院長ご挨拶

 現在、我が国は人類が今までの歴史上で経験したことのない超高齢社会に入っています。この中で健康寿命を延伸するたくさんの試みがなされています。しかしながらいくら注意を払っていても、高齢化とともに多数の疾病が起こるのは避け難く、後遺症を残す事例も少なくありません。

 当院では急性期の治療を終えられ、障害を有した患者さんを「できるだけ早く受け入れる」、「どのような疾病にも対応して医学的管理を行える」、「医学的管理の下、必要なリハビリテーションを提供出来る」、「最新のリハビリテーション技術・テクノロジーを導入して、できる限りの障害の改善を目指す」、「多職種チームで、退院後の生活を考慮したリハビリテーションを行う」などを回復期リハビリテーション病棟(168床)を中心に行っています。他にも障害者病棟(78床)、療養病棟(254床)があり、ここでも必要な患者さんにはリハビリテーションを行っています。しかしながら、重度障害で家庭での生活が困難な方もいらっしゃいます。そのような患者さんにも病状に応じた治療計画とケアプランを作成し、長期ケアの入院サービスも提供しています。また終末期の患者さんにも安楽に過ごせるように、緩和ケアも行っています。当院では専門職種(医師、歯科医師、薬剤師、療法士、看護師、介護士、管理栄養士、社会福祉士)がチームを形成し、患者さんの社会復帰、在宅での生活ができるように全力で支援します。患者さんの病状に応じた最適のリハビリテーションと心のこもったケアを通して、患者さんの笑顔が見られるように職員一同、誠実に、真摯に努力して参ります。

院長  錦見 俊雄

 

院長のプロフィール

氏名 錦見 俊雄(にしきみ としお)
メッセージ 内科医、循環器内科医です。
循環器疾患によく合併する慢性腎疾患、糖尿病なども学んできました。病気だけでなく、患者さんを全人的に総合的に診ていきます。医療と平行してリハビリテーションを行い、在宅復帰、復職を支援します。
専門分野 内科学、循環器内科学、心血管内分泌代謝学、リハビリテーション医学
 サブスペシャリティは腎臓病学、内分泌代謝学です。
学会専門医・認定医 医学博士
京都大学医学部内科臨床教授・非常勤講師
日本循環器学会専門医
日本心臓病学会上級臨床医
日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医
日本高血圧学会評議員・指導医・専門医
日本心不全学会評議員
日本心血管内分泌代謝学会評議員
日本心脈管作動物質学会評議員・編集委員
日本内科学会近畿支部評議員・認定医
業績

論文・学会発表