病院の食事ってどんなもの?

2019年12月19日

病院食は大量調理であっても学校給食等とは違い、患者さん個々の病状に対応している食事で、治療のために栄養成分等を管理された「療養の一部」とされます。

 

栄養量は厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」に基づいており、患者さんの病状、性別、年齢、体格などに応じて個々に調整し、その栄養量に合わせた食品で構成された献立が作られます。
よって、おいしくなるからといった理由で、食材や調味料を自由に使うわけにはいきません。また治療のために、栄養量を厳しく制限された患者さんもいらっしゃいます。

 

日本人の食事摂取基準|厚生労働省
(院外サイト)

入院している患者さんは、体を動かさないためお腹がすきにくく、また痛みや発熱といった入院環境のストレスなどで、何でもおいしく食べられる体調とは限りません。
その中で私たち栄養課の職員は、衛生管理をきちんと行い、患者さんが安全に安心して食べて頂ける食事を作る事を第一と考えています。

 

入院中に食事でお困りの際は病棟スタッフまで、お気軽にお声かけください。管理栄養士が食事のご相談にうかがいます。

 

若草第一病院 栄養課