わかくさ竜間リハビリテーション病院ブログ 2024年 2月

脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」優秀賞受賞

2024年02月29日

みなさんは公益社団法人日本脳卒中協会をご存知でしょうか。

 

日本脳卒中協会では、患者さんやご家族の励みとしていただくこと、また社会的関心を高めるために、ご自身またはご家族が脳卒中になられた体験を持つ方の体験記を募集していました。

この度、第25回(令和4・5年度)脳卒中体験記「脳卒中後の私の人生」に、当院で外来リハビリテーションを実施されている谷井真澄さんの応募された「お母さんの気持ち」が優秀賞に選ばれました!

谷井さんは、3人のお子さんがいらっしゃいます。お子さんがまだ小さかったときに脳梗塞を発症し、右手右足の麻痺と、言葉の障害である失語症が後遺症として残りました。

入院でのリハビリテーションを終えたあとも、外来で失語症リハビリテーションを継続しています。リハビリテーションだけでなく、ご家族と協力しながら、家事や育児を頑張っておられる姿は、とても頼もしいお母さんです。

今回の体験記は、谷井さんのお気持ちを担当言語聴覚士が聞き取り、文章にしました。脳梗塞発症直後のことから、これからの生活のことなど、素直なお気持ちをお話してくださいました。

また、谷井さんの夫である健児さんも応募し、「障害理解の大切さを実感して」が佳作として入選しました。

これまでの経過や、大変だったこと嬉しかったことを、ご家族の視点から見つめられています。

 

体験記は、日本脳卒中協会ホームページ「特別企画 聴く脳卒中体験記」に掲載されています。

ぜひ、ご覧ください。

 

公益社団法人 日本脳卒中協会 https://www.jsa-web.org/citizen/90.html#kiku

大阪府理学療法士会 第4回東支部 新人症例発表会

2024年02月07日

さる1月14日、阪奈中央リハビリテーション専門学校において大阪府理学療法士会 東支部 新人症例発表会があり、当院の1年目理学療法士8人が日頃の成果を発表してきました。準備を含め、理学療法士になって初めての院外での発表ということもあり、全員緊張した面持ちで参加しました。

 

【 発表者の感想 】

初めての外部での症例報告発表だったので、とても緊張しましたが、先輩方のアドバイスをいただきながら無事やり遂げることが出来てよかったです。いろいろな人の発表を聞いて刺激にもなりました。今日の経験を糧に今後の臨床も頑張ります。

今回の発表を通して、発表の場の雰囲気や緊張感を感じられて良かったと思います。また、発表準備や質疑応答、他の人の発表を聞くことで新たな知識や、わかりやすい伝え方など学ぶこともできました。それらを今後の訓練や発表の際に活かしていきたいです。

新人症例発表会を通し、問題点の捉え方や他の人の考え方を知ることが出来ました。臨床においても自分の考えだけでなく、他職種の意見を取り入れて考えることが改めて重要であると感じました。

発表会では、全員が入職時よりも大きく成長した姿を見せてくれました。臨床でも日々頑張って1年目を締めくくろうとしています。指導に当たった先輩たちも含め、これからも研鑚を続けながら共に成長をしていきたいと思います。

 

リハビリテーション部