今年度も新人看護師が入職し、半年が経ちました。少しずつ仕事にも慣れてきた様子であり、職員や患者さんとのやり取りの中でいろいろ悩み、考えながら日々頑張っています。そこで、９月９日に新人看護師を対象とする「時間切迫・多重課題」をテーマにした院内研修が行われました。まずは、新人教育担当者からの講義から始まりそのあとに、終末期で疼痛を訴えている患者さんや転倒リスクのある患者さん、吸引が必要な患者さんなどを設定し、普段の病室で起こりうる状況でどのように行動する？どのように声掛けをしたらよい？一人で対応できないときにはどうする？などロールプレイを行い、優先順位はどうしたらいいかなど、グループワークを行い一生懸命考え、意見を挙げていました。
研修終了後、新人看護師からあんな状況では対応が難しい。なんとなく、自分がどう動いたらいいのかなどが分かった気がする。などいろんな意見がありました。
これから、まだまだたくさんの失敗や成功体験を得て、研修で学んだことを活かして実践に繋げてほしいと思います。
若草第一病院 教育担当者