わかこうかいクリニックブログ 2024年一覧
わかこうかいクリニック院長就任のご挨拶
2024年04月02日
わかこうかいクリニック院長就任のご挨拶
わかこうかいクリニック:院長 川合 右展
2024年1月1日付でわかこうかいクリニックの院長職を拝命いたしました。
院長就任という重責を託されたことに身の引き締まる思いがしております。
主な専門領域は内科ですが、在宅医療にも長年携わってまいりました。
当院は、地域のかかりつけ医として、患者さんの「話を聴く」を何よりも大切にし、その話をもとに、患者さんに最適な医療サービスを提供しています。
地域の皆さんに愛されるクリニックを目指して、職員一丸となって頑張ってまいります。
今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
在宅医療の今後の展望「気になるTVコマーシャル」
2024年03月01日
在宅医療の今後の展望
「気になるTVコマーシャル」
社会医療法人 若弘会
在宅医療局長 前田 弘
ボーっとTVを観ていると、
その1)草原を走る女性・・ そしてシャガレ声。♪♪クライベイビー♪・・ なんで今Janis Lyn Joplinの「Cry Baby」なの?
その2)おいしそうに飲むビール・・ ♪・チャチャチャ♪・・ 「Bittersweet Samba」・ なんとなく納得しますが?
その3)赤い自動車が走りだす・・ ♪・だから頑張れみんな頑張れ月は流れて「東へ西へ」♪・・ ウン?陽水! なんで今、陽水(最近見ないけど元気にしてはるかな?)? そしてこの曲?
その4)高齢のご夫婦が福祉ベッドから起床、サーフボード片手に海へ(ちょっと無理ないかい?)・ ・♪・唇ツンと尖らせて~♪・・大瀧詠一「君は天然色」 ※うちの女房殿が♪唇ツンと尖らせて~♪はちょっとネ!(不適切発言でした)
その5)ベンチでポテトチップスを食べる若者(ゴールデンカムイの山崎君)・・ BGMが♪・♪・「ワシントン広場の夜は更けて」(最初に買ったSP盤)・・ なんで今これなの? ここまでの話、私とご同輩の方々にはご理解いただけると思います。まんまと広告会社に乗せられています。よくよく考えてみると私も立派な前期高齢者。時代の変遷で諸事変化する事を否定しません。洗練され今に至っている訳ですから受け入れます。
『でもね、私が若かった頃、これらの楽曲にたくさん助けられました。』
・♪♪・思い出はモノクローム・♪♪・・・ (本当にモノクロだったあの頃)
さて、今年は診療報酬・介護報酬の同時改定年。医療側は、「ポスト2025を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療DXを含めた医療機能の分化・強化、連携の推進」「安心・安全で質の高い医療の推進」等。介護側は「地域包括ケアシステムの深化・推進、自立支援」「重度化防止に向けた対応」等。在宅医療の職員一同チーム一丸となって次年度に向かうことを約束します。
そして、一番大事なのは患者さんに向き合う『 こころ 』だと思う.
「おうちでリハビリ」
2024年02月22日
「お家でリハビリ」
わかくさ老人訪問看護ステーション 小阪サテライト
理学療法士 植本 護
寒い日が続いたかと思うと2月とは思えない暖かい日もあり、体調管理が難しい日が続いています。
体調に気をつけてお過ごしください。
さて、最近は“リハビリ”という言葉が一般的にも認知されてきたように思います。
“リハビリ”と聞くと、
病院で通院しながらリハビリをする。
病院に入院している時にやってもらえる。
という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。
私たち、訪問看護ステーションに勤務する、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフは、通院が難しい方や自宅内での生活が不安な方に対して、自宅や施設に訪問してリハビリを実施しています。
転倒予防や安全に外出する為の筋力強化やバランス練習、安心安全に生活をする為の自宅環境の提案や調整、家事動作の獲得に向けた練習や就業支援、嚥下機能の維持・改善、言語障害に対するアプローチやコミュニケーション方法の確立など、様々な関わりをさせていただいています。
私が理学療法士として、訪問でリハビリをさせていただいている中で特に気にかけている事は、
「習慣」
になります。
色々な方と関わらせていただく中で、元気な方やリハビリで改善を認めやすい方ほど、自発的に動かれていたり、やりたい事があるという方が多い印象があります。
自宅でリハビリを進めていく中で、自らがリハビリを行えるようにする事が大切になりますが、運動を習慣化していく事はとても難しいと思います。
そんな中で良く提案している事が、「ながら運動」になります。
人には絶対に習慣があり、その習慣が今の自分を作っています。
食事や着替え、歯磨きやお風呂、家事やTVを見るなど、生活の中で必ず行っている事があると思いますが、そこに運動をプラスするのではなく、普段の習慣の中に運動を入れ込んでしまうという事です。
例えば、歯磨きや家事をしながら踵上げ・片足立ち、TVを見ながら立ち座りをする、等々。
回数は1回でも良いと思いますし、意識してやろうとする事が大事と思っています。
また、ながらではないですが、食事の場所を変えて歩く距離を増やしてみるというのも一つです。
これらは、高齢の方だけでなく、若い方でも十分に効果の得られる考え方になると思います。
違う習慣を身につける事が出来れば、体が変化していくのは想像できると思いますが、それが難しければ、今の習慣の中身に目を向けて、変化させていく事で体を変えていく事が出来ると思います。
是非、ご自身でもやってみてもらい、身近にいる元気で健康になってほしい方にもお伝えしてもらえればと思います。
新年のご挨拶
2024年01月05日
新年明けましておめでとうございます。
2024年は辰年ですが、中国では辰、つまり龍は幸運・財産・幸福をもたらすものとされています。
また、六十干支では、今年は「甲辰(きのえたつ)」で甲(きのえ)は十干の第一位であり、新しい10年の始まりの年です。職員一同、力を合わせ、新たな気持ちで医療サービスの提供を通じて、誰もが安心して健やかに暮らせる地域社会の実現に貢献できるように頑張りたいと考えています。
本年度も、顔の見える関係を大切にし、地域の皆さんに必要とされる医療機関であり続けられるように努力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
在宅医療 医療長 川合 右展