人工呼吸器ってなぁに?

2018年05月18日

『 人工呼吸器 』
言葉は耳にしたことがあっても、実際どういうものかを知る機会は少ないのではないでしょうか。

 

何らかの病気により

  • ・空気中の酸素をうまく取り込めず、体が酸素不足になっている場合
  • ・十分な呼吸ができず、息を吐くことで排出される二酸化炭素が排出できない場合
  • ・呼吸することに強い努力が必要で、呼吸に関連する筋肉が疲労した場合
  • に使用します。

人工呼吸器は呼吸を人工的に管理するための医療機器で、100%呼吸を助けてくれるものから、ごくわずかのみ呼吸を助けるものまで、さまざまな機能を備えており、患者さんの病気の具合によりこれらを使い分けます。
人の呼吸の代わりとなる機能を果たすことから「人工臓器」とも呼ばれています。

 

若草第一病院では、医師や慢性呼吸器疾患の看護分野において、熟練した技術と知識を持った看護師(慢性呼吸器疾患認定看護師)をはじめ、異なる職種の医療専門職が連携した呼吸ケアチームが活動しています。

人工呼吸器をつけておられる患者さんの呼吸管理の評価や、合併症の予防などを目的とした病棟ラウンドなど、病気がよくなり早く人工呼吸器が外せる日が来るようサポートしています。

 

 

若草第一病院 呼吸ケアチーム