竜間之郷ブログ

資料館ツアーに行ってきました

2017年06月19日

介護福祉士  平野 真衣

 先日、入所者さんと資料館ツアーに行ってきました。行先は、「大東市立歴史民俗資料館」で、この施設には毎年お世話になっています。

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 その日は朝から良いお天気で、入所者さんは着替えを済ませてワクワクされていました。車で出発すると、「久しぶりに車に乗るわ~」と言われ、「とてもいい気分転換やわ~」と嬉しそうにされていました。

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 資料館へは15分ほどで到着し、展示室へ案内していただきました。職員の方は、大東の歴史について説明して下さり、昔は水路が多く田船(たぶね)と呼ばれる小型の手漕ぎ船が行き来していたこと、野崎参りも船で行っていたことなどを教えていただきました。また、蓮根をとるときに使う器具なども見せて下さいました。入所者さんたちは真剣な表情で大東の歴史について聞いておられました。また、入所者さんの中には、資料館職員の方が驚かれるくらい大東のことを知っている方もいました。

 資料館の見学が終わると、別の部屋に通していただき、ティータイム。ほっと一息ついたあと、皆で歌をうたって楽しい一日が終わりました。

 資料館の職員の方、ご協力いただきありがとうございました。又、来年も行きたいです。

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摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ)障害(しょうがい)とは

2017年06月19日

言語聴覚士:太田 鷹志

今回は摂食・嚥下障害について簡単にご説明します。

 

摂食・嚥下とは「食べ物を見て、口に運んで、噛(か)んで、送り込んで、飲み込む」までの一連の動作のことを言います。摂食・嚥下障害とはこれらの一連の動作が困難になることを言います。つまり、摂食・嚥下障害とは「飲み込みの障害」となります。

 

摂食・嚥下障害の原因は?

・脳血管障害(脳梗塞や脳出血など)

・心理的要因

・加齢に伴う筋力、機能の低下

など様々な要因によって摂食・嚥下障害は引き起こされます。

 

摂食・嚥下障害の症状とは?

・食事中によくむせる

・飲み込んだ後に口の中に食べ物が残っている

・食べ始めに比べ食事中、後に声質が変わる(ガラガラした声など)

・発熱を繰り返す

・体重が減ってきている

などの症状がみられます。これらの症状が続くようであれば、かかりつけ医等に相談してみてください。

 

当施設では、医師、看護師、介護支援専門員、管理栄養士、リハビリ(主に言語聴覚士)などでチームを組み、適宜摂食・嚥下障害の評価、訓練を実施しています。また、月1回以上、チームで食事場面の評価や話し合いを実施し、利用者様に安全に長く食べていただけるように関わっています。

 

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「食べる」ことは生活していくうえで欠かすことのできない行動の一つです。長く安全に食べていくために、違和感があればすぐに相談していきましょう。

今月の松花堂弁当!!

2017年06月19日

6月の松花堂弁当です。

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メニューは高菜ごはん、お刺身、炊き合わせ、錦糸和え、フルーツです。利用者さんは久しぶりのお刺身に喜んでおられ、ほとんどの方が完食していました。

次回の松花堂弁当は夏らしい涼しげなメニューを考えております。

栄養課 辻本 美香