安全・安楽に手術を受けていただくために

2020年07月03日

当院では、2019年10月から脊椎・脊髄神経外科が開設され、手術は8割が腹臥位(後方固定術)で、2割が側臥位・仰臥位(前方固定術)で行われています。

患者さんは清潔なドレープで覆われており、術中に体位の確認を行うことは容易ではありません。
そのため、手術開始までの準備がとても重要で、術前に主治医や麻酔科医と相談し、患者さんにとって最善の体位設定ができるよう努力しています。
術中の患者さんの安全・安楽はもとより、さらにより良い看護が提供できるよう、今年度の看護研究は、腹臥位の手術後の患者さんの皮膚の状態を調査することにしました。
研究で得られた結果をまたご報告したいと思います。
今後も執刀医や麻酔科医と協同し、安全・安楽な手術看護を提供できるよう努力していきたいと思います。

 

若草第一病院 看護部 手術室