「ポリファーマシーによる副作用」― 第37回健康教室 開催報告(2019.11.6)
2019年11月18日
若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。
会 名 | 第37回 健康教室 |
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日 時 | 2019年11月6日(水)14~15時 |
場 所 | 若草町自治会館 |
対 象 | 地域住民 |
参 加 | 14名 |
内 容 | 「 ポリファーマシー(多剤併用)による副作用 」の講義と質疑応答 |
講 師 | 若草第一病院 薬剤部 部長 上田展代 |
今回は高齢化社会の現代において問題となっている、『 ポリファーマシー(多剤併用)』にスポットをあて、当院薬剤部部長が解説させていただきました。
ポリファーマシーは薬が必要以上に多い状態(多剤処方、多剤併用)を指す造語です。
高齢になるほど多病となり、それに伴い薬の種類や量も増加します。どのようにして多剤併用の状態になるのか、また多剤併用により起こりうる薬物の有害事象について具体的な事例をご紹介しました。
はじめは聞きなれない言葉に身構えておられましたが、内容を知るにつれ、まさにいま自分にも起こっているのでは!?と身近に感じていただけたようです。
講義終了後にはご自身の通院や内服内容に照らした質問を多くいただきました。
参加者間での意見交換も大変活発に行われ、企画側の予想を超える関心の高さに驚かされました。
その他にも今後、取り上げてほしいテーマ等を会終了後のアンケートでお伺いしておりますので、ご希望がありましたら是非お聞かせください。
若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。
若草第一病院 地域連携課