正しくマスクを装着できていますか?
2017年01月23日
当院には感染対策チームが設置されており、患者さんや職員を感染から守るために日々活動しています。チームで院内のラウンドを行う際、最近特に注意しているのはマスクの装着状況です。今月に入り、ますますインフルエンザが猛威をふるっている中、マスクの装着はインフルエンザなどの「飛沫感染」を防止する重要な手段です。
最近は街中や電車の中でもマスクを着けている人を多く見かけますが、みなさんは本当に正しくマスクを装着できていますか?
良い例
針金部分(ノーズピース)を上にして鼻の形に折り曲げぴったりフィットさせます。
ひだを伸ばして鼻と口を覆います。
悪い例
鼻が出ています。ウイルスは鼻の粘膜からも浸入します。
ノーズピースがまっすぐでひだも伸びていません。顔にぴったりフィットしていないとマスクの隙間からウイルスが浸入します。
つい、息が苦しかったり暑かったりしてアゴにマスクを下ろしがち・・・これではマスクの意味がありません。注意しましょう。
若草第一病院 感染対策チーム