噛む力や咀嚼能力を簡単に検査する機器を導入しました!
2024年08月08日
むし歯や歯周病の進行により歯の数が減少したり、義歯の不具合があっても歯科受診をしないと口腔の機能が低下します。野菜や肉を避け、食べやすい物ばかりを選んで食べると、その結果、栄養の隔たりやエネルギー不足になり、全身の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。このように口の機能が低下した状態を「口腔機能低下症」と言い、歯科の専門的な対応が必要になります。
当院歯科では、咬合圧(噛む力)検査を行う「デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」と、咀嚼能力(食べ物を嚙み砕いて飲み込みやすくする力)検査を行う「グルコセンサー/株式会社GC」を導入し、より詳しく口腔機能の評価が出来るようになりました。噛む力や咀嚼が上手くいかず飲み込みにくくなってきたと不安な方は歯科受診をしてください。何でも食べられる口腔環境をつくり口の健康を保ちましょう。
<咬合圧(噛む力)検査>
①デンタルプレスケールⅡ/株式会社GC」
(厚さ1mm以下の薄いシート)
②歯列全体がフィルムに納まるように
デンタルプレスケールを口腔内へ挿入、
3秒間しっかり噛んでいただきます。
③咬合力(噛む力)が数値化されて表示されます。
上下の歯列全体の噛む力や、
歯面の接触している部分などが表示されます。
500N(ニュートン)未満で
「咬合力低下」と診断されます。
<咀嚼能力検査>
①検査に必要な物品
「グルコセンサー/株式会社GC」です。
②グルコース含有グミ(1.5cm大)を20秒間咀嚼した後に10ml水を口にふくみ、メッシュの上に吐き出した後、グルコース濃度を測定します。100mg/dl未満で「咀嚼能力低下」と診断されます。
歯科