婦人科

スタッフ紹介

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[非常勤] 小林 理章(こばやし まさあき)
資 格 医学博士
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定医

子宮がんについてのおはなし

子宮頸がんは20から30代で急増しています。

子宮頸がんは初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、しばしば発見が遅れます。

日本人では年間約15,000人(上皮内がんを含む)の女性が発症していると報告されています。

 

    1. 欧米の子宮がん検診受診率は概ね70〜80%なのに対し、日本の受診率は20%で、近年、子宮頸がんが増加している20〜30歳代にいたっては、受診率が5%〜10%にも満たない状況です。
      子宮頸がん検診にはパパニコロウ染色という強力な検診ツールがあり、東大阪市検診制度もあり、検査料も安く、簡易で、痛みもほとんどなく、非常に感度も特異性も良い、他のがん検診にはない特長があります。
      子宮がんがお年寄りの病気だというのは40〜50年前の話です。この40年の間に20〜30歳代だけが増加しているのです。せっかく、前がん病変が存在し早期発見・早期治療ができるがんなのですから、20歳代以上の女性は、1〜2年に一度は必ず子宮がん検診を受けてほしいと思います。
    2. 当院は、東大阪市子宮がん検診指定医療機関です。定期的な検診をお勧めいたします。

子宮がん検診のご案内