ICUに入院される患者さんの多くは、突然の病により生命の危機的状況にあるため、ご本人、ご家族共に不安定な心理状況を引き起こしやすいです。現在若草第一病院では、COVID-19流行に伴い、基本的に面会は禁止されています。その中で、”ありのままを受け止め心に寄り添う看護”とは何か、日々職員たちとカンファレンスを行い、看護の提供を行っています。面会ができない状況であっても患者さんの状況をご家族へ伝え、ご家族の様子を患者さんに伝える方法はないかと検討した結果、交換日記を行いました。ご家族の負担にならないようなペースで、日々の出来事を綴っていき、ご本人の様子は、受け持ち看護師がご本人の様子を綴っていきます。会えない時間を埋められるような関わりができて、ご家族さんもほっと一安心。このような患者さん、家族さんの懸け橋になれるよう職員一同取り組んでいます。
若草第一病院 ICU