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~手術を通してチームが一丸となれる瞬間~2025.10.08

こんにちは!

若草第一病院の手術室です

手術室のお仕事は、一人の力では決して成功できません。器械出看護師・外回り看護師・医師・臨床工学技士・放射線技師・器械管理(インプラントの業者)など、それぞれが自分の役割を果たし、お互いの信頼関係があってこそ、手術が無事に終わったときに感じる達成感があります。

今年の4月から医師が新しく着任されました。今回は、患者さんの苦痛の軽減と、QOLの向上を目指す手術を紹介します。

その手術は整形外科脊椎の手術で、脊椎すべりや側弯症などの脊椎の手術を、オーアームという機械で術中CTを撮影し、ナビゲーションシステムでインプラントの挿入位置を確定し、脊椎固定術の手術を進めていきます。そのため傷は小さく、患者さんの身体への侵襲を減らすことができます。そのため、術後の早期離床にもつながっています。

この手術は、医師・看護師・放射線技師・臨床工学技士・メーカーの担当者など、多職種が集まりひとつの手術に立ち向かいます。誰か一人でも欠けては成り立たない環境の中で、呼吸を合わせ、声を掛け合い、チームが一丸となって手術を進行していきます。

どのような手術であっても、チームが支え合い手術を進行していくのですが、脊椎の手術に関しては、チームメンバーの数が多く、手術室看護としてより一層、大きな一体感とやりがいをもてる瞬間です。

私たち手術室チームは、患者さんに安全で安心な手術を提供できるよう日々努力しています。

これからもチーム力の向上を目指して頑張ります!