褥瘡回診チーム
2017年12月27日
わかくさ竜間リハビリテーション病院の褥瘡回診チームは、認定褥瘡医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、看護部の事務職員で構成されています。褥瘡を有する患者さんに対する評価、治療、悪化予防および病棟看護師への実践指導を行っています。
回診では、DESIGN-R®で褥瘡評価し、使用薬剤や褥瘡処置内容を含めたモニタリングを継続して行っています。急性期からの重症な患者さん、栄養状態が不良な患者さん等褥瘡のリスクの高い患者さんが多く、入院当日に回診依頼を受けることもあります。
褥瘡状態評価スケール DESIGN-R®
D | Depth |
深さ |
E | Exudate |
浸出液 |
S | Size |
サイズ |
I | Inflammation/Infection |
炎症/感染 |
G | Granulation tissue |
肉芽組織 |
N | Necrotic tissue |
壊死組織 |
P |
ポケット |
回診の頻度は、全病棟合わせて月平均約60名の患者さんを対象にして1人の患者さん月1回から3回診察を行うために毎週火曜日と金曜日に訪問し、1日8~15名回診します。また、定期回診以外では、空洞形成部位の治癒促進の為に小手術を行い、年間教育プログラムを計画し、全職員対象の勉強会の実施も行っています。
これからも褥瘡回診チームは、最良の治療・看護が行えるよう頑張っていきます。
<看護部>