24時間365日、断らない血液疾患診療

 

01 断らない医療

若草第一病院 血液内科は、「断らない医療」を理念に掲げ、24時間365日、緊急対応を含む血液疾患診療を実践しています。造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など)をはじめとする幅広い血液疾患に対し、他院からの紹介症例を含め、地域の中核として多くの患者さまの診療を行っております。特に年間を通じての豊富な症例数と、初診から急性期、再発時の治療に至るまで一貫した医療体制を整えている点が、当科の大きな特徴です。

 

02 無菌治療室完備

当院では無菌治療室を6床備え、感染対策を徹底しながら高強度の化学療法を実施できる環境を整えています。今後は無菌室の増床も計画しており、より多くの患者さまに安全かつ迅速な治療を提供できるよう努めてまいります。

 

クリーンルーム(個室)

クリーンルーム(4人部屋)

 

03 つながる診療

地域の中核病院としての責務を果たすとともに、他の医療機関と連携した相補的な診療体制を整えています。特に大阪公立大学医学部附属病院とは密接に連携しており、造血幹細胞移植など高度な治療が必要な場合には、シームレスに大学病院での専門治療へ移行することが可能です。また、多機関共同の臨床研究やレジストリ研究にも積極的に参画し、知見の集積と診療の質向上にも貢献しています。医療連携、学術連携のいずれにおいても、「つながる診療」を実践しています。

 

04 最前線の追求

治療方針においては、最新の国内外ガイドラインや臨床試験データに基づくエビデンス重視のアプローチを徹底しており、患者一人ひとりの状態に応じた最適な治療を提案しています。また、国内外の学会での研究発表、論文執筆、医療従事者向けの動画制作・教育活動にも力を入れており、地域から全国、そして世界へと情報を発信し続ける開かれた血液内科を目指しています。

「地域で診て、世界とつながる」──それが、若草第一病院 血液内科の姿勢です。血液疾患でお困りの方、ご紹介を検討されている医療機関の皆様、ぜひお気軽にご相談ください。