言語聴覚士の仕事紹介
2021年06月24日
言語聴覚士の仕事紹介
わかくさ老人訪問看護ステーション 言語聴覚士 佐藤貴子
こんにちは。言語聴覚士の佐藤です。
みなさん、言語聴覚士(Speech Therapist=ST)という仕事をご存じでしょうか?
リハビリ病院に入院したことのある方や身近に関わりのある方はご存じかと思います。
脳卒中や事故、加齢により、脳にダメージが加わると様々な症状が現れます。
言語聴覚士は、コミュニケーションや嚥下(飲み込み)に障害のある方に訓練・指導・助言を行ない、機能の回復を図るリハビリの専門職です。
☆今回は「失語症」について、お話ししたいと思います☆
私たちは、言葉を返して人とコミュニケーションをとります。
しかし、脳卒中や事故などの後遺症で言葉に障害が出る場合があります。
◇ 相手が何を言っているのかわからない。
◇ 話が長くなるとわからなくなる。
◇ 言葉が出てこない。
◇ 違う言葉を言ってしまう。
ひとりひとり症状は異なりますが、自分の想いをうまく伝えられない状態になります。
“頭ではわかっているのに、うまく伝えられない”・・・すごくつらいですよね。
言語聴覚士はそういった方に寄り添い、コミュニケーションを取る楽しさや喜びを共感しながら、少しでも失語症が改善するようアプローチします。
ご家族様や介助者の方と円滑にコミュニケーションが取れるように。
- ●地域や在宅で、失語症、高次脳機能障害(記憶力や集中力の低下)、嚥下障害(飲み込み)、発達障害、認知症などで、お困りの方はおられますか。
- ●小さなお子様から高齢者の方まで幅広い年代の方が対象です。
お気軽にお問い合わせください。