若草第一病院ブログ 2018年 3月
ハンドケア
2018年03月27日
顔のお手入れは気にするのに、手は放置・・・。
手の綺麗な人はそれだけで好印象だったり、手の甲で年齢がわかると言われたりもします。手も日頃のケアで大きな差が出るもの。とは言え、「どうケアしたらいいの?」とお困りではありませんか。
私はハンドクリームが大好きで、年中欠かさず白衣のポケットに入れています。私たち看護師は職業柄頻回に手洗いをするため、職員から手のトラブルについて相談されることも多く、そんな時はまずハンドクリームを指先までしっかり塗るようにアドバイスします。
すると「どうせすぐに手を洗うし・・・」などと言われたりもしますが、そこは面倒くさがらず、手洗い後は必ず塗る習慣をつけましょう。
酷い手荒れで皮膚がガサガサになった時は、「尿素系のハンドクリーム」がよいでしょう。硬くなった角質を柔らかくしてくれるからです。しかし、尿素は刺激が強い面もありますので、敏感肌や手荒れがひどい場合は注意が必要です。
ヒビやあかぎれが酷い場合は、「ビタミン系のハンドクリーム」がおススメです。
軽い手荒れ程度であれば、「保湿系のハンドクリーム」で潤いを取り戻しましょう。
症状によってハンドクリームを使い分け、日々のケアで美しい手元をキープしたいものです。
皮膚・排泄ケア認定看護師
検査室でのインフルエンザ操作方法
2018年03月15日
日中の気温が20℃を超える日が続き、急に春を感じるようになった今日この頃。
ここで少しこの冬を振り返ってみましょう。
2017‐18年冬も全国でインフルエンザが猛威をふるい、当院にも多くの患者さんが受診されました。インフルエンザ罹患が疑われる患者さんには、インフルエンザ検査が実施され、わたしたち検査課に検査依頼がきます。
その検査判定がどうのように出るかご存知でしょうか?
1.)一般的な簡易キットによる検査ではまず、綿棒を使って鼻の穴から粘膜を採取します。その綿棒を検体抽出液の液体に浸し、拭い液を絞りだします。
2.)「1」の検体抽出液を検査キットに3滴落とします。
3.) 5分後に測定結果を判定します。 判定部にCの箇所のみに黒色ラインが現れると陰性、CとAの箇所はAウイルス抗原陽性、CとBの箇所はBウイルス抗原陽性と判定します。
国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップでは、2018年2月26日~3月4日の期間において、全国の保健所地域で警報レベルを超えている保健所地域は462箇所、注意報レベルを超えている保健所地域は15箇所と報告されています。
暖かくなってはきましたが、まだまだご注意ださい!
若草第一病院 検査課
3月15日献血のご案内
2018年03月01日