第19回大阪府病院学会 優秀演題受賞!

2017年11月22日

11月12日『 第19回大阪病院学会 』が開催されました。
大阪病院学会では大阪府内の全病院を対象に、医療技術の向上をはかることで社会に貢献するため、病院に勤務する全ての職種が一堂に会し、ひとつのテーマを柱に日頃の研鑽の成果を発表しています。 今回の学会テーマは「夢ある高齢社会を目指して」でした。

 

午前は「地域医療構想と地域包括システムケア」をテーマとしたシンポジウムがおこなわれ、午後からの一般演題発表では51セッション、267演題の発表があり、当院の各部門からも6演題発表しました。そして3演題が優秀演題を受賞しました。

 

積極的な口腔ケアにより、3食経口摂取獲得に至った誤嚥性肺炎の1例

大阪病院学会

 重度の誤嚥性肺炎後、適切な口腔ケアをおこなうことで、3食食事ができるようになった患者さんの症例を発表しました。口腔ケアの重要性や病棟職員への指導の大切さなどを知っていただけて良かったと思います。
 今回の症例では、病棟職員とリハビリスタッフが連携して関われたことがとても重要だったと感じています。今後も多職種と連携して患者さんによりよいリハビリを提供できるよう努めていきます。

 

医療ソーシャルワーカーに求められる役割
  ~ 次へつなぐために必要なこととは ~

大阪病院学会

 今回、初めての学会発表でとても緊張しました。優秀演題を受賞できるとは思いもよらず、大変光栄です。研究に協力いただいた皆さんのおかげと感謝しております。
 発表内容を今後より発展させて患者さん、ご家族のお役にたてればと思っています。

 

「在宅医療・介護カード」を活用した広報連携推進の取り組みについて
  ~ 急性期病院から安心して在宅医療を受けられる体制の構築 ~

大阪病院学会

 東大阪市の三つの医師会で構築された、救急搬送システム導入について発表しました。優秀演題に選んでいただき、取り組みが評価されたことを大変うれしく思います。発表後に、「すばらしい取り組みなので続けてください」という言葉をいただき、今後活動を続けていく励みになりました。
 現在の課題をクリアし、さらに修正を加えながら、2025年問題に向け、在宅医療を提供する地域の先生方とのさらなる連携に努めてまいります。

 

 

若草第一病院