わかくさ大東 訪問看護ステーション 在宅でのリハビリ
2021年10月26日
わかくさ大東 訪問看護ステーション 在宅でのリハビリ
わかくさ大東訪問看護ステーション 理学療法士 大東 康宏
在宅でリハビリをしていると、
「何歳になっても筋力はつきますか」
「いまさら良くなって外に出かけるのは難しいですよね」
「歳だからどこか痛いのは当たり前ですよね」
といった声を多く聴きます。
歳を重ねるにつれて、あきらめることが増えていくこともあります。
ただ、実際に訪問させて頂くと思っていたよりも動けたり、遠くへ行けたりと、ご自身達が思われているよりも身体の機能が良いことがよくあります。
リハビリテーションの語源はラテン語に由来しており、英語のつづりは「rehabilitation」。そして「re」+「habilitate」の二つのパーツに分けられます。
〇 re:「再び」
〇 habilitate(habilitation):ラテン語の「habilis」に由来。「適した」という意味。
リハビリテーションは直訳すると「再び適合させる」ということになります。
私たち専門職がもたれているイメージは「身体を良くする・鍛えて動けるようにする」といったものですが、動きやすい環境を整えたり、利用者さんたちが気づいていないことに気付いてもらったり、時には背中を押して外に出かけられるようにしたりと日々色々な工夫をして訪問しています。この色々なアプローチが「再び適合させる」を叶えるきっかけになります。
広報誌わかくさ でもリハビリの記事があります。↓
https://www.wakakoukai.or.jp/houjinannai/pamphlet/