若草第一病院ブログ 2022年一覧
開催報告:第67回地域医療支援病院研修会(’22.12.16)
2022年12月23日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第67回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年12月16日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 23名 |
内 容 | 新型コロナウイルス感染症発生時の対応 |
講 師 |
若草第一病院 医療安全部 感染対策室 感染管理認定看護師 落合麻美 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
栄養と健康 ~鉄、不足していませんか?~
2022年12月09日
鉄は、主に血液中で全身に酸素を運ぶ働きをしています。ダイエットや好き嫌いによる摂取不足、不規則な食生活などが原因で鉄が不足すると、めまいや立ちくらみ、頭痛、息切れ、疲れやすくなるなどの症状があります。
子供の成長期は男女とも、また妊産婦も鉄の必要量がさらに増加するため、鉄不足になる事があります。
鉄を意識した食事のポイント
鉄を多く含む食品をとりましょう
・レバー、牛肉や豚肉の赤身、カツオやイワシ、まぐろの赤身など。缶詰もOK
豚レバー60g=7.8mg 牛もも肉80g=2.2mg カツオの刺身5切れ=1.5mg
・ほうれん草、小松菜などの青菜類。豆腐や納豆など大豆製品
ほうれん草70g=1.4mg 木綿豆腐1/2丁=2.3mg
主食·主菜・副菜を組み合わせましょう
- 植物性食品に含まれる鉄は、動物性よりも体に吸収されにくいため、肉や卵など動物性のたんぱく質と、芋類や果物などに多く含まれるビタミンCを一緒にとると、より鉄の吸収が良くなります。いろいろな食品を組み合わせてとる事が大切です。
鉄の吸収が悪くなる食べ方を避けましょう
・コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれる「タンニン」は、鉄の吸収率が下がってしまうため、飲む場合は食後しばらく時間をあけてから飲みましょう。食事中に飲むお茶は、タンニンの少ない麦茶、ほうじ茶をおすすめします。
摂りすぎに注意!
通常の食事で鉄を摂りすぎる事はほとんどありませんが、サプリメントや鉄を強化した食品を長期にわたって摂りすぎると便秘や吐き気といった胃腸症状や鉄過剰症を引き起こす場合がありますので、サプリメントは記載された用法容量を守りましょう。 また、C型肝炎の方は、鉄の制限が必要となる場合もあるためご注意ください。
若草第一病院 栄養課
開催報告:第66回地域医療支援病院研修会(’22.11.18)
2022年11月25日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第66回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年11月18日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 20名 |
内 容 | 足を守るケア~フットケアのポイント~ |
講 師 |
若草第一病院 看護部 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 宮崎照美 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
院内がん登録実務中級者として認定されました!
2022年11月21日
当院は、大阪府がん診療拠点病院です。
その指定要件に、院内がん登録の実務を担う者は中級認定者の認定を受けていることが望ましいとあります。
この度、長年院内がん登録に携わってきた医療秘書課の職員が試験に挑戦し、「院内がん登録実務中級者」の認定を受けることができました!
これからも、がん医療の質の向上に貢献できるよう、正確なデータ登録を進めていきます。
若草第一病院 医療秘書課
池側救急センター室長が救急医療功労者として表彰されました!
2022年11月02日
令和4年11月2日に若草第一病院 外科 池側救急センター室長が令和4年度救急医療功労者として表彰されました。これは長年にわたり救急医療の発展に尽力したとして、東大阪市長より贈られるものです。
今後も引き続き地域医療支援病院として地域の皆さんに貢献できるよう、より一層努力してまいります。
若草第一病院
開催報告:第65回地域医療支援病院研修会(’22.10.21)
2022年10月31日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第65回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年10月21日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 24名 |
内 容 | 急性期病院におけるリハビリテーション |
講 師 |
若草第一病院 医療技術部 リハビリテーション課 宇佐見友浩 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
骨密度測定検査のご案内
2022年10月18日
骨密度測定検査とは腰椎と大腿骨をレントゲンのように撮影し骨の密度を測定する検査です。
骨密度が低いと骨粗鬆症となり、骨がもろくなるため骨折が起きやすくなります。骨折は寝たきりなど要介護の大きな原因となりますので骨密度測定検査を行い、早い時期からの骨粗鬆症に対する予防や治療が大切です。
1.骨粗鬆症の要因
現在、日本人の10人に1人が骨粗鬆症であると推定されています。骨粗鬆症になる要因として高齢・女性であること、骨折経験があること、ステロイドを使用していること、 飲酒 ・ 喫煙などが挙げられます。特に60歳女性の5人に1人が骨粗鬆症とされています。
2.検査の詳細
当院では2019年10月より骨密度測定装置Horizon Ciを導入しています。この装置では2種類のX線を用いたDXA法にて骨密度を測定します。DXA法は他の方法と比べ非常に精度が高いのが特徴です。検査は検査台に仰向けで寝ていただき、10分ほどで終わります。被ばく線量は胸部レントゲンの約1/5と低く、安心して検査を受けていただけます。
3.早期発見・早期治療へ
骨粗鬆症は基本的に症状がないまま進行する疾患です。何かしら症状が現れるときには、既に進行しており骨折が起きていることが珍しくありません。薬物治療や運動、食生活によって改善できますので、まずは検査を行い骨の状態を把握してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ・ご予約
若草第一病院 地域連携課 予約センター
TEL 072-988-1409
若草第一病院 診療放射線課
開催報告:第59回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.9.22)
2022年09月27日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。
会 名 | 第59回地域医療支援病院オープンカンファレンス |
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日 時 | 2022年7月22日(木)15時30分~17時 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階 会議室 |
対 象 | 地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など |
参 加 | 35名 |
内 容 |
「 救急車内収容後、急激に意識障害を発症した症例について 」 「 脳卒中搬送症例の検討 神経学所見の見方⑤ 」 |
オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。
若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。
若草第一病院 地域連携課
開催報告:第64回地域医療支援病院研修会(’22.9.16)
2022年09月20日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第64回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年9月16日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 24名 |
内 容 | ACPと援助的コミュニケーションについて |
講 師 |
若草第一病院 看護部 緩和ケア認定薬剤師 山本直美 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
特定行為研修を修了した認定看護師の活躍~特定看護師の未来~
2022年09月08日
日本は3年後、5人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えようとしている中、今後の入院のあり方の見直しと在宅医療の推進を目指す取り組みが行われています。安心・安全で質の高い医療の実現のための医師の働き方改革や多職種協働によるチーム医療が推進され、看護師の役割拡大が特に重要な時代となりました。
なぜ今特定看護師が必要なのでしょう?患者さんの状態が変化した際に病院では医師が対応可能な状況でも、医師が在中しない在宅医療や介護施設等ではなかなかそうはいきません。そこで、医師の判断を待たずに手順書に基づいた診療行為をタイムリーに行う事が出来るのが特定行為研修を修了した看護師です。入院でも在宅でも医師の到着を待たず、患者さんの症状に合わせて必要な処置ができる実践能力の高い看護師が増えると患者さんにとっても医療者にとってもメリットが大きいのです。
患者さんにとって最適な医療や看護が受けられるよう、1人でも多くの特定看護師が現場で活躍出来ることを期待しています。
若草第一病院 皮膚・排泄ケア特定認定看護師 宮崎照美
団結力アップで『COVID-19』乗り切ろう
2022年08月12日
COVID-19陽性患者さんの受け入れをはじめ1年半が経過しました。
受け入れ当初は未知のウィルスに対し恐怖があり、感染対策が確実に行えるか不安な毎日を過ごしていたことを昨日の事のように思い出します。
そんな中、職員の一人がカレンダーにメッセージ&イラストを書き始めました。自分一人で頑張っているのではなく、「病棟にはみんながいるから大丈夫」と前向きに捉えることができ、メッセージ交換は今でも続いています。
終息の目途が絶たない状況ですが、職員一丸となって患者さんが隔離状態の中でも安心できるように関わっていきます。
若草第一病院 看護部
開催報告:第63回地域医療支援病院研修会(’22.7.15)
2022年07月19日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第63回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年7月15日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 27名 |
内 容 | 外来における化学療法について~最近の治療例も含めて~ |
講 師 |
若草第一病院 薬剤部 がん薬物療法認定薬剤師 髙橋亮治 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
がん(癌)教育講演
2022年06月30日
がんについての正しい知識とがん患者さんへの理解を深めることを目的に、当院 山中院長が枚岡樟風高校2年生の生徒さんに講演させていただきました。
高校生の興味に合わせ、喫煙や受動喫煙の危険性、子宮がんのワクチンの有用性について取り上げ、肺がんや子宮がんなどの発症原因から治療法、予防策についてお話しました。
医学的でありながらも、高校生の視点にたったユーモアも交えた内容でした。
講演後には生徒さんから多数の質問あり、活気のある会となりました。
若草第一病院はがん診療連携拠点病院として、地域のがん予防教育やがん診療に貢献してまいります。
若草第一病院 地域連携課
開催報告:第58回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.6.23)
2022年06月28日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。
会 名 | 第58回地域医療支援病院オープンカンファレンス |
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日 時 | 2022年6月23日(木)15時30分~17時 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階 会議室 |
対 象 | 地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など |
参 加 | 28名 |
内 容 |
「 急性腹症について 」 |
オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。
若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。
若草第一病院 地域連携課
開催報告:第62回地域医療支援病院研修会(’22.6.17)
2022年06月27日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第62回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年6月17日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 36名 |
内 容 | 職場におけるコロナ感染対策について |
講 師 |
若草第一病院 医療安全部 感染管理認定看護師 原田敦子 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
栄養と健康~管理栄養士が紹介する骨粗鬆症予防の食事~
2022年05月27日
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は、骨がスカスカになりもろくなって骨折しやすくなる病気です。
自覚症状がないことが多いため、骨折の痛みがあってから、初めてわかる人もいます。
骨粗鬆症予防の食事
骨の主な成分はカルシウムですが、吸収するためにはビタミンK・ビタミンDなどが必要です。
カルシウム:牛乳・乳製品、小魚、大豆製品 小松菜、チンゲン菜 など
ビタミンK :納豆、モロヘイヤ、小松菜ブロッコリー など
ビタミンD :干ししいたけ、鮭、うなぎ さんま など
1日に必要なカルシウム700~800mgを摂るには
牛乳コップ1杯+プロセスチーズ1個+木綿豆腐1/2丁+納豆1パック+小松菜1/4束のように いろいろな食材を組み合わせて、毎日摂る事が大切です。
※ワーファリンなど抗凝固薬を飲まれている方は、ビタミンKを非常に多く含む納豆・青汁等は、薬 の作用を弱めてしまうため、食べることはできません。
おすすめレシピ『チンゲン菜とささみの味噌ヨーグルト和え』(2人分)
材 料
・チンゲン菜 大 1株
・ささみ 2本
・(A)無糖ヨーグルト 大さじ4
・(A)みそ 大さじ2
・(A)醤油 小さじ1
・(A)すりごま 小さじ1
・(A)ごま油 小さじ1
つ く り 方
1.ささみは茹でて身をほぐす。 チンゲン菜は茹でて3~4cm幅に切る。
2.Aの材料を混ぜ合わせ、1と和える。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、日光に当たることで体内でも作られます。また適度な運動は骨を強くするので、30分~1時間程度のウォーキングなどが効果的です。
※骨密度が気になる方は、当院で骨密度検査を受ける事ができます。定期的に検査を受けると、骨折をしてしまう前に治療が可能となる場合もありますので、お気軽にご相談ください。
骨密度検査のお問い合わせ
若草第一病院 地域連携課
TEL 072-988-1409
若草第一病院 栄養課
~看護の日イベントテーマ「各部署の看護実践」~
2022年05月12日
暖かい日差しが春を感じさせる季節となりました。
5月12日は『看護の日』、若草第一病院では毎年テーマに沿ったイベントを各部署が行っています。
2020年からは、コロナ感染予防対策により対面上のイベントは中止し、ポスターの掲示のみとしています。
今年度のテーマは「各部署で行っている看護」です。それぞれの部署の職員が日ごろ行っている患者さんとの関わりや、自分たちの看護観をもとに部署のカラーを出した作品になっています。
コロナ禍の中、ご家族がなかなか医療の現場を目にすることは少なくなっていると思います。患者さん、ご家族の一番身近な存在である看護師の働きぶりやメッセージがポスターを通して伝わればとても嬉しいです。
来年はぜひ一般の方も参加できる『看護の日』のイベントを開催できることを願っています。
若草第一病院 南館5F 消化器内科耳鼻いんこう科病棟
貼付剤について
2022年04月08日
貼付剤と聞いて、どのような薬剤を思い浮かべますか?多くの人は、痛みを和らげる“湿布”を挙げると思います。他に喘息や咳症状に対しての気管支拡張剤や狭心症で使用される貼付剤もありますが、近年、様々な疾患に対しての治療薬として貼付剤が開発・発売されるようになりました。
今回は貼付剤について紹介します。
【貼付剤の種類】
局所に作用する「局所作用型外用剤」と全身作用を目的とした「経皮吸収型製剤」があります。
①局所作用型外用剤
薬物が皮膚から組織中に移行することで貼った部位周辺に効果を発揮します。
(例)
薬剤名 | 治療疾患名 |
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ロキソプロフェンナトリウムテープ |
消炎鎮痛剤 等 |
②経皮吸収型製剤
薬物が皮膚組織の毛細血管に移行し、全身血流を循環することで効果を発揮します。近年、開発さ
れている貼付剤の多くは経皮吸収型製剤です。
(例)
薬剤名 | 治療疾患名 |
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ビソプロロールテープ | 高血圧症 |
リバスチグミンテープ | アルツハイマー型認知症 |
ロチゴチンパッチ | パーキンソン病 |
オキシブチニン塩酸塩テープ |
過活動膀胱 |
エストラジオールテープ | 閉経後骨粗鬆症 等 |
ニコチン貼付剤 | 禁煙補助 |
ジクロフェナクナトリウムテープ* |
がん疼痛治療 |
【全身作用型貼付剤の利点】
★効果発現が緩やか・効果を持続させる
薬が皮膚から全身の血流に移行するまで時間が
かかるので、効果が緩やかに発現します。 安定
した量の薬剤をゆっくり体内に移動させる為、
安定した効果が持続します。
★薬の管理が簡便
高齢で多病になると薬の種類や量も増加する為、
服用の苦痛や誤嚥リスクの増加、服薬介助者の負
担になります。その点、貼付剤は肌に貼るだけな
ので誤嚥リスクが軽減し管理も簡便です。
若草第一病院 薬剤部
開催報告:第61回地域医療支援病院研修会(’22.3.4)
2022年03月08日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第61回地域医療支援病院研修会 |
---|---|
日 時 | 2022年3月4日(金)16時~17時 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 30名 |
内 容 | 認知症ケア ~行動心理症状(BPSD)とコロナの話~ |
講 師 |
若草第一病院 看護部 認知症管理認定看護師 中津麻希 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
開催報告:第57回地域医療支援病院オープンカンファレンス(’22.2.3)
2022年02月07日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催し、地域の医療機関の皆さんと顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質向上を目指しています。
会 名 | 第57回地域医療支援病院オープンカンファレンス |
---|---|
日 時 | 2022年2月3日(木)15時30分~17時 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階 会議室 |
対 象 | 地域の開業医の先生、消防局の救急隊員など |
参 加 | 19名 |
内 容 |
症例①:「意識障害症例における救急隊の活動について」 |
オンラインと会場参加のハイブリッドで開催しました。地域の医療従事者の皆さんに幅広くご参加いただけるよう、今後もこの形式での開催を予定しおります。
是非ご参加ください。
若草第一病院のオープンカンファレンスは年4回開催しており、次回開催は決まり次第、当院ホームページ等でご案内いたします。
若草第一病院 地域連携課
開催報告:第60回地域医療支援病院研修会(’22.1.14)
2022年01月18日
若草第一病院は地域医療支援病院として、オープンカンファレンスや研修会を定期的に開催しております。
地域の医療機関や関連機関の皆様と顔の見える関係を築き、緊密な連携や相互の医療の質の向上を目指しています。
会 名 | 第60回地域医療支援病院研修会 |
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日 時 | 2022年1月14日(金)15時30分~16時30分 |
場 所 | 若草第一病院 管理棟2階会議室 |
対 象 | 地域の医療機関、介護施設などの医療従事者など |
参 加 | 28名 |
内 容 | 地域包括ケアシステムにおける当院の入退院支援の取り組みについて |
講 師 |
若草第一病院 地域連携部 入退院支援課 水野早紀 |
次回の若草第一病院の地域医療支援病院研修会は、当院ホームページ等でご案内させていただきます。
研修会で取り上げてほしいテーマについてのご要望などは引き続き募集しております。
是非ご意見をお寄せください。
若草第一病院 地域連携課
新年のご挨拶
2022年01月01日
「初春」のご挨拶を申し上げます。
「明けない夜はない」は、今回のパンデミックにおいても世界中で言われていますが、語源は「マクベス」の登場人物のセリフの”The night is long that never finds the day”だそうです。「明けない夜は長い」つまり「暗い時期は長く感じるもの」という意味かと思いますが、「明けない夜はない」は「日はまた昇る」と同じく前向きの意訳で素敵ですね。
病気やケガもつらいですがやがて癒えます。今年は回復の年、明るくなることを祈っています。
若草第一病院 院長 山中英治