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内視鏡センターにおける取り組み~担当制度を導入して~2024.02.22

若草第一病院では、年間約6000件の内視鏡検査や治療を行っています。内視鏡センターには、消化器内科医師10名、看護師7名、臨床工学技師3名(うち消化器内視鏡技師免許保有者7名)が配置されています。2021年度からは、がんの検査や、他施設では困難で、なおかつ高度な治療などを段階的に繰り返す内視鏡症例が増加しています。治療件数が増加する中で、患者さんが安心して検査・治療を受けて頂けるように、医師や病棟看護師の橋渡し役となり、安全で安楽な内視鏡看護を提供したいと考えています。

そこで、消化器内科医師と共に、治療前・治療中・治療後を通して一人の患者さんを内視鏡スタッフが担当する「Total(トータル)Support(サポート)Program(プログラム)」を導入しました。2023年11月に行われた内視鏡技師学会で、他施設ではまだ積極的に取り組みされていないこの取り組みについて発表を行い、学会長賞を頂きました!この取り組みを導入してからは、より円滑な治療に繋がり、患者さんとの深い信頼関係が生まれた場面も多くありました。入院中だけでなく、外来治療中の患者さんとも継続的にシームレスな関わりを持つことで、「安心して治療が受けられる」という嬉しいお言葉も沢山頂いています。

 

当院の消化器病棟とも、さらにチームワークを深め、患者さんが安心して検査や治療を受けて頂けるよう、安全・安楽な内視鏡看護の提供をしていきたいと思っています。

私たちと一緒に、患者さんへの熱い思いを持った活気あふれる職場で一緒に働いてみませんか?内視鏡センターで盛り上げていってもらえる人をお待ちしています!