若草第一病院ブログ

開催報告:第65回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’24.3.21)

2024年04月01日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第65回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2024年3月21日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  22名(会場参加16名 Web参加6名)
内 容

   「痙攣重積発作を伴う脳卒中症例」
          東大阪市消防局 西第2救急隊 鐘江暢祥

   「脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方⑧」

    若草第一病院 診療部 脳神経外科 診療部長 熊谷哲也

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しております。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:「知ってほしい!皮膚トラブルと予防・ケア」― 第41回健康教室(’24.3.8)

2024年04月01日

若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。

 

会 名  第41回 健康教室
日 時  2024年3月8日(金)14~15時
場 所  若草町自治会館
対 象  地域住民
参 加  9名
内 容  講義と質疑応
 「知ってほしい!皮膚トラブルと予防・ケア」
講 師  若草第一病院 看護部 部長 宮崎 照美

 

健康教室は、参加される皆様や地域の方々の意見をアンケートなどでお伺いし、「知って得する健康に関する事」をお届けしております。
今後、取り上げてほしいテーマ等ございましたら是非お聞かせください。

 

若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室 ご案内

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第75回地域医療支援病院研修会(’24.2.16)

2024年02月22日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第75回地域医療支援病院研修会
日 時  2024年2月16日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  17名(会場参加7名 Web参加10名)
内 容  入退院支援のプロセス~実際の症例を通して~
講 師

 若草第一病院 地域連携部 入退院支援課 大島 有紀子

                健康相談課 坂本 真衣

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:「フレイルと予防について~筋力強化体操~」― 第40回健康教室(’24.2.9)

2024年02月13日

若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。

 

会 名  第40回 健康教室
日 時  2024年2月9日(金)14~15時
場 所  若草町自治会館
対 象  地域住民
参 加  8名
内 容  講義と質疑応
 「 フレイル予防について~筋力強化体操~ 」
講 師  若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課 課長 宇佐美友浩

 

健康教室は、参加される皆様や地域の方々の意見をアンケートなどでお伺いし、「知って得する健康に関する事」をお届けしております。
今後、取り上げてほしいテーマ等ございましたら是非お聞かせください。

 

若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室 ご案内

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第74回地域医療支援病院研修会(’24.1.19)

2024年01月24日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第74回地域医療支援病院研修会
日 時  2024年1月19日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  41名(会場参加9名 Web参加32名)
内 容  冬季流行感染症~インフルエンザ感染対策~
講 師

 若草第一病院 医療安全部 感染管理看護師 原田敦子

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第64回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’23.12.28)

2024年01月09日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第64回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2023年12月28日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  16名(会場参加13名 Web参加3名)
内 容

   「消化器疾患(胆膵領域)について」
          若草第一病院 副院長・消化器病センター長 岩田 恵典

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しております。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第73回地域医療支援病院研修会(’23.11.17)

2023年12月06日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第73回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年11月17日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  26名(会場参加7名 Web参加19名)
内 容  なぜACPが進まないのか~課題と対策~
講 師

 若草第一病院 看護部 緩和ケア認定看護師 山本直美

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

がん教育で八尾支援学校を訪問しました

2023年11月20日

2023年11月17日に八尾支援学校に訪問し、癌教育の一環として山中院長が訪問授業をされました。

訪問授業については枚岡樟風高校、かわちの高校に次ぐ3校目であり、初めて中学生を対象とした授業となりました。

授業前は反応が返ってくるだろうか?癌についての説明や予防について理解してもらえるだろうか?と不安もありましたが、授業を受けた生徒さんたちは元気よく院長の問いや説明に反応され、多数の質問もあり、活気のある授業となりました。

また、担当の先生方からも非常にもわかりやすく自分たちも理解を深めることができたとお言葉を頂きました。今後も「大阪府がん診療拠点病院」の医療機関として院外での活動を積極的に行っていきたいと思います。

 

 

若草第一病院 地域連携課

近所の「がん診療拠点病院」で、安心の「早期治療」と「継続治療」

2023年11月15日

当院は2011年に大阪府から「がん診療拠点病院」の指定を受けました。
どうして各地域(近所)に拠点病院があるのでしょうか?

 

がん診療には大事なポイントがいくつかあります。

  1. 早期発見:初期のがんほど完治しやすいです。少しでも症状があれば、かかりつけ医に相談して検査を受けましょう。近所の病院ならすぐに都合の良い時間に検査予約ができます。
  2. 早期治療:がんと分かったら、早く治療をすべきです。気持ちの面でも治療は早くしないと不安です。当院では迅速な治療を行います。
  3. 救急治療:ご高齢の患者さんが増えています。一人暮らし、通院や歩行が困難、施設入居中、さまざまな事情で、ふだん検診や受診をされていないお年寄りが急に状態が悪くなって救急入院されることが増えています。とくに進行大腸がんの腸閉塞では腹痛や嘔吐そして下血、進行胃がんでも嘔吐や吐血などが起こり、胆道系の進行癌では黄疸や意識障害で搬送されることもあります。このような病状では緊急に入院して処置をしないと命にかかわることも多いです。がんの手術をして退院した後や、抗がん剤の治療中に状態が悪くなることもありますが、当院は24時間365日救急患者さんに対応していますので安心です。
  4. 継続治療:がん治療は手術したら終了ということは少ないです。治療が進歩して再発予防の抗がん剤の治療や放射線治療に通院することもあります。当院ではがん診療ガイドラインに基づく最善の治療を行っています。とくに高齢の患者さんの通院は近くて予約も取りやすく融通の利く近所の拠点病院がご家族も安心です。手術の後に後遺症が残ることや体力が低下することもありますが、当院はいつでも対応できますのでご安心ください。
  5. 緩和ケア・在宅医療:残念ながら、がんは治らないことや再発することがあります。がんは進行するにつれて痛みなどの苦痛が起こります。苦痛を除き安らかに余生を過ごす緩和ケアは大切です。体力も落ちてきますので遠距離の通院は困難になります。介護される方も疲れます。痛み止めなどの薬の調節や栄養剤の点滴なども近くの病院なら楽です。 そして病院よりもご家族やペットとも過ごせるご自宅での療養は患者さんにとって快適です。当院では訪問看護や訪問診療の医師と連携して在宅医療を行っています。急変時の対応も安心です。

 大阪市内の大きな病院のようにベッド数が多くありませんので、当然がん患者さんの数は少ないですが、がん治療の質は決して遜色がございませんので、ぜひ近くてもしもの時も安心な地元の病院で治療を受けられることをお勧めいたします。

若草第一病院 院長 山中英治

優秀演題賞受賞!

2023年11月13日

2023年10月28日に大阪で行われた日本医師事務作業補助者協会第12回全国学術集会で
若草第一病院 医療秘書課 奥見さつきさんが「臨床工学技士と共に行うJ-PCI(経皮的冠動脈インターベンション)レジストリー登録補助業務について」を発表し、優秀演題賞を受賞しました。

 

共同発表者 ME課 真殿課長 / 医療秘書課 奥見さん

 

 

今後も業務改善に取り組み、医師の事務作業負担軽減に努めて参ります。

 

若草第一病院 医療秘書課

開催報告:第72回地域医療支援病院研修会(’23.10.20)

2023年10月30日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第72回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年10月20日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  28名(会場参加20名 Web参加8名)
内 容  ストーマケアの基本と継続ケア
講 師

 若草第一病院 看護部 皮膚・排泄ケア認定看護師 宮崎照美

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第63回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’23.9.21)

2023年10月04日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第63回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2023年9月21日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  25名(会場参加17名 Web参加8名)
内 容

   「 脳卒中傷病者の観察の向上へ ~急性期脳卒中の早期治療に向けて~ 」
          東大阪市消防局 警防部 警備課 救急担当 日好健登

   「 脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方⑦ 」
          若草第一病院 診療部 脳神経外科 熊谷哲也

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しております。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第71回地域医療支援病院研修会(2023.09.15)

2023年10月04日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第71回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年9月15日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  18名(会場参加11名 Web参加7名)
内 容  急性期病院でのリハビリテーション
講 師

 若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課 理学療法士 宇佐見友浩

 

地域医療支援病院研修会

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:救急の日講習会 開催報告(2023.09.08)

2023年10月04日

若草第一病院は地域医療支援病院として、『地域住民の方々に、救急医療及び救急業務について理解を深めてもらい、救急車を適正にご利用いただく』ことを目的として、講習会の開催を開催いたしました。

 

会 名  救急の日講習会
日 時  2023年9月8日(金)14時30分~16時
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域住民の皆さま
参 加  26名
内 容 講演「 AED:迷わないポイント! 」
  若草第一病院 看護部 救急看護認定看護師 柏本佳奈子
実技「 AED:実際にさわってみよう! 」
  若草第一病院 看護部 救急外来看護師

 

救急の日

救急の日

当院では地域住民の皆さまを対象に健康教室を年4回開催しております。 次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室のご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第70回地域医療支援病院研修会(’23.7.21)

2023年07月28日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第70回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年7月21日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  51名(会場参加16名 Web参加35名)
内 容  ウイルス感染症(麻疹、風疹、ムンプス、水痘)について
  ~特に医療従事者が気をつけるべきこと~
講 師

 若草第一病院 医療安全部 感染管理認定看護師 原田敦子

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:「みんなでできる感染対策」― 第39回健康教室(’23.7.7)

2023年07月10日

若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。

 

会 名  第39回 健康教室
日 時  2023年7月7日(金)14~15時
場 所  若草町自治会館
対 象  地域住民
参 加  11名
内 容  講義と質疑応
 「 みんなでできる感染対策 ~基本的対策をマスターし感染を予防しよう!~ 」
講 師  若草第一病院 感染管理認定看護師 落合麻美

 

健康教室は、参加される皆様や地域の方々の意見をアンケートなどでお伺いし、「知って得する健康に関する事」をお届けしております。
今後、取り上げてほしいテーマ等ございましたら是非お聞かせください。

 

若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室 ご案内

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第62回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’23.6.22)

2023年06月28日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第62回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2023年6月22日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  32名(会場参加24名 Web参加8名)
内 容

   「 消化器疾患の対応について 」
          若草第一病院 副院長・消化器病センター長 岩田恵典

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第69回地域医療支援病院研修会(’23.6.16)

2023年06月26日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第69回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年6月16日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  16名(会場参加7名 Web参加9名)
内 容  外来における化学療法について~入院治療から外来治療への変遷~
講 師

 薬剤部 薬剤課 がん薬物療法認定薬剤師 髙橋亮治

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第61回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’23.3.23)

2023年03月28日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第61回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2023年3月23日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  30名
内 容

   「 脳卒中症例 」
          東大阪市消防局 東消防署 布市救急隊 不破渡

   「 脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方⑥ 」
          若草第一病院 診療部 脳神経外科 熊谷哲也

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

オンライン資格確認ができる病院や薬局で限度額適用認定の手続きが便利に!

2023年03月08日

急な入院で、多額の医療費を支払わなくてはならないことは、誰しもが起こりうることです。

 

 

 

これまでは健康保険証を発行する保険組合に手続きに行き、高額療養費制度の限度額適用認定証の発行が必要でした。

 

 

これまでの高額療養費制度の利用方法

 

 

しかしオンラインで資格確認ができる医療機関・薬局では、限度額適用認定証の発行が不要になります。

※ただし保険組合によっては対応が異なる場合がありますので、ご自身が加入している保険組合にお問合せください。

 

 

オンラインで資格確認ができる医療機関・薬局での高額療養費制度の利用方法

 

 

マイナンバーカードの健康保険証利用の申込方法

 

1.マイナンバーカードとカードリーダー機能を備えたデバイス(スマートフォン、パソコン+ICカードリーダー)を用いて、マイナポータルアプリをスマートフォンやパソコンにインストールして申込

2.病院や薬局に設置された顔認証付きカードリーダーで申込

3.セブン銀行ATMから申込

 

参考:厚生労働省.”マイナンバーカードの健康保険証利用について”.

https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000577618.pdf

(参照2023/3/8)

 

 

当社団では2022年4月1日より、若草第一病院、わかくさ竜間リハビリテーション病院、わかこうかいクリニックにおいて、オンライン資格確認の運用を開始しています。ご不明な点がございましたら、受付職員にお尋ねください。

若草第一病院 健康情報部

開催報告:第68回地域医療支援病院研修会(’23.1.20)

2023年01月23日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第68回地域医療支援病院研修会
日 時  2023年1月20日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  26名
内 容  当院の入退院支援の役割について~地域との繋がりを大切に~
講 師

 若草第一病院 地域連携部 入退院支援課 大島有紀子
 若草第一病院 地域連携部 健康相談課    篠原奈津希

 

地域医療支援病院研修会

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

胃薬と言っても、いろいろあります

2023年01月13日

 胃は胃酸によって食べ物に含まれるタンパク質を分解する役目がありますが、胃自身は胃酸で分解されないように内側に粘液を出してまもっています。胃酸など人体を傷つけてしまうものは「攻撃因子」、粘膜などの保護作用のあるものは「防御因子」と呼ばれ、これらのバランスが保たれている事で胃の機能が十分に発揮されます。しかしこのバランスが崩れると胃潰瘍や消化不良などの原因になります。このような時に服用する胃薬には症状によって使い分けが必要です。

 

 

胃酸が出過ぎるのを抑える薬

 「胃酸が出過ぎるのを抑える薬」には、攻撃因子である胃酸の出る量を抑える働きがあります。その中でもプロトンポンプという胃酸が胃の中へ出てくる通路を遮る効果をもつ、プロトンポンプ阻害薬は症状を速やかに改善します。しかしプロトンポンプ阻害薬自体は胃酸にとても弱いので、胃で溶けず腸で溶ける工夫がされています。そのため、飲む時に噛んだり、潰してしまったりすると効果が弱くなる可能性があるので注意が必要です。

 

胃の粘膜を修復する薬

 「胃の粘膜を修復する薬」は、胃の粘膜を厚くしたり、修復したりして胃酸による攻撃からまもる働きがあります。「ロキソニン®(ロキソプロフェン)」や「ボルタレン®(ジクロフェナク)」といった一部の鎮痛薬は、副作用として胃潰瘍が有名ですが、その主な原因の1つは胃の粘膜を作る働きかけを邪魔してしまう事です。このように鎮痛薬による胃潰瘍などをさけるために「胃の粘膜を修復する薬」が一緒に処方されたりする訳です。

 

胃の働きを整える薬

 胃は筋肉が伸びたり縮んだりして食べ物を腸へと送り出します。筋肉の動きが悪くなったり、動きをコントロールする神経の働きが上手くいかなくなると、胃もたれや吐き気などが起こるようになります。そのような時には、状態にあわせて「胃の働きを整える薬」が使われます。神経に働きかけて胃腸の運動を活発にする薬や消化を助ける酵素が含まれる薬などがあります。

 

 

どんなタイプの「胃薬」が処方されているのか、自分の症状にあっているか気になる時には薬剤師にご相談下さい。

若草第一病院 薬剤課

開催報告:第60回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.12.22)

2023年01月04日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第60回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2022年12月22日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  26名
内 容

   「 消化管異物の対応について 」
          若草第一病院 副院長・消化器病センター長 岩田恵典

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

2023年 新年のご挨拶

2023年01月01日

新年あけましておめでとうございます。

私の今年の漢字に?と思われたでしょう。病院の理念に多い「安心・安全の医療」の「安」にしようと思ったのですが、2022年は「円安」「安部元首相暗殺」「ウクライナ侵略で安全の危機」があって「今年の漢字」が「安」になるかもしれないと予想し、「安」のかんむりを取って「女」にしました。「安」は「女」が廟に座っている形を表して、安らかを意味します。欧米の首相は女性が多いですが、すべての国のリーダーが女性なら愚かな戦争は無いでしょう。『元始、女性は太陽であった』今年が平和で安らかな年になることを祈ります。

- 今年の抱負を漢字一字で -

 

若草第一病院 院長 山中英治

開催報告:第67回地域医療支援病院研修会(’22.12.16)

2022年12月23日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第67回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年12月16日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  23名
内 容  新型コロナウイルス感染症発生時の対応
講 師

 若草第一病院 医療安全部 感染対策室 感染管理認定看護師 落合麻美

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

栄養と健康 ~鉄、不足していませんか?~

2022年12月09日

鉄は、主に血液中で全身に酸素を運ぶ働きをしています。ダイエットや好き嫌いによる摂取不足、不規則な食生活などが原因で鉄が不足すると、めまいや立ちくらみ、頭痛、息切れ、疲れやすくなるなどの症状があります。

 

1日に必要な鉄の量

子供の成長期は男女とも、また妊産婦も鉄の必要量がさらに増加するため、鉄不足になる事があります。

 

 

鉄を意識した食事のポイント

鉄を多く含む食品をとりましょう

・レバー、牛肉や豚肉の赤身、カツオやイワシ、まぐろの赤身など。缶詰もOK

 豚レバー60g=7.8mg 牛もも肉80g=2.2mg カツオの刺身5切れ=1.5mg

・ほうれん草、小松菜などの青菜類。豆腐や納豆など大豆製品

 ほうれん草70g=1.4mg 木綿豆腐1/2丁=2.3mg

 

主食·主菜・副菜を組み合わせましょう

  • 植物性食品に含まれる鉄は、動物性よりも体に吸収されにくいため、肉や卵など動物性のたんぱく質と、芋類や果物などに多く含まれるビタミンCを一緒にとると、より鉄の吸収が良くなります。いろいろな食品を組み合わせてとる事が大切です。

 

鉄の吸収が悪くなる食べ方を避けましょう

・コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれる「タンニン」は、鉄の吸収率が下がってしまうため、飲む場合は食後しばらく時間をあけてから飲みましょう。食事中に飲むお茶は、タンニンの少ない麦茶、ほうじ茶をおすすめします。

 

 

摂りすぎに注意!

通常の食事で鉄を摂りすぎる事はほとんどありませんが、サプリメントや鉄を強化した食品を長期にわたって摂りすぎると便秘や吐き気といった胃腸症状や鉄過剰症を引き起こす場合がありますので、サプリメントは記載された用法容量を守りましょう。 また、C型肝炎の方は、鉄の制限が必要となる場合もあるためご注意ください。

 

 

若草第一病院 栄養課

開催報告:第66回地域医療支援病院研修会(’22.11.18)

2022年11月25日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第66回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年11月18日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  20名
内 容  足を守るケア~フットケアのポイント~
講 師

 若草第一病院 看護部 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 宮崎照美

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

院内がん登録実務中級者として認定されました!

2022年11月21日

当院は、大阪府がん診療拠点病院です。
その指定要件に、院内がん登録の実務を担う者は中級認定者の認定を受けていることが望ましいとあります。
この度、長年院内がん登録に携わってきた医療秘書課の職員が試験に挑戦し、「院内がん登録実務中級者」の認定を受けることができました!
これからも、がん医療の質の向上に貢献できるよう、正確なデータ登録を進めていきます。

 

若草第一病院 医療秘書課

池側救急センター室長が救急医療功労者として表彰されました!

2022年11月02日

令和4年11月2日に若草第一病院 外科 池側救急センター室長が令和4年度救急医療功労者として表彰されました。これは長年にわたり救急医療の発展に尽力したとして、東大阪市長より贈られるものです。

 

今後も引き続き地域医療支援病院として地域の皆さんに貢献できるよう、より一層努力してまいります。

 

 

若草第一病院

開催報告:第65回地域医療支援病院研修会(’22.10.21)

2022年10月31日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第65回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年10月21日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  24名
内 容  急性期病院におけるリハビリテーション
講 師

 若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課 宇佐見友浩

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

骨密度測定検査のご案内

2022年10月18日

骨密度測定検査とは腰椎と大腿骨をレントゲンのように撮影し骨の密度を測定する検査です。

骨密度が低いと骨粗鬆症となり、骨がもろくなるため骨折が起きやすくなります。骨折は寝たきりなど要介護の大きな原因となりますので骨密度測定検査を行い、早い時期からの骨粗鬆症に対する予防や治療が大切です。

 

 

1.骨粗鬆症の要因

現在、日本人の10人に1人が骨粗鬆症であると推定されています。骨粗鬆症になる要因として高齢・女性であること、骨折経験があること、ステロイドを使用していること、 飲酒 ・ 喫煙などが挙げられます。特に60歳女性の5人に1人が骨粗鬆症とされています。

 

2.検査の詳細

当院では2019年10月より骨密度測定装置Horizon Ciを導入しています。この装置では2種類のX線を用いたDXA法にて骨密度を測定します。DXA法は他の方法と比べ非常に精度が高いのが特徴です。検査は検査台に仰向けで寝ていただき、10分ほどで終わります。被ばく線量は胸部レントゲンの約1/5と低く、安心して検査を受けていただけます。

 

 

骨密度測定結果

 

骨密度測定装置

3.早期発見・早期治療へ

骨粗鬆症は基本的に症状がないまま進行する疾患です。何かしら症状が現れるときには、既に進行しており骨折が起きていることが珍しくありません。薬物治療や運動、食生活によって改善できますので、まずは検査を行い骨の状態を把握してみてはいかがでしょうか。

 

お問い合わせ・ご予約

若草第一病院 地域連携課 予約センター

TEL 072-988-1409

 

若草第一病院 診療放射線課

開催報告:第59回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.9.22)

2022年09月27日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第59回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2022年7月22日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  35名
内 容

   「 救急車内収容後、急激に意識障害を発症した症例について 」
          東大阪消防局 東消防署 布市救急隊

   「 脳卒中搬送症例の検討 神経学所見の見方⑤ 」
          若草第一病院 脳神経外科 診療部長 熊谷哲也

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第64回地域医療支援病院研修会(’22.9.16)

2022年09月20日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第64回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年9月16日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  24名
内 容  ACPと援助的コミュニケーションについて
講 師

 若草第一病院 看護部 緩和ケア認定薬剤師 山本直美

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

特定行為研修を修了した認定看護師の活躍~特定看護師の未来~

2022年09月08日

 日本は3年後、5人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えようとしている中、今後の入院のあり方の見直しと在宅医療の推進を目指す取り組みが行われています。安心・安全で質の高い医療の実現のための医師の働き方改革や多職種協働によるチーム医療が推進され、看護師の役割拡大が特に重要な時代となりました。
 なぜ今特定看護師が必要なのでしょう?患者さんの状態が変化した際に病院では医師が対応可能な状況でも、医師が在中しない在宅医療や介護施設等ではなかなかそうはいきません。そこで、医師の判断を待たずに手順書に基づいた診療行為をタイムリーに行う事が出来るのが特定行為研修を修了した看護師です。入院でも在宅でも医師の到着を待たず、患者さんの症状に合わせて必要な処置ができる実践能力の高い看護師が増えると患者さんにとっても医療者にとってもメリットが大きいのです。
 患者さんにとって最適な医療や看護が受けられるよう、1人でも多くの特定看護師が現場で活躍出来ることを期待しています。

若草第一病院 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 宮崎照美

団結力アップで『COVID-19』乗り切ろう

2022年08月12日

COVID-19陽性患者さんの受け入れをはじめ1年半が経過しました。
受け入れ当初は未知のウィルスに対し恐怖があり、感染対策が確実に行えるか不安な毎日を過ごしていたことを昨日の事のように思い出します。
そんな中、職員の一人がカレンダーにメッセージ&イラストを書き始めました。自分一人で頑張っているのではなく、「病棟にはみんながいるから大丈夫」と前向きに捉えることができ、メッセージ交換は今でも続いています。
終息の目途が絶たない状況ですが、職員一丸となって患者さんが隔離状態の中でも安心できるように関わっていきます。

 

若草第一病院 看護部

開催報告:第63回地域医療支援病院研修会(’22.7.15)

2022年07月19日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第63回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年7月15日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  27名
内 容  外来における化学療法について~最近の治療例も含めて~
講 師

 若草第一病院 薬剤部 がん薬物療法認定薬剤師 髙橋亮治

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

がん(癌)教育講演

2022年06月30日

がんについての正しい知識とがん患者さんへの理解を深めることを目的に、当院 山中院長が枚岡樟風高校2年生の生徒さんに講演させていただきました。

 

高校生の興味に合わせ、喫煙や受動喫煙の危険性、子宮がんのワクチンの有用性について取り上げ、肺がんや子宮がんなどの発症原因から治療法、予防策についてお話しました。

 

医学的でありながらも、高校生の視点にたったユーモアも交えた内容でした。
講演後には生徒さんから多数の質問あり、活気のある会となりました。

 

がん教育講演

若草第一病院はがん診療連携拠点病院として、地域のがん予防教育やがん診療に貢献してまいります。

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第58回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.6.23)

2022年06月28日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第58回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2022年6月23日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  28名
内 容

   「 急性腹症について 」
          若草第一病院 消化器内科 消化器病センター長 岩田恵典 副院長

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第62回地域医療支援病院研修会(’22.6.17)

2022年06月27日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第62回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年6月17日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  36名
内 容  職場におけるコロナ感染対策について
講 師

 若草第一病院 医療安全部 感染管理認定看護師 原田敦子

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

栄養と健康~管理栄養士が紹介する骨粗鬆症予防の食事~

2022年05月27日

骨粗鬆症とは?

骨粗鬆症は、骨がスカスカになりもろくなって骨折しやすくなる病気です。

自覚症状がないことが多いため、骨折の痛みがあってから、初めてわかる人もいます。

 

骨粗鬆症予防の食事

骨の主な成分はカルシウムですが、吸収するためにはビタミンK・ビタミンDなどが必要です。

カルシウム:牛乳・乳製品、小魚、大豆製品 小松菜、チンゲン菜 など

ビタミンK :納豆、モロヘイヤ、小松菜ブロッコリー など

ビタミンD :干ししいたけ、鮭、うなぎ さんま など

 

1日に必要なカルシウム700~800mgを摂るには

牛乳コップ1杯+プロセスチーズ1個+木綿豆腐1/2丁+納豆1パック+小松菜1/4束のように いろいろな食材を組み合わせて、毎日摂る事が大切です。

※ワーファリンなど抗凝固薬を飲まれている方は、ビタミンKを非常に多く含む納豆・青汁等は、薬  の作用を弱めてしまうため、食べることはできません。

 

 

おすすめレシピ『チンゲン菜とささみの味噌ヨーグルト和え』(2人分

 

 材  料 

 

 ・チンゲン菜 大 1株 

 ・ささみ 2本

 ・(A)無糖ヨーグルト 大さじ4

 ・(A)みそ 大さじ2

 ・(A)醤油 小さじ1

 ・(A)すりごま 小さじ1

 ・(A)ごま油 小さじ1

 

 

 

 つ く り 方 

 

1.ささみは茹でて身をほぐす。  チンゲン菜は茹でて3~4cm幅に切る。

2.Aの材料を混ぜ合わせ、1と和える。

 

 

【1人分】 エネルギー162kcal  たんぱく質18.5g 脂質3.8g 炭水化物13.2g カルシウム275mg

 

 

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、日光に当たることで体内でも作られます。また適度な運動は骨を強くするので、30分~1時間程度のウォーキングなどが効果的です。

※骨密度が気になる方は、当院で骨密度検査を受ける事ができます。定期的に検査を受けると、骨折をしてしまう前に治療が可能となる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

骨密度検査のお問い合わせ

若草第一病院 地域連携課

TEL 072-988-1409

 

 

若草第一病院 栄養課

~看護の日イベントテーマ「各部署の看護実践」~

2022年05月12日

暖かい日差しが春を感じさせる季節となりました。

5月12日は『看護の日』、若草第一病院では毎年テーマに沿ったイベントを各部署が行っています。

2020年からは、コロナ感染予防対策により対面上のイベントは中止し、ポスターの掲示のみとしています。

今年度のテーマは「各部署で行っている看護」です。それぞれの部署の職員が日ごろ行っている患者さんとの関わりや、自分たちの看護観をもとに部署のカラーを出した作品になっています。

コロナ禍の中、ご家族がなかなか医療の現場を目にすることは少なくなっていると思います。患者さん、ご家族の一番身近な存在である看護師の働きぶりやメッセージがポスターを通して伝わればとても嬉しいです。

来年はぜひ一般の方も参加できる『看護の日』のイベントを開催できることを願っています。

 

 

看護の日

 

若草第一病院 南館5F 消化器内科耳鼻いんこう科病棟

貼付剤について

2022年04月08日

貼付剤と聞いて、どのような薬剤を思い浮かべますか?多くの人は、痛みを和らげる“湿布”を挙げると思います。他に喘息や咳症状に対しての気管支拡張剤や狭心症で使用される貼付剤もありますが、近年、様々な疾患に対しての治療薬として貼付剤が開発・発売されるようになりました。

今回は貼付剤について紹介します。

 

 

【貼付剤の種類】

局所に作用する「局所作用型外用剤」と全身作用を目的とした「経皮吸収型製剤」があります。

 

局所作用型外用剤

 薬物が皮膚から組織中に移行することで貼った部位周辺に効果を発揮します。

 

(例)

薬剤名 治療疾患名

ロキソプロフェンナトリウムテープ

消炎鎮痛剤 等

 

経皮吸収型製剤

 薬物が皮膚組織の毛細血管に移行し、全身血流を循環することで効果を発揮します。近年、開発さ 

 れている貼付剤の多くは経皮吸収型製剤です。

 

(例)

薬剤名 治療疾患名
ビソプロロールテープ 高血圧症
リバスチグミンテープ アルツハイマー型認知症
ロチゴチンパッチ パーキンソン病

オキシブチニン塩酸塩テープ

過活動膀胱
エストラジオールテープ 閉経後骨粗鬆症 等
ニコチン貼付剤 禁煙補助

ジクロフェナクナトリウムテープ*

がん疼痛治療
*従来のジクロフェナクナトリウムテープは局所作用型外用剤ですが、昨年にがん疼痛治療を目的とした全身に作用する経皮吸収型製剤が開発・発売されました。

 

【全身作用型貼付剤の利点】

 

★効果発現が緩やか・効果を持続させる

 薬が皮膚から全身の血流に移行するまで時間が 

 かかるので、効果が緩やかに発現します。 安定

 した量の薬剤をゆっくり体内に移動させる為、 

 安定した効果が持続します。

 

★薬の管理が簡便

 高齢で多病になると薬の種類や量も増加する為、

 服用の苦痛や誤嚥リスクの増加、服薬介助者の負 

 担になります。その点、貼付剤は肌に貼るだけな

 ので誤嚥リスクが軽減し管理も簡便です。

 

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若草第一病院 薬剤部

開催報告:第61回地域医療支援病院研修会(’22.3.4)

2022年03月08日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第61回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年3月4日(金)16時~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  30名
内 容  認知症ケア ~行動心理症状(BPSD)とコロナの話~
講 師

 若草第一病院 看護部 認知症管理認定看護師 中津麻希

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第57回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.2.3)

2022年02月07日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第57回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2022年2月3日(木)15時30分~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  19名
内 容

   症例①:「意識障害症例における救急隊の活動について」
                  東大阪市東消防署 四条救急隊 木下敏彦
   症例②:「脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方④」
                  若草第一病院 診療部 脳神経外科 熊谷哲也

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第60回地域医療支援病院研修会(’22.1.14)

2022年01月18日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第60回地域医療支援病院研修会
日 時  2022年1月14日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  28名
内 容  地域包括ケアシステムにおける当院の入退院支援の取り組みについて
講 師

 若草第一病院 地域連携部 入退院支援課 水野早紀

 

次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

新年のご挨拶

2022年01月01日

「初春」のご挨拶を申し上げます。


「明けない夜はない」は、今回のパンデミックにおいても世界中で言われていますが、語源は「マクベス」の登場人物のセリフの”The night is long that never finds the day”だそうです。「明けない夜は長い」つまり「暗い時期は長く感じるもの」という意味かと思いますが、「明けない夜はない」は「日はまた昇る」と同じく前向きの意訳で素敵ですね。


病気やケガもつらいですがやがて癒えます。今年は回復の年、明るくなることを祈っています。

 

 

若草第一病院 院長 山中英治

開催報告:第59回地域医療支援病院研修会(’21.12.17)

2021年12月29日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第59回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年12月17日(金)16時00分~17時00分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  36名
内 容   新型コロナウイルスの感染対策について
講 師

 講師:若草第一病院 医療安全部 感染管理認定看護師 落合麻美

日本では新型コロナウイルス感染症の第5波が収束し、緊急事態宣言も9月30日に全都道府県で解除となりましたが…

  • 新たな変異種オミクロン株とは?
  • 新型コロナウイルス感染症の第6波到来は?
  • 新型コロナウイルスワクチン3回目接種
  • 冬季感染症であるインフルエンザの流行は?  など

まだまだ気になることは尽きません。

そこで当院の感染対策の指揮を担う感染管理認定看護師が、その対策について現状を踏まえて当院の実例をご紹介しつつお話させていただきました。

 

共通した喫緊の問題が研修会のテーマであったこともあり、多くの方にご参加者いただきました。講義の後には、コロナ禍での患者面会についてどのような対応を取っているかについて、参加者同士の情報交換が行われる場面もありました。

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回1月14日(金)の開催を予定しています。最新情報は当院ホームページ等でご案内させていただきます。

研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

患者さんの声を第一に受け止めたい~ 新人看護師、頑張っています!! ~

2021年12月22日

年も残りあとわずかとなり、慌ただしい季節となりました。

南館5階消化器内科病棟では、24時間365日緊急の内視鏡検査後の入院にも対応しています。今年度は消化器内科医師の増員により、内視鏡処置件数も増加しました。内視鏡センターと連携し患者さんが安全に安心して処置を受けていただけるよう努めています。

今年度、入職した新人看護師は3名で、消化器内科医師による勉強会や、チューターの先輩看護師の指導のもと、処置や看護実践に日々苦戦しながら勉強し、今では独り立ちして一連の検査出しもできるようになりました。初めは目の前の業務に必死になり、患者さんひとり一人への対応に余裕がもてず涙を流すこともありました。しかし今では患者さんの声に耳を傾け、向き合える姿勢が少しずつ見られるようになりました。当病棟では朝礼カンファレンスを開催し職員同士で看護計画の意見交換をしています。新人看護師からも患者さんの背景が見える意見が出るようになり、これからも相互に成長し、患者さんひとり一人に合った看護の提供が出来るよう頑張ってほしいと思います。

 

若草第一病院 南館5階 消化器内科病棟

稲荷大祭

2021年12月15日

稲荷大祭が滞りなく開催されました。

 

 

若草第一病院

喘息で使用する 吸入薬のQ&A

2021年12月09日

気管支喘息に使うお薬の一つに吸入薬があります。吸入薬は、肺や気管支に直接届くので飲み薬と比べてごく少量で効果が得られ、副作用が少ないのが特徴です。喘息で使用する吸入薬は大きく分けて2種類で、肺や気管支の炎症を抑える薬(ステロイド薬)と気管支を広げて呼吸を楽にする薬(気管支拡張薬)があります。

 

Q&A

Q1吸入薬を吸入した後にうがいは必要ですか?

A1 必要です。特にステロイドを含む場合、口の中に残ると粘膜の免疫を抑制してしまい、カビが増えることがあります。吸入後には必ずうがいをしてください。また、吸入後にうがいをしてから食事をするのも効果的です。

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Q2発作が起きなくなったので、吸入薬をやめてもいいですか?

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A2 症状がなくても気道の中で炎症は続いているため、炎症を抑える長期管理薬(主にステロイド)を毎日続けることが大切です。 必ず医師の指示通りに吸入し、自己判断で薬を中止するのはやめましょう。

 

Q3 吸入のタイミングがよくわからず、うまく吸入できません。 何か良い方法はありますか?

A3 吸入器にはボタンを押すとエアーがでるもの(エアーやレスピマットなど)や薬剤の粉を強く吸入するもの(ディスカスやタービュヘイラーなど)、その他にも様々な種類があります。エアータイプであれば、吸入する力が弱くても吸入可能ですが、吸入のタイミングが難しいと感じる方もいます。吸入する前にしっかりと息を吐き、息を口から吸うタイミングでボタンを押してみてください。また、吸入を助ける補助器具もありますので、お困りの際は薬剤師にご相談ください。

 

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若草第一病院 薬剤部

開催報告:第58回地域医療支援病院研修会(’21.11.12)

2021年11月19日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第58回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年11月12日(金)15時30分~16時30分
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  19名
内 容   急性期病院におけるリハビリテーション
講 師

 若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課

   理学療法士 宇佐見友浩

今回の地域医療支援病院研修会は、「 急性期病院におけるリハビリテーション 」について当院で実施していますリハビリテーションを例にお話しさせていただきました。

リハビリテーションは急性期、回復期、維持期の3つに機能分化されており、急性期では早期離床、早期経口摂取を図ることにより、廃用症候群などの合併症発症を予防し機能改善を図ることを目標に実施されているとの説明がありました。急性期治療の早い段階で離床・動作を促すことは、急性期治療後のリハビリの専門病院でのスムーズな回復にもつながり、その後の早期在宅、早期社会復帰に向けた橋渡しになるとのことでした。

当院ではICU室でのリハビリテーションも実施されており、療法士のみならず医師、看護師、臨床工学技士、栄養士などの多職種連携によるリハビリテーションチームが総合的に取り込んでいることが紹介されました。

 

質疑応答ではオンラインで参加いただきました居宅のケアマネージャーさんより、入院をきっかけにせん妄を発症された患者さんに対し、リハビリの側面から取り込めることはないかとのご質問いただきました。起床、食事、トイレなどの生活リズムを整えることと、できる範囲で日中の活動量を増やし、夜間は睡眠をとることが改善につながるとの回答がありました。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回12月17日(金)の開催を予定しています。最新情報は当院ホームページ等でご案内させていただきます。

研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第56回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’21.10.28)

2021年11月08日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第56回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2021年10月28日(木)15時30分~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  39名
内 容

「消化器疾患治療の最前線~上部消化管出血患者の鑑別方法と治療について~ 」

講 師:消化器内科 消化器病センター長 岩田恵典 副院長

 

今回のオープンカンファレンスでは、今年4月に当院の消化器内科 消化器病センター長に着任しました岩田副院長が様々な症例を交えながら上部消化管出血患者の鑑別診断と治療について解説いたしました。

まずは、消化管出血全般の原因や診断法の比較などについて取り上げ、上部消化管の検査においてはやはり内視鏡検査が有効であるとの説明がありました。次に、出血性胃十二指腸潰瘍の最近の傾向や内視鏡治療の方法について解説されました。続いて、食道胃静脈瘤の最新内視鏡治療が症例とともに紹介され、患者さんに応じた治療法を適切に選択することの重要性が解説されました。

最後に、当院では消化管出血をはじめとした消化器救急に対して、充実したスタッフが24時間365日救急対応していることが伝えられました。

 

オープンカンファレンス

オンラインと会場参加のハイブリッドで開催させていただきました。

地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。是非ご参加ください。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

優秀演題賞 受賞!

2021年11月02日

医療秘書課 三山係長が第10回日本医師事務作業補助研究会全国大会にて
「医師事務作業補助者の業務日報様式の検討と見直し」を発表し、優秀演題賞を受賞しました。

 

三山係長と共同演者

 

 

今後も業務改善に取り組み、医師の事務作業負担軽減に努めて参ります。

 

若草第一病院 医療秘書課

開催報告:第57回地域医療支援病院研修会(’21.10.14)

2021年11月01日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第57回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年10月14日(金)16時~17時
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  17名
内 容  地域でつなぐACP 
講 師  若草第一病院 看護部 緩和ケア認定看護師 山本直美

今回の地域医療支援病院研修会は、「 地域でつなぐACP 」と題し緩和ケア認定看護師が講演いたしました。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)が何故必要なのか?から始まり、どういったステップを踏んで進めていけばよいかについてお話いたしました。
次に、具体的に事例を紹介しながらACPを実施する際の考え方や陥りやすい注意点などについて解説し、その他、中河内がん診療ネットワーク協議会緩和ケア部会が作成したACPの冊子や大阪府のACPの取り組み情報などについてもご案内させていただきました。

 

質疑応答では一般の人向けの研修について問合せがあり、中河内地区がん相談支援センターが11月に開催予定するACPについての合同サロンについて案内させていただきました。また、ケアマネージャーさんから担当する肺癌ステージ4の患者さんとの今後の関わり方、ACPの進め方について質問があり、講師が見解を踏まえてアドバイスをさせていただきました。
前回に引き続き、会場とオンライン参加のハイブリット形式での研修会を開催いたしました。進行などまだ不慣れな点もありますが少しずつ改善し、より多くの方にご参加いただけるよう今後も努めてまいります。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回11月12日(金)の開催を予定しています。最新情報は当院ホームページ等でご案内させていただきます。 研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第56回地域医療支援病院研修会(’21.09.17)

2021年09月30日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第56回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年9月17日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  12名
内 容  がん患者さんに対するスキンケアについて
講 師  若草第一病院 看護部 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 宮崎照美

今回の地域医療支援病院研修会は、 「 がん患者さんに対するスキンケアについて」と題し、皮膚・排泄ケア特定認定看護師が解説させていただきました。

講義で取り上げた項目は以下の通りです。

 

1.皮膚の構造や働きについて

2.スキンテアについて

3.がん患者の褥瘡ケアについて

4.IADについて

5.がん患者の皮膚の特徴やトラブル、ケアの方法について

 

今回は新型コロナウイルスのワクチン接種を2回終了している方限定の会場開催加えて、オンライン参加の希望者も募って開催いたしました。初めてのことで慣れないなか司会進行や質疑応答がスムーズにできず、ご迷惑をお掛けした点もあったかと思います。今後、回を重ねていき徐々に改善していければと思っておりますので、何卒ご協力いただけますようお願いいたします。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回10月14日(木)の開催を予定しています。最新情報は当院ホームページ等でご案内させていただきます。 研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

低侵襲で復帰が早い野球肘の内視鏡手術方法について全国学会で発表しました

2021年09月01日

スポーツ整形外科 今田部長が行っている 「低侵襲で創が小さく+早期復帰が行える 野球肘の関節鏡手術」の方法と成績について以下の学会シンポジウムにご推薦頂き講演しました。Covid-19のためWEB学会での発表でしたが海外を含め多くの医療関係者が視聴されました。

 

 

こあら

●第33回日本肘関節学会「シンポジウム 肘関節鏡の新しい technique」2021.2.12~13
●第13回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会/第47回日本整形外科スポーツ医学会 合同学会「シンポジウム 肘関節鏡視下治療のevolution」 2021.6.17~19

 

外側型野球肘に対する骨軟骨移植が必要な場合、従来の手術法では肘に5~8センチの長い傷跡ができ、その違和感や術後の痛みが長いなどの問題がありますが 今田部長が開発した内視鏡を用いた方法では傷跡は1センチほどで行え、術後のリハビリもスムーズに進めることができていました。追跡調査では手術を受けた選手は全員がスポーツ復帰し、肘機能のスコアは大きく改善し、X線やCT,MRI調査でも関節が修復した像が確認されました。中には手術を受けてから投手になった選手もいました。
この方法は7年前に開発し行ってきましたが、国内外でも行っている医師は残念ながらまだほとんどおらず大きな手術の傷痕を残してしまっています。今後多くの病院で行われるようになることを期待しています。(病院ホームページ「スポーツ整形外科」のページで紹介しています。)

 

野球肘

 

開催報告:第55回地域医療支援病院研修会(’21.08.13)

2021年08月19日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第55回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年8月13日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  7名
内 容  当院での外来化学療法 ~薬剤師による症例介入も交えて~
講 師  若草第一病院 薬剤部 がん薬物療法認定薬剤師 高橋亮治

今回の地域医療支援病院研修会は、 「 当院での外来化学療法 ~薬剤師による症例介入も交えて~」と題し、がん薬物療法認定薬剤師がお話しさせていただきました。 がん薬物療法認定薬剤師は一般社団法人日本病院薬剤師会が認定している資格で、薬物療法についての高度な知識や技術を身につけており、専門家として医療チームに参加して医師や看護師などに助言・提案したり、患者さんや家族に対して薬物療法についての説明や指導を行って、理解を深める役割などを担っています。 研修会では始めに、外来化学療法で使用しているレジメンとクリニカルパスについて説明いたしました。レジメンは「抗がん剤を実際投与する際の計画書」で、クリニカルパスはレジメンに合わせて個々の治療を時系列に表したもので、その使用方法やメリットなどについてお話しいたしました。次に、使用されている抗がん剤の種類や特徴、さらに副作用について解説し、最後に副作用とその対策について症例でご紹介いたしました。 研修会についてのアンケートでは、「もっと多くの症例を聞きたかった」とご感想をいただきました。

 

緊急事態宣言中という事もあり、今回は新型コロナウイルスのワクチン接種を2回終了している方に限って会場にお越しいただき、その他の参加希望の方につきましては、後日研修会資料を送付させていただく事としました。お越しいただけなかった方につきましては、申し訳ございませんでした。今後は開催方法についても検討していきたいと思います。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回9月17日(金)の開催を予定しています。新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内させていただきます。 研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第55回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’21.07.29)

2021年08月10日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第55回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2021年7月29日(木)15時30分~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  16名
内 容

 1)症 例「脳卒中症例における救急隊の活動について」
    講   師:東大阪市消防局 西消防署 西救急隊 田中宏明

 2)「脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方(3)」
    講 師:脳神経外科 診療部長 熊谷 哲也

 

今回のオープンカンファレンスでは、東大阪市消防局 西消防署 西救急隊の救急救命士さんより脳卒中搬送症例における救急隊の事例報告や、脳卒中ホットラインを利用する際に生じた疑問について、搬入までの流れや救急ホットラインとの違いについて質問がありました。救急ホットラインとの違いは、脳卒中ホットラインは脳卒中の専門医が対応し、脳卒中の可能性が高い搬送依頼の場合はMRIやアンギオ検査ができるよう、搬入までの時間で調整しているとの説明がありました。
2例目は当院脳神経外科診療部長が、「てんかん」の症状や危険性、治療方法、抑制薬とその効能について解説いたしました。
参加者からは、「現場で参考にさせてもらい、今後の救急活動に活かしていきます」との感想を頂戴しました。

オープンカンファレンス

今後もカンファレンスを通じて地域の医療従事者の皆さんと脳卒中の知識を共有していければと考えております。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第54回地域医療支援病院研修会(’21.07.21)

2021年07月29日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第54回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年7月16日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  21名
内 容  コロナウイルスワクチンの有効性と必要性~今までのワクチンと何が違うの?~
講 師  若草第一病院 薬剤部 部長 上田展代

今年度の初回となりました地域医療支援病院研修会は、 「コロナウイルスワクチンの有効性と必要性 ~今までのワクチンと何が違うの?~ 」と題し、当院の薬剤師がお話しさせていただきました。 医療従事者の方々はこれから接種する或いは検討している方々より質問される機会も多いのではないでしょうか。そんな時、少しでも有益な情報を提供できたらということで今回のテーマを選びました。 まず、コロナウイルスについて現時点で分かっていることについて、次に一般的なワクチンの知識としてその種類やメカニズムなどについてご説明しました。 続いてコロナウイルスワクチンの有効性と安全性、接種にあたっての注意事項、そして最後にワクチンの必要性について解説いたしました。

 

研修会後のアンケートでは、「患者さんに説明をする際の自信が持てた」との感想や、「接種の対象年齢が下がることによる影響が心配」といったご意見を頂戴しました。新しいワクチンであるため接種することに不安や抵抗がある方が多くおられることを実感しました。新しい情報や根拠に基づく正確な情報を提供し、理解を深めるための場として今後も研修会を通じて地域に貢献していきたいと思います。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回8月13日(金)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。 研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

漢方薬についてのQ&A

2021年07月13日

漢方薬についてどんなイメージをお持ちでしょうか?「副作用が少なくて安全」「粉や苦みで飲みにくい」「いつまで飲み続けるのか」等、色々あるでしょう。そのような漢方薬にまつわるQ&Aをいくつか紹介します。

 

副作用が少ない、あっても症状は軽い?

症状と体質に合わせて処方される漢方薬ですが、副作用はゼロではありません。約7割で配合されている「甘草」を含む漢方薬(例:芍薬甘草湯)では、カリウム値が下がって浮腫や脱力感、血圧上昇等を起こす事があります。カリウム値を下げてしまう利尿薬等と一緒に飲んでいる場合や、甘草を含む漢方薬を重ねて飲んでいる場合には、症状がより強く出てしまう事もあり、注意が必要です。

 

粉や苦みがあって飲みにくいのですが?

袋の上から押さえて粒を小さくする方法や、先に水を口に含み、後から漢方薬を口に入れて溶かし、飲み込む方法があります。○○湯という漢方薬なら、白湯に溶かしてから飲むのもおススメです。味が苦手な方は、オブラートで包んだり、服薬ゼリーに混ぜるのも有りです。

 

いつごろ効いてくるの? いつまで飲み続けるの?

最初の目安としては、先ずは2週間くらいといわれています。副作用が見られたら中止となりますが、体調が悪くなっていなければ3か月くらいかけて様子を見る事が多いとされています。「ずっと飲んでいても問題ない」といったイメージを持たれる事もありますが、症状が良くなれば、減量や中止する良いタイミングです。 処方医や薬剤師に相談してみましょう。

 

最近では、様々な病気の治療方法の手引きにも漢方薬が掲載される様になり、漢方専門医以外の医師でも処方されています。上手に付き合い治療に役立てましょう。

若草第一病院 薬剤部

開催報告:第53回地域医療支援病院研修会(’21.03.25)

2021年03月31日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第53回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年3月25日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 南館1階 リハビリ室(2)
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  16名
内 容  認知症の理解 ~認知症の人とその家族への支援~
講 師  若草第一病院 看護部 認知症看護認定看護師 中津麻希

今年度最終回となりました今回の地域医療支援病院研修会は、「 認知症の理解 ~認知症の人とその家族への支援~ 」と題し、認知症看護認定看護師がお話しさせていただきました。
「認知症」は病気の名前ではなく特有の症状や状態を表す総称で、原因となる疾患により様々あります。今回は中でも代表的な、血管性認知症やアルツハイマー型認知症、前頭側頭葉変性症、レビー小体型認知症の臨床経過や特徴について解説しました。 また、認知症の介護者の心の負担を軽減するための「5つの心得」と「7つの原則」についても紹介させていただきました。

研修会後のアンケートでは「今日の内容をもう一度聞きたいぐらいよかった」、「認知症全般より、アルツハイマー型など症例ごとに回数を分けてより詳しく聞いてみたい」といった感想を頂戴しました。

 

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で一時中断させていただきましたが、本日の会をもちまして全て開催することができました。
ご出席いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。次年度も、皆様からのご意見をもとによりよい研修会の開催に努めてまいります。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、年7回の開催を予定しております。
次回開催日程やテーマは決まり次第、随時ホームページにてご案内いたします、研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第52回地域医療支援病院研修会(’21.03.19)

2021年03月24日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第52回地域医療支援病院研修会
日 時  2021年3月19日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  11名
内 容  新型コロナウイルス感染症と医療機関における感染対策
講 師  若草第一病院 医療安全部 感染対策室 感染管理認定看護師 落合麻美

昨年11月の開催以降、緊急事態宣言などにより一時中断しておりました当会再開後の第一弾は、やはり今皆さんが最も関心を寄せているだろうという事で当院の感染管理認定看護師より、新型コロナウイルス感染症と医療機関における感染対策について解説させていただきました。
今回は新型コロナウイルスに関する知識や感染対策に加え、ワクチン接種に関しての話題もありました。

 

 

講義後には在宅での接し方、老健入所者の受け入れの際の対応、診療所での感染予防と幅広い内容についての活発な意見交換もあり、有意義な情報交換の場になったと思います。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回3月25日(木)の開催を予定しています。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第54回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’21.03.11)

2021年03月24日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第54回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2021年3月11日(木)15時30分~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  18名
内 容

 1)症 例「脳卒中症例における救急隊の活動について」
    講   師:東大阪市消防局 東消防署 東救急隊 中西 健

 2)「脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方(2)」
    講 師:脳神経外科 診療部長 熊谷 哲也

 

今回のオープンカンファレンスでは、東大阪市消防局 東消防署 東救急隊の救急救命士さんが経験した、当院への脳卒中ホットラインを活用した搬送症例について報告されました。
2例目は当院脳神経外科診療部長より、脳出血患者の症例について意識障害と瞳孔所見にスポットをあてて解説いたしました。
その他にも、脳卒中症例において見逃してはいけない観察所見や収集すべき情報についても意見交換がされました。

オープンカンファレンス

オープンカンファレンスなどを通じて救急隊の皆さんと共に切磋琢磨し、脳卒中患者さんの搬送時間短縮、治療に努めてまいります。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

エール年賀をいただきました!

2021年01月06日

はるばる岩手県よりエール年賀が届きました。
コロナ禍の中、頑張る人々に年賀状を送り応援する気持ちを届けようと送ってくれたようです。
嬉しいですね、優しい気持ちにほっこりします。

 

まだまだ正念場が続きますが、若弘会職員一同地域の方々と協力して、頑張ってまいります!
ありがとうございました!

 

若草第一病院

新しい一般撮影システムを導入しました!

2020年12月29日

若草第一病院では、2020年9月23日より新しく一般撮影装置(レントゲン検査)にFPD(フラットパネルディテクタ)を導入しました。
FPDとは、従来までの装置に比べ「高画質」「時間短縮」「低被ばく」など優れた点が多いシステムです。
レントゲン検査においては、些細な変化を見逃さないためにも高画質は重要であり、また、高画質を維持したまま、放射線被ばくを低減することも求められています。
若草第一病院放射線課では、これからも現在の医療で求められている点に対応し、当院を利用される皆様に安全で、安心して検査を受けて頂き、満足して頂ける様これからも努力してまいります。

 

高画質 ・ 低被ばく

今までと比べて、約半分の放射線被ばくで撮影が可能になり、リスクが減りました。
また、世界最小レベルの画素サイズにより高精細な画像が得られ、より診断しやすく、よりよい画像を提供できるように なりました。

 

【 TFTパネル画素設計 】

検査時間の短縮

レントゲン撮影後すぐに画像が表示されるため、検査にかかる時間が短くなりました。

今まで1~2分 → 約3秒で表示!

全身撮影

フラットパネルを複数枚組み合わせることにより、全ての脊椎や全下肢を1回で撮影することができ、読み取り作業が不要な分、患者様の待ち時間の短縮ができます。
撮影範囲が広がったことにより、体格の大きな患者様でも1回で撮影が可能です。

 

 

若草第一病院 放射線課

開催報告:第51回地域医療支援病院研修会(’20.11.20)

2020年11月30日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第51回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年11月20日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  13名
内 容  急性期病院におけるリハビリテーション
講 師  若草第一病院 医療技術部 療法課 理学療法士 宇佐見友浩

リハビリテーションと言えば、病気やケガなどが発症し治療を受けた後の回復期から実施する印象が強いのではないでしょうか。今回の地域医療支援病院研修会では、急性期の早い時期から実施するリハビリテーションの意義や、具体的なリハビリテーションの内容等について解説いたしました。

 

急性期リハビリテーションの主な対象疾患は、脳血管、運動器、呼吸器、廃用症候群、癌など多岐に渡ります。当院でのリハビリテーションは多職種連携によるしっかりとしたリスク管理ものと実施されており、それらリハビリテーションの様子が紹介されました。

 

急性期のリハビリテーションにおいても、入院前の患者さんの生活状況等についての情報は重要であるため、担当のケアマネージャーさんや訪問業務に携わる療法士の方々に情報提供書記載への協力が呼びかけられました。また、退院時にはご依頼がありましたら当院で実施したリハビリテーションについての情報提供や、退院前カンファレンスへの療法士の参加もできることが伝えられました。

 

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回1月15日(金)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

栄養と健康:今が旬!柿について

2020年11月12日

今がまさに旬の柿。
10月26日は柿の日なのをご存知でしょうか。
これは俳人の正岡子規が明治28年10月26日、奈良に滞在した時「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだことにちなんで制定されました。

 

 

柿はビタミンCの宝庫!

柿には100g当たり70mgのビタミンCが含まれており、中サイズ(約160g)1個で、1日に必要なビタミンCをとることができます。
ビタミンCには、老化、がん、動脈硬化などの原因となる活性酸素を抑制してくれる抗酸化作用があり、また免疫力を高め風邪予防に効果的です。
◎ビタミンCといえば酸味の強いものに多く含まれますが、甘い柿でもたくさんとることができますので、すっぱい果物が苦手な方にオススメです!

 

カリウムでむくみ改善!

忘年会やクリスマスと、これからの時期はお酒を飲む機会が多くなり、塩分と水分の取り過ぎによる“むくみ”が気になる方も多いのではないでしょうか?
野菜や果物に多く含まれるカリウムは、身体の中の余分なナトリウム(塩分)を排出し、水分量のバランスを整える役割があります。
ただし、腎臓の機能が低下している方はカリウムが十分排出できないため、制限する必要がありますのでご注意ください。

 

便秘予防に!

柿にはペクチンと言う水溶性食物繊維が含まれています。
ペクチンは腸内環境を整え、硬くなった便を柔らかくして排便を促します。

 

★おいしい柿の選び方★

・ヘタの緑色が濃く、ヘタと実の間に隙間のないもの

・ヘタの近くまで赤みがあり、色が鮮やかのもの

 

 

簡単レシピ 熟したやわらかい柿で作る、柿プリン (^○^)/

【 材料 】

完熟の柿 1個、牛乳(成分無調整のもの) 50cc

 

【 作り方 】

  1. 柿のヘタを取りスプーンで中身をすくい、身をミキサーなどでピューレ状にする
  2. 牛乳を加えてまぜ、冷蔵庫でしっかり冷やす

柿のペクチンと牛乳のカルシウムの作用で、冷やすだけでプルプルに固まります。お好みで、はちみつや練乳をかけても◎

これから迎える寒い冬を、栄養たっぷりの柿を食べて乗り越えましょう!

 

若草第一病院 栄養課

開催報告:第53回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’20.10.22)

2020年11月05日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第53回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2020年10月22日(木)14時~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  22名
内 容

 1)症 例「脳卒中から意識障害を呈した症例」
    講   師:東大阪市消防局 西消防署 西救急隊 金城 和磨

 2)「脳卒中搬送症例の検討と神経学的所見の見方(1)」
    講 師:脳神経外科 診療部長 熊谷 哲也

 

今回のオープンカンファレンスでは、東大阪市消防局 西消防署 西救急隊の救急救命士さんが経験した脳卒中から意識障害を呈した症例について報告されました。今回の症例のように意識レベルが一桁で糖尿病の現病歴がある場合、現場で血糖値測定が可能となれば疾患をより迅速に絞ることができるようになり、病院選定の短縮につながるのではないかとの意見提示がありました。

 

次に、東大阪市で収容され大阪市に搬送された脳出血の救急搬送症例検討について解説と、脳の構造と病変部位が神経に与える影響について当院脳神経外科診療部長が講義いたしました。

オープンカンファレンス

新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況が続いておりますが、地域の医療を守るため各機関と連携を密にし、立ち止まることなく努めてまいります。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第50回地域医療支援病院研修会(’20.10.15)

2020年10月21日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第50回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年10月15日(木)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  12名
内 容  アドバンスケアプランニング冊子の活用方法
講 師  若草第一病院 看護部 緩和ケア認定看護師 山本直美

今回の研修会では、アドバンスケアプランニング(人生会議)について、緩和ケア認定看護師がお話させていただきました。

 

アドバンスケアプランニングはどういう考え方のもとに行なわれるべきものなのか、またその必要性についてまず説明いたしました。
次に中河内医療圏がん診療ネットワーク協議会緩和ケア部会がアドバンスケアプランニングを円滑に行うために作成したパンフレットを教科書に、どのタイミングでどのように行えばいいのか、現場ではどう働きかければよいのかなど、実例をご紹介しながら具体的な進め方について解説いたしました。
パンフレットは当院のWebサイトからもダウンロードいただけます。

 

アドバンスケアプランニング パンフレット

 

その重要性を認識し、アドバンスケアプランニングが地域でも浸透するよう、当院では今後も普及に務めてまいります。

 

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回11月20日(金)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

知っておきたいワクチンの基礎知識

2020年10月14日

長引く新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、ワクチンの開発が待たれる一方です。
今回はワクチンに関してQ&A形式でご紹介いたします。

 

 

Q.そもそもワクチンとは何ですか?

ワクチンは大きく3つに分けられます。

生ワクチン

生ウイルスや細菌の病原性を極めて弱くしたものや有効成分だけを取り出したもの

代表的な生ワクチンの種類

はしか(麻疹)、三日はしか(風疹)、おたふくかぜ、水ぼうそう、BCGなど

不活化ワクチン

化学処理によって全く病原性をなくしたもの

代表的な不活化ワクチンの種類

4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がんの原因)など

トキソイド

病原体が産生する毒素を無毒化したもの

代表的なトキソイドワクチンの種類

ジフテリア、破傷風など

ワクチン接種することで、免疫細胞が抗原と見なし対応する抗体を産生するようになり、病原体に対する免疫を獲得できます。

 

Q.肺炎球菌ワクチンで新型コロナウイルス感染による肺炎を予防できますか?

残念ながら肺炎球菌ワクチンで新型コロナウイルスなどウイルスによる感染症や、肺炎球菌以外の細菌による感染症を予防することはできません。しかし、成人が日常的にかかる肺炎の原因菌は肺炎球菌が最も多く、特にリスクの高まる65歳以上の高齢者には厚生労働省より定期予防接種が推奨されています。

 

Q.ワクチンを打てばその病気に罹ることはないのですか?

多くの場合、その疾病に対する免疫を獲得できます。しかし、その免疫効果は必ずしも100%ではありません。ワクチンの種類によっても免疫獲得率は千差万別です。はしかの免疫獲得の有無は、抗体量を測る検査で調べることができます。インフルエンザワクチンの場合では、感染を完全に防ぐことはできませんが、感染後の重症化を防ぐ効果は期待できます。

 

参考
一般社団法人日本呼吸器学会,日本成人肺炎診療ガイドライン,2017

 

若草第一病院 薬剤部

ラジオ出演:せぼねのプロがお悩みにお答えします!

2020年10月08日

若草第一病院 脊椎脊髄神経外科 森脇診療部長 がABCラジオ 「佐藤修平のとっておき情報」に出演し、多くの方が悩んでおられる関節の痛みに対する最新の治療法を専門医としてわかりやすく解説いたします。

開催報告:第49回地域医療支援病院研修会(’20.9.18)

2020年09月29日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第49回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年9月18日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  15名
内 容  知っておきたいスキンケア、防いでほしいスキントラブル
講 師  若草第一病院 医療安全部 皮膚・排泄ケア認定看護師 宮崎照美

今回の研修会では、医療・介護現場で多くの方が悩んでおられる高齢者の皮膚のケアや皮膚トラブルについて、皮膚・排泄ケア認定看護師がお話させていただきました。

 

はじめに、皮膚の構造や働き、新しい表皮が作られる仕組みといった皮膚に関する基本的な知識や高齢者の皮膚の特徴について、次に褥瘡、スキンテアの原因から予防策、また発生した場合の具体的な処置方法を使用する材料の実例を挙げて、わかりやすく解説いたしました。他にもオムツや尿道留置カテーテル、胃瘻カテーテルなどが原因で起こる皮膚トラブルを防ぐためのポイントについても説明いたしました。

 

※スキンテア:主として高齢者の四肢に発生する外傷性創傷で、摩擦単独あるいはせん断力および摩擦力により皮膚が真皮から分離、または表皮および真皮が下層構造から分離して生じる創傷のこと。

 

今回の研修会で得られた情報や知識は、現場ですぐに活かしていただけるものだったのではないでしょうか。今後も地域の医療・介護の質向上に貢献できる研修会を企画・実施していきたいと思います。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回10月15日(木)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

令和二年度 大阪府看護事業功労者表彰

2020年09月28日

若草第一病院の医療安全部 原田敦子部長が令和二年度大阪府看護事業功労者として大阪府知事より表彰されました。
長年にわたり看護業務に精励し、府民の健康維持に貢献し、他の模範となる看護職員の功績をたたえるものです。
原田部長は、感染管理認定看護師として専門的な知識を活かして、院内のみならず地域におけるの感染対策の推進や感染管理に係る医療関係者の指導や相談にも携わってこられました。
新型コロナウイルス感染症の流行している現在、益々大きな役割を担っていかれると期待しております。

 

 

看護部渋谷副院長、 原田部長 、山中院長     

 

若草第一病院

開催報告:救急の日講習会(’20.9.11)

2020年09月15日

9月9日の救急の日は、「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、救急医療関係者の意識を高めるとともに、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として、昭和57年に厚生労働省によって定められました。(総務省統計局HPより抜粋)この救急の日を含む1週間を「救急医療週間」として、厚生労働省をはじめ全国各地で様々なイベントが開催され、当院でも9月11日に講習会を開催しました。

 

会 名  救急の日講習会
日 時  2020年9月11日(金)13時半~15時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の地域住民と医療従事者の皆さんなど
参 加  13名
内 容  講 習
 ● 「感染予防・手指衛生」
      若草第一病院 感染管理認定看護師
 ● 「心肺蘇生法、AED使用方法」
      若草第一病院 救急外来看護師

今年の「救急の日講習会」では、「感染予防における手指衛生(手洗い)の重要性と正しい方法」についてと、「心肺蘇生法とAEDの使い方」について、それぞれわかりやすくお話しさせていただきました。

 

「手指衛生」についてでは、そもそもなぜ「手指衛生」が感染対策において重要なのか?や、「手指衛生」の正しい方法と効果的なタイミングについて解説し、感染管理の専門資格をもつ看護師の指導のもと実際に手指衛生をやってみよう!ではブラックライトを使って、どの部分に洗い残しが多くあるかを実際に見ていただきました。
手指衛生は誰もができる基本的な感染対策であり、なおかつ最も重要な感染対策でもあります。適切に行い、コロナウイルスをはじめインフルエンザなど、今後流行が予想される感染症予防に役立てていただければと思います。

 

「心肺蘇生法とAEDの使い方」についてでは、AEDに触れて実際に起こった時にどうするのかシミュレーションする機会を持ち、普段から生活圏内にあるAEDを確認しておく必要性などについて解説しました。

皆さまのご協力のお陰で今年も無事「救急の日講習会」を開催することができました。
ありがとうございました。
来年は新型コロナウイルス感染症が収束し、安心して地域の皆さまをイベントにお招きできることを願っています。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第48回地域医療支援病院研修会(’20.8.21)

2020年08月28日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第48回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年8月21日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  12名
内 容  新型コロナウイルス感染症&医療機関における感染対策
講 師  若草第一病院 医療安全部 感染対策室 感染管理認定看護師 落合麻美

今回の研修会では、新型コロナウイルス感染症の関連情報やその感染対策について感染管理認定看護師が解説いたしました。
はじめに、新型コロナウイルスの特徴、症状や経過、重症化のリスクや合併症、検査の流れや方法などの基本的な知識について解説しました。 見えないウイルスとの戦いにおいて、今実践していることが本当に正しいのか疑問に思うこともあるかもしれません。正しい知識を得て、感染防止につなげていただければと思います。

 

次に、当院で実施している感染対策についてその具体例をご紹介しました。

  •  ● 外来受付での感染対策
  •  ● 感染対策のための設備
  •  ● 診察時の感染対策
  •  ● 感染対策の防護具
  •  ● ゾーニングの考え方
  •  ● 患者移送時の感染対策
  •  ● 患者が使用した食器やリネンの取り扱い
  •  ● 環境消毒と換気
  •  ● 職員が日常的に心掛ける感染対策
  •  ● 患者さんにご協力いただく感染対策
  •  ● 感染者および疑似症患者死亡時の対応

環境や条件によって同じような感染対策はとれないかもしれませんが、当院の例を参考にそれぞれの施設、現場での工夫に活かしていただければと思います。

 

その他にも、

  •  ● 在宅療養者の新型コロナウイルス感染疑い発生時の対策
  •  ● 濃厚接触者の定義や曝露リスクの評価
  •  ● 手指衛生の方法
  •  ● 個人防護具の着脱の順番                      など について解説いたしました。

研修会終了後、参加者からは各々の現場での例をあげて、多くの質問が投げかけられていました。感染対策の譲れないポイントは押さえながらも、それぞれのケースに併せた柔軟な対応が必要となります。その為にも今回の研修会のような場で正しい知識を得たり、意見交換により他施設の工夫を知り新しい視点を得ることは、とても有意義なことです。まだまだ厳しい状況は続きますが、地域で力を合わせて頑張っていきましょう。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回9月18日(金)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

お酢の力で夏を乗り切ろう!

2020年08月20日

夏の暑さで食欲がなくなったり疲れがとれないなど、夏バテの症状はありませんか?
そんな時には、健康効果の高いお酢を取り入れてみましょう!

 

夏バテに良い!お酢の効果

食欲促進

酸っぱい物を食べると、唾液と胃液が出て消化を助け、食欲が出ます。

疲労回復

疲れのもととなる乳酸が溜まるのを防ぎ、溜まってしまった乳酸の分解を促します。

他にも…

・腸内環境を良くして便秘を改善
・殺菌効果による食中毒予防 ・高めの血圧を下げる・急激な血糖値の上昇を抑える
・動脈硬化の予防

お酢は加熱をしても栄養成分が変化しないため、酸味が苦手な方は加熱して料理にすると、食べやすくなります。また、加熱したお酢はうまみやコクが増し、魚や肉を柔らかくする効果もあります。

 

手軽に!お酢ドリンク

健康や美容のために、酸味のやわらかなフルーツ酢をドリンクとして飲む味わい方があります。

●お酢は酸なので、食道や胃を荒らさないように、必ず水や炭酸水で薄めて飲むようにしましょう。

●酸による歯への影響を防ぐために、お酢ドリンクを飲んだ後は、お水でブクブクうがいをしましょう。

 

ここがPoint!

 お酢の適量は、1日15ml(大さじ1)程度です。

タコと夏野菜のリンゴ酢マリネ(2 人分)

【材料】
生食用茹でタコ………80g
トマト…………………1/2個
きゅうり………………1/2本
玉ねぎ…………………1/4個

【材料A】
リンゴ酢……………大さじ2
砂糖…………………大さじ1
塩・こしょう………少々
オリーブオイル……小さじ1

 

 【作り方】
 1) 玉ねぎはうすくスライスして塩もみし、水にさらして辛味をとり、水気を絞る。
 2) タコはそぎ切り、きゅうりは斜めにスライス、トマトは一口サイズに切る。
 3) 材料Aを混ぜ合わせ、1)と2)を和えて冷蔵庫でよく冷やす

 

栄養と健康

タコは脂質が少なくたんぱく質の多い食品ですが、比較的消化に時間がかかります。胃腸に負担をかけないよう、よく噛んで食べましょう。

※エネルギー100kcal たんぱく質9.5g 脂質2.4g 炭水化物9.7g 食塩相当量0.5g(1人分)

 

枚岡中学校の生徒さんより励ましのメッセージが届きました!

2020年08月12日

人権学習の一環として新型コロナウイルス感染症の概要を学んだ、枚岡中学校の生徒さんより励ましのメッセージをいただきました。

元気と勇気をいただきました!ありがとうございました!!

地域の皆さまの健康を守るため職員一同、努力を続けてまいります。

開催報告:第52回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’20.7.30)

2020年08月05日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第52回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2020年7月30日(木)14時~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  25名
内 容

 1)症 例「脳卒中症例について 」
    講   師:東大阪市消防局 東消防署 四条救急隊 藤丸 貴博

 2)「当院の脳卒中診療と脳卒中にまつわる最近の話題 」
    講 師:脳神経外科 診療部長 熊谷 哲也

 

今回のオープンカンファレンスでは、東大阪市消防局 東消防署 四条救急隊の救急救命士さんが経験した脳卒中の症例が報告され、そこで生じた問題や疑問について質問があり、当院脳神経外科診療部長がお答えしました。

質問の内容

  • Q1)今回の症例のように脳卒中以外の疾患の疑いもある場合であっても、脳卒中ホットラインに連絡してよいのでしょうか?
  • A1)脳卒中ホットラインへの連絡基準は設けていません。他の疾患疑いについての相談にも応じますので気軽にご連絡ください。
  • Q2)脳内出血であったにもかかわらず、血圧が上昇せず頻脈であった原因は何だったのでしょうか?
  • A2)今回の症例においては、心疾患が原因となっていました。(会では詳細な解説がありましたがここでは省かせていただきます。)

次に、当院脳神経外科診療部長より脳卒中についての解説と、救急搬送症例についての注意点や最近の話題として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と脳卒中発症の関連性について講義いたしました。

オープンカンファレンス

今回のオープンカンファレンスは、参加者を感染対策のとれる人数に絞っての開催とさせていただきました。ご不便をお掛けすることもあるかもしれませんが、何とか工夫を重ねて開催を続けていければ思っております。
コロナ禍においても、脳卒中や心筋梗塞など緊急を要する疾患への対応は待ってはいられません。地域の医療を守るために立ち止まることなく協力して、医療の質向上に努めてまいります。

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第47回地域医療支援病院研修会(’20.7.17)

2020年07月21日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第47回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年7月17日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  13名
内 容  当院での外来化学療法の実際~薬剤師による症例介入も交えて~
講 師  若草第一病院 薬剤部 がん薬物療法認定薬剤師 高橋 亮治

今回の研修会では、

  1. 当院の外来化学療法のご紹介
  2. 化学療法におけるレジメンとは
  3. 抗がん剤の種類とその副作用について
  4. 抗がん剤の副作用の対策とその症例紹介

 以上の内容をがん薬物療法認定薬剤師が講義いたしました。

がん薬物療法認定薬剤師は、がん治療のひとつである薬物療法に関して、より高度な知識や技術を身につけており、がん薬物療法を有効かつ安全に実施できると一般社団法人日本病院薬剤師会によって認定された薬剤師です。

当院では、外来化学療法室が今年3月に本館1階から3階に移り、ゆったりと快適な環境で療法を受けていただけるようになり、受け入れ病床も1床増え全部で4床となりました。また、全例においてレジメンに合わせたクリニカルパスを運用しており、安全に外来化学療法を受けていただくための取り組みについても説明いたしました。

 

抗がん剤と副作用の解説では、抗がん剤の種類別における特徴や副作用とその対策について、症例を交えて詳しく解説いたしました。薬剤師をはじめ薬剤師実習生や介護支援専門員の方々にもご参加いただき、皆さんメモをとりつつ熱心に聴講されている姿が印象的でした。

 

本会は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により中止となっておりました地域医療支援病院研修会の今年度初回でした。感染症対策のための講師マスク着用での講義で、聞き取りづらい部分等あったかと存じます。感染対策を図りながらも、参加者の皆さんの聞き取り易さも確保する必要性を実感いたしました。工夫を重ねてよりよい研修会の運営に努めてまいります。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、次回8月21日(金)の開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合もございます。最新情報は当院ホームページ等でご案内いたします。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

安全・安楽に手術を受けていただくために

2020年07月03日

当院では、2019年10月から脊椎・脊髄神経外科が開設され、手術は8割が腹臥位(後方固定術)で、2割が側臥位・仰臥位(前方固定術)で行われています。

患者さんは清潔なドレープで覆われており、術中に体位の確認を行うことは容易ではありません。
そのため、手術開始までの準備がとても重要で、術前に主治医や麻酔科医と相談し、患者さんにとって最善の体位設定ができるよう努力しています。
術中の患者さんの安全・安楽はもとより、さらにより良い看護が提供できるよう、今年度の看護研究は、腹臥位の手術後の患者さんの皮膚の状態を調査することにしました。
研究で得られた結果をまたご報告したいと思います。
今後も執刀医や麻酔科医と協同し、安全・安楽な手術看護を提供できるよう努力していきたいと思います。

 

若草第一病院 看護部 手術室

2020年は看護の年

2020年05月21日

WHOは、「2020年は看護の年」と宣言しました。今年はナイチンゲール生誕200周年の年でもあります。
若草第一病院看護部も、毎年開催している看護の日のイベントを今年はより盛大に開催したいと考えていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となりました。しかし何か今私たちにできることを、と考え「ナイチンゲール」をテーマに各部署でポスターを作成し院内に掲示することにしました。短い期間の中、各部署それぞれ工夫し、力作が出揃いました。

 

まだまだ、落ち着かない日々が続きますが、若草第一病院看護部は環境に気を配りつつ、感染対策上、ご家族に会えず日々病気と闘う患者さんの心に寄り添い、温かい看護の提供に努めています。

 

若草第一病院 看護部

初期臨床研修 修了

2020年04月22日

初期臨床研修医2名が2年間の臨床研修を無事に修了しました。
2名共に、日本呼吸器学会近畿地方会での発表を2回経験し、そのために毎週カンファレンスを行ったのも、良い思い出です。
レントゲンやCTの画像読影、HOT導入の基準・方法の習得、非侵襲的人工呼吸管理、人工呼吸管理、胸腔ドレナージ、気管支鏡検査の枝読み・術者としてファイバーの操作、呼吸器疾患に使用する薬剤の知識を得ること、疾患としては、肺炎、肺化膿症、気胸、膿胸、肺結核、COPD増悪、気管支喘息増悪、睡眠時無呼吸症候群、血管炎や膠原病関連の間質性肺炎の診断・治療、肺癌治療(化学療法・放射線治療、緩和医療)などたくさんの事を学んでもらいました。
新天地でも頑張ってください! 

 

左から 泉先生 姜部長 上野先生 高橋先生(4月より初期臨床研修2年目)

 

若草第一病院 初期臨床研修 呼吸器内科指導医 姜

書籍掲載:スポーツ整形外科 今田部長 開発「野球肘に対する肘関節鏡手術法」

2020年04月16日

若草第一病院 スポーツ整形外科 今田部長が開発した野球肘に対する肘関節鏡手術法が、4月20日発行の書籍「別冊整形外科 鏡視下手術の進歩」で掲載されました。

 

野球肘の多くの方は手術に至らずに済みますが、もし手術になっても大きく切らず早期復帰できる方法があります。

 

野球肘についてはスポーツ整形外科のページをご覧ください。

 

スポーツ整形外科

 

肘離断性骨軟骨炎に対する肘関節鏡視下骨軟骨移植術 ―手技の詳細と外側広範型肘離断性骨軟骨炎への応用,別冊『整形外科』No.77「鏡視下手術の進歩-小関節から脊椎まで」,南江堂,2020.04.20

新しく頼もしい仲間を迎えました!

2020年04月10日

若草第一病院では、今年度38名の新しい仲間を迎えました。
当社団では、例年新入職員に対して3日間の宿泊研修を実施しております。
しかしながら今年度は、コロナ感染拡大の影響により中止となってしまいました。
3日間という短い時間ではありますが、そこでの出会いや交流を深めた事で得た同期の仲間は、その後の社会人生活においても、互いに励まし合い、支えあうことのできる、かけがえのない絆となっていました。
その出会いの場が無くなってしまったのは残念ですが、この特殊で困難な状況を共にし、協力した仲間にもきっと強い絆ができるはずです。

 

 

病院職員しては新人ですが、私たちの心強い仲間です。 医療人としての自覚と責任をもち、一致団結して精一杯取り組んでまいりますので、これからの活躍を期待していてください。

今後とも、私たちの新しい仲間をよろしくお願いいたします!

睡眠の質 ~どんなマットレスを使ってますか?~

2020年03月26日

皆さん毎日よく眠れていますか?
睡眠の質を決める重要な要素としてマットレスがあります。皆さんが使っているマットレスは快適ですか?
テレビCM等で目にされたことも多いと思いますが、マットレスは睡眠の質を左右します。私も時折、「低反発マットレスと高反発マットレスどっちがいいの?」と聞かれることがあります。
結論から言えばどちらも長所と短所があり、使用する人が自分に合ったものを選ぶ必要があります。

 

低反発マットレス

低反発マットレスは体圧分散性に優れ身体へのフィット感が高いのですが、身体が沈みやすく向きが変えにくいと言われています。腰痛がある人では、身体が沈むことで症状が悪化する方もおられます。

高反発マットレス

高反発マットレスは、表面が硬めで身体が沈まないため向きを変えやすく、腰痛の人に適していると言われています。

 

マットレスは決して安い買い物ではないからこそ、自分に合った良いものを見つけたいですよね。

 

若草第一病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 宮崎照美

厚生労働省 「医師の働き方改革に関する好事例」として紹介されました

2020年03月13日

厚生労働省の第7回 医師の働き方改革の推進に関する検討会において、医師の勤務環境改善に向けた取り組みを始めようとする医療機関の参考になるよう提示されました「医師の働き方改革に関する好事例」に当院の取り組みが紹介されました。

 

 

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10091.html

 

(資料4)医師の働き方改革に関する好事例[PDF形式:603KB]別ウィンドウで開く

 

若草第一病院は、今後も職員がいきいきと活躍できる職場環境の整備を目指し、努めてまいります。

骨密度測定検査をご存じですか?

2020年02月28日

2019年10月1日より導入した若草第一病院の骨密度測定検査をご存じでしょうか?

 

骨密度測定検査とは、骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類の量を測定する検査で、骨粗鬆症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。ミネラル成分が不足すると骨がもろくなり、骨折しやすくなりますので、検査を受けることで骨の健康状態を知ることができます。
主な検査部位は、骨粗鬆症により骨折が生じやすい、腰椎と大腿骨頸部の検査を行います。腰椎は骨量が低下すると徐々に圧迫骨折が起こりやすくなります。
また大腿骨は転倒で骨折しやすい部位で、高齢者の場合では、骨折をきっかけに寝たきりになることも多いので注意が必要です。
検査結果については、年齢別の平均値とともに表示されるため、わかりやすくなっています。
骨密度測定検査を受けることで、ご自身の骨の状態を把握していただき、骨折などから身を守るために生活習慣や食事を変えていくことが大切です。

 

「普段から運動もしているし、まだ私は大丈夫。」と感じている方も、これからの生活をより良いものとするために、ぜひ骨密度検査を受けてみてはいかがでしょうか?
ご予約は、当院予約センターTEL:072-988-1409 または、かかりつけの先生にご相談ください。

 

若草第一病院 放射線課

低栄養に気を付けましょう!

2020年02月21日

低栄養とは、何らかの理由で食欲がない、飲みこみが困難など食べる量が減り、体を動かすために必要なエネルギーや、たんぱく質、その他の栄養素が不足した状態です。

  • 結果として、
  • 体重減少
  • 筋力の低下
  • 風邪や感染症にかかりやすい
  • 傷や床ずれができ治りにくい
  • むくみやすい
  • 脱水傾向
  • などの症状がみられたら、低栄養状態の可能性があります。
 

このような低栄養にならないために例えば、下記の食材に栄養が多く含まれているため、食材が偏らないようにバランスよく摂りましょう!

  • 蛋白質・・・肉、魚、卵、大豆製品
  • 亜鉛・・・・牡蠣、牛肉、レバー、大豆製品
  • ビタミンA・緑黄色野菜、レバー、卵、うなぎ、牛乳
  • ビタミンC・果物、野菜

 

当院は、栄養状態が悪化している患者さんに対して、患者さんの症状に合わせた栄養状態の改善に向けて、栄養サポートを多職種で取り組んでいます。

 

若草第一病院 栄養サポートチーム

開催報告:第51回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’20.1.30)

2020年02月07日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。

 

会 名  第51回地域医療支援病院オープンカンファレンス
日 時  2020年1月30日(木)14時~
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など
参 加  33名
内 容

 

「 脊椎脊髄疾患の症例 」 

   講師 脊椎脊髄神経外科部長 森脇崇

 

若草第一病院では、昨年10月に脊椎脊髄神経外科部長 森脇崇に着任いただき、脊椎脊髄神経外科外来を新たに開設いたしました。
脊椎脊髄神経外科では、その名のとおり脊椎脊髄に関する疾患(例えば、脊柱管狭窄症やすべり症、圧迫骨折やヘルニアなど)を診療いたします。

 

今回のオープンカンファレンスでは、当院で行った手術例や術後のリハビリ、地域のかかりつけ医の先生方との連携について、症例や動画などを交えお話しさせていただきました。 特に術後のリハビリについてはとても重要で、より質の高いリハビリテーションを提供できる病院への転院が大切になります。
当院の系列である「わかくさ竜間リハビリテーション病院」では、多くのリハビリスタッフが在籍しており、質の高いリハビリを集中的に提供できる体制を整えております。
当院から少し離れていますが、病院間をつなぐシャトルバスも運行しており、なにより質の高いリハビリを受けることが早い回復につながります。
脊椎脊髄神経外科と聞いて、参加された方には聞きなれないテーマであったかもしれませんが、いざ聴講いただくと、みなさんにとってなじみの深い疾患であったと感じていただけました。

 

オープンカンファレンス

 

若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。
ご多忙とは存じますがご出席賜りますようお願い申し上げます。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:「肩の痛みとその治療~ウソ?ホント!~」― 第38回健康教室(’20.1.29)

2020年02月04日

若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。

 

会 名  第38回 健康教室
日 時  2020年1月29日(水)14~15時
場 所  若草町自治会館
対 象  地域住民
参 加  18名
内 容  「 肩の痛みとその治療~ウソ?? ホント!!~」の講義と質疑応答
講 師  若草第一病院 診療部 スポーツ整形外科部長 今田光一

若草第一病院では、昨年10月にスポーツ整形外科部長 今田光一先生に着任いただき、肩・スポーツ外来を新たに開設いたしました。
今田先生は、独立野球リーグや、バレーボールのVリーグ、サッカーのJリーグのチームドクターを務めるなど、多くのスポーツ選手の治療を担当されていました。
肩・スポーツ外来では、スポーツが原因となる肩や肘などの障害への治療や、繰り返さないための予防治療なども積極的に行っています。
またスポーツ選手だけではなく、日常生活において、眠れなくなるほどの肩の痛みや拘縮肩など、いわゆる「五十肩」に対する治療も行なっております。 そこで今回の健康教室では、男女ともに多くの方の悩みとなっている肩の痛みとその治療法について解説させていただきました。

 

まずは肩の仕組みついて、けん玉を例に挙げながらわかりやすく解説いたしました。
次に「年齢からくるものだから・・・」、「五十肩だから・・・」とひとくくりにして諦めていた肩の痛みにも、実は異なる原因があり、原因に沿った治療法あることについて解説いたしました。

 

講義終了後には、ご自身やご家族の抱える肩の痛みについて、多くの質問をいただきました。
また、五十肩を予防する運動をご紹介した際には、二人一組で行っていただいたことにより、参加されてる皆様の交流を深めるよい機会になったのではないかと感じました。

 

 

健康教室は、参加される皆様や地域の方々の意見をアンケートなどでお伺いし、「知って得する健康に関する事」をお届けしております。
今後、取り上げてほしいテーマ等ございましたら是非お聞かせください。

 

若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室 ご案内

 

若草第一病院 地域連携課

開催報告:第45回地域医療支援病院研修会(’20.1.17)

2020年01月23日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第45回地域医療支援病院研修会
日 時  2020年1月17日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  9名
内 容  災害における在宅関連医療機器の対応
講 師  若草第一病院 医療技術部 ME課 真殿久司

今回の研修会では、災害時における在宅医療機器の対応策について、特に停電時の対応を中心に医療機器の取り扱いに関する国家資格を持った臨床工学技士が講義いたしました。

 

医療機器の進歩により、人工呼吸器や吸引器、輸液注入ポンプといった医療機器が必要な患者さんも、住み慣れた自宅で療養生活を過ごされる機会が多くなっています。それだけに、台風や地震といった災害による停電は、医療機器を必要とされる患者さんにとって死の危険をもたらす深刻な問題であり、早急な対応策が迫られています。 今回の講義では、災害時の電源確保の方法や二次災害予防、大阪府下の病院の災害対策への活動などについて解説いたしました。

 

講義後には、参加された訪問看護師の方々が、実際に訪問されている患者さんの対応策について、講師と共に真剣な面持ちで話し合っていました。

 

研修会開催の1月17日は、阪神淡路大震災から25年目の日でもあり、医療機器への対応策の必要性を深く実感していただけたのではないでしょうか。当院でも、災害時の一時的な入院対応など、災害医療協力病院としてできることを、地域の医療機関と連携しながら活動していきたいと思います。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は年7回開催しており、次回は3月13日(金)の開催を予定しています。
研修会の内容など詳細は決まり次第、ホームページ等でご案内いたします。
また、取り上げてほしいテーマについてのご要望などございましたら、是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

人生会議 ― アドバンスケアプランニング ―

2020年01月14日

昨年末、厚生労働省がアドバンスケアプランニング(人生会議)のポスターに、お笑い芸人小藪さんを起用し作成したポスターが問題視されたのをご存知ですか?
衝撃的なポスターにも見えましたが、内容はすごくリアルでもありました。

 

アドバンスケアプランニングとは、意思決定ができなくなったときに備えて、自分がどうしたいのかを自分と関わる人と話し合う過程のことを言います。

 

では意思決定ができなくなったときとはどんな時でしょう?
がんなどの病気の進行により意識がなくなったとき、認知症になったとき、交通事故で意識不明になったとき、脳こうそくで意思疎通ができなくなったときなど、病気や事故やシチュエーションは様々です。いつ自分の身に何が起こるかわかりません。
そのように意思決定ができなくなったときは、家族が意思決定をすることになります。
最近は核家族化が増え、普段会うことも少なくなっている家族も多いです。
最期どうしたいのか?も大切かもしれません。
しかし、「これからの人生をどう生きたいのか?」
「何を大切にしながら生きているのか?」
「やりたいことは何か?」
「そのためにはどう生きることが必要なのか?」ということが一番大切です。
自分らしくどう生きるのかを医療者や家族と話し合うことがその人らしい人生を過ごすための助けになるのです。
残念ながら不老不死ではありません。終わりは必ず来ます。
元気な時も、病気になっても、最期まで自分らしく生きることが大切です。病気になったとき、最期まで自分らしく生きるお手伝いを医療者はできます。
そのためには、自分らしさを伝える必要があります。家族でも話をしないと伝わりません。まして医療者は、病気になって病院に来られた患者さんの状態のあなたしかわからないのです。あなたのことを教えてもらい、これからの人生どう生きていくのか一緒に話し合っていきましょう。元気な人は、誕生日など節目の時に家族とこれからどう過ごしたいのか、もしもの時はどうしたいのかなど、命について話をしてみることも大切です。

 

もしよかったらみなさん参加してみてください!

 

 

若草第一病院 がんサポートチーム

日本臨床工学技士会認定臨床実習施設に認定されました

2020年01月10日

当院は2020年度より、公益社団法人日本臨床工学技士会の認定臨床実習指導施設に認定されました。
今後も地域の医療に貢献できる人材の育成に邁進して参ります。

 

 

若草第一病院 施設認定情報

2020年 新年のご挨拶

2020年01月01日

新年あけまして、おめでとうございます。

 

昨今はAI(人工知能)が人間より賢くなりまして、囲碁将棋はもとより病気の診断も人間よりも「間違わない」能力になっています。

では、棋士も医師も不要になるでしょうか?

手術ロボットは緊張しないので手ブレもありません。AIやロボットは「情け容赦なく」診断も治療も完璧にやり遂げます。ロボットなら老けない、死なない、間違わない、怒らない、泣かない、動揺しない。ですが、人を思いやる気持ち「惻隠の心」がありません。

 

医療現場も「相手の立場に立ってものごとを感じ取る」という人間ならではの情を忘れないように致したく存じます。

 

 

若草第一病院 院長 山中英治

病院の食事ってどんなもの?

2019年12月19日

病院食は大量調理であっても学校給食等とは違い、患者さん個々の病状に対応している食事で、治療のために栄養成分等を管理された「療養の一部」とされます。

 

栄養量は厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」に基づいており、患者さんの病状、性別、年齢、体格などに応じて個々に調整し、その栄養量に合わせた食品で構成された献立が作られます。
よって、おいしくなるからといった理由で、食材や調味料を自由に使うわけにはいきません。また治療のために、栄養量を厳しく制限された患者さんもいらっしゃいます。

 

日本人の食事摂取基準|厚生労働省
(院外サイト)

入院している患者さんは、体を動かさないためお腹がすきにくく、また痛みや発熱といった入院環境のストレスなどで、何でもおいしく食べられる体調とは限りません。
その中で私たち栄養課の職員は、衛生管理をきちんと行い、患者さんが安全に安心して食べて頂ける食事を作る事を第一と考えています。

 

入院中に食事でお困りの際は病棟スタッフまで、お気軽にお声かけください。管理栄養士が食事のご相談にうかがいます。

 

若草第一病院 栄養課

冬季の感染症対策を開始しました!

2019年12月05日

冬に流行する感染症の代表的なものにインフルエンザ、ノロウイルスがあります。これらは通常であれば数日で軽快しますが、中には重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため日頃からの予防対策が大切です。

 

当院の対策のご紹介

インフルエンザ流行前のワクチン接種

全国的にインフルエンザの流行期に入りました。例年よりも早い時期での流行シーズン入りとなっています。当院でもインフルエンザ対策として、職員のワクチン接種を11月に実施しました。
インフルエンザワクチンは、感染を完全に防止することはできませんが、発病や発病時の重症化を予防する一定程度の効果があるとされています。そのためワクチンの適切な接種が必要であると言えます。

 

ノロウイルス対策

 ・ 多くの人が度々触る箇所の1日2回の環境清掃

 ・ 手洗いの啓発

 ・ 嘔吐下痢の処理方法についての職員研修会の実施

 

病院を受診される患者さん、ご家族・関係者の方々につきましては、来院時の手指衛生、

咳エチケット(マスク装着)にご協力くださいますよう、よろしくお願い致します!!

 

若草第一病院 感染対策チーム

日本呼吸器内視鏡学会関連認定施設に認定されました

2019年11月28日

学会関連認定施設のお知らせ

 

当院は2019年11月20日付で、特定非営利活動法人日本呼吸器内視鏡学会の専門医制度による関連施設に認定されました。
今後も地域の医療に貢献できる人材の育成に邁進して参ります。

 

 

若草第一病院 施設認定情報

開催報告:第44回地域医療支援病院研修会(’19.11.15)

2019年11月25日

若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。

 

会 名  第44回地域医療支援病院研修会
日 時  2019年11月15日(金)15時半~16時半
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など
参 加  15名
内 容  麻しん風しんについて~現在の流行状況と当院の感染対策
講 師  若草第一病院 医療安全部 感染管理認定看護師 落合麻美

今回の研修会では、近年感染者の増加が社会問題となっている麻しんと風しんについて、感染管理認定看護師が解説いたしました。

 

麻しんや風しんは、感染し発症すると重症化を招きやすく、また非常に感染力が強いため、免疫のない人々へ感染が広がるため迅速な対応が求められています。
そのため、特に免疫のない人は平常時からの感染対策(ワクチン接種等)が重要です。
講義では、まず麻しんと風しんそれぞれの感染経路、潜伏期間、感染期間、症状、曝露後の処置、感染力、感染した場合の就業制限についての解説がありました。
次に、医療機関がとるべき感染対策として、診療や隔離、職員のワクチン接種といった側面からそれぞれ解説いたしました。

 

研修後には、参加者の方から具体的事例におけるワクチン接種の必要性についての質問があるなど、関心の高い話題であったと実感いたしました。
また、感染対策の一環として当院が実施している、ワクチンカードの取り組みが参考になったという感想も頂戴いたしました。
※ワクチンカードとは、麻しん、風しん、ムンプス(おたふくかぜ)、水痘(水ぼうそう)といった感染症に対して、各職員の免疫保有状況を記載しているカードです。

 

若草第一病院の地域医療支援病院研修会は年7回開催しており、次回は1月17日(金)の開催を予定しています。
研修会の内容など詳細は決まり次第、ホームページ等でご案内いたします。
また、取り上げてほしいテーマについてのご要望などございましたら、是非ご意見をお寄せください。

 

地域医療支援病院研修会 ご案内

 

 

若草第一病院 地域連携課

2019年度 薬学実務実習報告

2019年11月22日

若草第一病院薬剤部では薬剤師のたまごである薬学生の実習に積極的に協力しています。

 

薬局・病院での実習が充実したものになるよう、今年度より大阪府東部地区中河内グループ2「枚岡実務実習グループ協議会」として、関係大学の先生方、薬局・病院の指導薬剤師、薬学生の皆さんに実習前後で当院に集まっていただいています。

 

大学で学んだ知識を臨床現場でなかなか引き出せずにいる薬学生さんもおられます。それでも患者さんから学ばせていただく実践実習を薬局・病院で繰り返すことで、大きな成果を得られています。 これら学生さんの成果報告を関係各位が一堂に会し共有することは、実習先の薬局・病院の機能や具体的な取組を知る機会にもなり、有意義で効率的な実習計画に繋がると考えています。

次回は、2月15日に開催いたします。

 

 

若草第一病院 薬剤部