病院に関わるすべての人たちを感染から守ります!

2018年06月26日

私たちのまわりには、細菌や、ウイルス、寄生虫など様々な感染症の危険が潜んでいます。 今年に入ってから沖縄県で発生した「はしか」の流行は世間を賑わせ大々的なニュースにもなり 皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか?
怖い感染症から自分や周囲の人を守るためには日常からの対策が重要となります。

 

そんな時当院では、感染対策チーム(ICT)、抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の出番となります。感染予防はもちろんのこと、日常から感染症の発生を監視し感染発生時の対応および感染の拡大をブロックする事を専門チームです。

感染対策チーム(ICT)

メンバー

感染対策の専門的知識を持った医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師で構成。

活動内容

職員一人ひとりが健康管理に注意し、自らが感染源とならないよう手洗いをはじめとした感染対策の指導・教育を日々おこなっています。
院内感染の発生がないか感染症の早期発見につとめ、感染症が発生した場合は速やかに対処します。感染拡大の防止のため必要時には隔離やマスクの着用など感染防止策を速やかに実施します。

 

抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

メンバー

感染症診療の専門的知識を持った薬剤師・医師・看護師・臨床検査技師で構成。

活動内容

抗菌薬(抗生物質)は細菌による感染症しか治せません。ですから、ほとんどの「かぜ」の原因であるウイルスやインフルエンザに抗菌薬は効かないのです。むやみに抗菌薬を使用することで抗菌薬の効かない菌(耐性菌)が増えることがあり、そうなるとこれまで抗菌薬を飲めば治っていた感染症が治りにくくなったり、他の病気の治療に影響したりします。そのようなことにならないよう、抗菌薬の適正な使用を支援する活動をおこなっています。

 

私たちは地域の医療施設と連携し地域の感染予防を推進します!!

 

若草第一病院 感染管理認定看護師