感染管理認定看護師が増えました
2025年06月25日
わかくさ竜間リハビリテーション病院で昨年、新たに資格を取得した感染管理認定看護師を紹介します。現在は、竜間棟4東病棟で勤務しながら、感染対策の視点を看護に生かすべく活動しています。感染管理認定看護師は、患者さんや職員を感染から守るために、専門的な知識と技術を生かして、院内の感染対策を推進する役割を担っています。
当院には、高齢の患者さんが多く、免疫力が低下している方も多いため、感染の予防は特に大切です。褥瘡のある患者さんの処置やバルンカテーテルを長期的に留置している患者さんへのケアなど、日常の関わりの中に感染のリスクが潜んでおり、職員の何気ない行動が感染の原因になることがあります。そこで、病棟の職員と協力して、日々の業務の中で、手指衛生や環境整備の徹底など、基本的な感染対策が確実に実践されるように働きかけを行っています。また、今後は、勉強会なども行い、感染対策を「特別なこと」ではなく、「当たり前のこと」として定着させていくことを目指しています。
感染管理は、一人で行えるものではなく、チーム全体で取り組むことが大切です。患者さんに関わりながら、感染対策について職員と共に考え、実践していくことができる存在でありたいと考えています。これからも、患者さんが安心して入院生活を送れるよう、そして職員が安全に働く環境を守れるよう、感染対策の視点から支える存在として活動していきます。