開催報告:「認知症の予防と共生」― 第36回健康教室(’19.7.31)

2019年08月10日

若草第一病院は地域医療支援病院として、地域住民の方々の健康増進につながるようサポートしています。

 

会 名  第36回 健康教室
日 時  2019年7月31日(木)14~15時
場 所  若草町自治会館
対 象  地域住民
参 加  27名
内 容  「 認知症の予防と共生 」の講義と質疑応答
講 師  若草第一病院 看護部 認知症ケア認定看護師 中津麻希

 

今回の健康教室のテーマである認知症について、当院の認知症看護認定看護師が解説し、理解を深めていただきました。
認知症看護認定看護師とは、認知症について専門的な知識と技術を習得し、日本看護協会より水準の高い看護が実践できると認められた看護師のことです。

 

講義の中で、まず近年認知症として診断される人が増加している事とその原因について説明し、次に認知症と軽度認知症(MCI)についても説明されました。
また認知症予防には、新しい事や少し複雑と思われるものにもチャレンジすること、近所の方と積極的にコミュニケーションをとることなどが効果的である、といった話がありました。

 

講義後の質疑応答では、認知症薬の効果や、近所の認知症と思われる方への接し方など多くの質問があり、参加された皆さんの関心の高さが伺えました。

参加者の皆さんの熱心な姿に、講師からは「次回はもう少し、専門的な話も出来れば。」との申し出がありました。事務局としましても、ぜひ企画したいと考えております。

 

その他にも今後、取り上げてほしいテーマ等を会終了後のアンケートでお伺いしておりますので、ご希望がありましたら是非お聞かせください。

 

若草第一病院の健康教室は年4回開催しております。
次回開催につきましては、地域の回覧板や当院ホームページ等でご案内しておりますので、お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

 

健康教室 ご案内

 

若草第一病院 地域連携課