お正月メニュー おいしく安全に召し上がっていただくために
2017年01月05日
若草第一病院栄養課では「患者さんの満足に貢献する」を目標に、日々努めております。
その一環として入院生活の中の患者さんにもお正月気分を少しでも感じていいただけるよう、毎年お節料理風の病院食メニューを考えご提供しております。
2017年1月1日元旦 お正月メニュー
< 朝 食 >
ご飯(または粥)
黒豆
ゆずかぶら和え
門松ようかん
淡雪寿ゼリー
白みそ雑煮
紅白かまぼこ
日の出みかん
< 昼 食 >
赤飯(または小豆粥)
ローストビーフ
かずのこ
酢れんこん
伊達巻
昆布巻き
イカのうに焼
煮しめ
< 夕 食 >
ご飯(または粥)
天ぷら
茶碗蒸し
酢の物
当院では、噛む力や飲み込む力が弱い方でも、安全に食べていただけるよう食品の選定や調理の工夫をおこなっております。お正月メニューでは、形はそのままの「やわらか食材」を一部のメニューで使用しております。
【 飲み込む機能が低下した方用の嚥下食 】
【 形はそのままのやわらか食材 】
その他にも昨年提供して好評であった工夫を凝らしたお雑煮を今年もご提供しました。 お雑煮はお正月の食事に欠かせないものですが、飲み込む機能が低下した方にとっては、お雑煮の餅はのどに詰まらせる危険性があり、また冷えると硬くなってしまいます。そこで、もち米ではなくうるち米を使ったお餅風のお雑煮を作りました。見た目や味は餅と似ていますが、ツルッとしてべたつかず、なめらかな食感で飲み込みやすくなっています。また、冷えても硬くなりにくいので、慌てずゆっくりお召し上がりいただくことができます。
粥ゼリーの素にお湯を加えかき混ぜます
容器に移しに常温で冷まします
固まってからカットするとお餅そっくり
うるち米を使ったお餅風のお雑煮の完成!
本年も栄養課一同、心を込めて美味しい食事を提供してまいります!