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NICDによる患者さんの変化がご家族の喜びに2019.08.01

当病棟におけるNICD活動をご紹介します。A氏の病名は認知症と両側性硬膜下血腫、難聴があり明確な意思疎通は困難な状態の患者さんです。NICD開始するまでは、終始目を閉じていることが多い状態でした。ご家族と相談しながら、下肢のバランスボール運動や背面解放座位とNICDを進めていきました。するとA氏の覚醒状態はよくなり、追視を認めることが多くなりました。A氏の些細な変化に職員は看護の喜びを日々感じています。またNICDを通じて、ご家族とのコミュニケーションの機会も増え、A氏の変化が周囲に喜びを感じさせてくれています。

わかくさ竜間リハビリテーション病院 看護部