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「看護を通して新人看護師の成長を感じた瞬間」2024.10.04

病棟課長 藤門 舞

残暑が残る季節となり、今年入職した新人看護師たちも半年が経ち、受け持つ患者さんの人数も増えました。少しずつ夜勤にも入りはじめ、独り立ちに向けて頑張っています。先輩看護師の指導の下、患者さんにケアを行ったり、病態について考えてみたりと慌ただしい日々が過ぎています。

先日、新人看護師が受け持ち患者さんの離床に向けて、歩行器を使って歩行訓練を行っているところを見かけました。新人看護師Aさんは患者Bさんへ「Bさん、この前よりも足があがってますね。元気になりましたね!」「もう少し歩いてみましょう。今日は天気もいいですね。」と、笑顔で接していました。そのあと、私が新人看護師Aさんに声をかけると「Bさん、めちゃくちゃ動けるようになってるんですよ!嬉しい!」と笑顔で答えてくれました。

入職時は、表情も硬く緊張感の伝わる様子であった新人看護師たちもこの半年でいろんな経験をし、患者さんに寄り添い、患者さんのことを自分のことのように喜べるようになったのだと私自身も嬉しくなりました。日々、患者さんやご家族と関わる中で、看護師としての知識や技術だけでなく、患者さんやご家族の思いに寄り添える看護師の育成にこれからも取り組んでいきたいと思います。