り上がり、患者さんやご家族の笑顔にあふれた楽しい家族会となりました。

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<看護部>

薬剤師の研修システムをご紹介します!

2017年09月19日

薬剤課では、系列病院の若草第一病院に新入職した薬剤師が、当院での4週間研修を行っています。この1年目研修は平成25年度から行っており、今回で5回目となります。

 

この研修で、急性期病院から転院されてきた患者さんが、リハビリに励んだり療養されたのち、自宅又は施設に移られるまでに、急性期病院とは異なる薬剤師としての関わり方を経験し、考えてもらうことができます。

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研修を終えた職員からは…

 

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といった感想をもらっています。

 

この研修で得たものを、今後の薬剤師業務に活かしてくれることを願っています。

 

ちなみに2~3年目には、より深く回復期・療養病棟での薬剤師業務に携われるように6か月間の研修を行っています。

 

<医療技術部薬剤課>

敷地内清掃を実施しました!!

2017年09月14日

918日に行われる敬老の日たつま祭に向けて、竜間病院・在宅医療の職員が合同で敷地内清掃を行いました。職員のみなさんが頑張ってくれたので、とてもきれいになりました!

 

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当日は11時より講演会、午後からはリハ訓練の一環として大運動会を予定しております。職員一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

敬老の日・たつま祭(9月18日開催) ご案内

<事務>

入職してもうすぐ半年・・・ 新人療法士の “ 今の声 ” を紹介します!

2017年08月16日

療法部に18名(理学療法士10名,作業療法士4名,言語聴覚士4名)の新人さんが入職して、もうすぐ半年がたとうとしています。4月には、何をするにも慣れないことばかりで、緊張で表情が硬いことも多かった新人さんたちですが、病院の雰囲気にも馴染んできて、笑顔がたくさん見られるようになってきました。そんな新人さんの “ 今の声 “ を紹介します。

 

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触診や、移乗など、学校で学んで練習してきたことも、実際の患者さんに行ってみると、難しく感じることがたくさんありました。最近では少しずつできるようになってきたと感じています。チームで患者さんのリハビリテーションを行うので、自分の主担当の患者さん以外の方についても、たくさん勉強できる環境です。

pt_voice理学療法士

はじめは、何をしていいかわからなくて戸惑うことや、ミスすることも多く、先輩に指導を受けることもたくさんありました。でも、担当の患者さんを受け持つようになり、患者さんとしっかりと向き合っていきたいという気持ちが強くなり、責任感が出てきました。入職してすぐには、医療人としての心構えやリスク管理など、基本をしっかりと研修で学ぶことができたので、実際のリハビリテーションという次のステップに進みやすかったと思います。

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患者さんが退院する前には、必要に応じて在宅訪問を行い、安全な生活環境を整えます。在宅訪問をする前には、チーム内で検討会を行いますが、はじめは、先輩たちが何を話しているのか、聞いていてもまったくわかりませんでしたが、担当患者さんを受け持つようになり、実際に経験してみて、わかるようになってきたことがたくさんあります。同期の療法士も多く、日々のちょっとした悩みも、すぐに相談できて、一緒に考えられる職場です。

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学生の時にも、実習で患者さんに接することはありましたが、言語聴覚士として働き始めて、あらためて責任の重さを感じました。先輩に教えてもらいながら、ちょっとずつ、自分一人でできることが増えてきて、嬉しい反面、さらに自分が行うリハビリテーションに責任を持たなければと思うようになっています。プリセプター(新人指導担当者)に、細かなことも教えて頂くことができます。院内では、専門的な勉強会もたくさんあり、学ぶ機会はたくさんあります。ただ、聞いているだけでは身につかないので、受け身にならないように、自分で振り返って考えることを心掛けたいと思っています。

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「知識」「技術」「心」、療法士の仕事は、常にもっとより良く!と貪欲に学んでいかなければなりません。これから経験を重ねる上で、悩むこともたくさんあると思いますが、今の気持ちを忘れずに、先輩たちと一緒に頑張っていってほしいと思います。

 

<療法部 教育担当>

高校生の「一日看護師体験」始まりました

2017年08月10日

「一日看護師体験」は、大阪府の事業で平成3年度から府民に看護の心・助け合いの心を育み、看護の明るいイメージづくりを図ることを目的として、高校生を対象として実施されています。当院も毎年受け入れしており、今年は5つの高校から10名の学生さんを受け入れます。

 

今日は、2名の高校生が参加してくれました。看護師と一緒に行動して、体験時はとてもいい笑顔で患者さんと接していたのが印象的でした。体験後、「体力的にしんどそうだったけど、すごくやりがいのある仕事だと思った。」「一つひとつ丁寧にやっている看護師の姿はすごくかっこよくて私もそういう看護師になれるように頑張りたいです。」と感想を書いてくれました。

 

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<わかくさ竜間リハビリテーション病院 看護部>

平成29年度第1回 大東・四條畷医療・介護連携研修会に多職種で参加しました

2017年08月02日

平成29年7月22日(土)14:00~16:30大東市立会館キラリエホールにおいて、平成29年度第1回大東・四條畷医療・介護連携研修会が開催され、当院からも看護師や社会福祉士等、計6名で出席致しました。

 

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この研修会には毎回100名以上、多い時には200名近い専門職の方たち(医師や看護師、ケアマネジャー等)が中心に出席されております。

 

事業所としても、在宅部門や施設、病院等様々であり、共に地域の実情や実践報告を聞く機会、またグループワークやディスカッション等を通して、日々の連携とはまた違った形で多機関の方たちと会する場となっています。

今回の研修会においては、クリニックの医師やケアマネジャーの発表を通して、出席者からは「訪問診療の新たな一面を知れた!!」との声も上がっていました。

 

平成28年度第2回目の研修会においては、当院の退院支援について、実際に当院から在宅に退院された事例を通して、当院の実践や多機関で連携することの大切さをより知って頂く貴重な機会を得ることもできました。

 

これからも研修会の参加を通して、多機関の方たちと連携し続け、微力ながらも地域の方たちの一助になれる様、努めて参ります。

 

<健康情報部地域連携課>

院内コンサートを開催しました

2017年07月28日

~和太鼓の演奏に感動!感動!感動!~

平成29723日に“和太鼓 晴嵐”の皆さんに来ていただきました。入院されている患者さん、ご家族、地域の方など200名以上の方が参加されました。

 

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会場は、迫力ある音、お腹にずしんと響く心地いい音でつつまれ、勇ましい掛け声と息の合ったパフォーマンスには時間を忘れて見入ってしまいました。実際に患者さんが太鼓を叩く場面では皆さん笑顔で、とてもいい表情をされていました。日本の文化を感じる事ができる和太鼓の演奏は、障害や年齢問わず参加された方全員が全身で、そして「心」で感じた時間でした。

 

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<看護部>

被保険者証の更新について

2017年07月25日

後期高齢者医療被保険者証

後期高齢者医療被保険者証は、毎年8月に更新されます。

現在お持ちの「薄緑色」の被保険者証は、平成298月からは使用できません。

 

新しい被保険者証は「桃色」です。

7月下旬までに、ご自宅へ簡易書留にて郵送されます。

お手元に届きましたら、病院受付窓口にご提示いただきますようお願いいたします。

 

画像引用:大阪府後期高齢者医療広域連合 被保険者証更新周知ポスター (https://www.kouikirengo-osaka.jp/material/pdf/poster/poster2906.pdf)

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その他の健康保険について

国民健康保険被保険者証

国民健康保険被保険者証は2年ごとの更新となっております。

各市町村や加入されている保険者によって有効期限が異なりますので現在お持ちの被保険者証の有効期限をご確認ください。

 

高齢受給者証

70歳以上被保険者証(高齢受給者証)の有効期限は、平成29年7月31日です。

 

※社会保険加入されている方は、有効期限はありませんが、退職などに伴い、保険者が変更になった場合には、速やかに新しい被保険者証のご提示をお願いいたします。

 

被保険者証の裏面には、診療を受けようとするときは、「その都度保健医療機関等の窓口で渡してください(健康保険被保険者証)」や「必ずこの証をその窓口でお渡しください(後期高齢者医療医療被保険者証)」など記載分は多少異なりますが、提示するように記載があります。ご協力よろしくお願いいたします。

<健康情報部>

信頼できるデータを提供するために・・・

2017年07月14日

竜間検査室では患者さんから採血した血液を下記の装置で自動分析し、データを測定しています。生化学分析装置(写真1)と赤血球や白血球、ヘモグロビンなどが測定できる自動血球分析装置(写真2)です。

 

(写真1)生化学分析装置

(写真2)自動血球分析装置

 

病院でよく耳にする検査は、血糖・コレステロール・トリグリセライド(中性脂肪)・GOTGPT・γ-GTP・ヘモグロビン・赤血球・白血球などの数値を測定する血液検査です。これらのデータを正確に患者さんに提供するため、毎日装置のメンテナンスを実施し、一日に2回、2種のコントロール(あらかじめ正常域と異常域に設定されている検体)を測定して、正確なデータが提供できているかをチェックし機器が正常に作動しているか確認します。

 

また、年に2回、外部の精度管理調査に参加し、正確にデータ測定ができているか客観的に評価していただいています。大阪府下から約270施設が参加する“大阪府医師会”が主催する調査と、日本全国から約3700施設参加する“日本臨床検査技師会”が主催する調査です。その結果をもとに、検査係内で更に質の向上を目指し、業務の改善を図って、いつでもより信頼できるデータを患者さんや臨床の現場に提供するため、日々努力しています。

 

<医療技術部臨床検査係>

第9回日本静脈経腸栄養学会近畿支部学術集会

2017年07月07日

京都で行われた第9回日本静脈経腸栄養学会近畿支部学術集会へ参加してきました。

当院のNSTチームから、貴島歯科医師が「いまNSTの何が問題でこれからどうあるべきか」というシンポジウムと「リハビリテーション栄養によって球麻痺症状を伴う嚥下障害が経口摂取可能となった一症例」の発表を行いました。

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全国的にもNSTチームに歯科医師が介入している病院は少なく、摂食嚥下障害患者さんに口腔ケア、口腔リハビリテーションと協調して歯科治療を実施することで、患者さんの口から食べるためのサポートを行い、口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防にも取り組むことができます。

 

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若草第一病院のNSTメンバーと、共に発表を聞き、栄養療法について意見交換を行いました。今後もNSTの取り組みを学会発表など通して行っていきたいと思います。

<医療安全部栄養サポート係>

回復期リハビリテーション病棟患者・家族教室を開催しました

2017年06月29日

回復期リハビリテーション病棟の家族教室を6月23日に行い、85名の患者さんと御家族に参加していただきました。

 

作業療法士による「ホームエクササイズ」では、誰でもどこでも簡単にできる運動を指導し、皆さん積極的に体を動かされていました。

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カラオケ大会では、“瀬戸の花嫁”や“川の流れのように”などを歌われ、懐かしい歌に感動して涙する方もいらっしゃいました。大きな声を出して、懐かしい歌を歌われ、他の方が歌われる時もみんなで一緒に歌いました。歌うことは脳を活性化する働きもあると言いますが、参加されていた皆さんが笑顔で過ごされた時間でした。

 

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<看護部>

母の日のイベント

2017年06月14日

先月、「母の日塗り絵選手権」というイベントを作業療法士で開催しました。作業療法では普段から患者さんへのアプローチとして塗り絵を提供することがあります。普段はその人にあった好きな塗り絵を実施するのですが、4月下旬から母の日に向けて期間限定で、希望される患者さんにカーネーションの塗り絵を実施し完成した作品を作業療法スペースに掲示しました。

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ずらりと並んだカーネーション。同じ塗り絵でも、人それぞれ個性があらわれます。作品が集まったところで選挙がはじまります。塗り絵を行わなかった方も、掲示した作品の中から自分の好みのカーネーションに一票を投票します。

投票結果の発表、表彰式として参加していただいた患者様に集まっていただきました。一人ひとりに賞状を手渡し、みんなで季節の歌を歌って、記念撮影をして、笑顔一杯大盛況でした。「この年になってこんな表彰されるとは。嬉しいなあ。」と喜びの感想もきかれました。

 

<療法部 作業療法士>

無断離院離棟対策研修

2017年06月07日

当院では毎年、無断離院離棟対策の研修を実施しています。

この研修は ①職員への離院・離棟の理解と意識付け、②離院・離棟発生時に迅速な対応ができるようにすることを目的に全職員を対象に年2回実施しています。

 

午前は、主に講義形式で離院離棟の防止および発生時の対策について学び、午後は実際に離院が発生したと想定して捜索訓練を行いました。これからも入院患者さんの生命と安全を守るべく、離院離棟の防止に努めてまいります。

 

病院外での捜索訓練の様子

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離院・離棟とは…

入院患者さんが

①手続きを行わず院外へ出られ連絡がない

②高次脳機能障害、認知症等により所在不明になった 場合のこと

 

<雪災害・離院離棟対策委員会>

平成29年度 地域連携課・健康相談課に入職者を迎えました

2017年06月01日

今年度、地域連携課(主に入院相談の窓口を担当)と健康相談課(主に入院中の患者さんの支援を担当)に1名ずつ計2名の新入職員を迎えました。

現時点は、主に事務的な作業を中心に業務に当たっていますが、日々、先輩相談員について病院の機能や面談技法などを勉強しております。

 

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今後は、相談員として急性期病院などからの入院相談対応や、入院された患者さんが少しでも安心・満足できる入院生活を過ごし、退院時には希望した生活に近づけることができるよう各々の専門性を活かしながらお手伝いができたらと考えています。

 

<健康情報部 地域連携課・健康相談課>

第52回日本理学療法学術大会学会へ行ってきました!

2017年05月26日

平成29年5月12日~14日にかけて千葉県の幕張メッセで第52回日本理学療法学術大会が開催されました。当院からは4名の理学療法士が参加し、教育・管理に関する演題を2題発表しました。他施設の療法士との建設的な意見交換ができ、得てきた知識を日々の業務に活かしていきたいと思います。

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また、現在の理学療法学会は12の分科学会と10の部門により構成されています。今回の学会は分科学会連合大会として開催されましたが、来年度からは各分科学会がそれぞれ開催することとなり、関連分野をより専門的に追及していきます。当院の理学療法士も自分の興味のある分野の学会に積極的に参加し、得意分野の確立を目指していきます。

 

<療法部 理学療法士>

わかくさ竜間リハビリテーション病院『看護の日』イベント開催しました

2017年05月18日

平成29年度日本看護協会メーンテーマ『看護の心をみんなの心に』に基づいて、気軽に看護にふれていただける楽しい行事として全国各地で5月12日に「看護の日」イベントが開催されました。

 

当院の看護部も今年から開催し、入院患者さんやご家族、地域の方を対象として約60名の方に参加していただきました。

 

健康相談コーナーでは、血圧測定や血管年齢、骨密度測定を行い、試食会では嚥下食を試食していただきました。開催時間は13時~15時と短い時間でしたが職員による恋ダンスや転倒予防体操として水戸黄門の曲に合わせた手足を動かす体操を行いました。参加されている方も素敵な笑顔で積極的に体を動かされていました。

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職員がハンドベルで「きらきら星」、「どんぐりころころ」、「ドレミの歌」を演奏しましたがたくさんの拍手をいただき、ありがとうございました。

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<わかくさ竜間リハビリテーション病院 看護部>

~3つの回復期リハビリテーション病棟合同の患者・家族教室開催~

2017年05月16日

平成29年度も「患者・家族教室」の年間計画をしています。第1回目は、4月22日に開催しました。今年度は4月1日に回復期リハビリテーション病棟が2病棟から3病棟になり、3病棟合同で初めての開催でした。管理栄養士による食事に関する話や療法部職員によるアトラクションには、参加されている皆さんから驚きの声があがりました。

 

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●管理栄養士による「高齢者の低栄養・運動について」のお話

 

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●低栄養・筋肉量を増やすための

栄養補助食品を使ったフレンチトーストをご紹介

 

「患者・家族教室」は、患者さんと御家族の退院支援の一環でもあり、教室を通して、患者さんやご家族、そして、ご家族同士のつながりを深める場でもあります。また、今後もレクリエーションとしてのカラオケ大会や盆踊り、ピアノコンサートなど、患者さんやご家族と一緒に楽しめる計画となっておりますのでお気軽にご参加ください。

≫ 平成29年度『患者・家族教室』年間計画表こちら

<回復期リハビリテーション病棟>

新人セラピスト18名入職しました!!

2017年05月12日

新年度もはじまり、わかくさ竜間リハビリテーション病院療法部には理学療法士10名、作業療法士4名、言語聴覚士ST4名のピカピカの新人セラピスト計18名が入職し、チームの一員として加わりました。

 

現在は新人研修も予定通り進み、先輩セラピストについて、日常業務や患者さん、他職種との関わり方など教わり、また実際に患者さんに対して訓練や訓練補助を行うなど日々一生懸命頑張っています。

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少しでも早く仕事や環境に慣れ、患者さんや家族さんの力になれるように先輩・新人セラピストともに頑張っていますので、これからもよろしくお願いします。

 

<療法部>

『介護職支援講習会』を開催しています!

2017年05月11日

当院では介護職に興味のある方、未経験で不安な方などを対象に「介護職支援講習会」を毎月第3土曜日に開催しています。先日、4月22日に開催した様子をご紹介します。

 

参加された方は、実際にご家族の介護をされている方でオムツのあて方や交換方法、身体を動かす簡単な方法など積極的に質問されていました。

 

講習会は、演習を中心とした内容で施設見学、カフェスタイルでの交流を行い最後に修了証をお渡ししました。

 

修了証

 

【講習会参加の感想】

疑問に思っていることも一つ一つ丁寧に答えてくださり、よく理解できました。病棟内の見学では、職場での働いているスタッフの仲がすごく良く見えました。今回参加させて頂いて、自分自身の糧になりました。機会があればまたぜひ参加させて頂きたいです。

是非、介護する不安を1人で抱えることなく困った時にはいつでも相談していただきたいです。

興味のある方は参加申込みをよろしくお願いします。

<看護部>

介護職支援講習会のお申込みはコチラ

VF(video fluorography)検査について

2017年05月02日

当院では摂食・嚥下障害(物を食することに障害を持っていること)のある患者さんに少しでも自分の口から物を食していただき、「食べる喜び」を再び感じていただきたく総合リハビリテーションの一環として摂食・嚥下リハビリを行っています。

 

VF検査とは…

摂食・嚥下障害を持つ患者さんにバリウム入りの検査食を食していただき、その様子をX線透視装置を用いて動画化し様々な評価を行う検査です。(嚥下動作のタイミングは個人差があるうえ、一瞬にして終わってしまうので録画し何度も確認できるようにしています)

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実際の評価内容は次のようなものです。

摂食・嚥下障害を持つ患者さんに対する

 

  • ・食事形態の評価(どういう形態の食べ物なら安全に食してもらえるのか)
  • ・食事体勢の評価(どういう体勢でなら安全に食してもらえるのか)
  • ・障害場所の特定
  • ・経管栄養(鼻から胃へ管を通し直接栄養分を摂取していただく)を受けておられる患者さんに対する経口摂取(口から物を食し栄養分を摂取)の可否評価
  • ・摂食・嚥下リハビリの成果確認

等です

また検査にあたっては、医師・歯科医師・看護師・療法士・歯科衛生士・放射線技師が協力し、まさしくチーム医療を実践しながら患者さんの笑顔に貢献しています。

 

<医療技術部診療放射線係>

第4回慢性期リハビリテーション学会に参加しました

2017年04月24日

2017318日~319日、神奈川県横浜市で開催されました「第4回慢性期リハビリテーション学会」に参加しました。

今年のテーマは「慢性期リハビリテーションが地域包括ケアを推進する」で、全国各地の様々な病院から様々な職種の方が参加されていました。

 

当院からは医師・歯科医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士あわせて10名と、併設の介護老人保健施設竜間之郷の言語聴覚士2名で参加し、8つの演題発表を行いました。

その内、当院歯科医師である貴島先生が発表された「回復期リハビリテーション病棟における歯科介入・嚥下リハビリテーション実施患者の口腔・嚥下機能の検討」が、約400演題の中から5つの優秀演題の一つに選ばれました。

 

この学会では主に療養病棟や生活期におけるリハビリテーションの取り組み報告や研究報告などの演題が中心なので、病状が難しい患者様が多く入院する療養病棟でどうすれば質の高いリハビリテーションを提供できるのかを考える良い機会になりました。

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発表後は、横浜中華街に繰り出しました!

<療法部 作業療法士>

患者相談窓口のご案内

2017年04月17日

患者さんに安心して入院生活を過ごしていただけるよう、「患者相談窓口」を設置し、患者さんや、ご家族様のご意見やご相談をお伺いする体制を整えています。

 

相談体制

相談受付

管理棟1階の受付 にお声かけ下さい。担当者にお取り次ぎいたします。

 

お電話での場合

072-869-0116(代表)

 

対応時間

月曜日~金曜日 9:00~16:00

 

相談内容と担当者

  • ・苦情・相談・ご要望など入院上のこと
  •   ⇒患者相談窓口担当者
  • ・医療費や生活費に関すること、福祉制度や在宅療養に関すること
  •   ⇒健康相談課
  • ・医療安全や感染対策に関すること
  •   ⇒医療安全管理者

 

ご意見箱

院内にご意見箱を設置しております。

 

【ご意見箱 設置場所】

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管理棟1階受付カウンター

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各病棟

【ご意見への返答】

  • ・記載者に直接お伝えすることを基本としております。
  •  ※記載日・病棟名・記載者名などは必ずご記入ください。
  • ・匿名の場合は特に必要と判断されたときのみ院内掲示いたします。

<医療安全部>

『患者・家族教室』年間スケジュール

2017年04月13日

回復期リハビリテーション病棟では、患者さんとご家族の退院支援の一環として「患者・家族教室」を開催しています。

 

教室を通して、患者さんやご家族、そして、ご家族同士のコミュニケーションを深めることができ、気さくに情報交換や相談などができる環境づくりを目指しています。

 

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教室では、患者さんが自宅に帰ってから生活する上で参考となるような内容を理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・歯科衛生士・社会福祉士などが担当して行っています。

 

平成29年度下記内容で教室を開催たします。ご家族のご参加をお待ちしております!

 

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 開催場所:管理棟1階 理学療法室

 事前のご予約は不要です。

開催日時 内容 担当者

4/21(金)

13:00~14:00

お楽しみショー

高齢者の低栄養と運動

竜間棟2階東病棟

管理栄養士

6/23(金)

13:00~14:00

カラオケ大会

簡単にできるホームエクササイズ

竜間棟1階東病棟

リハビリ

8/25(金)

13:00~14:00

盆踊り

生涯自分の歯で噛むために

 ~歯ブラシについて~

竜間棟3階西病棟

歯科衛生士

10/27(金)

13:00~14:00

手話で遊ぼう

退院後の生活施設について

竜間棟2階東病棟

相談員

12/22(金)

13:00~14:00

クリスマス会

脳卒中の予防

竜間棟1階東病棟

看護師

2/23(金)

13:00~14:00

ピアノコンサート

家庭での薬の扱い方

竜間棟3階西病棟

薬剤師

<回復期リハビリテーション病棟>

平成28年度入職の看護・介護職員が1年を迎えました

2017年03月23日

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昨年4月から、患者さんや御家族との関わりを通してさまざまな学びがありました。

今回、その中でも心に残っている患者さんとのエピソードを伝えるナラティブ発表会を行いました。

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発表会後は、引き続き修了式を行いました。この1年、看護師・介護士として頑張る中で悩み、迷い涙したこともたくさんありましたが、それぞれに大きく成長することができました。みんなの頑張りを称えて1人ひとりに看護副院長より修了証が渡されました。

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4月から、新たな年度の始まりです。患者さんや御家族の心に寄り添える『看護・介護』が提供できるように頑張ります。

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<看護部>

はじめての学会発表

2017年03月22日

平成29年2月11日開催『回復期リハビリテーション病棟協会第29回研究大会』にて、今回、はじめて学会発表を行いました。

発表内容は「経鼻経管栄養法から3食経口食へ移行する際の食事の提供方法の工夫について」です。

 

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管理栄養士として今後どのように栄養管理を行っていけるかを考えることができ、有意義な発表となりました。
発表はとても緊張しましたが、本番まで練習を行い、しっかり発表することができました。
同じ分野で日々研究されている方の話を聞き、私も精進しようと思いました。

<医療技術部栄養課>

回復期リハビリテーション病棟協会 第29回研究大会に参加しました

2017年03月01日

平成29210日、11日に回復期リハビリテーション病棟協会 第29回研究大会が広島国際会議場・広島市文化交流会館にて執り行われました。

 

本研究大会では、レベルアップ・スピードアップ・フォローアップをテーマとして、全国各地の回復期リハビリテーション病棟の様々な職種の方々により講演や意見交換を行いました。

 

当院においても看護師1名、管理栄養士2名、理学療法士5名、作業療法士3名が当院回復期病棟での取り組みに関して報告を行って来ました。

 

他病院・他職種の方々との活発な意見・情報交換ができ、充実した研究大会となりました。

 

発表後は広島焼等、地元の味にも触れる事ができました。

 

今回の研究大会で吸収した新たな知見を、今後の患者さんの退院支援に活かしていきます。

 

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<療法部 理学療法士・作業療法士>

回復期リハビリテーション病棟の紹介と地域連携課の取り組み

2017年02月22日

当院の回復期リハビリテーション病棟に入院される患者さんの約6割が脳血管疾患の患者さんと高い割合となっています。最近では30代や40代と若い方の入院も増えており、仮に障害が残ったとしても、在宅復帰はもちろんのこと、復職等一人一人が目指す生活に向けて取り組んでいます。入院当初は食事ができない等、医療的処置の高い患者さんや、介護度が高く目の離せない患者さんも多くいる中で、そのことを達成するためには、早期に受け入れた上で、積極的なリハビリを行っていくことが求められます。そのため、当課は紹介元である急性期病院を中心に定期的に訪問を行い、より緊密な連携を行うことを心掛けています。

 

回復期リハビリテーション病棟は今春に増床を予定しており、職員一同で準備を進めているところです。今まで以上にリハビリ体制がソフト面・ハード面共に強化される当院にご期待下さい。

 

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(写真)

若草第一病院で毎週金曜日に開催されている脳神経外科病棟・カンファレンスの様子です。当院も多職種で参加しています。

<健康情報部地域連携課>

ポリファーマシーへの取り組み

2017年02月17日

皆さん、最近、ポリファーマシーという言葉を耳にしたことはありますか?

 

ポリファーマシーとは…

たくさんのお薬を服用することによって、体に良くない症状が起こっている状態のことをいいます。

 

薬を同時にたくさん服用すると体内で様々な化学反応が起こり、体外へ排出するために肝臓や腎臓に負担がかかります。このために、体にとって良くない症状が発生することがあります。

 

高齢者の患者さんでは生理機能が低下しているために、若者に比べてポリファーマシーが起こりやすい状態にあります。

 

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薬剤課では毎日、患者さんの検査データの確認、病棟での薬剤管理業務を行い、患者さんに合わせた用量用法を医師に提案しています(写真参照)。

 

ポリファーマシーで困っている患者さんを減らせるように、よりいっそう頑張っていきます!

<医療技術部薬剤課>

皆様の安全のために!

2017年02月14日

当院は、大東市の生駒山の中腹に位置し、療養に適した自然環境にあります。
寒さが厳しくなる1月~2月にかけては、降雪や積雪の日が多くみられます。
積雪が予想される日の前日には、職員が病院敷地内や駐車場、専用道路に凍結防止剤を散布し、車両運行に支障がでないよう努めております。

 

凍結防止剤を散布している様子

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凍結防止剤を散布した翌日の様子

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これからも、患者さんやご家族、職員の安全確保に努めてまいります。

<雪災害・離院離棟対策委員会>

「自動車運転に関する合同研究会」に参加しました

2017年01月31日

去る、1月21日、福岡県小倉市北九州国際会議場において、「自動車運転に関する合同研究会」の記念すべき第1回が執り行われました。

 

従来の「運転と認知機能研究会」「障害者自動車運転研究会」「自動車運転再開とリハビリテーション研究会」が今年度から合同し、自動車運転と障害分野やそれに関わるリハビリテーション分野における諸問題に取り組むため発足されました。

 

昨今、自動車運転と高齢者・障害者の交通事故の急増している背景があり、本研究会はそんな社会情勢を反映するかのように、昨年度の各研究会の参加者の約4倍もの参加者があり、リハビリテーションだけでなく、警視庁や公安委員会、技術者など多くの方々からの報告や講演が行われました。

 

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当院療法部の作業療法士2名も、わかくさ竜間リハビリテーション病院の自動車運転評価に対する取り組みに関して報告を行ってきました。

発表の後は、少しですが小倉の街並みや地元の味にも触れることができました。

 

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自動車運転評価はまだまだ発展途上の分野ですが、今回の研究会で吸収した新たな知見を今後の患者さんの退院支援にいかしていきたいです。

<療法部 作業療法士>

第5回 回復期リハビリテーション病棟 患者・家族教室を開催しました

2017年01月24日

平成281216日に回復期リハビリテーション病棟主催の患者・家族教室を開催しました。

平成28年度は「自宅でできる健康管理」をテーマに、今回は脳卒中予防に焦点をあて、医師からは「健康で長生きするために」を、薬剤師から「脳卒中の薬について」、看護師から「脳卒中予防の十か条」について話をしました。参加されている方全員が熱心に聴講されていました。

 

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その後、クリスマスが近かったこともあり、看護職員と介護職員がサンタのコスチュ-ムを着てクリスマスソングのハンドベル演奏を行いました。また、サンタに扮した作業療法士による「リハビリを兼ねたけん玉遊び」の紹介をしました。

とても盛り上がり、会場の理学療法室には100名を超える参加者でいっぱいになり大盛況でおわることが出来ました。

 

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次回は、224日に「手話で遊ぼう」、「家庭での薬の扱い方」をテーマに開催予定です。興味のある方はふるってご参加ください。

<看護部>

北河内ブロック新人症例発表会の予演会を行いました!

2017年01月16日

療法部では各種学会等発表前に部内で予演会を行っています。

今回は来る1月22日に行われる、第8回北河内ブロック新人症例発表会に向けて、理学療法士の新人6人が予演会に挑みました。

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入職して初めての公の場での発表に、作り上げたスライドを前に、緊張しながらですが、先輩たちの前でプレゼンを行っていました。

この経験が、今後の成長に必ず繋がっていくはずです。

これから先の日々の臨床につなげていくためにも、しっかり堂々と発表してきてほしいものです。

当日は指導した先輩療法士も参加する予定です。

年度最後の発表会をしっかりと締めくくってきます!!

<療法部 理学療法士>

ノロウイルス感染性胃腸炎対策

2017年01月12日

当院は、平成24年12月17日「感染性胃腸炎の集団発生」を報道機関に自主公表しました。それ以降、病院名を告げると「あーノロ感染の」と言われることもしばしばです。今でこそノロウイルス集団発生のニュースは珍しくなく、風物詩のようになっていますが、当時はまだ、はしりで病院名を全国に馳せることになったのです。

 

この体験を生かし、ICT(Infection Control Team:感染対策チーム)は対策を全面的に見直しました。職員の意識改革と実践の積み重ねにより、患者さんのノロウイルス感染には至っておりません。

 

研修は職員と業者を別枠(関わる業務に応じた対策内容)で実施

11月~2月をノロ対策期間とし、下痢・嘔吐物は全て「ノロ対策セット」で迅速に処理

【ノロ対策セット】

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①ダンボールバイオハザードに、

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②必要物品を入れてノロ対策期間、各部署に常備。

職員が感染源にならないよう指導

職員の質問や疑問をマニュアル化

<医療安全部 感染対策チーム>

季節のお食事の提供 おせち料理

2017年01月06日

あけましておめでとうございます。

当院ではお正月の三が日に、入院患者さんにおせち料理を提供させていただきました。
写真は常食ですが、嚥下障害のある方についても、見た目を考慮しお正月を感じていただけるようにいたしております。

 

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[献立]
田作り
煮〆
寿かまぼこ
伊達巻
黒まめ
くわい
柿絹田巻
棒ダラ
舞鶴ようかん
蟹しんじょう
高砂松竹梅
いくら醤油漬け
       など

入院患者さんにとって食事は大きな楽しみです。
栄養課では食を通して、患者さんの一日も早い回復を願い、より一層患者さんに満足していただけるよう取り組んでまいります。 

<医療技術部栄養課>