3月9日献血のご案内

2017年02月20日

命が救える身近なボランティア「献血」にご協力ください

 

下記の日程で若草第一病院にて団体献血を実施いたします。
病院職員以外の方もご参加いただけます。
より多くの皆さんによるご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 日時:平成29年3月9日(木)14:00~16:30
 受付場所:本館1Fロビー
 献血バス:北館本館間の駐車スペースで献血車を配置
 ご協力をお願いしたい献血内容:400mL献血

170309献血

※献血は献血していただく方と輸血を受ける患者さんの両者を守るため、さまざまな基準や制限が設けられています。
詳細は大阪赤十字血液センターのホームページでご確認ください。

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「献血」が継続的に必要な理由

輸血というと交通事故で大けがを負った際や手術での大量出血時に使われるイメージが強いですが、実際にはその約8割が病気の治療で使用されており、けがの治療で使用されるのは全体の約0.3割です。そして病気治療のうちの大半を占めているのが、日本人の2人に1人がなると言われています「がん」の治療です。 医療が発達した今日においても血液を人工的につくることはできません。さらに、血液は必要に応じてさまざまな血液製剤に加工されて使用されます。しかし、その血液製剤は長期間保存することができません。そこで、継続的に皆さんからの献血が必要となります。

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【 疾病別輸血状況 】

 出展:「平成27年 輸血状況結果(概要)」(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/k_isyoku/yuketsutyousakekka.html

 

 

少子高齢化と献血

献血への協力者はここ数年減少傾向となっています。さらに世代別でみると10代から30代の減少傾向が顕著で、若年層人口の減少率を上回る勢いで、この世代の献血協力が減少しています。

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【 献血者数の推移 】

出展:「献血者数の推移」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000063233.html

 

一方で輸血を受ける方の約8割を50歳以上の患者さんが占めています。この割合は、高齢化と連動し今後ますます増えると予想されており、この傾向が続くと医療に必要な血液が今後大幅に不足するおそれがあると考えられます。

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【 年代別輸血状況 】

 出展:「平成27年 輸血状況結果」(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/k_isyoku/yuketsutyousakekka.html

 

献血の意義や重要性を知っていただき、是非ご協力いただけますようお願いいたします。

 

【参考】「暮らしに役立つ情報」(政府広報オンライン)
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/3.html