社会復帰・在宅復帰へのサポート

在宅復帰へのサポート

退院後の生活への支援について 

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退院後、安心した在宅生活を送られるように、実際の生活の場面を想定したリハビリテーションを行います。

そのため、ご自宅の見取り図や写真をもって来ていただくように、ご協力をお願いする場合があります。そして生活環境や、ご本人が今後行いたいこと、ご家族の思いをふまえて、何が必要かを多職種でしっかり検討します。

 

 

また、必要であればご自宅に訪問させていただき、介護支援専門員や福祉機器業者、住宅改修業者なども交えて、具体的な生活方法や、これから生活する環境を整えていきます。

 

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近所のスーパーでの買い物、バスに乗っての通院など、今後の生活に必要な活動のチェックや実地練習も、リハビリの一環として行うこともできます。

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社会復帰へのサポート

就労・復職・復学支援について

若年の方では、就労・復職・復学を含めた社会復帰へのアプローチが重要です。

障害の把握をした上で、職務内容を考慮したリハビリテーションを進めます。

また、出来ることと出来ないことに対する工夫や代償手段などの助言を行います。

ケースによっては、職場など復帰先への情報提供や、環境・人員配置などの相談を行います。

退院後すぐに社会参加が難しい場合には、地域の支援機関への紹介・連携をしています。

 

就労に向けたリハビリテーション

就労を目的としたリハビリテーションと聞くと、特別な訓練をしているという印象を持つかもしれません。しかし、まずは働くために必要な準備からリハビリテーションは始まります。

 

働くために必要なこと=日常の生活を一人でできること

働くための体力、安全に職場まで行く移動能力、トイレへ行くこと、仕事着に着替えること、自分で体調管理ができること、スケジュールに合わせて行動すること  など

これらが出来るように、理学療法・作業療法・言語聴覚療法で、身のまわりのことを自分で行う動作や、生活リズムの獲得のため、基本的な訓練を行います。

 

生活のための訓練と合わせて、仕事や学業に必要な、個別のリハビリテーションを行っていきます。事務作業、実務作業、OA作業に加え、軽作業(運送、運搬、職人、建設等)にも取り組むことができます。

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また、実際の作業を通した訓練だけでなく、困ったときの対応方法なども、一緒に考えていきます。

必要に応じて、外出訓練や職場訪問を行います。

出来たこと、出来なかったことを整理して、対応策を考えます。

退院後すぐに社会復帰が難しい場合には、地域の支援センターなどの他機関と連携をしています。

 

自動車運転支援について

自動車運転に関して、ドライブシミュレーターを利用しての評価やリハビリテーションも実施しています。

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自動車運転支援の紹介PDF