オープントーナメントウエイト制全日本空手道選手権大会  優勝!!

2022年08月09日

オープントーナメントウエイト制全日本空手道選手権大会 優勝!!

 

わかくさ老人訪問看護ステーション 小阪サテライト

看護師 芦髙 侑平

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 私ごとではありますが、この度6月末に開催された「オープントーナメントウエイト制全日本空手道選手権大会」で優勝することができました!上司や同僚・利用者さんなどたくさんの方に応援していただき、自身3年ぶりに全日本王者に返り咲くことができました。応援していただいた全ての皆さまにこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 今回出場した「オープントーナメントウエイト制全日本空手道選手権大会」は1984年より毎年夏に大阪で開催され、今年で38回目を数える歴史と権威のある大会であります。毎年100名以上の選手が参加する大会ですが、今回は海外からもたくさんの選手が訪れ日本人選手に果敢に挑み、大会は大変盛り上がりました。それもそのはず、今大会は来年4月に開催される「4年に一度の空手オリンピック・世界大会」の代表権利大会となっていたのです。日本代表になり、世界大会優勝を目指す私にとって負けられない今大会。準々決勝までなんとか勝ち進みましたが、準決勝の対戦相手は186㎝95㎏と私と10㎝以上体格に勝る選手でした。試合中一進一退の攻防が続きましたが、得意のローキックが決まり何とか旗判定で決勝に進むことができました。

 私が行っている「フルコンタクト空手」は素手素足で闘い抜く競技です。そのためトーナメントが進むにつれて身体のダメージの蓄積は免れません。決勝戦までの間はダメージ回復・治療に専念し時間を過ごしました。決勝戦に上がってきたのは私よりも10歳も若い「若手のホープ」であり、今大会海外の有力選手にも勝ち、勢いのある選手でした。試合開始序盤からペースをあげ、中盤には互いの意地と意地のぶつかり合いであるローキックの蹴り合いで会場が盛り上がっていたことをかすかに記憶しています。終盤にはさらにペースをあげ、技の手数で勝り優勝することができました!表彰台では3年ぶりに全日本王者に返り咲き嬉しい気持ちと、来年の世界大会では「空手母国・日本選手団」を代表して優勝することが使命だと緊張感を感じ優勝トロフィーを受け取ったことを覚えています。

 

 今後の目標としては「闘う看護師」として、看護師と空手家の二刀流を続けていきたいと考えております。コロナ禍のこんな時代だからこそ、看護師として勤務する私がコロナに負けずプライベートでもより良い時間を過ごせるということ証明していきたいのです。これからも感染対策には最大限の注意を払い、利用者さんが安心できる看護を提供すべく日々精進し、稽古にも励んでいきたいと思います。