信頼できるデータを提供するために・・・

2017年07月14日

竜間検査室では患者さんから採血した血液を下記の装置で自動分析し、データを測定しています。生化学分析装置(写真1)と赤血球や白血球、ヘモグロビンなどが測定できる自動血球分析装置(写真2)です。

 

(写真1)生化学分析装置

(写真2)自動血球分析装置

 

病院でよく耳にする検査は、血糖・コレステロール・トリグリセライド(中性脂肪)・GOTGPT・γ-GTP・ヘモグロビン・赤血球・白血球などの数値を測定する血液検査です。これらのデータを正確に患者さんに提供するため、毎日装置のメンテナンスを実施し、一日に2回、2種のコントロール(あらかじめ正常域と異常域に設定されている検体)を測定して、正確なデータが提供できているかをチェックし機器が正常に作動しているか確認します。

 

また、年に2回、外部の精度管理調査に参加し、正確にデータ測定ができているか客観的に評価していただいています。大阪府下から約270施設が参加する“大阪府医師会”が主催する調査と、日本全国から約3700施設参加する“日本臨床検査技師会”が主催する調査です。その結果をもとに、検査係内で更に質の向上を目指し、業務の改善を図って、いつでもより信頼できるデータを患者さんや臨床の現場に提供するため、日々努力しています。

 

<医療技術部臨床検査係>