今年度2回目の摂食嚥下研修(実践編)を開催しました
2025年11月18日
7月に引き続き、今年度2回目の摂食嚥下研修を開催しました。わかくさ竜間リハビリテーション病院看護部では、口から食べることが困難な方に対して包括的スキルを用いたケアを提供できる看護職員、介護職員の育成を目指しています。7月に引き続き、今回も「NPO法人 口から食べる幸せを守る会」の理事長、小山珠美先生とKTSM実技認定者の高橋瑞保先生をお招きし、前回の講義をふまえて食事介助の実践を学びました。研修前には先生方と共に竜間棟1階東病棟を訪れ、実際に食事をされている患者さんの姿勢やテーブルの高さ、車椅子の位置や介助方法など、技術や環境について助言や提案、指導をして頂きました。午後の研修では、車椅子とベッドで食事をされる患者さんを想定し、患者さん、介助者の視点で技術を学びました。実践を通して、参加者一人ひとりが自身の日頃の食事介助を振返り、患者さんがより安全に「口から食べること」に向き合うために自分たちに何ができるのかを考える機会となりました。病棟の代表として参加した職員が、学んだ技術、知識をもとに病棟の職員を巻き込んで、患者さんの「口から食べる」を支える活動に取組んでいきたいと思います。








