わかこうかいクリニックブログ 2018年一覧
訪問看護師のつぶやき
2018年12月18日
ある利用者さんとの出会い
ガンの末期で、独身を貫いた女性
自信のエンデイングノートを書き上げ、会葬御礼のはがきには
日にちを入れるだけ
読書が大好きで、毎日むさぼるように読まれていた
ついに寝たきりとなるが、苦しい顔は見せず
笑顔で訪問者を迎えてくださる
金木犀(きんもくせい)の香りが漂う季節
季節感を感じてもらおうと、訪問時小さなタッパーに小さなオレンジ色の
金木犀の花を詰めて訪問するととても喜んでくださる
タッパーを開けては何度も大きく深呼吸
数日後にはタッパーの中身は黒い粒だらけで香りも消えていた
入れ替えようとしたが、もう金木犀の花は散って、手に入らない
捨てようと促すがこのままで置いておいてと大事に抱えておられた姿が
今でも目に浮かぶ・・
自分は辛い状況なのに・・その心遣いに胸が熱くなる
この仕事を始めて、改めて人間の強さや深い思いやりなどの生き様を教えられることが多く、自分の人生への教訓ともなる
ひとりひとりの利用者さんとの出会いを大切に
訪問看護師として、これからも成長し続けていきたい
寒くなってきましたがいかがお過ごしですか?
2018年11月28日
こんにちは。わかこうかいクリニックです。
だんだん寒さが厳しくなってきて朝晩は特に冷え込む季節になってきました。
毎年秋から冬にかけては、インフルエンザの流行シーズンです。
インフルエンザは高熱や関節の痛みなどを伴い、人によっては重症化するおそれもあります。
インフルエンザの流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや周囲にうつさないようにすることが重要になります。
インフルエンザから身を守るために手洗いやふだんの健康管理、予防接種で感染を防ぎます。
外出先からの帰宅時や調理前後、食事前にはこまめに手を洗うよう心がけて下さい。
また、当院でも予防接種が可能ですので一度お電話にてご相談下さい。
インフルエンザかな?と思えば早めに医療機関で受診するようにして下さい。
インフルエンザの感染を広げない為に、一人一人が『かからない』『うつさない』対策を実施しましょう。
こんにちは大東市中部地域包括支援センターです。
2018年10月31日
こんにちは大東市中部地域包括支援センタ-です。
秋も徐々に深まり、過ごしやすい季節になってきました。
中部地域包括支援センター管轄の地域ではさまざまな場所でのイベントも開催されています。
今回は、圏域内で行われるイベントを紹介させて頂きます。
★2018介護の日 ふぇすてぃばる★
日時:平成30年11月11日(日)10:00~16:00
場所:アクティブスクエア大東(深野北小学校跡地)
内容
展示ブ-ス:介護の相談・福祉用具の展示・リハビリ体験・配食弁当の試食など
模擬店:綿菓子・たこ焼き・フランクフルト・ポップコーン・コ―ヒ―など
特設ステ-ジイベントやビンゴゲームなども催されます。
いろいろなゲームや販売もあるので家族皆で楽しめます。
休日のお楽しみに誘い合ってぜひ参加お願いします。
C
わかくさ老人訪問看護ステーション看護師のつぶやき
2018年08月28日
こんにちわ。わかくさ老人訪問看護ステーションです。
訪問看護では、利用者さんの自宅に訪問します。独居、高齢夫婦で生活されている利用者さんは、日々の生活・体調に不安を持たれている場合が多いです。
訪問した際、不安な表情をされていた利用者さん・心配されていたご家族が、「来てもらえて良かった。」「安心しました。ありがとうございます。」と、ほっとされた様子を見て、私も嬉しくなります。
訪問看護に就いて一番に嬉しく思うのは、利用者さんも私も笑顔になれる経験がたくさんできるということです。
今の暑い時期は、「来るの暑かったでしょう。ほんまに、大変やね。」と、こちらの体調を気にかけてもらい、「暑さに負けず訪問を頑張ろう!」と元気をもらっています。
暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
2018年07月23日
梅雨が明け、夏本番。連日最高気温が更新され今年は猛暑!!ではなく酷暑な夏になりそうな日が続く今日この頃…。
皆様如何お過ごしでしょうか?
今年は特に暑いので熱中症には気をつけないといけませんね。
先日、地域包括支援センターの保健師より熱中症対策にご自宅で簡単に作れる経口補水重液の作り方を教えていただきました。
ご家庭で簡単に作れますので一度お試しください。
※経口補水の作り方
ペットボトル1本分
水 500ml
砂糖(はちみつでもよい) 大さじ2
塩 小さじ1/4
レモン果汁 大さじ1~2
計量スプーンがなければご自宅にあるスプーンで も代用が可能です。
カレースプーン 大さじに代用
ティースプーン 小さじに代用
小さじ1/4はひとつまみ程度です。
これから夏本番です。熱中症を予防するには、暑さを避ける、服装の工夫、こまめな水分補に気をつける必要があるそうです。
皆様体調には十分気をつけお過ごしください。
在宅部門 中部地域支援センター御紹介
2018年06月15日
地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢のみなさんを、介護、福祉、健康、医療などさまざまな面から総合的に支えるために設けられました。
地域包括支援センターでは、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士などが中心となって高齢者の方を支援します。
「長寿」から「元気で長生き」へ ~「活動的な85歳」を目指して~
わが国は、世界トップクラスの長寿国となり、超高齢社会へと進んでいます。
これからは、ただ「長寿」を目指すのではなく、できるだけ自立して、住み慣れた地域において、何歳になっても自分らしくいきいきと暮らし、「活動的な85歳」を目指すことが大切です。
大東市では平成17年度からスタートした『大東元気でまっせ体操』による介護予防事業に力をいれています。
自治会、老人クラブ、校区福祉委員会、自主グループ等の地域団体が担い手となり、市内在住の高齢者を集め、市内107団体2,100人(平成30年2月現在)が大東市オリジナルの『元気でまっせ体操』を実施しています。平成29年度からは信用金庫、スポーツクラブや介護老人福祉施設の提供スペースなど活動形態が広がってきています。地域包括支援センターでは、体操参加者の相談も受け付けています。
みなさんがいつまでも健やかに住み慣れた地域で生活していけるよう、地域包括支援センターを積極的にご利用ください。
ケアマネージャーのつぶやき
2018年06月01日
こんにちは、大東市にあります竜間之郷居宅介護支援事業所のケアマネージャーです。
これからジメジメした季節がやってきますね。
居宅介護支援事業所のケアマネージャーは利用者様の自宅に月1回以上は訪問し困っていることがないか?
今のサービスで大丈夫なのか? 目的に向かって進んでいるのか? などをご本人・ご家族様からお話を伺います。
この時期は雨が降って足元が濡れることがあり、利用者様宅へお邪魔するとき、とても気を使います。
そんな時でも「雨、大丈夫だった?」「合羽ここに掛けておき」と迎え入れてくれる利用者様の笑顔がとてもうれしく元気をもらえます。長靴・合羽のフル装備でお伺いします!
私はこんなジメジメの季節も園芸をして楽しんでいます。
自宅ではバラの時期が終わりにかかり紫陽花の花が少しずつ開き色づいてきました。
今年はゴールデンウィーク頃に白ゴーヤの種を植えました。
今は小さな葉っぱですがこれからどんどん大きくなります。
ゴーヤの蔓が空に向かって伸び、夏には緑のカーテンになるんだなぁと眺め楽しんでいます。
夏に向かってジメジメを吹き飛ばしてがんばっていこうと思います‼
日本橋老人訪問看護ステーション看護師のつぶやき
2018年05月16日
こんにちは。日本橋老人訪問看護ステーションの看護師です。
日本橋ステーションは、電動自転車でご利用者宅に訪問します。自転車での訪問の道すがら、安いのにおいしいパン屋さん、ちょっと高級なおいし~いパン屋さん、メロンパン専門店などの色々なパン屋があります。日本橋ステーションの看護師はパン好きが多く、日がな一日「あそこのパンはどうだ」「どこそこのパンはこうだ」とパンの話をしています。私もパンが好きで、訪問後にパンを買って昼食に食べることが楽しみのひとつです。
そんな私には悩みがあって…、それは糖尿病を患う方への食事指導についてです。その方は、朝食としてトーストにマーガリンとジャムをたっぷり塗って、2枚召し上がります。時には4枚切りので。そして血糖値は400を超えてしまうために食事指導をしなければいけないところですが、私は指導よりも先に同じパン好きとして「うわぁ、おいしそうですね!」と言ってしまいます…。
私以外の看護師もだいたいパン好きなので、そんなみんなの共感的態度が功を奏したのか、いやいや、毎回400越えの血糖値に危機感を感じたのか、そのご利用者さんは、まずはジャムを辞め、マーガリンを辞め、4枚切りから5枚切りへ、2枚から1枚へ。今は5枚切り1枚だけになりました。ちょっとさみしそうですが…、私は「すごいですね!がんばってますね!」と最大の賞賛を送っています。
カロリーゼロのパンが発明される日を心待ちに、そのご利用者さんと私たちの苦悩は続きます。