整形外科
整形外科では運動器の疾患を扱います。運動器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称であり、筋肉、腱、靱帯、骨、関節、神経、血管などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官によって構成されています。運動器は身体骨格の根幹を形成しており、これらが障害されると自分の意志で立って歩いたり、日常生活を送ることができなくなったりします。
当院整形外科では脊椎疾患(頚椎から腰椎)、上下肢の関節疾患(肩、肘、股関節、膝関節など)、さらに外傷やスポーツによる障害や関節リウマチ、骨粗鬆症などによる疾患を治療しています。最近の整形外科の治療では各領域の専門化が進んでおり、当院でも脊椎センター、人工関節センター、スポーツ整形外科を併設してより高度で最先端の治療を提供しています。
脊椎センターでは2025年4月より最新型の術中移動型CT(O-arm2)とナビゲーション(StelthStation8)を導入し、低侵襲で合併症の少ない手術を提供しています。人工関節センターにおいても正確で耐用年数の長い人工関節を提供すべく、専用のナビゲーションシステムを使用した低侵襲手術を積極的に行っています。スポーツ整形外科では小児から成人のスポーツによる障害に対して、予防やパフォーマンス向上のための指導、エコーによる詳細な診断、内視鏡を用いた手術治療を行っています。詳しい診療内容は各センターのセクションをご覧ください。
上記運動器疾患にお困りの方々がより少ない痛みで早期に社会復帰できるよう、低侵襲で安全な治療をご提供すると共に、関連リハビリテーション施設との連携を強化しており、安心して治療を受けていただける体制が整っています。
スタッフ紹介
副院長 脊椎センター長 |
小谷 善久(こたに よしひさ) 脊椎外科担当 |
---|---|
資 格 |
医学博士 日本整形外科学会専門医 日本脊椎脊髄病学会指導医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 |
診療部長 | 有賀 健太(ありが けんた) 脊椎外科担当 |
---|---|
資 格 |
整形外科専門医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 |
人工関節センター長 | 原口 圭司(はらぐち けいじ) |
---|---|
資 格 | 日本専門医機構認定整形外科専門医 日本整形外科学会認定リウマチ医 日本整形外科学会認定スポーツ医 日本リウマチ学会リウマチ専門医 日本人工関節学会認定医 |
整形外科部長代理 (リハビリテーション科科長 兼務) |
辻本 由美子(つじもと ゆみこ) |
---|---|
資 格 | 日本整形外科学会認定整形外科専門医 |
農野 啓正(のうの ひろまさ) 外傷・一般外科担当 |
|
[非常勤] | 今田 光一(いまだ こういち) |
---|---|
資 格 | 医学博士 日本専門医機構認定整形外科専門医 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医 日本リハビリテーション医学会認定医 日本体育協会公認スポーツドクター |
専門分野 | 肩、野球肘、成長期スポーツ障害 |