基礎疾患を有する患者さんの受け入れ

当院では以下のようなさまざまな合併症を有する患者さんの受け入れを積極的に行っております。各科専門の医師および病棟スタッフがチームとなって治療にあたります。

 

胃瘻

胃瘻を造設してこられた患者さんはもちろん、経鼻栄養中の方でも受け入れ可能です。リハビリ対象の方は胃瘻あるいは経鼻で栄養を摂りながら積極的にリハビリを行います。また、経鼻栄養中で胃瘻造設が必要と思われる方に対しては、関連病院の若草第一病院と連携をとり、スムーズな処置が行えるよう体制を整えています。

 

インスリン

インスリンを必要とする糖尿病に対しても積極的に治療を行っています。糖尿病は生活習慣病の一つで、合併している患者さんは近年増えてきています。血糖測定が毎日、複数回必要な方でも対応可能です。また、患者さんおよびご家族への自己注射の指導も行っています。

 

がん

高齢化に伴い、がんの患者さんは非常に増えてきています。積極的な抗がん治療は行っていませんが、疼痛緩和やさまざまなケアを行っています。リハビリが必要な方にはリハビリを行っています。

 

酸素療法

現在酸素療法を行っている患者さんの受け入れはもちろん、新たに酸素療法を導入することも可能です。経鼻での酸素吸入であればポータビリテイに優れた液体酸素でリハビリを行うことが可能です。屋外訓練も可能なため、患者さんのQOLに貢献しています。在宅酸素療法を導入し、退院される方もいらっしやいます。 NPPV 患者さんの受け入れも行っています。

 

人工呼吸

気管切開中であってもリハビリを行っています。中にはリハビリで回復し、気切口閉鎖まで至る方もいらっしやいます。また、人工呼吸管理中の方についても療養病棟への入院が可能です。全身状態が良好で医師の許可があれば、人工呼吸中の患者さんでも入浴を行っています。