開催報告:救急の日講習会(’20.9.11)

2020年09月15日

9月9日の救急の日は、「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、救急医療関係者の意識を高めるとともに、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として、昭和57年に厚生労働省によって定められました。(総務省統計局HPより抜粋)この救急の日を含む1週間を「救急医療週間」として、厚生労働省をはじめ全国各地で様々なイベントが開催され、当院でも9月11日に講習会を開催しました。

 

会 名  救急の日講習会
日 時  2020年9月11日(金)13時半~15時
場 所  若草第一病院 管理棟2階 会議室
対 象  地域の地域住民と医療従事者の皆さんなど
参 加  13名
内 容  講 習
 ● 「感染予防・手指衛生」
      若草第一病院 感染管理認定看護師
 ● 「心肺蘇生法、AED使用方法」
      若草第一病院 救急外来看護師

今年の「救急の日講習会」では、「感染予防における手指衛生(手洗い)の重要性と正しい方法」についてと、「心肺蘇生法とAEDの使い方」について、それぞれわかりやすくお話しさせていただきました。

 

「手指衛生」についてでは、そもそもなぜ「手指衛生」が感染対策において重要なのか?や、「手指衛生」の正しい方法と効果的なタイミングについて解説し、感染管理の専門資格をもつ看護師の指導のもと実際に手指衛生をやってみよう!ではブラックライトを使って、どの部分に洗い残しが多くあるかを実際に見ていただきました。
手指衛生は誰もができる基本的な感染対策であり、なおかつ最も重要な感染対策でもあります。適切に行い、コロナウイルスをはじめインフルエンザなど、今後流行が予想される感染症予防に役立てていただければと思います。

 

「心肺蘇生法とAEDの使い方」についてでは、AEDに触れて実際に起こった時にどうするのかシミュレーションする機会を持ち、普段から生活圏内にあるAEDを確認しておく必要性などについて解説しました。

皆さまのご協力のお陰で今年も無事「救急の日講習会」を開催することができました。
ありがとうございました。
来年は新型コロナウイルス感染症が収束し、安心して地域の皆さまをイベントにお招きできることを願っています。

 

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若草第一病院 地域連携課