わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ 2018年 4月
NICDワーキンググループ活動2
2018年04月26日
平成29年10月からNICD(生活行動回復看護技術)ワーキンググループを結成し活動しています。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師をリーダーとし、メンバーは回復期リハビリテーション病棟から2名、医療療養病棟から2名、看護部から3名の計8名で構成しています。
4月は、新年度がスタートし、新たに仲間となった看護部新人職員を対象に研修を実施しました。下肢関節に対するバランスボール運動やスライディングシートを使用した移動方法などの体験を行ってもらいました。今後、職員一人ひとりが学びを深め、より多くの患者さんにNICD看護を提供できるように取り組んでいきます。
<看護部>
NICDワーキンググループ活動1
2018年04月24日
NICD(生活行動回復看護技術)看護モデルの導入
意識障害が長期化した患者さんの治療法や看護の方法は、いろいろな試みはされていますが、まだ国際的にも確立されていないのが現状です。日本では、意識障害者に対する基本的な看護プログラムが廃用症候群で介護を受けている方の身体機能を改善する事にも着目し、長期意識障害者のみならず、疾病・加齢による廃用性障害のために生活機能(行動)に障害のある人々に対する生活の再構築に向けた看護技術の開発と方法を体系化し「NICDプログラム」として再編・構築されました。
当社団看護部では、平成29年8月と10月にNICD看護技術の研究に長年取り組んでこられている紙屋 克子氏(筑波大学名誉教授)、林裕子氏(北海道科学大学保健医療学部 看護学科)、日高紀久江氏(筑波大学医学医療系)を講師にお招きしNICD研修を企画、実施しました。
私たち看護師は、目の前の患者さんと向き合って諦めないこと、患者さんの小さなサインを見逃すことなく観察すること、その人が持てる能力や残された機能を見つけ日常生活動作に取り入れた援助を行わなければなりません。指1本でも動かせるのなら、その機能を活かした働きかけをすることで生活行動の回復に繋がるのだと学びました。
研修終了後の10月からワーキンググループを結成し活動を行っています。患者さんの状態に合わせたNICDプログラムを実践し、少しずつですが成果を確認することができています。
<看護部>
患者・家族教室年間プログラム
2018年04月23日
平成30年度患者・家族教室年間プログラムが完成しました。
在宅で健康的な生活をおくる為に必要な知識などを学んでいただきます。回復期リハビリテーション病棟以外の患者さんやご家族など、多くの方に参加していただけたらと考えています。また、季節に合わせたいろいろな催しも企画しています。
療法部PT・OT・ST 新人18名入職
2018年04月16日
新年度がスタートしました。国家試験の合格発表も終わり、今年は療法部に18名の新人(PT11名、OT3名、ST4名)が入職となりました。
入職の喜びも束の間、さっそく新人集合研修が始まっています。組織の体制、各職種の役割等の座学では、必死にメモを取るなど新社会人として意識の高まりが伝わってきました。また学生の時の実習以来しばらく間が空いた移乗などの実技では、緊張した面持ちで取り組んでいました。
4月末までは新人研修が組み込まれています。研修を通し、新社会人・新医療人として自覚を持ち、プロとして日々の成長と、今後の臨床での頑張りを楽しみにしています。
<療法部>
院内デイ
2018年04月13日
当院療養病棟では、月一回「院内デイ」を行っています。
普段はPT・OT・STの個別リハビリを提供していますが、毎月第4水曜日の午後2時間、PT・OT・STが時間と場所を共有してリハビリを実施しています。
「なじみの喫茶店に来たような雰囲気で楽しくリハビリしてもらいたい」
「患者さんが自分でリハビリメニューを選んでもらう日があるといいな」
「スタッフも患者さんもみんなで前向きに楽しくすごせる時間にしたい」
など色んな想いから取り組みはじめました。
「いらっしゃいませ。今日はどんなリハビリをしますか?」
リハビリスタッフが笑顔でお出迎えをすると、患者さんもみんな笑顔になります。
「今日はこれをがんばろうかな」
「スゴイですねー!」
普段のリハビリよりも会話も多く飛びかいにぎやかになります。
患者さん同士の交流もうまれます。
笑顔で取り組んでいると、あっという間に時間が過ぎます。
月一回の取り組みですが、明日からもまたリハビリがんばろう!と思ってもらえる時間になればいいなと思っています。
<療法部>
看護部新人研修スタート!
2018年04月05日
平成30年度社団全体の全職種宿泊研修が3月22日~24日に終了し、3月27日から看護部研修を開始しました。
初日から生き生きとした表情で真面目に取り組んでいました。今年は暖かく桜の花も満開です。
【 研修計画(PDF)はこちら 】
<看護部>