臨床化学自動分析装置TBA-C8000導入

2017年03月24日

若草第一病院 臨床検査課では、患者さんの病気の診断や治療方法の決定、その後の経過判断の指標となる重要な臨床検査業務を担っています。臨床検査は、患者さんの血液、尿、組織の一部を採取して調べる「検体検査」と、患者さんの体に直接機器をあて検査する心電図、超音波、脳波などの「生理機能検査」の2つに分けることができます。

【 検体検査 】

【 生理機能検査 】

 

平成28年9月に若草第一病院臨床検査課では、『 臨床化学自動分析装置TBA-C-8000 』を導入しました。これは、「検体検査」のうち主に血液を検体として測定する生化学機器で、処理速度において前装置より50%UP、操作性においても検体をセットするだけで測定できるので効率が大変よくなりました。また、緊急検体を入れる専用箇所が設けられているので、緊急の検体測定依頼にも迅速に対応することが可能です。

  • 【 臨床化学自動分析装置TBA-C-8000(東芝メディカルシステムズ株式会社製)】

 

 

地域の中核を担う地域医療支援病院の臨床検査課として、今まで以上に精度の高い検査データを迅速に提供し、患者さんの早期回復に貢献できるよう努めてまいります。

 

若草第一病院 臨床検査課